南アルプス鋸岳(釜無川ルート〜第二高点往復)
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- GPS
- --:--
- 距離
- 25.6km
- 登り
- 1,979m
- 下り
- 1,960m
コースタイム
天候 | 晴れ+夕立 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
防寒着
雨具
ザック
ガスカートリッジ
コッヘル
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
タオル
ツェルト
ストック
ナイフ
カメラ
ヘルメット
|
---|
感想
山は深いもののトレーニングには手ごろなであり最近はよく南アルプスを訪れる。甲斐駒からの周遊を目指してみたいと、まずは下調べで鋸岳第二高点を釜無川ルートから偵察してみた。
まず驚くべきは林道の崩壊ぶり。今後も台風が続くようであれば、修繕よりも崩壊のスピードのほうが速く、10年以内には林道自体がなくなるのではないかと予想される。その場合登山道として残るのか、それとも廃道となるのか。もし廃道となった場合第一高点へのアプローチは戸台側からのみになるが、あちらも駐車場がいまだ復活していないようなので日帰りだとなかなか厳しくなりそうだ。
今回は第二高点まで目指すので0:30出発とする。月は明るくヘッデンなしでも歩ける。はじめてタヌキとすれ違って感動した。3mくらいの距離でものんびりあるいていて、鹿とは違った警戒心であった。
7.5km付近からは林道の状態が怪しくなる。ほぼ50mくらいは消失している感じか、そのたびに河原におりて、巻いていく。河原歩きは悪くはないのだが、河原に降りるところはわかりくい個所がある。林道の崩壊具合を見ればこれを修繕するのはあまり意味がない気がする。
旧造林小屋へは午前3時到着。まだまだ暗い。ここからは沢沿いを行けばよいのだが、適当に進むと道が悪い。よく見ると赤テープがあるのでそちらをたどる。まずは右岸に渡る。赤テープはヘッデンの距離にあり、わかりやすい。しかししばらく進むと岩塊が前をはばみ進めない。渡渉できそうだったので左岸へ。完全に赤テープを見失った。しょうがないのでゴーロ帯を飛び石で進んでいく。
明るくなってくると同時に沢が二つに分かれ、真ん中に顕著な尾根の末端がある地点まで来た。おそらくこれが富士川の水源の入り口だろう。間が良いことに赤テープを再発見さらに立札も見つかる。赤テープに従って5分ほど進むと富士川の水源が!ここで水を補給する。尾根は歩きやすくまた危険個所もトラロープが張ってある。
横岳峠には5時到着。ここから三角点まで見通しが悪い樹林帯を進む。三角点までくると視界が開け鋸岳が目の前に。ここから第一高点までは尾根道と岩を交えていく。濡れていたら最悪だろうが、しっかり乾いているので樹林帯よりも早く進む。
第一高点には8:30到着。暑すぎるのですぐに小ギャップへと進む。第一高点からの尾根をそのまま進むと小ギャップの上に出る。ざれ場を5mほど降りると鎖場の支点に出る。鎖はしっかりしているが壁はほぼ垂直である。しっかり鎖を持ちながら、なるべく3点支持を利用して降りていく。第二高点側は途中までは鎖を使って上っていく。太い鎖に変わったところで左側に踏み跡を発見してそちらに移る。下りは懸垂下降のほうが良い感じである。
小ギャップを越えると次は鹿窓。岩尾根から鹿窓へ続く踏み跡が2峅爾妨えているが、いまいちおり方がわからない。木をつかってずるずると、これ登るときはどうするのだろうか。
踏み跡に導かれ鹿窓へ。鹿窓ルンゼへと鎖が伸びているので安心して降りていける。しかし鎖が動くたびに落石が発生して怖かった。ここはグループだと時間がかかりそうだ。
鎖の末端で右斜面の踏み跡に移る。この踏み跡をたどると労せずして鹿窓ルンゼのトラバース地点へ。鹿窓ルンゼをトラバースして踏み跡に従い進むと大ギャップへ。大ギャップは薄い踏み跡をたどる。大ギャップのコルへの向かいながら少しずつ階段を下りていく。最後は浮石が乗っかった岩をゆっくり降りて大ギャップの底へ。
すぐにトラバースし、踏み跡を下にたどると草付きルンゼの末端に出る。ここはなるべく岩壁から遠い草付きの踏み跡をたどる。踏み跡は上に行くほど顕著となり、15分ほどで第二高点からの支尾根に出る。そのまま尾根をたどると第二高点到着。
この時点でガスが出てきたためにすぐに出発。第一高点まではほぼ同じ時間かかった。
第一高点からはかなりヘロヘロであり、釜無川ゲートについたときには暗くなっていた。
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