【美ヶ原】(かなり)ロングウォークの美ヶ原(八島湿原〜鷲ヶ岳〜三峰山〜茶臼山〜美ヶ原〜松本駅)
- GPS
- 09:40
- 距離
- 33.6km
- 登り
- 1,329m
- 下り
- 2,386m
コースタイム
- 山行
- 8:48
- 休憩
- 0:51
- 合計
- 9:39
っても、9分/kmくらいの軽く走っているペース。
天候 | 晴れ♪ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス 自家用車
姫木平ホワイトバーチキャンプフィールドに前日泊。 03:00ちょっと前に出発して、車で30分弱で八島湿原まで到着。 未明の車が少ない時間帯ではありましたが、ビーナスラインで3回シカに遭遇。 一度は対向車が止まっていて、なんだ?と思ったらシカが横断中。 渡り切ったと思って出発した途端にシカがUターンしてきてぶつかりそうに。自殺願望でもあるんか・・・ 静かな時間帯は、シカには気を付けましょう。 ◆帰り JR特急あずさ34号・新宿行(590円+1020円) 13:45 松本発 14:09 上諏訪着 松本駅の自動改札で、あずさの特急券も買うことができるという表示あり。 が、メニューに出てこず、時間もなかったので普通乗車券だけ買って社内で特急券購入したため、高くなっています。 結局、券売機で自由席を買おうとしていたのが、全席指定だったというオチ・・・ 上諏訪駅のホームに無料の足湯があり、疲れた足にはありがたい。 白樺湖・車山高原線(960円+150円) 14:45 上諏訪駅諏訪湖⼝発 15:21 霧ヶ峰インターチェンジ着 15:29 霧ヶ峰インターチェンジ発 15:38 八島湿原着 八島湿原からは車で帰宅。 ビーナスラインから和田峠経由でR142。 R142旧道は工事のため片側通行区間が2か所、意外と待ちます。 佐久南ICから中部横断自動車道。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
草ツユが大変。 トレランシューズでしたが、靴の中までかなり濡れてしまう状態。 乾かない状態で最後のロード歩きに突入したためか、足の裏の皮が水ぶくれ状態に・・・ 歩いている途中には気が付かないもので、帰りの電車に乗ってから痛みが・・・ 時間が早かったこともあったのでしょうが、鷲ヶ峰から茶臼山の手前までは誰とも会わず、静かな山歩き。 美ヶ原は結構な混雑。 全体に急なところも少なく、歩きやすい道。 鷲ヶ峰からの下りだけちょっと急で、濡れていると滑る感じ。 |
写真
装備
個人装備 |
ザック(26ℓ)
ザックカバー
非常食
ハイドレーション
水
サーモス(氷)
レインウェア
帽子
手袋
ストック
ヘッドランプ
ライター
サングラス
地図
スマホ
カメラ
ロールペーパー
救急用品
予備靴ひも
携帯簡易トイレ
保険証
タオル
|
---|
感想
いわゆる「赤線つなぎ」です。
太平洋から日本海に赤線をつなぎたくて、その一環。
でなければ、わざわざ美ヶ原から松本まで歩きません。。。
前日に霧ヶ峰を歩いて、この日は八島湿原から美ヶ原を経て松本駅へ。
車の回収を考えると、どうしても公共交通機関を頼るしかなく、13:45松本発のあずさに乗って、最終バスで八島湿原に向かうというのがミッション。
時間が限られているのに、03:30出発予定が04:00出発でいきなりの30分遅れ。
しかも暗い時間帯だったこともあり、最初の鷲ヶ峰への登山道が変なところを入ってしまって行ったり来たりの繰り返し。
ようやくしっかりした登山道に入ったと思ったら、想像以上の草ツユで靴はもちろん、トレランシューズ歩きだったため靴下もグチョグチョ。
とはいえ、歩き始めると快調で、予定よりかなり早いペースで鷲ヶ峰山頂へ。
誰もいないと思っていた山頂に、日の出のお二人が。
パンを焼きながらコーヒーを飲んでいらっしゃいましたが、その匂いが反則級・・・
日の出までは5分ほどということ。
私も休憩しながら日の出を待とうかと思いましたが、少しでも時間を稼ぐことができるうちに進んでしまいたかったので、ちょっとだけ休んで先に(結果的にはこの5分が正解!)。
鷲ヶ峰を下ったあとは、和田峠を経て三峰山へ。
三峰山の稜線歩き景色もよく、最高でした。
他に誰もいない静かな山頂からの景色もよし。
こんなにいい山だとは思っていませんでした。
ここはまた、のんびりと歩いてみたい。
三峰山を下ったあとは、茶臼山への登り返し。
