笊ヶ岳(老平ゲートから往復)
- GPS
- 10:43
- 距離
- 18.0km
- 登り
- 3,061m
- 下り
- 3,067m
コースタイム
天候 | 晴れのち曇り・・日差しが強く、頂上では寒暖計が25℃を指す暑い1日 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
自転車
ポストはゲート前にあり |
コース状況/ 危険箇所等 |
ゲートから1.9劼林道(MTB(もどき)が有効でした)、広河原への2.6劼傾斜の緩い半崖道のアプローチで、渡渉後は急傾斜中心の長い登りとなります レコ情報で要注意ポイントとして挙げられていた、タケ沢吊橋の先の滝の半崖道、広河原の渡渉、布引ガレは、本日は水量少なく快晴微風でもあり、特に問題はありませんでした 1ヶ所危険を感じたのが、廃屋を過ぎて広河原への半崖アプローチ道に入った辺りで、ガラガラとかなりの量の落石が自分の前を落ちて行き、未明のナイトハイク中だったので怖かったです 道間違えも1ヶ所ありました・・山の神を過ぎると富士山の展望地がありますが、その先で行きも帰りも道間違え(踏み跡に引き込まれた感じ)しました・・おかしいと感じた時点ですぐ戻り、事無きを得ました コースの距離・標高差は大ですが、全般に整備状況の良い歩きやすい道です |
写真
感想
笊ヶ岳は、自分にとっては南アルプス山域(深南部を含む)に残った最後の三百名山です。
先達諸氏のレコを拝見しても、日帰りの一般ルートとしては最難クラスの山であることは疑いなさそうで、確実な登頂を狙うために、コース途中でテン泊して2日に分けることも考えました。が結局、今回は自分の脚を試す意味もあり、日帰りでチャレンジすることにしました。
9月に入ってから秋雨前線の影響か曇天の日が続き、「水分消費が抑えられそうだ」とこの時期を選んだものの、その思惑は見事にハズれて暑い1日に。最終水場の広河原で3L給水して急登に備えました。(結局2.5L+ウィダー×3を消費)
登頂成功のためには装備の軽量化も必須で、今回はいつも携行するデジ1を封印。さらにnori3さんのレコを参考に林道でのバイクも併用し、“急がず止まらず”で12時間程度の目標タイム設定です。(普段のトレーニング=ゼロの自分の脚は、下山時の林道ではガタガタでしょうから、使えるものは何でも使いたい)
注意箇所は、タケ沢吊橋を渡った後の滝のある断崖沿いの狭い道、広河原の渡渉、布引山のガレ場、そして延々と続く急登にバテないこと、と頭にインプット。
結果、ナイトハイク中に落石が前を落ちて行ってかなり動揺のスタートとなりましたが、「広河原の渡渉を日の出の5:26頃に」とした早出と、最近の降雨量の少なさや好天のおかげで要注意ポイントは特に問題なく通過でき、無事に笊ヶ岳頂上に到着しました。
長い急登も、“花無し、紅葉無し、展望無し、雪無しの、樹林帯歩きにひたすら耐える”というネガティブ・イメージを持って臨んだものの、軽量化の効果か実際はそれ程でもなく、途中では富士山や南アの展望もあり、“南アの深い森のウォーキング”を長く楽しめて、それ程“苦行”という感じではありませんでした。
そして、森林限界を超えた笊ヶ岳頂上では、快晴下での南ア〜富士山の大展望のご褒美もあり、満足の山行となりました。
コメント
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shtさん はじめまして
ざるがだけ。。。なんてタイミング良いレコ
昨日、ヤマレコユーザーさんから
『南部全部歩かれたらぜひ笊ヶ岳にお登り下さい。
かなり険しいですが自分が辿った稜線が全部見えます』
と教えていただいたお山でした
本当に素晴らしい眺望ですね。。。
まだ南ア中南部の扉開けたばかりですが
いつの日にか歩いてみたいです
こちらこそはじめまして
2300m近い標高差を自分の足で登った後だっただけに、頂上からの大展望はやはり格別でした。
広河原でテン泊された7人パーティーや白峰南嶺を縦走するソロの方にも出会いましたが、殆どは1人静かに歩いた感じで、南アの深い森のトレッキングをジックリ楽しむにはいい山だと思います。
北アもいいですが、また一味違った趣のある南アもいいですね!
コメントありがとうございました。
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