蝶ヶ岳〜常念縦走
- GPS
- 14:05
- 距離
- 15.1km
- 登り
- 1,994m
- 下り
- 1,888m
コースタイム
- 山行
- 3:41
- 休憩
- 1:16
- 合計
- 4:57
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
特に危険箇所は無し。三股〜常念は水場がなく急登。十分な水分が必要。 |
予約できる山小屋 |
蝶ヶ岳ヒュッテ
|
写真
感想
【8月3日】
夏休み登山2021。今回は自身初のテント泊へ。リーダー以外は初テント泊という中、蝶ヶ岳へ向かいました。
駐車場もばっちり停めることができ、いざ出発。青空が見える最高の天気で、後輩くんのビギナーズラックだなと話しながら登ります。以前も蝶ヶ岳に日帰りで登りましたがやはりテントを背負うと疲労度は格段に上がり、「こんなしんどかったっけ、、。」と過去の記憶の曖昧さに気づきました。
息を切らしながら何とか蝶ヶ岳ヒュッテへ。ドカンと目の前に広がる北アルプスの大パノラマ。槍ヶ岳もばっちり見えて、大興奮。
とりあえずテントを立てて昼飯を食べ、山頂の最高に美味しいビールも堪能。ゆっくりと流れる贅沢な時間を堪能。
夕方には少し雲がかっていましたがワンチャン夕焼けも見れるんじゃね!?とカメラを構えながら待ちました。気を使わずゆっくりと過ごせるテントの素晴らしさに感動すると共に、山頂での時間の使い方を考えておらず手持ち無沙汰になったのは次の登山に生かします。みなさん何してるんだろう、、。笑
夜は安曇野の夜景と満点の星空。ここでしか見ることが出来ない景色を存分に楽しませてもらいました。何とかオリンピックサッカーの準決勝もテントで見ることが出来ましたが、日本の惜敗に少々テンション下がっての就寝。夜はちと寒かった、、。
【8月4日】
前日の疲れから爆睡しておりましたが、朝日は見たい!との思いで何とか起床。テントを出ると雲ひとつない空が広がり、段々とオレンジ色に変わる山並みにうっとり。本日登る常念もばっちりと顔を出しておりました。朝ごはんを済ませ、テントを撤収。意気揚々と蝶ヶ岳を出発し常念へ向かいます。蝶槍の近くでは雷鳥も7羽ほど見ることが出来、なんて幸運な山行なんだろう。蝶槍を過ぎると北アルプス大パノラマには別れを告げ、しばし下っていきます。樹林帯は気温も暑く、体力を消費。後輩の膝も僅かに痛みだすも、なんとか進みます。
蝶槍からぐんと高度を落とすと、今度は登り返し。これがしんどい!!!思うように体も進まず、さっきまでのルンルン気分はどこへ行ったというくらいのしんどさ。途中でくまさんにも出会い、ドキドキ。予定
していたコースタイムよりも倍近く時間もかかり、なんとか常念へ。視界もガスガス、水もキレキレでこれから始まる三股への下山に気持ちは萎えておりましたが降りるしかない。
後輩の膝がついに悲鳴をあげ、ゆっくりゆっくりの下山。暑さと疲労で体も動かず、水も切れてしまったため、「遭難」の2文字も頭によぎる本当に大変な下山となりました。
〇テントを背負っての山行はいつものコースタイムで考えてはいけない。
〇水、食料は一人分プラスアルファでかならず持っていく。
学びの多い山行となりました。
今ではそれもよい思い出。
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