旧友と奥穂高へ
- GPS
- 56:27
- 距離
- 39.8km
- 登り
- 2,144m
- 下り
- 2,135m
コースタイム
- 山行
- 6:31
- 休憩
- 1:14
- 合計
- 7:45
- 山行
- 3:01
- 休憩
- 0:31
- 合計
- 3:32
- 山行
- 6:55
- 休憩
- 2:25
- 合計
- 9:20
天候 | 29日:曇り 30日:晴れ 31日:晴れ のち 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
上高地 → 横尾: ほぼ平坦な砂利道 横尾 → 涸沢: 樹木帯の中のなだらかな登り 涸沢 → 穂高岳山荘: ザイテングラートの岩尾根を慎重に登る 穂高岳山荘 → 奥穂高岳山頂: 山荘前の垂直の壁を登り切っても油断せず、頂上までの尾根道を注意深く進む |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
サブザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
タオル
カメラ
ヘルメット
|
---|
感想
学生時代の旧友、N君が「穂高へ行かないか?」と言ってきた。本格的に登山をやっているとは聞いていなかったので少し驚いたが、それなりに装備もあるようなので主なルートだけ打ち合わせて出かけることにする。
【移動日】
最寄り駅でN君をピックアップして車で松本へ。この日は松本駅近くのビジネスホテルに泊まる。
【1日目】
4時半頃にホテルをチェックアウトして出発。沢渡駐車場に車を留め、バスで上高地へ。
7時丁度にビジターセンター前を出発してゆったりと歩いて行く。N君は意外と足が速く、徳澤園でトイレに寄ったほかは休憩なく横尾まで歩く。横尾で少し食べるとすぐに出発し、3時間余りで今日の宿泊先の涸沢ヒュッテに到着。
平日のせいかそれ程の混雑ではなく、外に出て周囲を囲む穂高の稜線を眺めるなどして過ごす。
【2日目】
最小限の荷物を小型ザックに移し、ザックを涸沢ヒュッテに預かって貰って二人で穂高岳山荘へ。
小さな荷物しか背負っていないのにザイテングラートに取り付いて登り始めるとすぐに疲労が襲う。ヒュッテから取り付きまで2時間弱、取り付きから山荘までもやはり2時間弱かかってしまい、山頂まで行く自信が持てないのでN君に一人で行って貰う。
N君は山頂でゆっくりしたらしく、3時間くらいして山荘へ戻って来た。
ここで小屋にチェックインして部屋で休む。時々小屋の外へ出て周囲の岩峰や常念山脈の景色を眺めたり、撮影をして時を過ごす。
【3日目】
日の出前から小屋の玄関前には沢山の人が出てその時を待っている。東の地平線近くには雲があって、朝日はその雲を破って姿を現わした。太陽が昇るに連れて地平に近い雲はより紅く染まって行く。その過程を10分程シャッターを押し続けて撮る。
朝食を食べてから荷物を作り、6時過ぎに下山開始。2時間余りかかって涸沢ヒュッテに戻り、デポしてあったザックを回収して上高地を目指す。
下りではあるが、こんなに長かったか?と思うくらい、なかなか吊り橋に着かない。(実は30分余りしかかかっていない)
橋の近くの砂地でひと休みして、すぐに横尾に向けて歩き出す。実はここから横尾までの方がずっと長く、2時間ほどもかかって横尾に到着。昼食を摂って30分程休む。
予約した上高地からのバスの時刻まで3時間少々しかないというので、二人で横尾から上高地のビジターセンターまでは無駄口も利かずに黙々と歩く。
何とかバスに間に合い、沢渡で車を回収して帰路に着く。
予想外に元気だったN君に比べて、終始疲労困憊だった我が身に焦りを覚えた苦い山行だった。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する