西岳・権現岳・旭岳・編笠山（富士見高原より）高所は怖い…【40.8】

2021年07月25日(日) [日帰り]

• GPS: 07:44
• 距離: 16.2km
• 登り: 1,857m
• 下り: 1,827m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:04
• 休憩: 1:23
• 合計: 8:27

距離 16.2km 登り 1,870m 下り 1,873m

6:04 富士見高原リゾート駐車場
6:25 6:26 五叉路分岐
6:31 6:32 不動清水
7:17 7:18 林道出合
8:15 8:16 西岳
8:51 乙女の水
9:00 9:10 青年小屋
9:31 9:32 のろし場
9:46 西ギボシ
9:59 東ギボシ
10:03 10:06 権現小屋
10:07 10:14 権現岳
10:15 権現小屋
10:21 縦走路分岐
10:33 11:17 旭岳
11:30 縦走路分岐
11:31 権現小屋
11:38 東ギボシ
11:46 西ギボシ
11:57 11:59 のろし場
12:11 12:12 青年小屋
12:31 12:41 編笠山
13:50 臼久保岩小屋
14:10 14:11 盃流し
14:16 五叉路分岐
14:31 富士見高原リゾート駐車場

天候

曇り・時々空

アクセス

利用交通機関：

自家用車

富士見高原リゾートに入り、すぐ左の道に入ると駐車場が並びますが、一番奥まで行くとB-1駐車場があります。ここは登山者用に使わせてくれているようです。

コース状況／危険箇所等

いくつか、地図のルートではなく迂回をさせる箇所がありますが、ご丁寧な案内がたくさんあるので、迷うこともないと思います。
青年小屋から権現岳へのルートの後半部分は鎖場が連続します。難易度はそれほど高くないと思いますが、何かあれば危険なのは間違いないので、鎖場に慣れていない方はご用心ください。

その他周辺情報

小淵沢の森の中に、ひっそりと佇む紅茶専門店『マヴィ』。
紅茶党にだけ、こっそりと教えてあげたいお店です。
美味しい紅茶をいただきたいなら是非ここに。
手作りスコーンにはクロテッドクリームと季節の（？）ジャムがつきます。
夏はテラス席もおススメです。

写真

7/25 6:05

6：00。駐車場は広々。既に結構停まっていますが、まだまだ停められそうです。かなりの車が、前日からの泊り組でしょうか。

7/25 6:10

ゲートの横を通って…今日も頑張ります。

7/25 6:11

情報量の多い登山口。ありがたいです。ポストも裏にあります。

7/25 6:17

本来はここを突っ切って進むのですが、工事中なのか迂回。

7/25 6:20

迂回先も標識があるので、迷うことはありません。

7/25 6:25

最初の分岐。西岳に行くのでここは右に。
降りてくるときは右の道からになる予定です。

7/25 6:32

飲める水のようですが、歩き始めなのでまだ大丈夫ですね。

7/25 6:32

緩やかな道が続きます。ウォーミングアップにはちょうどいい感じです。

7/25 7:02

嫌な予感がするので、ゲイターを装着。以前、朝露で靴の中までグッショリにしてしまった事があるので、早めに対応。

7/25 7:16

時々、林道を横切ります。

7/25 7:25

ゲイターつけたのに下草が無くなっていく…。足が蒸れただけでしたが、まぁそういうこともありますね。ここで外してしまいました。

7/25 7:37

石が目立ち始めると、傾斜もちょっと厳しくなってきます。

7/25 7:45

7/25 8:02

編笠山かな？帰りに通過する予定です。時々空が見えるのですが、全体的に雲が多くて、近くの山もなかなか確認できません。写真の山もこの後すぐに雲に隠れてしまいました。

7/25 8:02

7/25 8:06

7/25 8:15

最初の目的地、西岳に到着！

7/25 8:15

したものの、何も見えず…

7/25 8:17

山頂もこんな感じです。諦めて次に行きます。

7/25 8:20

西岳から青年小屋までは、ほとんど傾斜も感じないとても歩きやすい道が続きます。

7/25 8:26

『森の中の散歩道』といった感じ…ずっと歩いていたい…

7/25 8:34

雲が切れて、遠くに山が確認できました。
ヤマレコ内でも「左から〇〇岳、△△山…」と解説してくれている方がいらっしゃいますが、どうやって判断しているのでしょう？私はサッパリです。

