西穂高岳 (ジャンプ厳禁)
- GPS
- 18:14
- 距離
- 12.9km
- 登り
- 1,623m
- 下り
- 1,592m
コースタイム
- 山行
- 10:33
- 休憩
- 1:16
- 合計
- 11:49
- 山行
- 6:27
- 休憩
- 0:07
- 合計
- 6:34
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
写真
感想
今回の計画は、上高地から西穂に登り、奥穂、紀美子平、岳沢小屋を経て上高地(終バス17:30)に戻る予定でした。やや無理っぽい計画かなと思いつつ、西穂を通過した時刻を見てこれは行けると判断し、決行しました。
しかし、西穂から先の稜線上で右足を負傷してしまい奥穂まで行くのを断念、急遽予定変更して天狗ノコルからエスケープルート(天狗沢)を降り、岳沢小屋で一泊しました。
負傷した理由は、岩場でジャンプして着地時に足に大きな負荷が掛かったためです。救助要請しようか真剣に考えましたが、こんなマヌケな理由で救助要請するのも恥ずかしいし、こんな岩場に救助隊を来させるのも悪いし、右足を庇いながら何とか歩く事ができたので、亀並みの遅さでしたが自力で歩くことにしました。エスケープルート(天狗沢)は初めて歩きましたが、浮石の多いガレ場が続き、体力も神経も削られました。いっそ奥穂の方へ行って穂高岳山荘で一泊した方がよかったかも。
そしてエスケープルート(天狗沢)の途中、私より歩の進まない登山者がいました。落石を喰らわしてしまいそうだったので早く先に進んで欲しいなと思っていたらついに追いついてしまいました。聞けば、道中でジャンプして右足を負傷した事、予定変更してこのエスケープルートを降りている事、初めて通ったのでこんなに歩きにくいとは予想外だった事、奥穂の方へ行けばよかったと後悔している事、などなどお話されましたが、私とあまりにも行動/思考/境遇が似ていたので(笑ってはいけないが)笑ってしまいました。この時13時頃。結局、私は18時頃に岳沢小屋に辿り着き、この登山者はエスケープルートで一晩ビバークして、翌朝ヘリで救助されたみたいです。無事であれば良いのですが。。
岳沢小屋で一泊した際は、氷パッドを頂戴したり、ステッキをお貸し頂いたり、とても良くして頂きました。また、宿泊客や翌日下山時にすれ違った登山者からは、足の固定の仕方を教えて頂いたり、テーピング/湿布/痛み止め/食料の有無を気にして頂いたり、負傷箇所を気にして頂いたり、もう至れり尽くせりで感謝の言葉しかありません。本当にありがとうございました。
今回の山行は(も)色々反省ごとがありますが、全ては軽率にジャンプした事に端を発していますので「ジャンプ厳禁」が一番の教訓です。
しかしエスケープルート(天狗沢)から見える景色は綺麗だったなあ。。
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ちなみに1本のステッキは既に持っていまして、家の中で老人の杖みたいにして使うと足がとても楽です。山でより有効活用しているという(・・;)
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