苗場山 / 祓川ルート

2021年07月24日(土) [日帰り]

• GPS: 06:45
• 距離: 22.7km
• 登り: 1,452m
• 下り: 1,445m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:52
• 休憩: 0:54
• 合計: 6:46

距離 22.7km 登り 1,452m 下り 1,453m

5:46 スタート地点
6:01 和田小屋登山口
6:26 下ノ芝
6:40 6:41 かぐら第5ロマンスリフト 終点
6:46 中ノ芝
6:56 6:57 上ノ芝
7:01 苗場山、小松原分岐
7:11 7:12 神楽ヶ峰
7:21 7:24 雷清水
8:11 8:13 苗場山
8:16 8:26 苗場山自然体験交流センター
8:58 9:07 苗場神社
9:41 苗場神社
9:56 10:00 苗場山自然体験交流センター
10:00 苗場山
10:40 10:47 雷清水
10:57 10:58 神楽ヶ峰
11:06 11:08 ニセピーク
11:10 11:11 苗場山、小松原分岐
11:15 11:16 上ノ芝
11:22 中ノ芝
11:25 11:26 かぐら第5ロマンスリフト 終点
11:37 下ノ芝
12:10 12:20 和田小屋登山口
12:32 ゴール地点

天候

晴れ時々曇

アクセス

利用交通機関：

自家用車

国道17号から町道苗場山林道へ
道幅狭めで急カーブ多い。

第2リフト町営駐車場に駐車
料金500円徴収
ゲートは無人で料金箱に入金
トイレあり

コース状況／危険箇所等

登山届は和田小屋の前方にあり

和田小屋から下った先にある第1高速リフトが営業中
2021年10月24日までの土曜、休日運行
am6:00〜am8:00
利用できるのは上りのみで下りは利用不可
大人2000円
小人1000円
和田小屋宿泊者は半額
モンベル会員は1500円
山頂駅にて次回割引券とオリジナルステッカーを配布
利用時にモンベルカードは不携帯だったが会員ではあると伝えると応じてくれた。

祓川ルートを使用
ルートは明瞭だが
登山口〜神楽峰までは一部で木道整備されているが全体的には岩ゴロ道な印象で
苗場山本山を登り込む雲尾坂は胸突き八丁的な急登
他ルートとの分岐点もあるので注意

苗場山自然体験交流センターにて
山バッチを購入/600円

その他周辺情報

猿ケ京温泉のまんてん星の湯に立ち寄る
入浴料800円/3時間

写真

7/24 5:39

駐車場から出発して舗装路をテクテク歩き
スキーコースを直登しているので地味に疲れる

7/24 5:52

和田小屋からの風景
ここから本格的な登山スタートだー

7/24 5:54

と、言っときながら登山道とは逆方向にダウンヒル
向かった先は…

7/24 5:56

第一高速リフトで1200m(高低差300m)先までスピード配達

7/24 6:01

しばし快適な空中散歩♪

7/24 6:08

リフト終着点に到達。
3月にスキーで訪れて以来の方位柱との再開

7/24 6:09

登山道合流点までのどかな道のり

7/24 6:11

さてと
ここからが本当に本格登山スタート

7/24 6:11

アッ、ここのルートはこんな感じなのね…
路面は大小不規則な岩ゴロ道で歩きずらい(汗)

7/24 6:28

岩ゴロ道の急登に悪戦苦闘しながら
ふと頭上を見上げれば第五リフトの終着点。
この辺は急傾斜の上級者コースだから、なるほど大変なわけだ

7/24 6:35

中ノ芝の休憩スポットだったかな？
一部で木道木段が整備されてはいるが

7/24 11:08

ほとんどが枯れ沢状の岩ゴロに気を遣いながらの登りで結構ハードな道のり

7/24 6:38

足下にはイワイチョウ

7/24 6:59

シシウド

7/24 10:49

ハナニガナ

7/24 10:48

オッ♪
やっとこ八合目神楽ヶ峰まで到達

7/24 7:04

ほどなくして苗場山のどっしりとした山容がドーン！と登場

7/24 7:08

ゴゼンタチバナ

7/24 10:33

雷清水にて水分補給
火照った体に冷たい水が
うまいッうますぎる！
プハー(*≧∇≦)

