東鳳翩山 - 居酒屋『山頂』開店(笑
- GPS
- --:--
- 距離
- 11.6km
- 登り
- 722m
- 下り
- 721m
コースタイム
【09:24】県道64号『黄金馬伝説コース』分れ
【09:42】ヘアピンカーブ(桜植林地)
【09:53】水場
【10:07】地蔵峠登山口
【10:13】第1ベンチ(地蔵峠から300m)
【10:17】第2ベンチ(地蔵峠から600m)
【10:31】伝説の黄金馬コース分岐(合流)
【10:33】西の肩の広場
【10:38】東鳳翩山山頂【13:57】
【14:25】地蔵峠登山口
【15:03】県道64号『黄金馬伝説コース』分れ
【15:20】史跡『凌雲寺跡』付近
※地図のルートはGPSロガーの出力ではなく、手入力です。
天候 | 曇り/晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年09月の天気図 |
アクセス |
国道9号の【吉敷交差点】もしくは【吉敷西交差点】から国道435号へ。 国道435号を美東方面へ約4km、赤田神社先の交差点(登坂車線開始地点)を右折。 大内氏遺跡・凌雲寺跡方面への看板に従って進んだ後は、 そのまま遺跡を通り過ぎて、地蔵峠までの山道(幅1〜1.5車線)を約4km進む。 地蔵峠には3〜5台の駐車スペース有、峠の手前1km付近にも数台分のスペース有。 地蔵峠の登山口から東鳳翩山頂上までは1.4km。 本日は妻に大内氏遺跡・凌雲寺跡付近まで送迎してもらいました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
地蔵峠からのコースは中国自然歩道でもあり、道幅は常に2m程度確保されています。 なだらかな道が半分、木段が半分といった感じで、『西の肩の広場』手前と、山頂直下の2箇所に傾斜がきつく、段差の厳しい部分(階段)がある以外は、危険な箇所はありません。 この時期になり、キイロスズメバチが多く飛んでいます。 特に『西の肩の広場』にあるテーブル&ベンチ周辺、山頂に多く飛んでいます。 もしかすると、テーブルの下辺りに巣をかけているのかもしれません。 こちらから手を出さない限り、まず刺されることはないと思われますが、巣に近づいた場合は顎を鳴らすなどの威嚇をしてきますので、その際は速やかにその場所を離れるようにしましょう。 |
写真
感想
8月下旬からの酷い雨、雨、雨。
涼しくなったとはいえ、雨続きでは山に出掛ける気にもなれず、しばらく悶々の日々。
で、ようやく青空を拝むことが出来た昨日(9月5日)、東鳳翩山へと登ってきました。
コースはメジャーな『二つ堂』から。
山頂では久しぶりに大分の鶴見岳や由布岳、九重連山が見えました。
九重については、薄っすらと見えるだけでしたが。
で、昨日登ったのは思い付きでしたが、帰宅途中、スーパーやコンビニでビールやおつまみを買い込んで、とある計画の準備。
「とある計画」とは、秋になったらやるぞ!と決めていたビール登山。
ビールをイッパイ持って上がり、居酒屋『山頂』を開店するのです(笑
独りなので、店と客を兼務ですが。
そして、本日決行。
登山口へと続く県道64号の途中までは、妻に車で送ってもらい、スタート。
地蔵峠の登山口まで40分ほど舗装路を歩き、そこから登山道を30分。
山頂には4名のグループがおられましたが、すぐに降りていかれました。
私独りとなった山頂で、早速居酒屋『山頂』開店です(笑
自宅で凍らせた缶ビールを並べて記念撮影など。
まだ凍ってるようなので、しばらく放置。
とりあえず、早めの昼食になるけど、カップ麺を食べることに。
トランギアのアルコールバーナーをセットし、湯を沸かす。
続いて、冷凍ホルモン鍋を作ろうとケトルを下ろすと...
あれ?
もう火が消えてる。
追加でアルコールを投入しようとした時に気付いた。
これ...絶対に燃料足りない(;´Д`)
いろいろ考えて、やれるだけやってみようと残り少ない燃料で火をつけてみた。
が、やはり足りなかった。
当たり前といえば、当たり前の結果だった。
ウキウキ気分で投入した玉葱&ニラが切なく固い。
実は、この冷凍ホルモンをつまみながら、ビールを飲むのが主目的だったので、精神的ダメージは大きかった。
涙をこらえながら、仕方なく家に帰ってから食べようと、半分融けたホルモン鍋をジップロックに入れて、保冷バッグの奥へと仕舞った。
カップ麺をすすりながら、他に持ってきたツマミを見比べる。
ウズラ卵の醤油漬け、チーズ、スモークチキン、焼き鳥缶詰、タケノコの土佐煮...
