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Yamareco

記録ID: 343363
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
塩見・赤石・聖

笊ヶ岳(老平ゲートから往復)

2013年09月12日(木) [日帰り]
 - 拍手
体力度
7
1~2泊以上が適当
GPS
10:43
距離
18.0km
登り
3,061m
下り
3,067m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

老平ゲート4:03―4:22林道終点(バイクデポ)―5:23広河原――5:59山の神―7:47桧横手山―9:20布引山―10:26笊ヶ岳頂上10:58―11:49布引山―12:49桧横手山―14:06山の神―14:26広河原―15:09林道終点―15:21老平

天候 晴れのち曇り・・日差しが強く、頂上では寒暖計が25℃を指す暑い1日
過去天気図(気象庁) 2013年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車 自転車
登山口の老平ゲートの少し手前に、無料駐車場があります

ポストはゲート前にあり
コース状況/
危険箇所等
ゲートから1.9劼林道(MTB(もどき)が有効でした)、広河原への2.6劼傾斜の緩い半崖道のアプローチで、渡渉後は急傾斜中心の長い登りとなります

レコ情報で要注意ポイントとして挙げられていた、タケ沢吊橋の先の滝の半崖道、広河原の渡渉、布引ガレは、本日は水量少なく快晴微風でもあり、特に問題はありませんでした

1ヶ所危険を感じたのが、廃屋を過ぎて広河原への半崖アプローチ道に入った辺りで、ガラガラとかなりの量の落石が自分の前を落ちて行き、未明のナイトハイク中だったので怖かったです

道間違えも1ヶ所ありました・・山の神を過ぎると富士山の展望地がありますが、その先で行きも帰りも道間違え(踏み跡に引き込まれた感じ)しました・・おかしいと感じた時点ですぐ戻り、事無きを得ました

コースの距離・標高差は大ですが、全般に整備状況の良い歩きやすい道です
広河原渡渉5:30を念頭に、ほぼ予定通りの4時過ぎにゲートをスタート
2013年09月12日 04:02撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
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9/12 4:02
広河原渡渉5:30を念頭に、ほぼ予定通りの4時過ぎにゲートをスタート
廃屋からしばらく進んだ地点で落石!・・暗い中、動揺のスタートとなりました(帰路撮影)
2013年09月12日 15:01撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
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9/12 15:01
廃屋からしばらく進んだ地点で落石!・・暗い中、動揺のスタートとなりました(帰路撮影)
ロングコースなので私のようにナイトハイクの方も多いのでしょう、半崖の安全対策はシッカリなされていました
2013年09月12日 14:59撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
9/12 14:59
ロングコースなので私のようにナイトハイクの方も多いのでしょう、半崖の安全対策はシッカリなされていました
時々面白い揺れ方をするタケ沢吊橋
2013年09月12日 14:55撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
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9/12 14:55
時々面白い揺れ方をするタケ沢吊橋
広河原の渡渉は水量少なく、全く靴を濡らさずに渡れました
2013年09月12日 05:23撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
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9/12 5:23
広河原の渡渉は水量少なく、全く靴を濡らさずに渡れました
急登にかかった辺りでご来光
2013年09月12日 05:45撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
9/12 5:45
急登にかかった辺りでご来光
山の神到着
2013年09月12日 06:00撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
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9/12 6:00
山の神到着
急登が延々と続きます
2013年09月12日 20:21撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
9/12 20:21
急登が延々と続きます
展望は期待していなかったのですが、富士山の展望地がありモーチベーション↑
2013年09月12日 20:30撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
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9/12 20:30
展望は期待していなかったのですが、富士山の展望地がありモーチベーション↑
小さい標識のある桧横手山頂上
2013年09月12日 07:47撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
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9/12 7:47
小さい標識のある桧横手山頂上
布引ガレ・・慎重に進む地点が2ヶ所ほどありました
2013年09月12日 09:03撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
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9/12 9:03
布引ガレ・・慎重に進む地点が2ヶ所ほどありました
布引ガレからは南ア南部の展望
2013年09月12日 09:16撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
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9/12 9:16
布引ガレからは南ア南部の展望
聖岳〜赤石岳
2013年09月12日 09:13撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
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9/12 9:13
聖岳〜赤石岳
布引山頂上は樹林の中
2013年09月12日 09:21撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
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9/12 9:21
布引山頂上は樹林の中
笊ヶ岳への稜線上の展望地から
2013年09月12日 20:33撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
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9/12 20:33
笊ヶ岳への稜線上の展望地から
ようやく笊と小笊を視界に捉えました
2013年09月12日 09:53撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
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9/12 9:53
ようやく笊と小笊を視界に捉えました
長い急登でしたが、何とか頂上到着
2013年09月12日 10:26撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
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9/12 10:26
長い急登でしたが、何とか頂上到着
ご褒美の南アルプス南部大展望
2013年09月12日 10:36撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
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9/12 10:36
ご褒美の南アルプス南部大展望
光岳〜茶臼岳〜上河内岳
2013年09月12日 10:35撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
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9/12 10:35
光岳〜茶臼岳〜上河内岳
聖岳が近い
2013年09月12日 10:34撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
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9/12 10:34
聖岳が近い
赤石岳〜荒川三山
2013年09月12日 10:32撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
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赤石岳〜荒川三山
塩見岳〜仙丈ヶ岳〜間ノ岳
2013年09月12日 10:32撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
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9/12 10:32
塩見岳〜仙丈ヶ岳〜間ノ岳
白峰三山
2013年09月12日 10:33撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
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9/12 10:33
白峰三山
小笊越しに富士山
2013年09月12日 10:33撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
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9/12 10:33
小笊越しに富士山
ズームで
2013年09月12日 10:33撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
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9/12 10:33
ズームで
布引山〜深南部
2013年09月12日 10:35撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
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9/12 10:35
布引山〜深南部
午後からはガスが上がってきました
2013年09月12日 20:43撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
9/12 20:43
午後からはガスが上がってきました
2013年09月12日 11:56撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
9/12 11:56
2013年09月12日 12:00撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
9/12 12:00
2013年09月12日 12:44撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
9/12 12:44
南アの深い森を楽しめました
2013年09月12日 20:23撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
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9/12 20:23
南アの深い森を楽しめました
撮影機器:

