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Yamareco

記録ID: 3414004
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

旧友と奥穂高へ

2021年07月29日(木) ~ 2021年07月31日(土)
情報量の目安: A
都道府県 長野県 岐阜県
 - 拍手
Tad その他1人
体力度
7
1~2泊以上が適当
GPS
56:27
距離
39.8km
登り
2,144m
下り
2,135m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
6:31
休憩
1:14
合計
7:45
距離 17.3km 登り 1,087m 下り 316m
7:08
8
7:16
7:17
33
7:50
7:53
5
7:58
42
8:45
8:57
14
9:11
9:12
45
9:57
10:37
20
10:57
49
11:46
11:52
77
13:09
13:10
36
13:46
13:56
52
2日目
山行
3:01
休憩
0:31
合計
3:32
距離 3.4km 登り 860m 下り 181m
5:54
4
5:58
5:59
57
6:56
7:04
36
7:40
8:02
84
3日目
山行
6:55
休憩
2:25
合計
9:20
距離 19.0km 登り 158m 下り 1,639m
6:08
60
7:08
7:15
22
7:37
42
8:19
4
8:23
9:18
30
9:48
19
10:07
37
10:44
10:58
40
11:38
21
11:59
12:38
38
13:16
11
13:27
13:51
2
13:53
36
14:29
4
14:33
14:38
31
15:09
6
15:15
4
15:28
ゴール地点
天候 29日:曇り 30日:晴れ 31日:晴れ のち 曇り
過去天気図(気象庁) 2021年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス 自家用車
沢渡駐車場に駐車 → バスで上高地バスターミナルへ
コース状況/
危険箇所等
上高地 → 横尾: ほぼ平坦な砂利道
横尾 → 涸沢: 樹木帯の中のなだらかな登り
涸沢 → 穂高岳山荘: ザイテングラートの岩尾根を慎重に登る
穂高岳山荘 → 奥穂高岳山頂: 山荘前の垂直の壁を登り切っても油断せず、頂上までの尾根道を注意深く進む 
【1日目】
7時に上高地を出発
2021年07月29日 07:02撮影 by  X-T4, FUJIFILM
7/29 7:02
【1日目】
7時に上高地を出発
初めは梓川沿いに歩く
2021年07月29日 07:07撮影 by  X-T4, FUJIFILM
7/29 7:07
初めは梓川沿いに歩く
ヨモギの類か?
2021年07月29日 08:30撮影 by  X-T4, FUJIFILM
7/29 8:30
ヨモギの類か?
1時間半程で徳澤を通過
2021年07月29日 08:39撮影 by  X-T4, FUJIFILM
1
7/29 8:39
1時間半程で徳澤を通過
10時前に横尾に着いて30分余り休憩
2021年07月29日 09:58撮影 by  X-T4, FUJIFILM
7/29 9:58
10時前に横尾に着いて30分余り休憩
横尾橋を渡って愈々山道へ
2021年07月29日 10:37撮影 by  X-T4, FUJIFILM
7/29 10:37
横尾橋を渡って愈々山道へ
横尾から3時間ほどでやっと涸沢の斜面が見えてきた
2021年07月29日 13:52撮影 by  X-T4, FUJIFILM
7/29 13:52
横尾から3時間ほどでやっと涸沢の斜面が見えてきた
もう少し!
2021年07月29日 15:02撮影 by  X-T4, FUJIFILM
7/29 15:02
もう少し!
涸沢ヒュッテに到着
2021年07月29日 15:07撮影 by  X-T4, FUJIFILM
1
7/29 15:07
涸沢ヒュッテに到着
荷揚げのヘリ
2021年07月29日 16:04撮影 by  X-T4, FUJIFILM
1
7/29 16:04
荷揚げのヘリ
傾き始めた日の光に照らされる前穂高
2021年07月29日 16:20撮影 by  X-T4, FUJIFILM
1
7/29 16:20
傾き始めた日の光に照らされる前穂高
ザイテングラートと白出のコル
2021年07月29日 16:29撮影 by  X-T4, FUJIFILM
1
7/29 16:29
ザイテングラートと白出のコル
ヒュッテのテラスから夕方の稜線を望む