これだけあれば充分じゃないか。
気を取り直して、飲み始める。
誰も居なくなった山頂にも新たなハイカーが登って来る。
ハイカーが弁当を食べて降りて行く。
ビールが空になる。
そんな感じで時間が過ぎて行く。
今日はのんびり飲み続けるんだ。
そんな中、私と同じ地蔵峠から登って来たご夫婦が、ガスバーナーでカップ麺の湯を沸かしていた。
湯を沸かし終え、食べ終えてしばらく経った時に、私は決心した。
「すみません、バーナーをお借りできないでしょうか?」
「燃料が切れてしまったもので...」
「いいですよ、どうぞ」
快諾して頂き、私は意気揚々と、保冷バッグの奥に仕舞い込んだホルモン鍋を五徳に載せる。
私は遠慮気味に火力を中火に合わせ、一度取り除いた玉葱とニラを鍋の上に乗せた。
数分後、鍋はグツグツと音を立て、美味しそうな湯気を昇らせた。
玉葱には完全に火が通ってなかったが、余熱で通るだろうと、バーナーをお返しした。
しばらくしてご夫婦は地蔵峠へと降りて行かれたので、改めて感謝を伝え、お二人の背中をしばらく見送った。
念願のホルモン鍋をこうして食べることが出来たのは、お二人のおかげです。
感謝!感謝!
そんなこんなでビールは進み、居酒屋『山頂』は賑わってました。
まぁ、私の心の中のことなんですが。
結果、3時間20分ほど山頂に滞在し、良い加減に酔っぱらいました。
下山は細心の注意を払い、ゆっくり足を進めます。
まぁ、二つ堂より足元は良いコースなので、それでも随分楽に下山できますが。
それもあって、今回このコースを選んだわけです。
そういえば、下山途中、第2ベンチの辺りでふと何かの気配を感じ、視線を上げると前方20mのところにイノシシがこちらを向いて立っていました。
体長80cmくらいの若い個体でした。
両手に持っていたストックを「うぉ〜」って感じで上げると、踵を返してすっ飛んで行きました。
しまった、写真を撮ってからにすれば良かった!
やはり、酒が入っていると判断ミスが起こるようです。
で、無事に地蔵峠まで下山、そこから再び来た道(舗装路)を歩きます。
登山道よりむしろこの舗装された下り道が疲れますね。
その疲れる舗装路を3kmほど歩いた頃、妻に「ピックアップ要請」のメールを送ります。
10数分後、お迎え到着。
楽しかったけど、疲れました。
もう少し涼しくなったら、今度は熱燗&おでんの組み合わせで居酒屋『山頂』を開店したいなと思いました。
コメント
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こんにちは(^^)
楽しく拝見させて頂きました。
お酒、強いんですね(感心)
居酒屋『山頂』。。。もの凄く楽しそう!
私の場合、お酒強くないのでノンアルで…ですが(笑)
ホルモン鍋、他、おつまみ、参考にさせて貰いますね!
( ..)φメモメモ
haru-chanさん
こんにちは。
湯田ではそこそこ飲むのですが、さすがに山では控えめに(笑
とはいえ、 あと2〜3本あれば良かったなぁと思いましたが、
判断力が鈍ってケガしたらマズいので、これくらいが丁度イイかも
もう少し肌寒くなったら、熱燗やホットワインを愉しんでもいいなと、
次の開店日とメニューを模索中です。
ホルモン鍋はLawsonで取り扱ってますが、野菜の追加をお奨めします〜。
近々、居酒屋『大海山』が開店するのでしょうか?
その時はぜひ、写真と感想を拝見させて頂きますね。
居酒屋「山頂」
なるほどねえ
そうきたか
座布団1枚ですねー
こういう楽しみ方は素敵です
楽しく拝見させていただきました。
バーナー借りれて良かったですねー
kirishimaさま
コメントありがとうございます。
時々、レポ拝見させて頂いております。
2年前の夏に山頂で「冷たいビールが飲みたいなぁ」と思ったのが始まりでした
とはいえ、『飲んだら乗るな』の大原則、自宅から近い、この山でしか実績がありません。
過去に3〜4回ですかね。
色んな付加価値を付けて山頂を楽しむために、重たいビールを担ぎました(笑
低山ならではの楽しみ方かなと思います
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