針ノ木岳ラウンド縦走＋蓮華岳も💨

2021年07月22日(木) [日帰り]

• GPS: 12:45
• 距離: 27.0km
• 登り: 2,934m
• 下り: 2,912m

コースタイム

日帰り

• 山行: 11:54
• 休憩: 0:53
• 合計: 12:47

距離 27.0km 登り 2,934m 下り 2,941m

4:35 スタート地点
4:44 4:45 扇沢駅
5:29 5:31 大沢小屋
7:23 7:31 針ノ木小屋
8:27 8:34 蓮華岳
9:12 針ノ木小屋
10:07 10:16 針ノ木岳
10:46 小スバリ岳
10:53 10:54 スバリ岳
12:32 12:34 赤沢岳
13:07 13:12 鳴沢岳
13:35 13:42 新越山荘
14:15 14:18 岩小屋沢岳
15:18 種池山荘
15:40 15:44 富士見坂
16:04 水平岬
16:34 16:37 駅見岬
16:40 ケルン（柏原新道）
17:16 17:17 柏原新道登山口
17:22 ゴール地点

天候

雲1つない快晴☀️→雷雨⚡️

アクセス

利用交通機関：

自家用車

第2駐車場（無料）約70台
3時到着時8割ほど
ドコモOK
トイレなし（扇沢駅のみ）

コース状況／危険箇所等

■針ノ木雪渓
雪質は通過した時間が早かったため締まってましたが、遅い時間に登ると雪が腐って歩きづらいかもしれません
6本歯以上のアイゼン推奨です
■針ノ木小屋ー蓮華岳
山頂付近はなだらかなザレ場です
ピンクリボンがありませんので、視界不良の時はルートに注意
■針ノ木小屋ー針ノ木岳ーズバリ岳ー赤沢岳ー鳴沢岳ー新越山荘
針ノ木岳・赤沢岳直下など場所によってはザレザレのところがあります
トラバースがなくアップダウンが何度も続くので体力を奪われます
赤沢岳直下で猿がいました
新越山荘に入るにはマスクが必要です
■新越山荘ー岩小屋沢岳ー種池山荘
全体的に緩やかな登りと下りになりますが、崩落箇所がいくつかあり道幅も狭いので注意
岩小屋沢岳以降で熊の目撃が多発しているため、新越山荘と種池山荘で注意喚起をしてました
■柏原新道
下山時、扇沢の駐車場が見える所がいくつかありますが、遠く感じるので精神的に辛いかも
雨が降っている時は、登山道に多い木の根が滑るので注意