2021年07月29日 16:44撮影 by  X-T4, FUJIFILM
1
7/29 16:44
ヒュッテのテラスから夕方の稜線を望む
【2日目】
早朝の稜線の眺め
2021年07月30日 05:50撮影 by  X-T4, FUJIFILM
1
7/30 5:50
【2日目】
早朝の稜線の眺め
朝食後、稜線を目指す
2021年07月30日 07:13撮影 by  X-T4, FUJIFILM
1
7/30 7:13
朝食後、稜線を目指す
40分程でザイテングラートの取り付き
2021年07月30日 07:46撮影 by  X-T4, FUJIFILM
7/30 7:46
40分程でザイテングラートの取り付き
ザイテングラートを登る
2021年07月30日 08:33撮影 by  X-T4, FUJIFILM
1
7/30 8:33
ザイテングラートを登る
小屋まで20分!
2021年07月30日 08:52撮影 by  X-T4, FUJIFILM
1
7/30 8:52
小屋まで20分!
実際にはもう少しかかる
2021年07月30日 09:26撮影 by  X-T4, FUJIFILM
7/30 9:26
実際にはもう少しかかる
やっと穂高岳山荘に到着
2021年07月30日 09:34撮影 by  X-T4, FUJIFILM
1
7/30 9:34
やっと穂高岳山荘に到着
N君は奥穂高の山頂へ
私は小屋に残る
2021年07月30日 09:48撮影 by  X-T4, FUJIFILM
7/30 9:48
N君は奥穂高の山頂へ
私は小屋に残る
小屋前の壁を登る登山者達
2021年07月30日 09:52撮影 by  X-T4, FUJIFILM
1
7/30 9:52
小屋前の壁を登る登山者達
小屋直下の雪渓と見下ろす涸沢ヒュッテ
2021年07月30日 10:55撮影 by  X-T4, FUJIFILM
7/30 10:55
小屋直下の雪渓と見下ろす涸沢ヒュッテ
奥穂は次第に霧に覆われる
2021年07月30日 11:07撮影 by  X-T4, FUJIFILM
7/30 11:07
奥穂は次第に霧に覆われる
【3日目】
朝日を待つ宿泊客たち
2021年07月31日 04:33撮影 by  X-T4, FUJIFILM
1
7/31 4:33
【3日目】
朝日を待つ宿泊客たち
常念の向うから昇る朝日
2021年07月31日 04:48撮影 by  X-T4, FUJIFILM
1
7/31 4:48
常念の向うから昇る朝日
朝日と登山者たち
2021年07月31日 04:50撮影 by  X-T4, FUJIFILM
1
7/31 4:50
朝日と登山者たち
日の光と雲海
2021年07月31日 05:33撮影 by  X-T4, FUJIFILM
1
7/31 5:33
日の光と雲海
前穂の奥にも雲海
2021年07月31日 05:46撮影 by  X-T4, FUJIFILM
1
7/31 5:46
前穂の奥にも雲海
奥穂へ向かう登山者たち
2021年07月31日 05:53撮影 by  X-T4, FUJIFILM
7/31 5:53
奥穂へ向かう登山者たち
下山開始
2021年07月31日 06:05撮影 by  X-T4, FUJIFILM
1
7/31 6:05
下山開始
ザイテングラートを下る
2021年07月31日 06:20撮影 by  X-T4, FUJIFILM
7/31 6:20
ザイテングラートを下る
ハイマツの向うに前穂
2021年07月31日 06:33撮影 by  X-T4, FUJIFILM
1
7/31 6:33
ハイマツの向うに前穂
ザイテングラート上のN君と前穂
2021年07月31日 06:49撮影 by  X-T4, FUJIFILM
1
7/31 6:49
ザイテングラート上のN君と前穂
ザイテングラートの下端に到着
2021年07月31日 07:07撮影 by  X-T4, FUJIFILM
1
7/31 7:07
ザイテングラートの下端に到着
花と葉の形から調べるとキンバイの仲間のようだが…
2021年07月31日 07:26撮影 by  X-T4, FUJIFILM
7/31 7:26
花と葉の形から調べるとキンバイの仲間のようだが…
涸沢ヒュッテで荷物をピックアップして帰路に着く
途中の横尾でひと休み
2021年07月31日 12:34撮影 by  X-T4, FUJIFILM
1
7/31 12:34
涸沢ヒュッテで荷物をピックアップして帰路に着く
途中の横尾でひと休み
横尾から約3時間でビジターセンター到着
今日も無事下山!
2021年07月31日 15:19撮影 by  X-T4, FUJIFILM
1
7/31 15:19
横尾から約3時間でビジターセンター到着
今日も無事下山!
撮影機器:

