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Yamareco

記録ID: 339208
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ハイキング
白山

白山(別当出合〜室堂〜御前峰〜お花松原)

2013年08月28日(水) [日帰り]
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GPS
01:26
距離
17.7km
登り
1,905m
下り
1,889m

コースタイム

5:28別当出合発−(砂防新道)−7:09甚之助避難小屋−8:23室堂−8:56御前峰−9:38中宮道分岐−10:33お花松原着
10:56お花松原付近発−11:51中宮道分岐−12:39室堂−13:03黒ボコ岩−(観光新道)−14:41禅定道分岐−15:38別当出合着
天候 晴れ後曇り(ガス)
過去天気図(気象庁) 2013年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
この日はマイカー規制は無かったため、別当出合の近くまでマイカーで入りました。
別当出合登山口の少し手前で一般車は進入禁止になっており、その進入禁止地点から右下に降りた所に二段構えの広い駐車場があります。(下の段の方が広いです)
トイレは別当出合登山口にあります。
コース状況/
危険箇所等
全体的に特に危険というところは無いと思います。
砂防新道はすばらしく整備されています。
御前峰から御池巡りコースへ降りるところは、ザレてますので要注意です。コースもやや不明瞭ですので、赤いペンキのマークをたどるようにします。
お花松原へのコースはやや急な下りになりますが、特に危険は無いと思います。ヒルバオ雪渓も小さくなっていて、夏道が出ていました。
観光新道は緩やかなところもあれば、急勾配となるところもあり、整備状況は砂防新道と比べるとかなり劣りますが、一般的な登山道のレベルと思います。
砂防新道はこの吊り橋を渡っていきます。
砂防新道はこの吊り橋を渡っていきます。
お城の石垣ではありません。登山道です。
お城の石垣ではありません。登山道です。
アキギリ?
オトコエシ?
ミヤマヨメナ?
オオカメノキ?
オニシモツケ?
甚之助避難小屋
立派です。
甚之助避難小屋
立派です。
黄色い花はキオンでしょうか?
白い花は?
黄色い花はキオンでしょうか?
白い花は?
オニシモツケの群落
オニシモツケの群落
シシウド(?)をアップで
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シシウド(?)をアップで
アザミの仲間
アザミは終わりかけが多かったですが、あちこちにたくさん咲いてました。
アザミの仲間
アザミは終わりかけが多かったですが、あちこちにたくさん咲いてました。
シモツケソウ
白山だからハクサントリカブト?
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白山だからハクサントリカブト?
黒ボコ岩
ヤマハハコ?
ナナカマドの実が既に赤く色づいているものもありました。
ナナカマドの実が既に赤く色づいているものもありました。
室堂センター
御前峰へ向かう途中。
実が色づきかけのナナカマド。
御前峰へ向かう途中。
実が色づきかけのナナカマド。
御前峰。
ガスで全く展望がありませんでした。
御前峰。
ガスで全く展望がありませんでした。
翠ヶ池。
分岐点。
ここから大汝峰方面に向かうと、大汝峰の手前で中宮道への分岐があります。
分岐点。
ここから大汝峰方面に向かうと、大汝峰の手前で中宮道への分岐があります。
中宮道への分岐点。
中宮道への分岐点。
イワギキョウ
ミヤマリンドウ
ヨツバシオガマ
アオノツガザクラ
アオノツガザクラ
ミヤマダイコンソウはまだ蕾です。
ミヤマダイコンソウはまだ蕾です。
アオノツガザクラの間に咲くクロユリ
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アオノツガザクラの間に咲くクロユリ
ミヤマキンバイやハクサンコザクラのお花畑
ミヤマキンバイやハクサンコザクラのお花畑
ハクサンコザクラ
ハクサンコザクラ
ハクサンフウロ
お花松原の道標。
傾いてます。
1
お花松原の道標。
傾いてます。
クルマユリ
クロユリ
アオノツガザクラなどに覆われた斜面。
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アオノツガザクラなどに覆われた斜面。
ミヤマキンバイ
ハクサンコザクラとアオノツガザクラとミヤマキンバイ
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ハクサンコザクラとアオノツガザクラとミヤマキンバイ
オトギリソウの仲間
オトギリソウの仲間
トウヒレン?
ミヤマアキノキリンソウとヤマハハコ
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ミヤマアキノキリンソウとヤマハハコ
ヒルバオ雪渓方面を見下ろしたところ。
ヒルバオ雪渓方面を見下ろしたところ。
剣ヶ峰と御前峰
百姓池(?)と大汝峰
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百姓池(?)と大汝峰
ミヤマコウゾリナ?
ミヤマコウゾリナ?
ミヤマダイモンジソウ
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ミヤマダイモンジソウ
ミヤマリンドウの白花がありました。
ミヤマリンドウの白花がありました。
ウサギギク
弥陀ヶ原
ヤマハハコ
イブキトラノオ
白っぽいのと、薄ピンクのがあります。
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イブキトラノオ
白っぽいのと、薄ピンクのがあります。
イブキトラノオの間に咲くハクサンフウロ
イブキトラノオの間に咲くハクサンフウロ
シモツケソウとカライトソウ
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シモツケソウとカライトソウ
イブキトラノオなどが咲く斜面
イブキトラノオなどが咲く斜面
コゴメグサの仲間
コゴメグサの仲間
サラシナショウマとトリカブト
サラシナショウマとトリカブト
タカネマツムシソウ
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タカネマツムシソウ
クガイソウ
観光新道の入口

