記録ID: 3370640
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
尾瀬・奥利根
燧ヶ岳は青・黄・緑のエクスタシー(・∀・)
2021年07月22日(木) [日帰り]
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体力度
4
1泊以上が適当
- GPS
- 11:06
- 距離
- 20.5km
- 登り
- 1,124m
- 下り
- 1,564m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 8:25
- 休憩
- 2:39
- 合計
- 11:04
距離 20.5km
登り 1,124m
下り 1,565m
16:44
ゴール地点
天候 | 快晴 のち 雲多めの晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
道の駅・檜枝岐※1※2〜七入駐車場※3〜御池駐車場 【駐車場(出発)】 御池駐車場 (400台くらい、1000円/日、トイレ有) (AM5:00過ぎで1/4くらい) 【駐車場(下山)】 七入駐車場 (800台くらい、無料、トイレは閉鎖中) (AM5:00前もPM5:00前も3台くらい) 【復路】 七入駐車場〜御池駐車場※4〜駒の湯※5〜道の駅・檜枝岐※6 ※1:前夜車中泊(一切経山から移動)。 ※2:mappe035と合流。 ※3:oobanntou車デポ。Mappe035車で御池へ。 ※4:mappe035車回収。 ※5:温泉。 ※6:車中泊(翌日は会津駒ヶ岳へ) |
コース状況/ 危険箇所等 |
【御池登山口〜広沢田代】 駐車場の端っこから木道が始まる。すぐに分岐を燧ヶ岳方面に分岐するが、いずれ御池田代方面のルートから三条ノ滝まで繋げてみたいね。 滑りやすい木道はすぐに終わり、深い森の石ゴロな溝の急登が続き、急にポッカリ開くとキンコウカが広がる広沢田代に出る。この一瞬がいやはやたまらん。 【〜熊沢田代】 再び森の登りになるが、木段が多くなる。 樹々が低くなり、時々ポッカリ開いて広沢田代が空中庭園のように見える。 灌木の丘を越えたら、バーンと熊沢田代が広がる。広いフレッシュグリーンの湿原はゆるいコル状から燧ヶ岳へ登り返し、その景観は表現のしようがない美色の絶景。 この湿原に入ったら、脚はなかなか進まず、木道なのに後続にせっつかれることもなかった。 【〜△俎(a)】 熊沢田代の緩やかな斜面湿原を登り返して灌木の森に入る。 幾筋かの沢の源流や木道が崩落したザレ面をトラバースし、沢の源流筋ルートを登り、再びトラバースが岩稜部の上に出たら直登となり、灌木のトンネルを出ると大小の岩が入り組んだ俎凜圈璽の直下に出る。 狭い尖塔ピークは360℃の大絶景!そして、西にちょっとだけ高い柴安瑤呼ぶよう聳えている。 【〜△燧ヶ岳(柴安)〜△(a)】 岩稜のピークからハイマツとシャクナゲが群生するギューンと下る。この木々たちが背丈サイズになると、柴安瑤チラホラする中に白いシャクナゲ花房がゆれて、文字通り花道になる。 双耳峰のコルの狭い湿原はチョロッとだけ砂原になって、登り返しはギューンした登りとなって、ピーク直下の大きな岩稜を巻きながら仰ぎ見るうちにピークに至る。 山頂標の最高点を越えて舞台のような緩斜面は尾瀬ヶ原全貌を見渡せる大パノラマ。 ピストンで俎直下まで戻る。 【〜沼尻平】 俎瑤猟床爾ら尾瀬沼への下りに分岐する。 ミノブチ岳の手前で3度ピストンした長英新道の分岐に出るが、今回は初めて岩と 草のナデッ窪ルートへ。厳しい旨のアテンション標識もあるが、mukupinが子供が小さい頃にピストンした経験があるのでそちらへ。モロに沢の源流筋を下りながら、スパルタな母親だったのか?のツッコミが数回。 灌木トンネルの長い岩の沢ルートを慎重に下り、沢が緩やかになったあたりで徒渉を数回繰り返し、沢筋から沼尻平の湿原の木道に出る。 