白毛門沢左俣(Gスラ到達ならず)
- GPS
- 08:37
- 距離
- 6.3km
- 登り
- 960m
- 下り
- 958m
コースタイム
天候 | 快晴!沢を歩いている時間帯の気温は19度ほど。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山ポストは入渓点手前の橋にあり。 |
写真
感想
物凄く久しぶりの白毛門沢。
前回行った時の記録を見返すと、今回の方が水量多目。
あと今回の方が結構ヌメる印象。
かー!
自分が沢での歩き方が下手くそなのか!?
上越らしいナメナメナメ。そして明るい沢。
全体を通して2級にならない沢って事は、巻けば何とかなる沢って事なのかな?と思いつつ遡行した。
また前もって地形図で確認した時、敗退時タラタラのセンの高巻きから右岸の登山道に出れそうな感じだったが、実際歩いて見ると斜面が急で、これはこれで大変だな。と思いながら高巻いた。
Tさんとは初めての山行だったが、歩き方が上手く、彼の後ばかり着いて歩いた。が、身長差がありすぎて、私には足が届かない箇所が沢山あり過ぎて途中でやめてしまった。。
またS姉とは何度か沢を登った事があるが、最後の草付きの登りが速すぎて最後は着いて行けなかった。。
最後白毛門の肩?辺りに出た時はホッとした。
暑いと思ったけど、心地よい風が吹いていて気持ちいい。
下山は相変わらずだけど、怪我もなく降りてこられてよかった。
<私的核心>
タラタラのセンの手前の手前の2-3mの滝が登れず、そこからタラタラのセンの落ち口よりさらに上への高巻き。
高巻き自体はいいのだけど、その2-3mの滝が登れなかったのが残念。前回は何も苦労せず登ったみたい。なのでタラタラのセンを下部から拝めた。
今回はヌメリが多かった。って事にしよう。
読図。
左右の二俣から更に更に先の二俣。
これは帰ってから他の人の記録を見たけど、それでも分からなかった。。
最後の草付き。
最後はニラみたいな草を掴んで結構必死だった。
足は草で見えないわ滑るわで大変。ハンマーをアックス代わりに使って登ったけど、ダブル欲しい。。
オマケ
帰りの関越渋滞中、オカマを掘られた。
まだ自走出来るから良かったけど、バンパーがマフラーに当たってガタガタうるさい。。泣
mjunさんからのお誘い第二弾。
前回は残念ながらmjunさんが参加不可になってしまったのでご一緒するのは今回が初。
当日は梅雨明けで絶好の天気!
入渓して早々に水に入ったらかなり冷たかったが、徐々に気温が上がり陽も差し込むようになると最高の沢日和に!
序盤のハナゲの滝に到着。
明らかに増水で過去レポと景色が異なる…
左岸側から取り付いてそのまま左岸側から越えたが、微妙に読みにくいラインだった。
白毛門沢出合い直後の滝では泳いで取り付きシャワーな感じだったので左からかわすか巻きだろうと思ったが、mjunさんは「3級沢目指す人は泳いで取り付く練習も必要」と言いお手本とばかりに入水。
マジかすごいな!
増水で流れが強く取り付くのは厳しそうだったが2度トライして楽しげ。
チャレンジする姿勢と遊ぶ心意気がカッコいい!
その後、15m滝でリード練習。
今回もカムをメインに練習、ハーケンは今回なるべく使わないようにした。
カムで1ピン、残置ハーケンで2ピン目を取る。
トポには残置があまり効いてないとあったがしっかりしており全然問題ないな〜と思ってたら3ピン目にサビサビの鉄杭のような残置…これか笑
ハーケンは打てるがまずはカムやナッツ、トライカムを狙うがない…
グダグダ試してたが結局アドバイスを受けて木でランナーを取る。
練習とためとは言えカムにこだわりすぎたか。
そして支点構築はもうグダグダの極み…
木が細い気がして2本から取ったがスリングの長さをミスり60°ギリになったので長いスリングに変更する二度手間…
激落ちする場所でもなかったし落ち口あたりの一本で十分だった。
その後、タラタラのセン含めて右岸を大きく巻くことに。
ルーファイは薄い踏み跡のため難しかった。
滝がどの程度連続するのか、最終的な落ち口の高さはどの程度登ればいいのか、今回かなり分かりにくかった。
支流の谷を登ってからそれるように沢床へ戻ったが、それるタイミングも難しい。
mjunさんがここぞというところで偵察に行ってくれて動きやすかった。
なるほどな…
詰めはジジババスラブ!