7/25 8:51

崩壊個所に遭遇。

7/25 8:51

下に回り込む道がありました。気を付けて進みます。

7/25 8:53

崩落個所を過ぎてすぐのところに、水場がありました。美味しそうですが、お腹が弱めなので、水分に余裕があるうちは手を付けずにいます。

7/25 8:58

山小屋は利用したことがないけれど、見つけるとなぜか安心します。

7/25 8:59

青年小屋と編笠山。

7/25 9:01

ヤマレコでもよく見る入り口。一杯やっていきたい。

7/25 9:01

次の目的地は権現岳なのですが…

7/25 9:02

目の前の編笠山に誘われてしまったのか、なぜかここを登り始めてしまい、時間と体力を無駄にしてしまいました。

7/25 9:28

気を取り直して、権現岳ルートに修正。しばらくは穏やかな道ですが、途中から岩場になってくるので、ポールを収納します。

7/25 9:31

2500メートルほど。あと200メートルくらいかな？

7/25 9:31

7/25 9:34

曇っていて全体が分かりませんが、結構な崖のようです。

7/25 9:38

本格的に岩場ばかりに。一応、赤いペンキで〇印がついているのですが、どこを登っても一緒のような感じ。

7/25 9:42

ただ、〇をちゃんと追うことができると…

7/25 9:42

うまいこと鎖に辿り着くことができます。鎖がなくても登れそうではありますが、初心者にはやっぱり安心。

7/25 9:49

7/25 9:49

7/25 9:50

ずっと鎖。

7/25 9:52

トラバースも鎖。

7/25 9:53

とにかく鎖。すれ違う人は少なかったですが、中には時間のかかる方もいらっしゃいました。お互い、焦らず安全に行きたいものです。

7/25 9:56

目的の権現岳山頂も、随分ハッキリしてきました。もう少しです。

7/25 10:00

7/25 10:03

こんな高いところで泊めさせてくれるなんて、よく考えたらすごいことですね。

7/25 10:04

もう一息。頭上から、歓談する声が聞こえてきます。

7/25 10:09

何年かぶりで権現岳に登頂！
今回のルートの方が怖かったけど、体力的には楽に感じました。体力がついたかな？（前回は天女山から）

7/25 10:12

こちらは、地図上の頂上よりも南東よりの岩場の上。
周辺の岩場には、お昼休みをとる方々がチラホラと見られます。

7/25 10:15

こちらは、地図上の山頂部分。
体力、時間ともに少し余裕があるので、このまま旭岳に向かいます。

7/25 10:16

7/25 10:16

7/25 10:18

鎖を使っての下りがここにも。そして鎖の先には…

7/25 10:19

有名（？）な梯子が。
ハァ〜、意を決して、行くとしますか。

7/25 10:22

足が浮いてる部分があるし、微妙に揺れるし、生きた心地がしない…。とにかく一段一段、静かに、確実に降りていくことに集中。（梯子以外のものは目に入っていない…）

7/25 11:13

梯子のドキドキがまだ冷めないあたり。赤岳方面はまっすぐに進めばですが、旭岳山頂はここを右に登っていきます。標識も何もないので、うっかり見落としてしまいました。

7/25 10:33

旭岳山頂に到着です。

7/25 10:33

南には権現岳。

7/25 10:34

東には…下界？

7/25 10:34

西には…まぁいいか。

7/25 11:02

ここでお昼ご飯にしましたが、誰も来ることはありませんでした。例の梯子を降りてきた方がお一人。360度、ぜーんぶ見られます。そして山頂独り占め。

7/25 11:11

北にはきっと、赤岳が見られたのでしょうね。晴れていればとても見晴らしの良い場所のように思います。

7/25 11:20

お昼も食べたし、折り返すことにします。

7/25 11:47

権現岳山頂が綺麗に見えました！

7/25 11:54

バッタ大家族。よっぽど居心地のいい石なのかな？

7/25 12:16

青年小屋まで戻って、再度編笠山にアタック。凄い岩場です。ピョンピョンと飛び移りながら進みます。一応〇印がありますが、見つけること自体が難しいし、気にせず登って大丈夫そう。振り返ると青年小屋がもうあんなに下に。

7/25 12:18

もうすぐ岩場が終わって森に入ります。

7/25 12:19

7/25 12:19

が、森の中でも石がゴロゴロ。

7/25 12:30

山頂付近も石がゴロゴロ。

7/25 12:31

編笠山は人気があるのか、山頂付近にたくさんの人がいました。

7/25 12:35

7/25 12:35

降り口が見つからずに、山頂付近をウロウロ。

7/25 12:38

青い空が見えると、それだけでちょっと嬉しくなってしまう今日の曇り空。

7/25 12:41

降り口の矢印を発見。よかった。

7/25 12:43

時々、グラつく石もあります。見ただけでは分かりません。『風雲たけし城』な感じですが、あそこまで危険ではないかな。

7/25 13:16

岩場を降りると、普通の山道に。少しホッとします。

7/25 13:53

7/25 13:54

7/25 14:07

こちら側の道でも、時々林道を横切ります。

7/25 14:09

このところ毎日のように夕立がありますが、川は干上がっています。ピンクリボンが向こう側にあり、このちょっと下の箇所で、対岸に渡ります。

7/25 14:11

7/25 14:12

7/25 14:27

標識に従ってさらに歩くと、ゲートに戻ってきました。
アスファルトの道は暑い…。

7/25 14:31

何はともあれ、今日も無事に降りてくることができました。ありがとうございました。

7/25 15:06

ちょうどおやつ時だったので、大好きな紅茶専門店『マヴィ』でスコーンのセットを。テラス席でも快適に過ごせる季節です。登山口から車で10分ほどの場所です。
庭ではひぐらしの鳴く声が重なっています。どこかで惨劇が起きていなければいいのですが。

撮影機器：

FIG-LA1 HUAWEI

感想

pumi3

権現岳は2回目になりますが、今回は富士見高原から西岳や編笠山も通るルートで登ってみました。
夜に雨があったのか、全体的に道が濡れていましたが、岩場は問題なし、森の中では少しぬかるんでいたり、石や木の根が滑りやすくなっていましたが、危険を感じるほどではありませんでした。
山頂付近ではアブが気になりましたが、私は刺されることはありませんでした。すれ違った方は刺されたそうです。
連休最終日ということで、人は多くなかったですが、権現岳・編笠山では、お昼を取る場所など早い者勝ちになってしまうかもしれません。西岳・旭岳ではほとんど人はいませんでした。
眺望のよさそうな場所がいくつかありましたが、あいにく今日は雲が多かったです。降られなかっただけマシかもしれませんが…。いつかリベンジしたいものです。

一週間のうちに、鳳凰三山・赤岳・横岳・硫黄岳・西岳・権現岳・旭岳・編笠山とナカナカにハードでした。少し休んで、次はまた週末かな。