熊に会ってフリーズ!! 雲取山〜飛龍山
![情報量の目安: A](https://yamareco.org/themes/bootstrap3/img/detail_level_A2.png)
![都道府県](/modules/yamainfo/images/icon_japan_white.png)
- GPS
- 09:30
- 距離
- 33.4km
- 登り
- 2,883m
- 下り
- 2,879m
コースタイム
6:15塩沢橋
7:46 奥後山
9:02 ブナ尾根分岐
9:30 雲取山9:54
11:33北天のタル
11:59飛龍山(ハゲ岩で15分休憩)
12:48前飛龍
13:25熊倉山13:30
14:07丹波天平
15:00お祭り
所要時間:9:30 (ブナ尾根分岐前のロスト約15分)
破線CT 2:30(ロスト15分を除く実績値) 、飛龍山寄り道を0:10として
標準トータルCT 14:30
天候 | 雨 午後時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
◼ヨモギ尾根 概ね良く整備されている。 整備された道が何処でブナ尾根と交わるか不明だったため、踏み跡の少ない尾根沿いの道を探し歩く。 大雨で崩れそうな箇所もあり、時間に余裕がある往路での使用を強く推奨。 ◼狼平〜北天のタル 笹が多く、山道が見えない。片側切れ落ちている所もあり足元に注意 ! ◼前飛龍〜熊倉山 前飛龍直後からの急斜面はステップの場所が少なく岩も多い。 落石、スリップに注意 ★走った場所。 ・後山林道を多少 ・前飛龍の急勾配終了 〜 行き止まりロープまで(廃墟跡付近の急勾配まで) ・車道 |
写真
装備
個人装備 |
飲料 2.0L
GPS
携帯電話
保険証・財布
ティッシュ
非常食
1/25,000地形図
ガイド地図
防寒着
雨具
ヘッドランプ
|
---|
感想
初めてのトレラン。 そして何と初めて。 会いたくない熊に会ってしまった!
会った場所は、写真4にあるけど、塩沢橋から鉢焼場尾根手前のルート。 ここのルートは、波線のためマイナーなルート。
最初はバキバキ!と枝が折れる音。 これまでもバキバキといったら熊だと思えと聞いていたのでまさかと思ったらやっぱり熊! 奴は、登山道より15mくらい下を何か餌を探すように頭を左右に振ってそして悠々と通り過ぎた。 それまで、体はフリーズ状態で奴を凝視じっと様子を伺った。 それでも写真を撮ろうとシャッタを切ったら思わずフラッシュを炊いてしまった。自分がドキッ! それでも無視されもう一回ストロボをオフして撮ったが、何か判らない写真に。 相当焦っていたのだろう。 ハートレーモニタをしてたが、暫く心拍は高いまま。 この後もずっと頭から離れず、雨も一行に止みそうになく今日のこれからのルートをどうするか考える。
それでも、ブナ坂に出てガスの流れる峰峰を見ると少しは元気が出る。 雲取避難小屋でびしょぬれになった半袖のウェアを着替え。 大休止。
飛龍山までのルートは雨も相当に降り、靴は勿論びしょぬれ。 熊にもあって、笹藪にゲーターも持っていかれ。 何でこんな雨の中、山に来たのだろうと、自問自答しながらテンションは下がりっぱなし。
いつも元気になる禿山の展望もなく、前飛龍からの下山路も雨でスリッピーで岩が多くトレランシューズでは難儀した。
それでもやっと天気も回復して周りが明るくなり緩斜面の土の道になると本領発揮と走り出す。 熊倉山から丹波天平までは、まさしくトレランのコースと言わんばかりで20km以上歩いた後でも走り出してしまう。 それも気持ちいい〜 風を切る気持ち良さに、足下が柔らか。 少ししまったスポンジの上を走っている様で、膝にも優しく足の裏から伝わる感覚はトレランシューズでしか味わえないものだ。
終わってしまえば、エピソードいっぱいの充実した初めてのトレランでした。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する