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Yamareco

記録ID: 335598
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
剱・立山

剱岳 早月尾根ワンデイ

2013年08月15日(木) [日帰り]
 - 拍手
体力度
6
1~2泊以上が適当
GPS
12:21
距離
15.5km
登り
2,449m
下り
2,430m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

馬場島 3:05
早月小屋 6:05着 6:20発
剣岳山頂 9:12着 10:25発
早月小屋 12:15着 12:45発
登山口 15:30着

天候 概ね晴れ 下山時多少下り坂
過去天気図(気象庁) 2013年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
実は夜間登山は初めて。知らない道、ドキドキ。
2013年08月15日 03:39撮影 by  Canon EOS Kiss Digital N, Canon
8/15 3:39
実は夜間登山は初めて。知らない道、ドキドキ。
ようやく空が白んで、山影見える
2013年08月15日 04:37撮影 by  Canon EOS Kiss Digital N, Canon
8/15 4:37
ようやく空が白んで、山影見える
たぶん1600m位の道標。なんでこんな角度から撮ったんだ?
2013年08月15日 04:59撮影 by  Canon EOS Kiss Digital N, Canon
8/15 4:59
たぶん1600m位の道標。なんでこんな角度から撮ったんだ?
もうすぐ日が出る、空が焼ける。
2013年08月15日 05:23撮影 by  Canon EOS Kiss Digital N, Canon
8/15 5:23
もうすぐ日が出る、空が焼ける。
だいぶ登った。でも足もだいぶばてた。
2013年08月15日 05:32撮影 by  Canon EOS Kiss Digital N, Canon
8/15 5:32
だいぶ登った。でも足もだいぶばてた。
目指すはあれですな。
2013年08月15日 05:39撮影 by  Canon EOS Kiss Digital N, Canon
8/15 5:39
目指すはあれですな。
岩の切れ目から差し込む光が美しい
2013年08月15日 06:05撮影 by  Canon EOS Kiss Digital N, Canon
1
8/15 6:05
岩の切れ目から差し込む光が美しい
そして早月小屋見える。元気なら走って下るが、その元気もなし。
2013年08月15日 06:05撮影 by  Canon EOS Kiss Digital N, Canon
8/15 6:05
そして早月小屋見える。元気なら走って下るが、その元気もなし。
これは猫又だね。3年前の記憶よみがえる。猫は初ヤマレコの記録でもあります。
2013年08月15日 06:06撮影 by  Canon EOS Kiss Digital N, Canon
8/15 6:06
これは猫又だね。3年前の記憶よみがえる。猫は初ヤマレコの記録でもあります。
3年前は全て雪に覆われていた稜線。
2013年08月15日 06:06撮影 by  Canon EOS Kiss Digital N, Canon
8/15 6:06
3年前は全て雪に覆われていた稜線。
早月尾根出発。これを見ると随分上がってきたんだなと少しだけ励まされる。
2013年08月15日 06:24撮影 by  Canon EOS Kiss Digital N, Canon
8/15 6:24
早月尾根出発。これを見ると随分上がってきたんだなと少しだけ励まされる。
ちょっと登って振り返る。
2013年08月15日 06:34撮影 by  Canon EOS Kiss Digital N, Canon
8/15 6:34
ちょっと登って振り返る。
うぉ、この人早そう。
2013年08月15日 06:34撮影 by  Canon EOS Kiss Digital N, Canon
8/15 6:34
うぉ、この人早そう。
なんかいい絵だね。250mmレンズが活躍。
2013年08月15日 06:34撮影 by  Canon EOS Kiss Digital N, Canon
8/15 6:34
なんかいい絵だね。250mmレンズが活躍。
雪渓残ってました。
2013年08月15日 07:25撮影 by  Canon EOS Kiss Digital N, Canon
8/15 7:25
雪渓残ってました。
逆光で陰影。
2013年08月15日 07:28撮影 by  Canon EOS Kiss Digital N, Canon
8/15 7:28
逆光で陰影。
振り返って。
2013年08月15日 07:30撮影 by  Canon EOS Kiss Digital N, Canon
8/15 7:30
振り返って。
ここぐらいまで近づくと、山頂の人影が見えるように。
2013年08月15日 07:34撮影 by  Canon EOS Kiss Digital N, Canon
8/15 7:34
ここぐらいまで近づくと、山頂の人影が見えるように。
が、まだ遠い・・・
2013年08月15日 07:34撮影 by  Canon EOS Kiss Digital N, Canon
8/15 7:34
が、まだ遠い・・・
しかし見晴らしは良好
2013年08月15日 07:56撮影 by  Canon EOS Kiss Digital N, Canon
8/15 7:56
しかし見晴らしは良好
そしていよいよ険しくなる。
2013年08月15日 08:07撮影 by  Canon EOS Kiss Digital N, Canon
8/15 8:07
そしていよいよ険しくなる。
最後の一休み。道標も最後。
2013年08月15日 08:19撮影 by  Canon EOS Kiss Digital N, Canon
8/15 8:19
最後の一休み。道標も最後。
下って登る。だいぶ近づいた。
