飯豊連峰大縦走(3泊4日:弥平四郎〜祓川山荘〜本山小屋〜頼母木小屋〜東俣公園)
- GPS
- 80:00
- 距離
- 44.1km
- 登り
- 3,107m
- 下り
- 3,346m
コースタイム
- 山行
- 8:08
- 休憩
- 0:19
- 合計
- 8:27
- 山行
- 8:43
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 8:43
天候 | 22日:晴れ、23日:ガス時々晴れ、24日:晴れ、午後雨、25日:晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
東俣彫刻公園からJR 越後下関駅まで、タクシー4,410円 JR 越後下関駅からJR 野沢駅まではJR を利用 |
コース状況/ 危険箇所等 |
よく刈り払いされて歩きやすかったです(登山道整備に当たっている方々に感謝です🙏) |
写真
感想
4連休は、ワクチン接種も終わり天気も良いので、去年行けなかった飯豊へ
ソロ縦走で、1日目はJR野沢駅からデマンドバス(450円)で弥平四郎までで祓川山荘泊、
2日目は本山小屋まで、3日目は頼母木小屋まで、最終日は権内尾根を東俣彫刻公園まで降り、タクシーで🚖JR 越後下関駅から野沢駅まで(4,410円)
ログはバッテリー不足で、全て手入力です
22日(木)
JR野沢駅からデマンドバス(450円、8人で満員)で弥平四郎まで40分ほど
祓川山荘までの1時間半の林道歩きは、日差しが強く激汗💦
小屋手前の奥川の沢で頭を突っ込み、熱冷まし💦
今晩の祓川山荘は10人ほど、水は外にも内にも出ていて便利(2Fは20人くらいは泊まれるか?)
1Fの3人で情報交換&自分の荷重の軽減にささやかな宴会、早い就寝💤 💤 💤
23日(金)
暗いうちに出かける人も多く、自分は最後の方で5時過ぎ出発
飯豊にしては初めは急登と言うほどではないが、次第に山肌をトラバースしていく気の抜けない登山道
十森の水場はいい場所にあり休憩、松平峠まで2時間(ここで、1Fで同宿の女性に追い越される)
ここからは、足場の滑る岩場の連続で休むこと多し(稜線上で草刈り機の音が聴こえてホッとする)
疣岩山辺りから草刈り作業の方々に出会い、同じ作業に従事する者として感謝を伝える🙏(今回歩いた登山道は全てと言って良いくらい草刈りされていた。本当にご苦労様様&ありがとう)
展望はガスが出ており良くないが、その分暑さは幾分軽減されていた
三国小屋で休憩し、稜線特有のアップダウンを頑張って進み、切合小屋を目指す
切合小屋の水は水勢弱く、貯水タンクから汲むしかない
休んでいると雨が降ってきたのでカッパを着込むも、歩き始めたら上がったので10分ほどで脱ぐ
雪渓歩きを経て、草履塚を超えて姥権現、その後御秘所は脚の疲労を考えてゆっくり慎重に進む
最後の御前坂の登りは我慢比べ、一歩ずつ一歩ずつ自分に声を掛けながら進む
13時過ぎにテン場に着くと、もう20張くらいあった
小屋手前のイイデリンドウを写メして本山小屋へ、この時間でもう少しで満杯状態だが、一髪セーフだった
この日の最大の目的である、管理人の金子さんに2年ぶりに会えて嬉しかった
小屋も満杯、テン馬は50張りもあったのでは?
24日(土)
夜は雨もあったが、朝にはあがって良い朝日が歓迎してくれ、天気は今日はいい山行になりそうだ
昨夜は、前日の疲れでピストン下山も頭をよぎったが、取り敢えず御西まで行って調子を確認することに
頂上を経て駒形山へ歩き出せば行けそうなので、頼母木小屋を目指して進むことに
それにしても、昨日も今日も同じ方向を目指す方々には励まされる、有難いことだ
道は山肌に残雪を残すところが多く、しかも朝のうちは氷状態なので滑落しないようにゆっくり慎重に進む
道々、スライドする方に声をかけて、昨日の本山小屋や御西小屋の状況を伝えて情報交換するとともに、予定を聞いて自分を励ます活力に変えることが出来た
急登の烏帽子岳を息を切らして登り、梅花皮岳を経て梅花皮小屋へ降りると、気持ちいい治二清水の湧水が豊富に出ていたので、体も拭いて、一服つく😌(ここまで5時間半)
昨夜は小屋も、テン場も一杯で設営できない登山者は門内小屋に回ったとか
北股岳の急登を一歩ずつ進んで、ようやく頂上もガスで展望は効かず、二年前の縦走山行を思い出しながら黙々と進むのみ
門内小屋はもうテン場に5張ほど設営中あり、みなさん早い時間に着いているようだ
まだ11時半でここまで7時間、梶川尾根や丸森尾根を経て当初予定通り頼母木小屋を目指すも、途中、地神山で方向を勘違いしてプチ迷いで登ったり下ったり
頼母木山まで来て安心したが、少し下山したら結構な雨に祟られずぶ濡れとなってしまう
途中、明日のタクシーを🚖予約するも、iPadのバッテリーが水でショートして充電不能に🔌なってしまった(;_;)
捨てる神あれば救う神あればで、小屋に着いたらソーラー充電器も持っていた方が充電していいよと差し出してくれた(本当に助かりました。ありがとうございました🙏)
Gトラバースを見て小屋でそうめんが食べれると思い話すとやって無かった(次回は自分で持ってこよう(笑))
25日(日)
最終日は下山のみだが、エブリ差し岳の先は初めての登山道でバッテリーが不十分なので不安を感じ、同じ頃出発し大石ダムに向かうお三人さんに同行を急遽お願いし🤲、一緒させていただいた(有難い🙏)
案の定、前エブリからの下山道は先は 見えず山が切り落ちていた急坂で、足の先に体重がかかって痛い
千本峰前後は山肌のトラバースで強い日差しに体力を奪われ、日陰を探しながら休憩をする
カモス峰以降は、岩と木の根の繰り返しで、疲れた足には足の松尾根に匹敵するほどに感ずる大変さ
次第に聞こえる沢水の音に癒され、これを励みに気力を絞り続け、水の音が大きくなるまで頑張る
頑張って第二吊橋に出ると、林道も近いと思いきや、再度登る登山道に全員辟易😂
その後何とか第一吊橋に出ると林道に出て、4kmほどの砂利道歩きだが、日差しが強く汗が滴り落ちる💦
予約してあるタクシーに🚖乗車してJR 越後下関まで30分ほどで到着
14:35の電車で、2回乗り換え19:22JR 野沢駅着後、デポしてあった車でロータスインで入浴して帰路に着いたが、仮眠💤 💤 💤もして盛岡着は26日朝6時であった
今回も、様々な出会いと、色々助けていただいた山行であった。特にも、頼母木小屋からの下山道を急遽一緒させていただいたお三人さん(Kさん、Tさん、Oさん)には、感謝しかない🙏 🙏 🙏
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