楢俣川 狩小屋沢は不遇の沢か？

2021年08月07日(土) [日帰り]

• GPS: 10:12
• 距離: 15.2km
• 登り: 1,487m
• 下り: 791m

コースタイム

日帰り

• 山行: 11:20
• 休憩: 0:16
• 合計: 11:36

距離 15.2km 登り 1,489m 下り 791m

5:30 林道ゲート
14:39 14:50 至仏山
15:32 小至仏山
15:52 オヤマ沢田代
16:13 16:18 原見岩
17:03 鳩待峠
17:06 ゴール地点

05:30　　　　　ならまたダム　ゲート脇
08:15〜08:30　入渓
10:10　　　　　1350m　二俣
02:05〜02:30　稜線登山道
02:40〜02:50　至仏山
05:00　　　　　鳩待峠

天候

晴れ／曇り

アクセス

利用交通機関：

タクシー 自家用車

鳩待峠手前の津奈木橋付近に1台デポし、ならまたダム先のゲートからスタートしました。
鳩待峠下山後は津奈木橋までタクシー利用しましたが、通常は戸倉直行途中下車不可なので計画・利用にあたっては要確認です。

コース状況／危険箇所等

スタート地点でログを取り忘れたので、最初の1点だけを駐車地へと編集しました

写真

8/7 6:56

おはようございます
アブに追い立てられて慌てて出発したので、写真もログもならまた湖からスタートします
ここまで85分掛かっています

8/7 7:00

林道歩き
ウンザリしますね
林道末端に自転車が数台ありましたが、釣り師と思われます

8/7 7:31

ほぼ2時間歩いてヘイズル沢への入渓点を越えます

8/7 7:48

薄いヤブや崩落地を越えて、

8/7 7:55

ここが楢俣川本流との分岐点
ぼくらはヤブっぽい右に踏み込みます

8/7 8:28

先ほどの分岐から15分の崩落地で沢へ降りました
沢装備（極めて軽微です）して、いよいよ入渓です
駐車地から2時間40分です、やっぱり遠いな！

8/7 8:33

以前の記録ではこの橋が入渓点と書かれています

8/7 8:58

明るくて気持ちの良い沢です

8/7 9:21

イワナの調査中（笑）

8/7 9:24

コンタ1210、左は支沢
両門の滝風で見応えするので、さっそく同級生で記念写真♪

8/7 9:24

アップでもう1枚
「還暦4年生にしては若く見ゆる」と思うのは自画自賛の類か（笑）

8/7 9:25

僕はフェルトサンダルを使いましたが、ラバーもフリクション良好のようです

8/7 9:27

このくらいの楽しい滝が次から次へと現れます

8/7 9:29

Kちゃん、水流をスルスルと登ってくる

8/7 9:30

taroさんも楽しいと言ってます

8/7 9:31

ストレスなく登れる滝ばかり

8/7 9:41

ナメも綺麗で明るくて素敵

8/7 9:43

明るいナメをスタスタ

8/7 9:47

右から左へ水流またいだと思います

8/7 9:51

じゃぶじゃぶ、すたすた

8/7 9:53

水流キラキラ

8/7 10:16

1360mの二俣を越えると水流がやや細くなります

8/7 10:19

これが大滝のようです

8/7 10:20

下段は右からすたすた

8/7 10:21

上段は水中のガバを探しながら

8/7 10:30

続く、続く、

8/7 10:31

函状

8/7 10:31

函状の先に樋状のナメ滝

8/7 10:34

8/7 10:40

僕は左から、Kちゃんは右から登ったな

8/7 10:46

還暦4年生の2人は乾いた左から

8/7 10:46

若いtaroさんは水流を攻める

8/7 10:57

振り返れば、朝日岳から巻機山への稜線が見られます

8/7 10:57

沢中での小休み
楽しい時間です♪

8/7 11:11

8/7 11:24

巨岩ゴーロになってきました
地味に疲れ始めます

8/7 11:38

フウロは写真と本物は色が違う

8/7 11:38

ツリガネニンジンはピント合わず

8/7 11:39

ウスユキソウ

8/7 11:44

フェルトサンダルを脱いだら突然始まった黒ヌメリ帯

8/7 11:51

せっかちな性分が悔やまれます（笑）

8/7 11:56

ツルツルヒヤヒヤの恐怖で、この少し先でお助けロープ投げてもらいました

8/7 12:13

ギボウシ

8/7 12:13

キンコウカ

8/7 12:13

アザミ

8/7 12:43

オトギリソウ

8/7 12:44

植木鉢状態のホタルブクロ

8/7 13:07

taroさんと、至仏山西面らしいゴツゴツの景観

8/7 13:23

たまに現れる古い矢印

8/7 13:27

でも、
矢印方向は軽いヤブだったりします（笑）

8/7 13:27

ずいぶん登ってきたね

8/7 13:30

コオニユリはピント合わず

8/7 13:40

お花畑の中、高度を稼ぎます

8/7 13:41

黄色いニガナ

8/7 13:52

ウメバチソウ　で良いのかな？

8/7 13:57

藪は低いので、苦痛はありません

8/7 14:00

ナデシコはここかしこで咲き誇っていましたよ

8/7 14:04

おぉ、登山道！

8/7 14:24

道ばたに座り込んで装備解除と食事ね

8/7 14:38

空身で至仏山頂へ散歩中

8/7 14:41

至仏山着きました

8/7 14:44

居合わせた3人チームと撮りっこしました

8/7 14:46

会津駒・燧は頭を隠していますが、尾瀬ヶ原や景鶴山は一望できます

8/7 15:38

今年、全国を席巻したコバイケイソウ

8/7 15:48

木道が現れると、一気に尾瀬らしくなります

8/7 15:54

オヤマ沢田代を通過します

8/7 15:54

ワタスゲが風に揺れてぽわぽわしてました

8/7 17:03

鳩待峠です
美味しいうどん食べたかったのですがお店は閉まっています
それどころか、ほぼ無人！？

8/7 17:06

何はともあれ、赤いコーラで「お疲れさま！」

8/7 17:19

通常は乗せてくれないハズなのですが、お客少なくヒマなせいか？　就業終了時間が近いせいか？　津奈木ゲートまで乗せてもらえました
あぁ、助かった♪♪

【追加】

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撮影機器：

TG-6 OLYMPUS CORPORATION

感想

がんこ屋☺️

■狩小屋沢は不遇の沢か
楢俣川狩小屋沢は、「（1本北の）前深沢遡行後の下降ルートとして適している」と紹介された事によって『下降のための沢』として多くの沢屋に認識されるようになってしまったと思います。
『下降のための沢』イコール『登る価値のない沢』と短絡的にイメージされていると感じます。

また、「狩小屋沢はかつては登山道だったからペンキマークが残っている」という論も、『登山道レベルの沢』イコール『登る価値のない沢』とイメージされたと思います。
でも、登山道だとしても一般道ではなく猟師道か仕事道と推察されるんですが。。。

どうも、不当に低く評価されている沢のような気がしてなりません。

■それでどうなのさ、狩小屋沢
楽しい小滝が多くてその全てが登れる。
時折現れるナメも綺麗。
空は常に開いていて雰囲気が明るい。
藪漕ぎらしいヤブはなく、お花畑を楽しみながら稜線登山道へと導かれる。
幕場も中流域で2カ所は確認できました。
狩小屋沢はレベルの高い『癒し渓』でした。

最大の難点はアプローチです。飽きる長さですから。