2013年08月15日 08:31撮影 by  Canon EOS Kiss Digital N, Canon
8/15 8:31
下って登る。だいぶ近づいた。
核心の一本ボルト。平常心でいけば大丈夫。
2013年08月15日 08:45撮影 by  Canon EOS Kiss Digital N, Canon
8/15 8:45
核心の一本ボルト。平常心でいけば大丈夫。
いよいよ険しくなるが、ホールド豊富。慣れた人なら、ほとんどチェーン不要。
2013年08月15日 08:56撮影 by  Canon EOS Kiss Digital N, Canon
8/15 8:56
いよいよ険しくなるが、ホールド豊富。慣れた人なら、ほとんどチェーン不要。
気がつけば眼下に別山尾根。
2013年08月15日 09:09撮影 by  Canon EOS Kiss Digital N, Canon
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8/15 9:09
気がつけば眼下に別山尾根。
祠(のあった場所)
2013年08月15日 09:12撮影 by  Canon EOS Kiss Digital N, Canon
8/15 9:12
祠(のあった場所)
山頂大盛況ですが、飯を食えないほどではない。思ってたより広かった。
2013年08月15日 09:12撮影 by  Canon EOS Kiss Digital N, Canon
8/15 9:12
山頂大盛況ですが、飯を食えないほどではない。思ってたより広かった。
この尾根を登ってきました。遥かスタート地点まで見えます。
2013年08月15日 10:06撮影 by  Canon EOS Kiss Digital N, Canon
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8/15 10:06
この尾根を登ってきました。遥かスタート地点まで見えます。
2800m道標のすぐ脇のリッジ部。こうやって見るとスリル満点。
2013年08月15日 10:06撮影 by  Canon EOS Kiss Digital N, Canon
8/15 10:06
2800m道標のすぐ脇のリッジ部。こうやって見るとスリル満点。
別山尾根、大変そう。
2013年08月15日 10:35撮影 by  Canon EOS Kiss Digital N, Canon
8/15 10:35
別山尾根、大変そう。
下りはようやく花を取る余裕でる。
2013年08月15日 11:22撮影 by  Canon EOS Kiss Digital N, Canon
8/15 11:22
下りはようやく花を取る余裕でる。
野イチゴ。食べれるんかな・・・。ちなみに食べて出した跡は付近にありました(笑
2013年08月15日 11:23撮影 by  Canon EOS Kiss Digital N, Canon
8/15 11:23
野イチゴ。食べれるんかな・・・。ちなみに食べて出した跡は付近にありました(笑
クルマユリ。分かるのこれくらい。
2013年08月15日 11:27撮影 by  Canon EOS Kiss Digital N, Canon
8/15 11:27
クルマユリ。分かるのこれくらい。
2013年08月15日 13:09撮影 by  Canon EOS Kiss Digital N, Canon
8/15 13:09
2013年08月15日 13:09撮影 by  Canon EOS Kiss Digital N, Canon
8/15 13:09
ニッコウキスゲはかろうじて数株。
2013年08月15日 13:10撮影 by  Canon EOS Kiss Digital N, Canon
8/15 13:10
ニッコウキスゲはかろうじて数株。
2013年08月15日 13:14撮影 by  Canon EOS Kiss Digital N, Canon
8/15 13:14
1920.7三角点。かなりすり減って丸くなってる。
2013年08月15日 13:22撮影 by  Canon EOS Kiss Digital N, Canon
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8/15 13:22
1920.7三角点。かなりすり減って丸くなってる。
まだ遠いなぁ。
2013年08月15日 13:24撮影 by  Canon EOS Kiss Digital N, Canon
8/15 13:24
まだ遠いなぁ。
あ、でも自分の車見えた!恐らく自車視認最長距離!
2013年08月15日 13:24撮影 by  Canon EOS Kiss Digital N, Canon
8/15 13:24
あ、でも自分の車見えた!恐らく自車視認最長距離!
立派な木が多かったです。
2013年08月15日 14:30撮影 by  Canon EOS Kiss Digital N, Canon
8/15 14:30
立派な木が多かったです。
ルート上最大の立山杉。
2013年08月15日 14:40撮影 by  Canon EOS Kiss Digital N, Canon
8/15 14:40
ルート上最大の立山杉。
看板も食べちゃう
2013年08月15日 14:44撮影 by  Canon EOS Kiss Digital N, Canon
8/15 14:44
看板も食べちゃう
あ〜、やっぱりこの時間は雲の中だね。
2013年08月15日 14:53撮影 by  Canon EOS Kiss Digital N, Canon
8/15 14:53
あ〜、やっぱりこの時間は雲の中だね。
土嚢にも力強く息づく自然
2013年08月15日 15:08撮影 by  Canon EOS Kiss Digital N, Canon
8/15 15:08
土嚢にも力強く息づく自然
試練を乗り越え、憧れ達成です。感無量。
2013年08月15日 15:26撮影 by  Canon EOS Kiss Digital N, Canon
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8/15 15:26
試練を乗り越え、憧れ達成です。感無量。