…と思っていたらまさかのルートミス。
最後の最後で二俣を左に行ってしまったようだが、3人とも全く気づけなかった…
ルートミスに気づいたのは二俣から80mほどだったと思うが、傾斜が強くヌメリもあって引き返すのは断念、そのまま尾根を目指すことに。
ここからが核心だった…
急斜面、泥、細めの草の群生のみで手がかりなし、という状況。
草が千切れたら…とか泥で足が滑ったら…とか最悪の想像が頭から離れずめちゃくちゃ恐怖を感じた。
tartletさんはなんてことなく進んでいくのは体重が軽いからなのか泥に強いのか…
最終的にはお助けも出してもらいなんとか登山道へ出る。
一度悪いイメージを持って恐怖を覚えてしまうとその後のただの岩でもいつものように歩けなかったのはあまりない体験だった。
ジジババスラブはリベンジ対象かな…
mjunさんtartletさん、色々とサポートありがとうございました!
次は泊まり沢にも行きましょう!
・カムのチェックは手首のスナップをきかせる
・トライカムは設置の手軽さと水平方向のクラックも使えるのは利点だが、思ったより深さが必要?
・支点にできる木の太さイメージ更新
・支点が不安な時はセルフビレイしてボディビレイという手もある。体が間に入る分、支点にかかる衝撃が弱まる
・帽子は、傾斜強い登りだと思ったより視界を遮る
mjunさんからお誘いいただいた沢登り3週目。この週末は梅雨明け直後の約束された晴天、7月1週目に予定していて中止にした白毛門沢リベンジへ。白毛門沢はメジャールートは右俣なのだけど、kudan君が提案してくれたジジババスラブの左俣を狙うことに。本人は今回来れないので申し訳ないな、と思いつつ。
当日は6時前に到着。駐車場は8割がた埋まっていて、すでに沢に行きそうな装備の人もチラホラ。さすが夏本番最初の週末。白毛門沢は初めてだったけど、途中の東黒沢の分岐まではルート経験あり。明るい渓様にやっぱり谷川はいいなーと思う。思ったよりも水は冷たく、水量も多め?と思ったら、やはりハナゲの滝で感覚があっていたことに気付かされる。前の時と全然見た目が違う、鼻毛っぽくなってない。普段だったら左を登って右に渡る、が定石なはずが、上部での渡渉ができる気がしない。mjunさんが「右のほうがよい」ということで弱点をついて左岸側に渡り、mjunさん先行で登るものの結構悪くて念のためにロープを出していただく。二人とも「右岸はない」と言っていたけど、過去記録では確かに右岸を登ってました(笑)
白毛門分岐からは私は未踏の世界。いわゆるガイド本に書いてある右俣の分岐までは難所には明瞭な巻道があり、それ以外は快適な遡行。問題は、左俣に入るところからだった・・・
本来狙っていたルートは、ジジ岩、ババ岩の真ん中を通るルート。1340m付近からそのルートがあるはずなのだけど・・・あろうことか、私が書いた遡行図がそもそも間違っていて、左俣の更に左の沢に入ってしまっていた。読図自体は完璧で、狙ったところを歩いているのに。なんたる悲しいミス。正しい線を書けていれば、間違いやすいポイントを気にしながら登れたはずなのに。間違った左俣に入ってからは遡行も微妙に難しくなり、ヌメるホールドの少ない岩を草付きや木を頼りに登る個所多数。やっと空が開けたと思ったら、右にジジ岩ババ岩揃って仲良く並んでいた(苦笑)
ルート復帰できるか様子を見たところ、トラバースはそこそこ悪そうなので、そのまま草付きを登っていくこととする。左寄りに登っていけば登山道にたどりつけるはずってことで生い茂った草をホールドに弱点を探して登っていく。幸い状態は悪くなく、足も効くので、ガッツリ草を持てば安心して登れる・・・という感覚だったのは私だけだったのかもしれない。後続が難儀しているようだったので、途中に生えていた木で支点を作って補助ロープでゴボウで登ってもらった。もうちょい早めに様子に気が付いて、ロープを使う前提にしたほうが良かったかもしれない。一度支点で全員合流、メインロープを出せるような良い場所ではなかったので、補助ロープ二本をカラビナ連結してmjunさんに先行してトラバースしていただき、後続はチョン掛け&肩絡みで安全確保。こんなことを登山道から丸見えのところでゴニョゴニョしていたら、指差されて写真も撮られてた。良い見世物だ(いや、私が逆の立場だったら確実に撮ってるな・・・w)。最後はmjunさんのナイスルーファイで登山道へ到着。ここからは登頂はせずに下山ルートへ。最後にジャブジャブと沢で泥を落とせるのはポイント高い(笑)
今回はそもそもの準備ミスで希望ルートに行けず、本当にスミマセンでした!これに懲りずに、またよろしくお願いします〜!
【備忘録】
・白毛門沢、ヤブ蚊がヒドイ。沢にはいないけど、ちょっと外れたところで用を済ませてたら、耳たぶと股のあたりがすごいことに・・・。遡行中に股の痛みを感じたのは、やっぱり気のせいじゃなかったか・・・。この時期はまだトンボが少ないから、要注意ですね。。
・気温は19度ほど。やはり真夏はラピッドラッシュ一択でOK。途中バスタブに浸かったりしたけど、全然寒くなかった。
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