月山
- GPS
- --:--
- 距離
- 17.3km
- 登り
- 1,127m
- 下り
- 1,270m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
帰り:志津〜西川バスストップ(西川町内バス) 西川バスストップ〜JR山形駅(庄内バス) |
感想
東北に来れることは滅多にないので、前日の鳥海山に続いて、すぐ近くの月山に登ることにした。今日も天気がいい。明日からは、また雨との予報だから、本当に運が良かった。
鶴岡を出発したバスは、羽黒山頂を経由して月山八合目に向かう。ただ、八合目から山頂までは、標高差にして600mもない。折角遠くまできたのだから、もう少し下から登りたいと、五合目で降ろしてもらった。ここからなら1100mほど登ることができる。
一人車道を歩いて、六合目まで来た。右に延びている未舗装の林道に入ると、すぐに平清水避難小屋に着いた。小屋の前に水道があり、ひねったら水が出た。
ここからは、旧参道を登って行くことにする。ただ、この道は、ほぼ使う人がいないだろうから、猛烈な薮ではないかと心配していたのだが、踏み入ってみると、意外なほどしっかりした道だ。道幅は1m以上あり、薮は全然ないではないか。
石が敷かれているところもあり、昔は参道として良く歩かれていたのが窺える。道は、地形図に書かれたルートと違い、すぐに尾根に乗った。
左右は、背丈を超える草木で、トンネルのような感じの道を進む。しばらく登っていくと、道の左右の草が参道の上にかかってきて、少し薮っぽくなってきたけれど、道ははっきりしていて迷うことはない。7合目の道標までくると、草が刈り払われていて、歩きやすくなった。
その先、3回ほど車道を横切って登って行く。この辺りが一番薮っぽい。8合目を過ぎた辺りで突如、草原が現れて視界が広がった。草原の中の岩に腰掛けて、心地よい風に吹かれる。
そこから少し先で、現在の参道と合流すると、石が敷き詰められた、この上なく歩きやすい道になった。この辺りまでは、周回する遊歩道が通っていて、登山者ではない人の姿も多く見られる。
それにしてもいい天気で、眺めがきくから楽しい。仏生池小屋を過ぎると、左手の行者が原には小さな池が点在している。なんとも緩やかな山で、のんびり歩いていると、頂上に着いた。三角点は、月山神社から少し外れた位置にある。
調子が良ければ、下りは本道寺まで行く計画だったのだけれど、先月北アルプスで捻挫した左足首の状態があまり良くなくて、テーピングで固めて歩いていることもあって、志津に向かうことにした。
牛首に向かう途中、大勢の中学生が登ってきた。学校の行事で登っているのだろう。皆、体操服姿で誰も登山靴など履いておらず、普通の運動靴だ。なんだか、元気が服を来て歩いているような感じで、皆楽しそう。
牛首の下からは、長い木道が続く。木道の下は、湿地になっているところもあり、尾瀬に来た気分だ。
志津まで下りると、温泉宿がいくつもある。日帰り500円の看板に誘われて、その内の一つに入ってみると、貸し切り状態だ。熱つめの湯が、日焼けした肌に沁みる。今回の贅沢な旅を思い返しながら、一人湯に浸かった。
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