【ソロテン場デビュー】西鎌-大キレット-奥穂-前穂(ピストン)-涸沢


- GPS
- 32:00
- 距離
- 42.8km
- 登り
- 3,871m
- 下り
- 3,474m
コースタイム
07:40 新穂高ロープウェイ
08:34 わさび平小屋
08:55 小池新道入口
09:31 秩父沢
09:56 イタドリヶ原
10:23 シシウドヶ原
10:58 鏡平山荘
11:48 弓折乗越
12:43 双六小屋
【2日目】
06:30 双六小屋
06:46 樅沢岳
08:36 千丈乗越
09:28 槍ヶ岳山荘
10:30 中岳水場
11:27 南岳
11:38 南岳小屋
【3日目】
06:00 南岳小屋
07:17 A沢のコル
08:34 北穂高岳
09:14 最低コル
10:04 涸沢岳
10:20 穂高岳山荘
11:05 幕営後 穂高岳山荘
11:26 奥穂高岳
12:20 紀美子平
12:37 前穂高岳
13:04 紀美子平
14:03 奥穂高岳
14:28 穂高岳山荘
【4日目】
05:30 穂高岳山荘
06:26 涸沢山荘
07:17 屏風のコル
08:22 中畠新道分岐
09:03 新村橋
09:17 徳沢園
09:47 明神館
10:25 上高地
穂高岳山荘〜奥穂高岳についてですが
登りの方が早いのは下りの時に渋滞していたためです。
コースタイムはガイド本よりも大幅に早く歩いているところがあります。
天候 | 8/20 ![]() ![]() 8/21 ![]() ![]() 8/22 ![]() ![]() 8/23 ![]() |
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過去天気図(気象庁) | 2013年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
平湯温泉(7:00)→新穂高ロープウェイ(7:36) 濃飛バス平湯・新穂高線 復路:上高地(12:40)→新島々駅(13:45) 新島々(14:05)→(14:34)松本(15:55)→(17:04)小淵沢(17:10)→(17:48)甲府(18:08)→(19:38)高尾 |
コース状況/ 危険箇所等 |
基本的に一般登山道 大キレットや北穂高岳〜涸沢岳は岩に慣れていない人が通ることをオススメしません 穂高岳山荘から奥穂高岳も岩に慣れていない人は行くことをオススメしません |
写真
感想
南アルプスと中央アルプスの縦走の感想はまだ書いていないのですが
今回の山行は日数が少なかったので先に書いておきます。
[b]【1日目】[/b]
夜行バスで平湯温泉まで入り、そこから新穂高ロープウェイまで路線バスで行きました。
ここからロープウェイには乗らずに左俣林道を進みました。
わさび平小屋にはツアー客がいたので小休憩だけにしました。
小池新道に入るとようやく登山道となりました。
整備はかなりされていて石階段のようになっていました。
鏡平山荘あたりで雨がぱらついたものの雨合羽を着るほどではありませんでした。
弓折乗越で一休みしてから双六小屋はなだらかな道でした。
ここで1日目は終了
テントを張り終えると一晩中強風と大雨でした。
[b]【2日目】[/b]
翌朝も天候はさほど良くなかったものの、
テントを畳むまで雨は降らなかったので西鎌尾根を歩くことにしました。
樅沢岳までは一登りで、あっという間でした。
ここからさきは小さなアップダウンでした。
知らないうちに左俣岳を通りすぎてしまい、千丈乗越まで来てしまいました。
千丈乗越は北側に風を避けられる場所があったのでここで休憩をとりました。
天候が良くないだけあって、西鎌尾根は登山者が少なかったです。
それでも自分と同じように南岳小屋までいく登山者もいました。
千丈乗越から一気に槍ヶ岳山荘まで這い上がり、
小屋でバッジを買ってから南下することにしました。
槍ヶ岳の山頂は以前登ったので、わざわざ悪天候の中を登ることは無いだろうということでパスしました。
大喰岳は知らないうちに通り過ぎ、中岳は確認したものの休憩はせず
雪渓で水汲みと休憩をとりました。
天候は一向に回復しなかったのでこの先は早めに通過しました。
南岳を越えるとすぐに小屋がありました。
小屋でテント場の手続きを済ませてからさっさとテントを張りました。
[b]【3日目】[/b]
朝起きてみると風はあるものの雨は降っていなかったので
大キレットへと向かうこととしました。
クサリ混じりの急坂をくだりハシゴを2つ降りると
比較的なだらかな稜線歩きでした。
左手の横尾谷がガスの切れ目から時折顔を見せていて美しかったです。
最低コルのあたりでアンザイレンというべきか
先頭の人に手綱で繋がれたような感じで歩かされているグループを追い抜きました。
長谷川ピークを越え、A沢のコルで一休みしてから
