白馬岳(栂池−小蓮華山−白馬岳−大雪渓−猿倉)
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- GPS
- 31:39
- 距離
- 14.6km
- 登り
- 1,284m
- 下り
- 1,847m
コースタイム
栂池自然園駅8:33−8:45登山口8:47−9:37銀嶺水−10:03中ノ原−10:21天狗原−11:26雪渓
−11:54乗鞍岳山頂12:06−12:53大池山荘13:24−14:16船越ノ頭−15:28小蓮華山−
16:16三国境−17:10白馬岳山頂−17:32白馬山荘
8月25日
白馬山荘6:32−6:49白馬岳頂上小屋−7:40避難小屋−8:16葱平−9:26雪渓上−10:46雪渓下
−11:12白馬尻荘11:19−12:16猿倉荘
天候 | 8月24日 曇りのち晴れのち曇り 8月25日 曇り時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
コース状況/ 危険箇所等 |
前日の大雨でぬかるんでいる箇所多数 雪渓はクレパスがあり、ベンガラや赤印に従って行く |
写真
感想
毎年恒例になった8月末の北アルプス登山(昨年立山、一昨年焼岳)
今年は白馬雪渓〜白馬岳〜栂池コースに早くから決めていました。
23日夜 大阪から「さわやか信州」バスで白馬へ
バスは予定の時刻より1時間早く白馬八方BSに到着
しかし前日の大雨で、猿倉までの道が通行止め、当然バスも運行しないということ。
唐松岳から白馬へのルート変更をした他の登山者がいたが、
どうしようかと思案した結果、栂池から乗鞍岳を経て白馬岳を周り、
翌日雪渓を下るルートに変更する。
7:15の栂池行きのバスはすぐ到着し、17分で栂池に到着 天候は回復の兆し
ゴンドラリフトとロープウェイを乗り継いで栂池自然園に到着
標高1850mはかなり涼しくて、さっそくウインドブレーカを着る。
登山口で登山届けをポストインして出発8:47
天狗原までは樹林帯をジグザグに登っていく、川のように水が
登山道を流れていく、靴の中まで水が浸入するほどではなく
綺麗な水なのでとても気持ちが良い。
今回も家内が一緒なので、超スローペース 多くの登山者に道を譲る。
天狗原は木道が湿地帯を渡り、とても静かで美しい
乗鞍岳の雪渓が眼前に迫って来る。休憩の後、この雪渓の真横の岩を登る。
振り返るとリフトやロープウェイがよく見え、ここまでよく来たなと実感する
雪渓を渡り、台地に出て大きなケルンが見えたらそこが乗鞍岳山頂
急に横風が強くなる、写真を撮ったらすぐに大池方面へ
小蓮華山もはっきり見えてくる。白馬大池もとても美しい
白馬大池山荘に12:53に到着 たくさんの登山者が昼食休憩
お湯を沸かしカップヌードルを食べたが、これまた疲れた身体には
大変美味なご馳走だった。
そそくさに片付け出発 白馬岳まで3時間半かかるとコースデータに出ている。
13:24白馬大池山荘出発何としても5時までには着きたい。
ハイマツのガレ場を少しペースを上げ登っていく。
家内も到着時間を心配してか、休憩回数を意識的に減らしていった。
雷鳥坂を登る。雷鳥がいるか気にしながら行くが、雷鳥には会うことが
できなかった。小蓮華山への尾根では横風が次第にきつくなる。
道幅1.5m位のナイフエッジの尾根を通るときは、強風が吹くとさすがに足が竦んだ。
ジグザグの尾根道をひたすら登っていく。白馬尻小屋も下にはっきりと見える
小蓮華山を経て三国境へ、横風ももっと激しくなり、立っているのがやっとの状態
2度程風で飛ばされそうになり肘を強打してしまった。
雨は降っていないものの、強風で体温が奪われるようだ。
山頂には17:10到着 ガスで展望はほとんどなく、強風がかなり激しい。
2932mの山頂は展望もなく写真を撮る3分ほどの滞在であった。
17:32白馬山荘到着 約7時間の行程だった。どっと疲れが出る。
山荘の夕食はハンバーグ 疲れた身体に大変美味なご馳走だった。
2名の個室に泊まる。土曜日にしては宿泊者が少なかった。
夜行バスの疲れが出て、19:30には就寝
翌朝4:45起床 爆睡であっという間に朝を迎えた。
足も顔もむくんでいた。体中がみしみし軋んでいる様だ
5:20来光に何とか間に合い、雲の切れ目から朝日がみられた
朝食すませた頃 立山剣岳方面に虹が架かっていた。
受付で雪渓が通行可であることを確認して、6:32山荘出発
お花畑の花は色とりどりの花が咲き誇っていた。
葱平付近で昨日の豪雨で橋が流されたそうで、新しい橋が
付け替えられていた。
雪渓からはアイゼンを履く、多くの登山者が登って来るが
下る人も多い。実際に下るのは20分ぐらいで、あとは赤の表示に
従い山側を歩く。11:19白馬尻小屋到着 ここからは昨日登った
小蓮華山の尾根がよく見える。標高差1500mを一気に下った。
猿倉までの1時間の道のりは道幅が広く遠く感じたが、何とか下山できた。
白馬行きのバスが12:20発だったが4分前に到着できた。
結果的に大雪渓を下るコースのほうが時間的に短く行くことができた。
睡眠不足で登る2日間はとてもタフなコースであったが、
天候にも恵まれ、北アルプスの山々もよく見えて
心に残る山行であった。
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