感想

笊ヶ岳は、自分にとっては南アルプス山域(深南部を含む)に残った最後の三百名山です。

先達諸氏のレコを拝見しても、日帰りの一般ルートとしては最難クラスの山であることは疑いなさそうで、確実な登頂を狙うために、コース途中でテン泊して2日に分けることも考えました。が結局、今回は自分の脚を試す意味もあり、日帰りでチャレンジすることにしました。

9月に入ってから秋雨前線の影響か曇天の日が続き、「水分消費が抑えられそうだ」とこの時期を選んだものの、その思惑は見事にハズれて暑い1日に。最終水場の広河原で3L給水して急登に備えました。(結局2.5L+ウィダー×3を消費)

登頂成功のためには装備の軽量化も必須で、今回はいつも携行するデジ1を封印。さらにnori3さんのレコを参考に林道でのバイクも併用し、“急がず止まらず”で12時間程度の目標タイム設定です。(普段のトレーニング=ゼロの自分の脚は、下山時の林道ではガタガタでしょうから、使えるものは何でも使いたい)

注意箇所は、タケ沢吊橋を渡った後の滝のある断崖沿いの狭い道、広河原の渡渉、布引山のガレ場、そして延々と続く急登にバテないこと、と頭にインプット。

結果、ナイトハイク中に落石が前を落ちて行ってかなり動揺のスタートとなりましたが、「広河原の渡渉を日の出の5:26頃に」とした早出と、最近の降雨量の少なさや好天のおかげで要注意ポイントは特に問題なく通過でき、無事に笊ヶ岳頂上に到着しました。

長い急登も、“花無し、紅葉無し、展望無し、雪無しの、樹林帯歩きにひたすら耐える”というネガティブ・イメージを持って臨んだものの、軽量化の効果か実際はそれ程でもなく、途中では富士山や南アの展望もあり、“南アの深い森のウォーキング”を長く楽しめて、それ程“苦行”という感じではありませんでした。

そして、森林限界を超えた笊ヶ岳頂上では、快晴下での南ア〜富士山の大展望のご褒美もあり、満足の山行となりました。

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コメント

おぉ〜笊ケ岳ヽ(^o^)丿
shtさん はじめまして

ざるがだけ。。。なんてタイミング良いレコ

昨日、ヤマレコユーザーさんから
『南部全部歩かれたらぜひ笊ヶ岳にお登り下さい。
 かなり険しいですが自分が辿った稜線が全部見えます』
と教えていただいたお山でした

本当に素晴らしい眺望ですね。。。
まだ南ア中南部の扉開けたばかりですが
いつの日にか歩いてみたいです
2013/9/13 12:42
823さん こんばんは
こちらこそはじめまして

2300m近い標高差を自分の足で登った後だっただけに、頂上からの大展望はやはり格別でした。

広河原でテン泊された7人パーティーや白峰南嶺を縦走するソロの方にも出会いましたが、殆どは1人静かに歩いた感じで、南アの深い森のトレッキングをジックリ楽しむにはいい山だと思います。

北アもいいですが、また一味違った趣のある南アもいいですね!

コメントありがとうございました。
2013/9/13 20:08
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