北穂高岳への登りに入りました。
この斜面はなかなかおもしろい岩場で楽しかったです。
1時間ほど登ったところで休憩していたところ
北穂高岳の頂上方面から下りてきたひとに
あと4、5分で小屋ですよと教えてもらえたので
休憩は短めにして小屋まであがりました。
小屋から山頂まではすぐそこでした。
ここからまた下りだったのですが、
ルート上にはどう見ても岩場に慣れていないような観光客?がウロウロしていました。
岩場で滑り台を滑るような体勢で降りているのを見ているとヒヤヒヤしました。
登山者も多かったのでヘルメットを装着して速めに通過しました。
ある程度進んでいくと追いつかれることもなかったので自分のペースで歩けました。
涸沢岳への登りも岩場が多く楽しめました。
頂上から下っていくと穂高岳山荘の大きな建屋が見えました。
テントの手続きを済ませ、テントを張ったものの
時刻はまだ11時前だった上に天候が回復気味だったので、
ちょっとした散歩へ行くことにしました。
宿泊に必要なモノ以外をザックに詰めて奥穂高岳まであがりました。
まだまだ時間があるので前穂高岳まで行くことにしました。
下り調子だったのであっという間に紀美子平まで行けました。
途中、ガスが晴れ、前穂高岳の山頂が顔を出していくれたのですが、
前穂高岳の山頂に着いた時にはまた、ガスが巻いてしまいました。
仕方がないので歩いてきた道を引き返し、奥穂高岳まで登り返してから穂高岳山荘まで戻りました。
[b]【4日目】[/b]
翌朝起きてみると雨がぱらついていたので西穂高岳方面への縦走は諦めて下山することにしました。
ザイテングラートで一気に下り、涸沢山荘まであっという間でした。
ここからパノラマコースで徳沢まで下りました。
パノラマコースは残雪の為に閉鎖中とのことでしたが、
雪は残っておらず、軽い渡渉のみでした。
新村橋で一回休憩を取り、上高地まで一気に歩きました。
上高地アルペンホテルで入浴し、バスで新島々駅まで行き、鈍行で帰京しました。
[b]【まとめ】[/b]
ようやく一人でテン場に泊まれるようになりました。
過去に数回ですがテン場で不快な思いをしたことがあり、
単独行の場合はビバークできるような場所しか歩いていませんでしたが、
そろそろ一人でテン場に泊まれるようにならなければならないなと思い、
今回はテント場で一晩を過ごすことにチャレンジしてみました。
結果的には天候が悪かったお陰で宿泊者が少なかったこともあり、嫌な思いはせずに済みました。
最終的には奥穂高岳から西穂高岳方面へ行きたかったのですが、
天候の回復が見込めなかったので下山してしまいました。
[d]奥穂高岳〜西穂高岳の間の"ある地点"に再訪したいので、この夏もう一度奥穂高岳へ訪れたいです。[/d]
リベンジしました!\(^o^)/
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-357557.html
奥穂高には1994年に行きました。ザイテングラード往復ですが。前年に燕岳から表銀座を常念まで行きましたが、上高地、涸沢、穂高はこれぞ北アルプスという感じでそれだけで感動的でしたね。
やはり西穂へのルートも考えていたのですか。このルートは逆コースのDVDを見たことがありますが、登りも下りもしんどそうで、現在はもちろん、若い頃でもちょっと無理でした。「ある地点」てジャンダルム?
西穂高岳まで行きたかったですねぇ…
ジャンダルムではないですね
ジャンダルムもぜひとも登ってみたいとは思っています!
4日の山行がショートなんてね…山では寝れることが少ないので、自分には2泊3日も1回しかやったことないですねー。
テント場は、張る場所が斜めだったり狭かったり、騒ぐ人がいたり、盗まれないか気になったり、せわしなく賭けになるので。
やっぱり、人の少ない時期や山域を狙いたいですね。もちろん、晴れの日に。
上高地周辺行ったことないけど、奥穂高って観光客が登るとこだと思ってました!
Bus-climbさん お久しぶりです!
仰るとおりテン場で騒ぐ人と遭遇してしまったり、
容赦なくヘッドランプでこちらのテントを照らし続けてくる人など
えらい目にあったので単独行ではテン場に泊まらないような山行ばかりしていました。
今までの経験からすると公共交通機関から近いテン場や初心者が訪れやすい場所
というのは山の常識が通じないような気がします。
(想定外だったのはそういう行為をするのが若者だけではなかったことです。)
奥穂高岳や北穂高岳は服装は登山者、されど中身は観光客という人が多かったです。
涸沢はテントが多くて自分にはちょっと合わない場所だなぁと思いました。
槍穂の稜線上までテントを担いでくる観光客はいなかったようで快適でしたよ〜!
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