鬼石沢
- GPS
- 06:46
- 距離
- 10.4km
- 登り
- 997m
- 下り
- 992m
コースタイム
09:15 F5 - 10:15 三俣 - 10:30 稜線 - 10:50 畦ヶ丸 - 12:00 一軒屋避難小屋 -
12:50 大滝橋
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
■コース状況 F3の次の堰堤を越えた後は、水があるところの方が少ない。 ■温泉 ぶなの湯 \700 温泉は露天のみと思われる。 http://www.town.yamakita.kanagawa.jp/contents_detail.php?frmId=241 |
写真
感想
今回はshironekoがリーダーをやるということで、久々にnamenekoとの二人山行。
入会当時は沢登りなんて言葉も知らず、とりあえず水嫌いで自分には縁遠いと思っていた沢にすっかり魅了されつつあるので、近場で難しくない鬼石沢に行くことに。
大滝橋から約40分、マスキ嵐沢到着。
ここまでは比較的ゆったりした道ですが、ここから先は登山らしい道に。
ややキツめの道を淡々とすすみ、沢の音が聞こえてきた頃、思わず悲鳴を上げて後ずさります。。。。
道の真ん中に立派な(書くのもおぞましい、"大"がいくつあっても足りないくらい、大っっっっっっっっつ嫌いな)クモが・・・・・・・。。。。
shironekoがクモ退治するのを待って、通行。
大きなカーブを曲がると、一軒屋避難小屋に到着です。
食事を済ませて入渓準備。
小屋前から延びる道に沿って堰堤を巻いてから、いざ入渓。
入った途端、「水少な。。」とshironekoの一言。
とりあえず、沢の感触を楽しみながら進みます。
すぐにF2に到着。
写真ではかなり寝ている印象だったものの、その印象よりは立っている感じ。
namenekoの沢トレを兼ねて、とりあえず、リードを試みるも、ビレイ適地を迷っているうちに既に二人揃って半分ほど登ってしまい、ここまで来たら、もういらないか、とそのまま直登することに。
そして、F3。
ここをリードすることは当初考えていなかったものの、せっかくなので、トライ。
下の方は階段状になっているので、難しくはなさそうなものの、やっぱり確保されていない緊張から、必要以上に慎重になって登ります。
中間支点をとって一安心。
二段目はツルツルなので、直登するのはやめて左わきから登ります。
登り切って、少し奥の立ち木に支点構築。セカンドビレイの準備。
確認してくれる人もいないので、間違ってないよね、と何度もセルフチェック。
痺れを切らしたshironekoから「のぼっていいー?」の声。
無事、shironekoの登攀を終えて、間違ってないとの確認をとって、一安心。
今日のメインメニューを終えて、ゆっくり進みます。
と、堰堤を超えた途端、水がなくなります。
あまりにも水がないので、ルート間違ってないよね、と何度も確認しながら進みます。
すると、F4手前の大きな分岐で、左の沢に赤テープがペタペタ。
ここは、一応少ないながらも右の沢には水もあるし、遡行図上も右だし、間違いないはず、と思いながらも、あまりの赤テープの多さに迷う。
GPSを出して、確認。
もしかして、左が正しい??とちょっと進んでみるも、やっぱり違う模様。
分岐に戻り右の沢を進みます。
間もなく、F4らしき箇所に到着。
遡行図上、唯一釜マークがついているのに、水がない!
7mのナメ。それっぽいけど、水がない!!
ホントにF4、だよね??と参考に持ってきたブログ記事を取り出して確認。
F4の写真と一致したので、間違いないことを確認したものの、段々沢登りに来た気がしなくなってきます。
近づいてみるとかすかに水が流れていて、登り始めるとちょっと滑ります。
その後も時折水が出てくるものの、ほとんど水のない沢を淡々と進みます。
あまりにも水がないので、大岩の乗った堰堤を超えたところで、shironekoが一足先に沢靴を脱いで下山用靴に履きかえます。
が、ここでスズメバチ登場。
なにやら周りをブンブン飛び回ります。
刺されないよう、刺激しないようじっっっとするものの、なかなか離れません。
それどころか、いつの間にか2匹に・・・・!
namenekoは、持っていたハッカ油をあちこちにかけ、とりあえず、先に少し進みます。
ところが、なぜかnamenekoにくっついてきます。
虫よけに効くとのことでしたが、このスズメバチはもしかして、ハッカ油に寄ってきている??というくらいついてきます。
顔に向かってきたり、やたらと体の至近距離をぐるぐる飛び回ります。
思わず叫ぶも、どうにもなりません。
下山靴に履き替え終えたshironekoも追いつき、どんどん進みますが、一瞬離れたと思って安心すると、すぐに追いついてきてまとわりつきます。
ペースを乱され、くたくたになりながら、休めず写真も撮らずにひたすら進みます。
そして、思わぬアクシデントにくたくたになりながらも、なんとか稜線へ。
一瞬スズメバチも消えて、ゆっくり沢装備を解いていると、再びスズメバチが・・・(;;
早々に支度を終えて、畦ヶ丸に向かいます。
と、ようやくスズメバチから解放。
畦ヶ丸山頂で一息ついて、下山します。
下山は残念ながらこれといった展望もなく淡々と降りていきます。
だいぶ高度が下がってくると、ステタロー沢の水量が増え、せせらぎの音を聞きながら涼しげに下ります。
林道に出てしばらく、なんか足元が変だと思ったら、namenekoの靴底がはがれていることに気づきます。
すっかり降りてきた後でよかった。
なんだか色々アクシデントに見舞われ散々でしたが、とりあえず、無事下山。
shironekoさん、お疲れ様でした。
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