感想

今年はヒルバオ雪渓の残雪が多いという情報もあったので、もしかしたら夏の花の名残を見られるかもと思って、お花松原まで行ってみました。

登りは砂防新道を使いました。ここは本当によく整備されていて、道幅も広めで歩きやすいです。アキギリ、オトコエシ、キオン、オニシモツケ、アザミなどいろいろと花が咲いていました。甚之助避難小屋を過ぎると、ハクサントリカブトやシモツケソウなども見られるようになり、飽きることがありません。

前日の天気予報は晴れだったので、晴天を期待していたのですが、晴れていたのは早朝だけで、だんだん雲が広がってきて、黒ボコ岩近くまでくるとガスもかかってきました。

弥陀ヶ原のチングルマはみんな綿毛を付けた状態になっていました。弥陀ヶ原から室堂へ登る途中のナナカマドは既に実があかくなっていました。

室堂からはまずは御前峰に向かいました。終わりかけでしたが、イワギキョウの花が登山道脇のあちこちにまだ見られました。

御前峰ではガスで全く眺望がなかったので、写真だけ撮ってすぐにお池巡りコースへと進みました。御前峰を過ぎてすぐのあたりでは、横からやや強い風とともにガスが吹き付けて、メガネに水滴が付く状態となったので、カッパの上着だけ着込みました。

お花松原に向かうには、中宮道を目指して行けば良いと思って歩いていましたが、大汝峰方面と室堂方面に分かれる分岐のところの道標には、中宮道という表記が無く、あれっと思い地図を取り出して確認して、大汝峰方面へ進みました。

まもなく正面にガスがかかった大汝峰が見えてきて、中宮道への分岐がありました。少し進むと急な下りとなります。その道の脇にもアザミやミヤマアキノキリンソウ、トウヒレンなどが場所によっては登山道に覆い被さるように咲いていました。

途中会った人に聞くと、お花松原ではまだクロユリやハクサンコザクラが咲いている教えてくれました。他にも、中宮道でずっと下るという二人組や逆に登ってきたという単独の方もいました。

ヒルバオ雪渓のあたりまで下ると、アオノツガザクラやハクサンコザクラなどが咲いており、ここまで来てみて良かったと思いました。雪渓はかなり小さくなっており、雪の上を歩く部分はありませんでした。

さらに進むとアオノツガザクラ、ミヤマキンバイ、ハクサンコザクラなどがたくさん咲いているところがあり、もう少し進むとお花松原の道標があってそこから少しだけ進んだところで引き返しました。

道標から少し戻ったあたりでザックをおろし、おにぎりを食べたりして休んだあと、来た道を戻りましたが、この頃はガスがだいぶ取れて御前峰などが見えるようになりました。

大汝峰への分岐ところからは、お池巡りコースで室堂へ戻りました。この間にもミヤマリンドウやイワギキョウなど結構花がありました。

お昼前後は、青空もだいぶ見えていたのですが、黒ボコ岩まで下った頃にはまたガスがでてきて、ほとんど展望が無くなってしまいました。

下りは観光新道を行きました。こちらには、タカネマツムシソウやイブキトラノオなどがたくさんありました。

一昨年に観光新道を登ったときにはあまり感じませんでしたが、下ってみて観光新道はやはり急なところは急(って当たり前ですが)で、割と平坦な部分も多いと思いました。下りが苦手な私は、ここはやはり登りに使った方が良いと思いました。結局登りとほぼ同じくらいの時間がかかってしまいました。

天気は予想より良くなくて、眺望はあまりありませんでしたが、予想以上にいろいろと花を見ることが出来て、私としては満足の山歩きでした。

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