中房温泉から餓鬼岳・燕岳周回

2011年07月16日(土) ~ 2011年07月18日(月)

• GPS: 25:20
• 距離: 19.8km
• 登り: 2,145m
• 下り: 2,043m

コースタイム

7／16
5：00有明荘前
5：30中房温泉（東沢ルートへ入るため、施設の右の奥に行く）
6：53ブナ平休憩
7：00出発
7：40北燕沢出合
10：17東沢乗越（手前の登りでは暑さで体力を消耗し、その後、水切で参った。ここに上がる前に水場で十分補給が必要）
10：45出発
14：40剣ズリ下ガレ場
17：40餓鬼岳小屋到着　テント設営。
（この日は、暑さで疲労困憊で早々に就寝。
相棒は、心配してくれて、明日の予定変更も検討してくれたが、2日目は大丈夫）
7／17
7：00餓鬼岳出発
9：10剣ズリ分岐　休憩
9：15出発
11：10休憩
11：25出発
11：57東沢乗越　休憩
12：37出発
13：34休憩
13：44出発
14：40休憩
14：52出発
15：57休憩
16：05出発
17：00燕山荘着
7／18
7：40燕山荘出発
途中休憩所にてスイカ購入して賞味
10:20中房温泉到着

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

橋周辺の駐車場は満席につき、有明荘前の駐車場に止めた。

コース状況／危険箇所等

東沢ルートは、雨の増水時は渡渉は無理。
道迷いのないように、通過や渡渉ポイントを事前に記録で確認して、テープをたどる。初日は、猛暑で東沢乗越直前の登りで疲れた。尾根上では水場は無いので、沢で十分補給が必要。東沢乗越から餓鬼岳までは、長く、梯子が20箇所近くあるが、確認しながら通過すれば危険という程ではない。行程が無いので、余裕のある計画にしたい。
温泉は中房温泉。