その他周辺情報

何処にも寄らず帰宅

写真

7/22 4:34

第2駐車場に停めました
出発時若干の空きあり
前日仕事だったので睡眠は1時間弱💤

7/22 4:39

第1駐車場は満車のようでした

7/22 4:40

7年ぶりの扇沢です👍️

7/22 4:42

五竜・鹿島槍を縦走した時にバスを利用したのが懐かしい
下山時だったので、観光客のおばちゃんに避けられたのを思い出す…😅

7/22 4:45

立山へ向かう登山者が既に並んでました

7/22 4:46

針ノ木岳登山口は扇沢駅の左奥にあります

7/22 4:46

観光地の扇沢ですが、
ひっそりとした感じがたまらなくいい

7/22 5:01

序盤は林道をショートカットする感じで登っていきます

7/22 5:24

沢を何度か通過します

7/22 5:24

水量はけっこーありました

7/22 5:25

振り返って日の出です
雲ひとつ無い青空です☀️

7/22 5:29

明治の登山家、百瀬慎太郎のレリーフ

7/22 5:30

大沢小屋
営業はしていないそうです

7/22 5:42

大沢小屋を過ぎたあたりから雪渓がちらほら見え始める

7/22 5:42

途中、ハシゴがありました

7/22 5:43

針ノ木雪渓のスタート地点が見えてきました
ここを目当てで来たので楽しみ

7/22 5:43

タカネヤズハハコ

7/22 5:45

7/22 5:46

雪渓までは右の夏道？を進みます

7/22 5:47

ニッコウキスゲ

7/22 5:55

雪解け箇所も

7/22 5:57

ここが三大雪渓の一つの針ノ木雪渓です✨

7/22 6:01

いろんな情報を鑑み今回は10本歯の軽アイゼンです

7/22 6:04

ど真ん中からの1枚
涼しいです

7/22 6:04

落石に直撃しないように…

7/22 6:16

あの奥が「のど」かな？
6時なので雪質は締まってます

7/22 6:16

振り返って爺ヶ岳

7/22 6:20

白馬大雪渓と比べると落石は少ない

7/22 6:38

ベンガラは撒かれていないのでルートは慎重に

7/22 6:40

ここは左へ進みました

7/22 6:43

ゴール地点のピンクリボン

7/22 6:45

水は3リットル持参しましたが結果ギリギリでした…

7/22 6:45

いやー雪渓楽しかったです
少し足にきてますが😅

7/22 6:51

これから歩く稜線です

7/22 7:03

針ノ木岳

7/22 7:09

上層部にも残ってますがアイゼンは必要ありません

7/22 7:12

チングルマ

7/22 7:12

コイワカガミ

7/22 7:14

一番右の爺ヶ岳から鹿島槍
中央奥は白馬岳かな？

7/22 7:22

針ノ木峠着

7/22 7:23

針ノ木小屋のベンチはぽっかぽかで気持ちいいー

7/22 7:26

しかもベンチからの景色はこれ！最高でしょ✨

7/22 7:26

槍ヶ岳を起点に周辺の山々をパズルのように当てはめていく

7/22 7:33

蓮華岳へ行く予定ではなかったのですが、
先行の方も行かれるとのことでしたので決断
ただ、ナヨナヨな脚力なので追々苦労することに…

7/22 7:43

針ノ木岳とズバリ岳
右奥には剱岳

7/22 7:44

蓮華岳の目的は高山植物の女王「コマクサ」です✨

7/22 7:48

アップで😍

7/22 7:49

ここまで群生しているコマクサを見たのは初めてだったので感動です😆

7/22 8:06

北アルプスの山々と一緒に

7/22 8:13

山頂まではなだらかです

7/22 8:21

辺りは一面、白い砂礫です

7/22 8:26

300名山の蓮華岳着

7/22 8:25

奥には二等三角点

7/22 8:30

なだらかな稜線でした

7/22 8:30

南は北葛岳とその右側には七倉岳

7/22 8:30

左の槍ヶ岳からうっすらと乗鞍岳
その右に野口五郎岳と鷲羽岳で中央に水晶岳

7/22 8:30

これから歩く稜線が遠すぎて心配になる
左から鳴沢岳・岩小屋沢岳
鹿島槍の手前あたりに種池山荘がありそこから下るルート

7/22 8:35

若一王子神社の奥社が祀られていました

7/22 8:36

奥のツルタテはまだまだ残雪あり

7/22 8:38

素晴らしい景色を見ながら下山

7/22 8:41

ミヤマギンバイがたくさん

7/22 8:42

チングルマがたくさん

7/22 8:58

針ノ木岳とズバリ岳
左奥には薬師岳

7/22 9:07

下に見える針ノ木小屋まで下ります

7/22 9:12

エビスビールに目がいってしまう
ここで飲みたい🍺

7/22 9:22