沼尻の小屋(母屋も離れのトイレも施錠中)のテラスは、尾瀬ヶ原や沼周回のパーティで大賑わい。密を避けて端っこで休憩。 【〜長英新道分岐〜燧分岐(b)〜尾瀬沼ビジターセンター】 2ヶ月前は日陰は残雪で日向にはチラホラ。 尾瀬沼北岸は入江のたびに湿原。繰り返す森は夏の森の香りが満載。これを繰り返す。 抜けた大江湿原は、今はグリーンの絨毯に粒々の花たち。 燧分岐あたりはニッコウキスゲの大合唱♪そんな賑やかな分岐点をちょいと南へ歩いてビジターセンタへ。 エッ?センターが閉鎖!??? 2ヶ月前は、展示コーナーも賑やかで職員の皆さんもニコヤカに話しながら説明をしてくれて案内までしてくれたじゃん! と思ったら、ちょっと奥に新たなビジターセンターがオープンしてました(^○^) https://www.oze-fnd.or.jp/ 【〜(b)〜小淵沢田代分岐〜沼山峠休憩所】 燧分岐まで戻ったら、ここからは沢沿いの細長い大江湿原の遡行歩き(自分はココから初踏)。 遡行といっても、ほぼフラットな湿原歩き。両側が森で少しずつ狭まっていく。 湿原を詰めてから、ゆったりが長い森の峠越し。少し下って文明の喧騒がすると、峠のバス乗り場に至る。 【〜抱返ノ滝〜七入山荘〜七入駐車場】 沼山峠休憩所の北東から森の中へ下る。 ゆるゆるした広い山肌のルートは沢沿いになり、少しずつ渓谷になっていく。途中で抱返ノ滝見物の沢下りピストンがあるくらい。 木橋での沢渡りが5回くらいあるが、途中で桟道が崩落(かなり以前みたい)した箇所だけ高巻きする。 沢沿いから別れを告げたら林道になり、最初の小屋が七入山荘。そこを過ぎて間もなく国道に出て、それを渡ったらすぐに広い七入駐車場に出る。 |
その他周辺情報 | 【買物】 マジで何も無い。 JAストア※と個人商店があるが17:00前にはいずれも閉まっていた。 ※:GoogleMapで見た営業時間内に行ったが、休日のためか終了していた。 【温泉】 3店中2店は夕刻前に営業終了。 唯一営業中の「駒の湯」へ。 (600円、アメニティ有) (洗い場が少なく洗面器も不足。その洗面器2つを2人の子供に湯船で遊ばせていて、人にお湯を飛ばしながらも平然としている父親&祖父付・・・ヤレヤレ(^^;) |
写真
【△燧ヶ岳(柴安)ピーク】
尾瀬ヶ原全貌を見下ろす!
緑の柄織絨毯のような大湿原を挟んだむこうに至仏山、左の奥に武尊山、左の外輪山の上にアヤメ平も見えるのう〜
<ウンチク>
アヤメ平にはアヤメもカキツバタも分布していない。広沢田代や熊沢田代のようにキンコウカが群生するが、それをアヤメと思い込んで命名されたそうな(^^;
尾瀬ヶ原全貌を見下ろす!
緑の柄織絨毯のような大湿原を挟んだむこうに至仏山、左の奥に武尊山、左の外輪山の上にアヤメ平も見えるのう〜
<ウンチク>
アヤメ平にはアヤメもカキツバタも分布していない。広沢田代や熊沢田代のようにキンコウカが群生するが、それをアヤメと思い込んで命名されたそうな(^^;
装備
個人装備 |
ザック:チャチャ35
靴:ツォロミー4
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感想
『燧ヶ岳は青・黄・緑のエクスタシー(・∀・)』
7/22(木・祝)、福島シリーズ・2座目は檜枝岐村から燧ヶ岳を目指し、天空の湿原と夏花たちの彩りに、終始口許がが緩みっぱなしでした(^−^)
7ヶ月振りの友達と合流し、夏の陽射しがヒンヤリと混じる高原からスタート!
森が切れた時、三人とも眩しさに立ちすくんでしまったのでした(^○^)
【山行記】
山腹の湿原は金色の妖精がキンキラキン
キンコウカたちが露を光らせて胸を張る(^^)
天空の湿原は青と緑の造形がキンキラキン
キャンバスに描いたような稜線が聳えてる(^^)
深谷の湿原は柄の絨毯模様がキンキラキン
大きな緑の水瓶が草の水面を潤わせる(^^)
沢筋の湿原は夏の象徴たちがキンキラキン
ニッコウキスゲたちが満面な顔で笑ってる(^○^)
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