感想

憧れの剣岳。

去年、北の核心である槍に登ってから次はここと見定めていた山。
この夏にチャレンジできました。

師匠の助言に従って、出発は午前3時。満天の星空を眺めながらの出発。

とはいえ、未だ歩いたことのない登山道をヘッドライトの明かりのみに
頼って進むのは心もとない。いざ取りついてしまえば分岐のないルートで
あることは、頭では分かっていても、最初の1000m標識に出会うまでは
不安な登山。
一時間ほど進んだあたりから、先行者を徐々にパスする。
スタートから2時間程までは快調に進むが、その後は徐々にペースダウン。
その頃、初めて後続者に抜かれる。記憶に残る後ろ姿は尋常でない足の太さ。
そういえば、馬場島までの車道で抜いた記憶有り。

徐々にペースは上がらなくなり、早月小屋を遠景で見たところから
実際に着くまでが本当に長かった。
着くとそこにはしばらく前にパスされた件の方が、小屋の方と談笑される
姿あり。すぐに出立されたが、その後小屋の方から、現役の山岳救助
隊の方と聞かされる。0時に滑川の自宅を徒歩で出て、剣〜立山を経由して
徒歩で自宅に帰る24時間コースとのこと。ただただ驚く。

しばし休憩の後、山頂を目指すも相変わらずペースは上がらない。
気持ちは、体力を消耗しすぎて来るべき核心部分の通過に必要な
気力体力を失わないように、のその一点。
幸い、早出のお蔭で暑さによる体力消耗はない。
しかしやっぱり、前半のトップスピード登山での消耗で思うように
高度は稼げない。3時間を超える山行でのパフォーマンス向上が今後の
課題だと思う。

上部に近づくにつれ、鎖場での下山者と行き交う待ち時間が徐々に増えるが、
難易度的には心配していたほどではない。核心のボルトを足場にする
部分も難なく通過。
感じとしては、早月小屋からの上部2分の1では頻繁に鎖場が現れますが、
経験あれば鎖なくても通過できる部分がほとんどだと思います。
むしろ、進路案内としての役割が大きいと感じました。

ということで、後半はかなりヘロヘロになりながらでしたが、なんとか
6時間ちょいで頂上到着。師匠の助言通り、9時過ぎの頂上からの眺めは
筆舌に尽くしがたい絶景でありました。

飯を食う場所が頂上にあるかも心配していたのですが、思いのほか
広さがあったのでのんびりカップめんを頂くことができました。

腹を満たしてのち、元来た道を辿りますが、思ったよりも疲労は
重く、なかなかペースが上がらないまま早月小屋到着。
コーラも買って少し長めに休憩。

その後は、大きな立山杉を片っ端から撮りながらのんびり下山しました。

肉体的な疲労は半端なかったですが、また一つ夢を達成できました。
山頂で晴れに恵まれることも、3年ぶりだったので記憶に残る1日と
なりました。

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技術レベル
5/5
体力レベル
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