甲斐駒ヶ岳(仙丈は撤退)
- GPS
- 47:54
- 距離
- 27.5km
- 登り
- 2,455m
- 下り
- 2,450m
コースタイム
4/28 駒仙小屋6:15→7:30仙水峠→9:35駒津峰→11:25甲斐駒ケ岳11:55→13:00駒津峰13:20→14:55駒仙小屋
4/29 駒仙小屋5:25→6:50歌宿
天候 | 4/27晴れ時々曇り 4/28晴れ 4/29晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
【復】歌宿7:35→8:10仙流荘→12:00浦安 |
コース状況/ 危険箇所等 |
仙丈:駒仙小屋からアイゼン装着。 甲斐駒ヶ岳:駒津峰までは特段の問題なし。六方石への下りナイフリッジは雪緩み危険なし。登りで1か所雪壁あるも、慎重に行けば問題ない。 |
予約できる山小屋 |
北沢峠 こもれび山荘
|
写真
感想
4/27 仙流荘発6時のバスで歌宿まで。バスは満員。歌宿からの林道は所々凍っていて歩きにくい。北沢峠から駒仙小屋の分岐を見過しあわてて戻る。駒仙小屋テン場はまだ数張だったので小屋とトイレのちかくに張る。今回は場所柄荷を気にしないので各自テントとした。
10時過ぎ今日は風が強いので仙丈に向けスタート。駒仙小屋の辺りは天気いいが小仙丈にはガスがかかっている。樹林帯の急斜面を登って行くと結構人が降りてくる。聞くと森林限界を超えると列風で厳しいと。皆さん6合目で撤退していた。そうか、どうせ見えないんであれば上行く意味ないな、あと2日あるしなと4合目での撤退決定。一目散に下りた。
テン場に着くと数が相当増えている50張くらいか。連休だからな。早速ビールで喉を潤し、そのまま宴会に入る。酒はいつも各自だが自分は焼酎5合とウィスキー1合持ってきた。カニサラダと諸々のつまみで焼酎が進む。晩飯は豚の角煮丼。結構いける。ここは水も豊富だし小屋も近いしいいところだ。小屋の名前が近々長衞小屋に戻るらしい。自分の記憶は長衞小屋。駒仙小屋などという安直な名前から元に戻るのはいいことだ。早くから飲み始めたからか焼酎を4合飲んでしまった(と翌朝わかった)。たぶん20:00までには寝たと思う。夏用シュラフで雪上テントのため、何回か目覚めたが概ね熟睡。
4/28 5:00起床。いい天気そうだ。仙丈連続撤退はイヤなので今日は甲斐駒にしよう。6:15スタート、始めからアイゼンつける。仙水峠までは順調。駒津峰への急登にかかると動悸が激しくなり足が進まない。相方に置いて行かれる。飲みすぎた。待ってくれえ。途中3回30分も休憩しようやく駒津峰着。
ここから気合入れて行こう。ストックをピッケルに替え、ハードシェル着て、トップ交代し先頭に立つ。六方石へのナイフリッジは雪が腐ってまったく問題ない。登りは冬道直登ルートを行くが、雪のつかない岩場が頻繁に現れる。アイゼンで歩きにくいが外す訳にはいかない。1か所雪壁があり下山者が張り付いて動かない。岩陰で大分待たされたが、横の岩にホールドがあり何てことはない。ただ滑ったらサヨナラの場所だ。
ついに甲斐駒到着。団体さんがすぐアンザイレンして降りていき我々だけになった。無風快晴で360度の眺望。この時期しか見られない雪稜、何とも言えない。そう言えば仙丈は3月に来たが積雪期の甲斐駒は初だなあ。北岳がこちらから見ると尖っていて形いい。仙丈も真っ白だ。塩見・荒川と久しぶりだ。下山は順調で駒津峰まで1時間、駒仙小屋まで1.5時間で降りた。直ちにビール。
相方が昨夜テントが寒かったというので、空いていることを確認して駒仙小屋に素泊とした。宿泊者は一桁のよう。1階食堂で早速反省会。BCのお姉さんと初単独雪山というお姉さんと話していると、仙丈直下で骨折の遭難者が出たらしい。遭難パーティはドコモ携帯を持っておらず難儀したと。北アでも遭難が頻発して結局ヘリは来ずビバークしており救助隊が今夜登ると。大変だ。明日仙丈に上るか決めていなかったが、甲斐駒で満足したからか、この話を聞いたからか、なんとなく明日は下山しようという気分になっていた。
4/29 4:30起床、5:25出発で7:35歌宿からのバスに乗るべく下山。歌宿は鋸岳と相対していた。鋸も近々だな。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する