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ ズボン 靴下 グローブ 雨具 日よけ帽子 ザック サブザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め 保険証 携帯 時計 タオル カメラ ヘルメット

感想

学生時代の旧友、N君が「穂高へ行かないか?」と言ってきた。本格的に登山をやっているとは聞いていなかったので少し驚いたが、それなりに装備もあるようなので主なルートだけ打ち合わせて出かけることにする。

【移動日】
最寄り駅でN君をピックアップして車で松本へ。この日は松本駅近くのビジネスホテルに泊まる。

【1日目】
4時半頃にホテルをチェックアウトして出発。沢渡駐車場に車を留め、バスで上高地へ。
7時丁度にビジターセンター前を出発してゆったりと歩いて行く。N君は意外と足が速く、徳澤園でトイレに寄ったほかは休憩なく横尾まで歩く。横尾で少し食べるとすぐに出発し、3時間余りで今日の宿泊先の涸沢ヒュッテに到着。
平日のせいかそれ程の混雑ではなく、外に出て周囲を囲む穂高の稜線を眺めるなどして過ごす。

【2日目】
最小限の荷物を小型ザックに移し、ザックを涸沢ヒュッテに預かって貰って二人で穂高岳山荘へ。
小さな荷物しか背負っていないのにザイテングラートに取り付いて登り始めるとすぐに疲労が襲う。ヒュッテから取り付きまで2時間弱、取り付きから山荘までもやはり2時間弱かかってしまい、山頂まで行く自信が持てないのでN君に一人で行って貰う。

N君は山頂でゆっくりしたらしく、3時間くらいして山荘へ戻って来た。
ここで小屋にチェックインして部屋で休む。時々小屋の外へ出て周囲の岩峰や常念山脈の景色を眺めたり、撮影をして時を過ごす。

【3日目】
日の出前から小屋の玄関前には沢山の人が出てその時を待っている。東の地平線近くには雲があって、朝日はその雲を破って姿を現わした。太陽が昇るに連れて地平に近い雲はより紅く染まって行く。その過程を10分程シャッターを押し続けて撮る。

朝食を食べてから荷物を作り、6時過ぎに下山開始。2時間余りかかって涸沢ヒュッテに戻り、デポしてあったザックを回収して上高地を目指す。

下りではあるが、こんなに長かったか?と思うくらい、なかなか吊り橋に着かない。(実は30分余りしかかかっていない)
橋の近くの砂地でひと休みして、すぐに横尾に向けて歩き出す。実はここから横尾までの方がずっと長く、2時間ほどもかかって横尾に到着。昼食を摂って30分程休む。

予約した上高地からのバスの時刻まで3時間少々しかないというので、二人で横尾から上高地のビジターセンターまでは無駄口も利かずに黙々と歩く。
何とかバスに間に合い、沢渡で車を回収して帰路に着く。

予想外に元気だったN君に比べて、終始疲労困憊だった我が身に焦りを覚えた苦い山行だった。

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