写真

7/16 5:17

3日間で東沢から餓鬼岳、燕岳を回り、合戦尾根を下る。中房温泉にて出発前元気一杯のNKさんとNNさん

7/16 5:19

東沢ルートは、この施設の玄関前を横切り、奥に入ったところから始まる。

7/16 6:05

後は、暫く川沿いである。
全コース増水時は無理がある。

7/16 6:42

ブナ平標識。平と言っても広さはない。

7/16 7:27

北燕沢出合。東沢乗越までの60％来たことになる。

7/16 7:31

さて、この先は段差になっている。ペンキマークをたどると、左側に登りがある。

7/16 7:33

こんな感じ。ここは迷わないでしょう。

7/16 8:04

沢の右側を行くNNさん。この後、沢の中の道をたどる。渡渉が2回程あった。
渡渉時、NKさんがステッキを落とし流されたが、運よく見つかった。

7/16 10:34

東沢乗越に到着。
この手前の登りは、炎天に曝されたジグザグの中、汗だく熱中症寸前で体力消耗が激しかった。
ここは、休憩できる広さがある。

7/16 10:35

左は燕岳へ、右の餓鬼岳方面へ進んだ。

7/16 11:55

餓鬼岳への稜線は、岩を縫うルート、左下には、高瀬ダム湖が広がって、その対岸は、野口五郎岳などの裏銀座コースだ。

7/16 12:03

この岩は右側を巻いた。

7/16 12:09

燕岳の尾根が高瀬ダム湖へ伸びる。奥には裏銀座の山波

7/16 12:27

NNさん

7/16 12:27

なぜか上に向け縦に割れ目が多い岩

7/16 12:27

高瀬ダム湖面

7/16 12:28

岩の形状は様々

7/16 12:31

7/16 12:35

イルカが上を向いて声をあげているポーズのようだ。

7/16 12:38

この岩はろうそくみたいで、先に登れるかな。

7/16 12:39

ウラジロヨウラク、ツツジの仲間。

7/16 15:53

剣ズリからは荒々しい露岩で一杯。

7/16 15:53

岩の下に沿って登る。

7/16 16:00

岩場を見ながら移動中のNKさん。

7/16 16:24

このような梯子は、20回を越えてある。
強風でもなければ危険は感じないと思う。

7/16 17:32

右側を巻いてきた。剣ズリを振り返る。

7/16 17:32

餓鬼岳小屋テントサイトから餓鬼岳。

7/17 4:12

翌日の朝方も晴天。南アルプスと八ヶ岳の間に富士山。雲海が綺麗だ。

7/17 4:15

剣ズリと裏銀座から槍ケ岳の上に月。

7/17 4:24

富士山をアップ。北岳も見える。

7/17 4:25

八ヶ岳をアップ。

7/17 4:25

雲海というが、これはもう海だね。山が島になっている。

7/17 4:28

ご来光

7/17 4:29

再び富士山

7/17 4:32

モルゲンレッドに染まる剣ズリと裏銀座に続く鷲羽岳

7/17 4:39

ブルーのテントは、女性陣用、黄色のツエルトが私用だ。

7/17 4:41

剣ズリの左奥は燕岳から大天井岳とポッコリ槍ケ岳だ。朝立ち1号の方々。

7/17 4:41

剣ズリアップ

7/17 6:13

餓鬼岳山頂記念。背景は立山方面。

7/17 6:14

餓鬼岳山頂記念。背景は剣ズリと燕岳方面。

7/17 6:14

餓鬼岳山頂から餓鬼のコブと立山方面

7/17 6:15

餓鬼岳山頂から野口五郎岳、三岳方面

7/17 6:15

剣ズリと槍ケ岳、双六に続く稜線

7/17 6:15

雲海が迫る餓鬼のコブと、立山、針ノ木岳から蓮華岳の稜線、鹿島槍ケ岳

7/17 6:18

餓鬼のコブのすぐ右には剱岳も見える。その右が立山、そして三角にとがった針ノ木岳。

7/17 6:21

カーブを描いた剣ズリの尾根と、槍、穂高が燕岳稜線の上に顔を覗かせている。

7/17 6:21

再び富士山と南アルプス、八ヶ岳

7/17 6:26

餓鬼岳山頂と三つ岳方面

7/17 6:54

剣ズリ。燕岳方面へこれから戻る。

7/17 6:56

ここから見るとガマガエルか

7/17 6:59

これは、カエルの頭か？

7/17 7:17

戻る途中に餓鬼のコブの先端の唐沢岳、その奥の立山、剱岳を振り返る。

7/17 7:27

格好いい剣ズリの岩場

7/17 7:27

白く高い方が野口五郎岳、右の低い方が三つ岳

7/17 7:27

7/17 7:36

餓鬼岳方面を振り返る。

7/17 7:36

高瀬ダム湖

7/17 7:37

剣ズリ岩場。勿論、こういうところは巻いて通過しないので、心配ご無用。

7/17 7:37

中央近くに鷲羽岳

7/17 7:40

剣のように尖った岩

7/17 7:49

カメラワークに余念がないNNさん

7/17 7:49

唐沢岳が遠くなりました。

7/17 7:49

裏銀座の山もいいんですよ。
針の木から縦走すると満足感が一杯。

7/17 7:59

7/17 7:59

これから東沢乗越経由登る燕岳稜線が直前

7/17 8:00

唐沢岳が名残惜しい。
餓鬼岳はなかなか来れない山だ。

7/17 9:32

剣ズリを振り返る。

7/17 9:32

NNさんとNKさん。

7/17 10:12

7/17 10:12

尖った岩は何に似てるかな？

7/17 10:29

イノシシの鼻っぱし

7/17 10:40

私インデアンの酋長アルヨ。

7/17 10:42

誰だ、赤丸をここに書いたのは、丸が魚の目に見えるのよ。くちばしもあって、これは魚の頭です。

7/17 13:52

ここからは東沢乗越を経由して燕岳への稜線に入った。高山植物も豊富だ。

7/17 13:52

ミヤマキンポウゲ

7/17 14:01

シナノキンバイ

7/17 14:03

ハクサンイチゲ

7/17 14:05

格好はツガザクラだが、赤くない。何でしょう。

7/17 14:05

シオガマ

7/17 14:46

駒草

7/17 14:48

駒草がありそうな砂地を登って稜線へ。

7/17 14:48

稜線に登りきると。燕岳へは直角に曲がる。

7/17 14:55

燕岳方面へ

7/17 15:14