7/24 7:16

雷清水で休息のさなかに
山頂部を覆っていた雲が薄れ
陽が当たり明るく照らされた苗場山
夏山のステキな風景( ´∀`)b

7/24 7:20

のどかな鞍部のお花畑を散策歩行

7/24 7:20

蜂蜜採集

7/24 7:31

オニアザミにも

7/24 7:22

ウスユキソウ

7/24 7:23

タカネナデシコ

7/24 7:24

シモツケソウ

7/24 7:32

九合目を通過して雲尾坂の急登チャレンジ

7/24 7:38

山頂部まで20分
しかし、厳しく苦しい20分間が始まる

7/24 7:46

胸突き八丁的な険しい急登登り
(;´Д`)ハァハァ

7/24 10:16

かたわらでニッコウキスゲからの声援

7/24 10:22

クルマユリ

7/24 10:11

タテヤマウツボクサ

7/24 7:50

急登を登り続けて頭上が開けてきた。
茂みを越えた先には…

7/24 7:59

なんだここは(驚)！
ただただ圧倒的に広大な高層湿原が出現
w(*・o・)w オォ-!!
この風景はスゴいな

7/24 9:53

ステキな池塘も数多く点在

7/24 9:54

今日は上空の雲の層が厚いが
陽当たりの良いところはキラキラ映えて良いね( ´∀`)

7/24 7:54

ウキウキ気分で木道闊歩
まずは山頂に行ってご挨拶

7/24 8:02

苗場山登頂達成！
＼(^o^)／

7/24 8:21

木道にコツコツと心地よい靴音を響かせ鯨の背を散策

7/24 9:43

ワタスゲ

7/24 9:43

とにかくワタスゲの量がすごい

7/24 8:38

コバイケイソウ

7/24 9:52

タテヤマリンドウ

7/24 8:22

標高2000mにこのような空中庭園があったなんて驚きだな
来て良かったー。

7/24 8:50

苗場神社にご挨拶
(-人-;)

7/24 8:55

(*´∀`)

7/24 9:24

龍ノ峰から苗場山自然センター方面を眺めた風景

7/24 9:35

7/24 9:54

池塘の鏡面に映った青空
のどかだね〜

7/24 9:49

何だかんだで2時間の長滞在
そろそろ帰ろうか
また来る日まで(´ー`)/~~

7/24 10:08

復路は
雲尾坂を下り神楽ヶ峰の登り返し

7/24 10:58

神楽ヶ峰からはかぐらスキー場に向かってのダウンヒル

7/24 11:31

下山時はリフト無しで自力下降
今更ながら初めて足を踏入れたがなかなか険しい登山道だったんだ。
リフトを使わなかったら大変だったんだな〜

7/24 11:57

湿っぽい岩道を越えて
待望の登山口に帰還

7/24 12:09

和田小屋で購入したガリガリ君(150円)をかじりながら駐車場へ

お疲れ様でした(^ー^;A

撮影機器：

PENTAX K-70 RICOH IMAGING COMPANY, LTD.

感想

ぺれきち

深田久弥曰く「いわゆる山らしい山のたくさん重なっているあいだに、苗場だけはまるで鯨の背のようにその厖大な図体を横たえている」と表現している苗場山。
普段はよく谷川エリアの山登りや信越方面のスキー場に訪れているが、それらの頂きから眺めた中で横へ平坦に長い特異な頂きを持つ苗場山はどこから見てもそれとわかる独特の山容が印象的で今回初めての訪問。

今回使用した祓川ルートは数値的には日帰りで行ってこれるレベルだが
事前の情報収集で和田小屋HPをチェックしたら
今回訪れる土曜日はかぐらスキー場内の第一高速リフトが営業していて
「たまにはお気楽登山もいいかな〜」と思っていたが料金が片道登りのみで2000円とお高い値段設定（ちなみに谷川岳ロープウェイ片道は1250円）。
乗るか乗らないか何方付かずで和田小屋前の登山口に到着すると運営スタッフがリフトのPR活動をしていて、アピールを受けてついつい背中を押される感じになりリフトで快適な空中散歩へ。
今思い起こせば、祓川ルートは想像していたよりかはハードな道のりだったので、
高い買い物だったがリフトに乗るのも選択肢としては有りだったのかなとの思いもあるし、
苗場山上層部の散策も時間と体力で余裕が持てたから良かったのかな。

これ迄は眺める対象でしかなかった苗場山の鯨の背は無数の池塘が散りばめられた広大な高層湿原で天上の別天地。
登山歴は10年ほどたつが、もっと早くに訪れるべき山だったな〜。と、ちょっと悔やむくらい素晴らしい景観が広がっていた。
秋の紅葉シーズンはどんな感じになるのか楽しみだな〜。