鷲ヶ峰への登り、三峰山への登りの後の、3度目の大きな登りにして、一番、急で標高差の大きな登り。
と言っても、400m弱の登りで、登りっぱなしというわけでもないので、足への負担は大きくはありません。
まあ、それでも10km以上歩いたあとで、さらには暑い時間にもなってきており、キツイのはキツイ。
茶臼山への登りで、鷲ヶ峰の山頂から初めて人とすれ違い。
茶臼山も展望よし。
歩いてきた稜線が一望できて、まあ、よく歩いてきたもんだ。
ここでは、しばし腰を落ち着けて休憩。
この時期、サーモスに氷と水を入れて持ち歩いており、キンキンに冷えた水にかなり癒されて、元気が回復しました。
茶臼山を後にして、軽いアップダウンを繰り返しながら美ヶ原へ。
王ヶ頭ホテルが見えたときには、あと30〜40分かと思いましたが、まあ、歩いても歩いても近くならない。
アルプスを歩いているときにも距離感が狂うことがありますが、美ヶ原の距離感が狂うのはまた別種な気が。
あと30分くらいかな?という距離が、結局、倍以上。
いったいなんなんだ・・・
景色を堪能できる時間が長いというのは良いのですが、目算がアテにならないというのはやっぱりキツイ。
王ヶ頭 / 王ヶ鼻についたころには、残念ながら見える高山は軒並み雲の中・・・
まあ、ここまでかなり展望を楽しみながら歩いてきましたし、贅沢は言えません。
しばらくノンビリした後は下山。ここで稜線(なのか???)を離れます。
王ヶ鼻からは石切場方面に下山して、無事に下山!
ですが、今回はここでは終わらず、松本駅までの12kmのロードが待っています。
石切場から5kmほどは下り道。
下りでお昼どきということは、当然、進むほどに暑くなり。
さらには靴下の中まで濡れた状態で歩いていたためか、足の裏がすれて痛くなってきます。
平坦な場所に出てからも足が痛いのは変わらず。
その状態で、このペースで歩いていると乗ろうとしていた電車に微妙に間に合わない可能性があるのに気づき・・・
普通のザックを背負っていたため、それほど早くはありませんが、それでもところどころで走って時間短縮を図ります。
結局、松本駅に着いたのが5分前。しかも39℃の表記ですと・・・
この気温で動いているというのは、正気の沙汰ではありませんな。
キップを買うのに手間取りましたが、出発のメロディーが流れてから目標の電車に飛び乗り。
無事に予定通りに車を回収して、帰宅の途に着くことができました。
結果的に、夏場の暑さ慣れという意味では、最適だったのかも。
残念だったのが、この暑さの中を動いた後だったにもかかわらず、車移動だったでビールを断念したこと・・・
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
八島湿原〜美ヶ原ルートを研究中につきタイヘン参考になりました。ワンウェイで途中バス便がないため早朝発のクルマ回収が課題でしたが、この手がありましたね。
さらに朗報、松本市の季節運行の直行バス(美ヶ原自然保護センター11:15発〜松本駅12:30着)を発見。
赤線繋ぎとはいえ入山辺まで舗装路をぐんぐん下り、さらに意外と灼熱の平坦地を駅まで走るよりは、私はバスを選びます。(笑)
おつかれさまでした!
https://www.city.matsumoto.nagano.jp/smph/miryoku/oshirase/utsukushigaharakougenntyokkoubus.html
同じ悩みを持っている方がいましたか。
私も赤線つなぎでなければ松本までは歩かず、ノータイムで美ヶ原からのバスを選択していました。
記載の美ヶ原自然保護センター11:15発のバスだとさらに、松本13:10発のあずさに余裕で間に合い、上諏訪13:45発の八島湿原行きのバスにも間に合い、14:30には八島湿原に着くので帰りもラクですね。
私も松本13:10発を狙っていたのですが、私の足だと04:00出発では厳しかったですね・・・
少しでもお役に立てれば幸いです。
松本まで歩かなければ、かなり気持ちのよい登山(トレラン)を楽しむことができると思います。
天候不順で先延ばししてましたが、昨日、逆ルートで歩きました。よろしければご覧ください。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-3467497.html
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する