段々燕岳の雰囲気が岩に出て来た。

7/17 15:24

ふうろ

7/17 15:25

コバイケイソウ

7/17 15:53

燕岳の雰囲気だ。

7/17 15:54

7/17 15:54

ガスで見晴らしはいまいちだが、我慢、翌日がばっちりだったから。

7/17 15:59

7/17 16:00

燕岳山頂に登ってくるNKさんとNNさん

7/17 16:01

燕岳山頂での二人

7/17 16:03

燕岳山頂から奥の風景。ガスがないと立山まで見えるのです。明日の朝の写真で見てね。

7/17 16:04

あれ、またまた魚だ、餓鬼の剣ズリから追いかけてきたかな。これは、カジキマグロかな。

7/17 16:04

これ何とも形容しがたい。

7/17 16:07

燕山荘への下り方面

7/17 16:11

途中の右斜面は駒草の群落

7/17 16:25

7/17 16:26

燕岳山頂標識とNNさん

7/17 16:26

7/17 16:27

降りる前に山頂で記念写真、3日間剃ってない髭が目立つな。

7/17 16:40

降りて来た燕岳

7/17 16:43

ガスが無ければ燕山荘が見えるのです。
我慢我慢です。翌日は、大晴天。

7/18 4:24

二人がまだ眠っている時刻に起きて写真とり、燕岳にも再度行って来ましたよ。
テントサイトから見る燕岳。

7/18 4:24

テントサイトから見る槍ケ岳。
朝のモルゲンブルーは素晴らしい。

7/18 4:24

野口五郎岳を真ん中に裏銀座

7/18 4:25

モルゲンブルーに染まる燕山荘、この景色を見ようとおきだした皆さん

7/18 4:25

富士山と南アルプス、八ヶ岳

7/18 4:26

ちょっとアップ。北岳も見える。

7/18 4:26

八ヶ岳の端は、多分編笠山。

7/18 4:26

7/18 4:26

槍ケ岳、穂高岳、右奥は笠ケ岳

7/18 4:27

山荘から見る燕岳。手前のブルーのテントは女性陣用、奥の黄色のツエルトが私用。

7/18 4:27

日が少し見えます。地平線が丸くみえませんか。
水平線と同じく地球は丸いのです。

7/18 4:27

ご来光です。

7/18 4:28

明るくなるに連れて麓の雲海が映えます。

7/18 4:29

槍ケ岳

7/18 4:29

アップすると、笠ケ岳も目立ってきます。

7/18 4:29

山荘に集う山人。富士山、南アルプス、八ヶ岳を遠望して満足。

7/18 4:30

テントサイトから八ヶ岳

7/18 4:50

大天井岳方面

7/18 4:50

燕岳。
こどもは早起きだが、内のねいさん二人はまだテントの中。

7/18 4:50

7/18 4:52

イルカのこどもは何見て跳ねる。ヤリ見て跳ねる。

7/18 4:52

燕岳へ行く人がチラホラ。

7/18 4:55

ホーラ。燕山荘があんなに遠くなって大天井だけも見えます。私も再度燕岳に登っています。

7/18 4:55

槍ケ岳、大天井岳遠望

7/18 4:56

槍ケ岳、双六岳遠望

7/18 4:58

穂高岳だって、バッチリ。昨日はガスで見えなかったのです。私は晴れ男です。

7/18 4:58

7/18 5:00

槍ケ岳、大天井岳遠望

7/18 5:00

燕山荘が遠くなりました。

7/18 5:02

燕岳が近づいた。

7/18 5:05

大分、山まで上がった。穂高もよく見えます。
手前左の平らな山が大天井岳。屋根に見えるでしょう。

7/18 5:11

これこれ、何度見てもよい、燕岳から立山方面の眺め。

7/18 5:11

餓鬼岳方面や鹿島槍、針ノ木岳もばっちり。
女性陣は起きたかな、早起きは三文、否、山望の得だ。この景色みないと損だよ。

7/18 5:11

大天井岳までピストン縦走もお薦め。

7/18 5:24

7/18 5:24

穂高岳の最左は前穂高岳から明神岳だ。

7/18 5:24

裏銀座

7/18 5:27

槍ケ岳から奥穂高までの縦走もなかなかの距離だ。

7/18 5:27

再度、燕岳から餓鬼岳、立山方面

7/18 5:27

再度、燕岳から餓鬼岳、立山方面

7/18 5:27

再度、燕岳から餓鬼岳、立山方面

7/18 5:28

槍ケ岳、笠ケ岳

7/18 5:29

大天井岳方面

7/18 5:42

燕岳の直下にあるモニュメントのような岩

7/18 5:43

八ヶ岳

7/18 5:43

山荘と富士山

7/18 5:43

7/18 5:43

7/18 5:45

7/18 5:49

八ヶ岳

7/18 5:49

7/18 5:49

7/18 6:25

再びテントサイトから、空の色が素敵！

7/18 7:03

7/18 7:06

7/18 7:06

槍をバックに

7/18 7:17

山荘前から

7/18 7:17

山荘前から

7/18 7:18

山荘前から

7/18 7:18

7/18 7:18

7/18 7:21

山荘前から

7/18 7:33

合戦尾根経由で中房温泉に降りる前に記念写真

7/18 7:33

槍ケ岳をバックに

7/18 7:38

小屋から下る下山道

7/18 7:45

途中から見る大天井岳と槍ケ岳

7/18 8:03

下には八ヶ岳が広がります。

7/18 8:26

途中の合戦小屋。ここでは、スイカを購入して楽しみました。その後中房温泉に到着。車に戻ってから入浴しました。

撮影機器：

PHOTOfunSTUDIO 6.0 HD Panasonic

感想

gakukoh

猛暑で初日目が疲れましたが、二日目からは順調。天気にめぐまれて、素晴らしい展望を楽しみました。
餓鬼岳はなかなかこられない山の認識がありましたので満足一杯でした。
梯子は沢山ありましたが、危険を感じるようではなかった。
行程が長いこと、東沢乗越から餓鬼岳まで水場がないことに対処すれば、
いい山旅が期待できます。
燕岳は、3度目で隅から隅まで歩きました。なんど来てもいい眺めです。

人気の山なので、駐車場は込みます。夜中の2時ころでは、温泉に近いところは、満杯です。2時半に来て、有明荘の前の駐車場になりました。