蓮華岳のコマクサ最高でした（注：噴火ではありません）

7/22 10:06

そして針ノ木岳へ
この辺から熱中症気味に😰

7/22 10:06

黒部湖も見えてきた

7/22 10:06

一旦下ってズバリ岳へ

7/22 10:06

目下の高瀬ダムを中心に中央に槍穂
左には燕岳
右は野口五郎岳や水晶鷲羽も

7/22 10:07

そして説明不要のお決まりの1枚😊

7/22 10:12

稜線を歩いて行くごとに剱岳の容易が変わっていくのが良かった

7/22 10:26

あっという間に蓮華岳はガスの中

7/22 10:26

ズバリ岳

7/22 10:34

危ないところもチラホラ

7/22 10:40

7/22 10:43

針ノ木岳からの登り返し
この辺では暑さにやられて登りも下りも牛歩状態に…💧

7/22 10:48

直下の登りはザレザレで登りづらい

7/22 10:53

ズバリ岳
ズバリは深い谷を意味するそうです

7/22 11:09

続きましては赤沢岳へ

7/22 11:09

稜線を振り返る

7/22 11:25

熱中症で最悪だったあたり
何か食べないとと思いおにぎりを食べるも、まったく喉を通らずポカリで流し込む🍙

7/22 11:30

危険箇所もありました

7/22 12:33

ゼーゼー言いながら赤沢岳着
ここで登山者と話をしたことで元気が戻る

7/22 13:07

赤沢岳から鳴沢岳までは順調に進めました

7/22 13:08

ガスが上がってきた
先行き不安…

7/22 13:28

ハクサンフウロ

7/22 13:34

体調が万全ではなかったので、新越山荘でコーラ（400円）を購入し室内で休むことに
ついでに熊出没情報も聞きました
ここ2日間は目撃情報は無いそうです

7/22 14:05

ここは新越岳なんだそう
地図には無かったけど2,623mのピークのことかな💡

7/22 14:17

岩小屋沢岳
新越山荘に泊まられる方と談笑

7/22 14:26

岩小屋沢岳を越えてすぐに豪雨
慌てて雨具を着用☔️
ここから写真が減ります…
写真は危険箇所

7/22 15:01

近くで雷も多発…怖い怖い⚡️
写真は雪が残っていたので

7/22 15:19

種池山荘到着時も近くでゴロゴロ
避難したかったのですがマスクや検温など入り口に説明書きがあり、面倒だったのでそのまま下ることに😢

7/22 15:20

奥は晴れてますがヒドイ雨です

7/22 15:22

登山者がコバイケソウを撮影していたので、避難したほうがいいのでは？と思いましたが…自分もか😅

7/22 17:16

ずぶ濡れで柏原新道を下ってきました😰

7/22 17:17

種池山荘から2時間弱でしたがとっても長く感じた

7/22 17:25

13時間・27kmの山行お疲れさまでした💦

撮影機器：

SH-02M SHARP

感想

432

7月は北アルプスに行こうとザックリ考えてましたが、肝心などこに登るかまでは直近まで決めてませんでした。

候補としてあったのは、
1、針ノ木雪渓
2、未踏の3,000m峰（前穂高岳・中岳）
3、双六岳
双六岳はテン泊で行きたいし、針ノ木雪渓が手っ取り早くていいかと思い決定しました。適当です…

実際コースを見ると、後立山連峰は北の白馬岳から種池山荘まで既に縦走しており、種池山荘より南部が未踏となっていたため、針ノ木雪渓を登るなら種池山荘経由のラウンドにしようと思いました。ただ、距離を計測すると20�劵�ーバー。この距離を歩けるかどうかの不安もありましたが、8月に東北遠征を計画しているので脚力と体力をつけておくためには必要かとも思いました。
※地図を見ている時に蓮華岳も気になりましたが、自分にはありえない距離になってしまうのでこの時は却下。

当日、自分も含め朝早くに雪渓を登っている方々の大半は同ルート。その中で登山中にたまたま話をした方が、蓮華岳も登られると聞き自分も後先考えずに蓮華岳に向かってました。あれれ…^^;

蓮華岳までは順調でしたが、針ノ木岳の登りあたりから熱中症になり歩くスピードが格段に落ちました。赤沢岳過ぎにやっと治ってきたかと思うと、今度は雷雨に合い、落雷を心配しながらの登山となりました。結果的には明るいうちに下山することができましたが、反省する点も多々あったかと…💧

ただ、計画になかった蓮華岳のコマクサの群生を初めて見ることができましたし、13時すぎまでは北アルプスの絶景を満喫することができたのでとても満足してます。

※柏原新道の下りは2回目ですが、疲れからかいつになっても登山口にたどり着けない感じがあって苦手意識が強いです…😵
ちなみに7年前は種池山荘から1時間20分で下りましたが、今回は2時間かかりました。疲れてたとはいえ体力もだいぶ落ちました…😅

おしまい