鈴鹿・愛知川支流渋川
- GPS
- 03:35
- 距離
- 1.2km
- 登り
- 100m
- 下り
- 0m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年08月の天気図 |
アクセス | 国道421号途中の「愛郷(あいきょう)の森キャンプ場」へと向かう。一個目の二又は左へ。続く二個目の二又左前方に駐車場が見えるが、そこはキャンプ場のものなので右に道を分ける。すると行き止まりとなり、駐車できるスペースがある。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
序盤30分ほどは河原歩きのウォームアップ。 地図を見てもわかるが、核心部の距離は極端に短い。捲きに終始するとあっという間に溯行が終わってしまうので、ある程度遊んでおく方が楽しめる。 雨天後の増水時の入渓はかなり難易度が上がるので注意。 ハーケン2〜3枚、カム#0.5、#1、#1.5、ロープ30m、スリング適宜、アブミがあるといい。 |
写真
感想
「次の予定地は神崎川」ボスからのメールで心が躍りました。
というのも、神崎川は鈴鹿で沢をしている人には超メジャーな泳ぎ系の沢で、沢登りを始めた当初から気になっていましたが、沢を始めた5月時点では寒すぎて行くことができませんでした。
その後(ぎっくり腰とか)なんやかんやでいろいろありまして順延していましたがついに行くことに。
前夜に石榑峠(いしぐれとうげ)トンネル付近の涼しい山中で車中泊して翌朝 八日市に集合。
再び石榑峠手前の神崎川への林道に戻ってきましたがゲートが締まっていて奥まで車で行くことができません…
ゴミを盛大に山中に捨てていくという概念が全く理解できませんが、心無い人たちには困ったものです…
林道歩きでアプローチしても全く問題なかったのですが、ボスがこんな時の為の対案として近くにある「渋川」を提案。
この渋川、実は3日前に行こうと思っていたところなのです。
(4日前の沢登りで腰に違和感があり、実際には行かなかったですが。)
といったこともあり、神崎川はまた今度の楽しみに取っておき渋川へ移動。
渋川は行程は短いながらも中盤からのゴルジュ帯や大釜での泳ぎや飛びこみ&滝など内容の凝縮された名渓。
今回は水量が少ないこともあり、ボスやザキさんの奮闘の甲斐あって 巻くことなく釜や滝を突破する貴重な体験ができ大満足
しかし内容的には、泳ぎ中にシャワーを浴びて反射的にロープを鷲掴み、下降時ヌメル足場に難儀してロープで下してもらう始末…
なんか もっと うまく なりたい ですw
今日の目的地神崎川のゲートに行くと、やはりゲートが閉まっていた。
この規制は今年3月から始まったようで、理由はこの林道脇での無法キャンパーによるゴミの違法投棄が原因のようだ。この一帯は正規のキャンプ場ではないため、下流域の有料キャンプ場からかなりのクレームがあったに違いない。
例年ここを通っているが、確かにキャンパーの行為は目に余るものるある。河川敷でのゴミ放置はたしかにひどく、また林道脇には投棄されたゴミが山のようになっていた年もあった。車のマナーもことのほか悪く、平気で路駐するためすれ違いができなくなることも度々あった。こうしたキャンパーの行為に業を煮やした管理者が、環境の保全を目的に締め出し策を発した気持ちはよく理解できる。私に言わせれば、「キャンパーどもザマアミロ」と言ったところだ。
今後神崎川に入渓するには、林道を入り口から歩くことになるわけだが、それはそれで私たちにはまったく問題ない。ちょっとだけウォーミングアップの時間が長くなったと思えばいい。
今回は時間の問題から神崎川溯行をあきらめ、近くの「渋川」に移動する。こういう時にスマホのアプリ、「地図ロイド」が役に立つ。
渋川への溯行が始めてのため勝手が分からず、キャンプ場の駐車場に駐車してしまうという失態はあったが、溯行は地図なしでもまったく問題ない。渋川の、おおよそ1kmほどの間が核心部であり、ルートファインディングの必要もないといった感じだ。
神崎川本流に比べるとスケール的には小さいし、行程も1/5ほどなのだが、しかしながら登攀的要素があって、ルートを選べばかなり面白く遊べる谷だ。神崎川では登攀具は最小限で入渓するが、ここはしっかりと持って行った方が絶対に楽しい。また水量の増減によって難易度にはかなりの差が出ると予想され、その意味においてはシャワークライマーにとっては好適な谷だろう。
今回は連日の好天で水量が少なく溯行的には楽であったが、その分果敢に滝を攻められたので楽しかった。また時間が許すなら林道を戻るのではなく、谷を戻った方が涼しいし、よい思い出づくりにもなると思う。
今年は泳ぎの沢へ行ってない!ということで、おねだりして神崎川を計画してもらった。
が、神崎川林道のゲートが閉まってて、あっさり敗退。お隣の渋川へ変更。
渋川は前々から気にはなってたんですが、行ったことはなかったんで、ある意味ラッキーでした。
渋川へ変更になったはいいが、装備は思いっきし神崎川仕様で来てしまった。登攀具は何も持ってない。ボスに貸してもらった。反省。
暑い中、トボトボ河原を歩きゴルジュにたどり着く。
今回は行程の短い沢。滝を捲いてグングン進んで行くと、後悔することになる。すぐに終了となってしまう。よって、滝は登ろうとの合い言葉で攻めまくった。
結果は散々で(汗)、むつかしいとこは全部ボスが登った。僕はすべて敗退。
一応、気合い入れてがんばったのだが、寒くなりすぎて行動不能に…。
おまけにカム、アブミを落としまくり、それを拾うために釜に何度潜ったことか…。それでまた行動不能に(笑)。またまた反省。
終了点で寒くて震える体を暖めるために、焚火して湯を沸かし、ラーメンを食べた。
焚火で体暖まるし、ラーメンで体暖まるしで、やっぱ焚火はいい!!
下りは酷暑の中林道歩きは辛いということで、沢を下ることに決定!
沢屋は干からびやすいんです。
恒例のスタンディングストーンを設置しながら、楽しい下降となりました。
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