上河内岳 (聖岳撤退)

2021年08月11日(水) ~ 2021年08月12日(木)

• GPS: 16:08
• 距離: 37.7km
• 登り: 2,780m
• 下り: 2,848m

コースタイム

1日目

• 山行: 7:51
• 休憩: 0:22
• 合計: 8:13

距離 21.8km 登り 1,896m 下り 569m

3:20 畑薙ダムゲート前
4:08 4:08 青薙山登山口
4:49 4:49 中ノ宿吊橋
6:19 6:20 聖沢登山口
7:37 7:38 聖沢吊橋
8:28 8:30 造林小屋跡
9:05 9:19 乗越
10:10 10:16 滝見台
11:36 聖平小屋

2日目

• 山行: 8:32
• 休憩: 0:42
• 合計: 9:14

距離 15.9km 登り 958m 下り 2,329m

11:36 聖平小屋
2:16 2:22 聖平小屋分岐
2:52 2:54 聖平小屋分岐
4:20 4:26 南岳
4:55 4:56 上河内岳の肩
5:07 5:14 上河内岳
5:19 5:19 上河内岳の肩
6:48 6:51 茶臼小屋
8:07 8:08 横窪沢小屋
9:11 9:27 ウソッコ沢避難小屋
10:18 10:20 ヤレヤレ峠
10:41 10:41 畑薙大吊橋
11:13 11:13 畑薙ダムゲート前
11:27 ゴール地点

天候

1日目 晴れ
2日目 朝からガス。西側から風速10m行くか行かないか程の風。動いてないとすぐに冷えてしまう寒さだった。

アクセス

利用交通機関：

自家用車

新東名高速道路 「島田金谷I.C.」より車で2時間13分

コース状況／危険箇所等

聖沢から聖平まで
トレースはあるものの、ザレた箇所をトラバースする事が多く、気が抜けない箇所がいくつもあった。

聖平から上河内岳まで
一部切れ落ちた稜線を歩く事もあり、朝の空ける前でガスの中だった為非常に不安だった。

上河内岳から茶臼小屋まで
特に難儀する事も無かった。ハイマツ帯ではライチョウが飛んでました。霧の中、羽音を立てずに霧の中へと消えていく様は幻想的。

茶臼小屋から畑薙大吊橋
岩場、木の根、針葉樹の枯葉、ザレたトラバース、吊橋…と色々。なかなかいやらしいですが、経験としてはなかなか面白いと思います。

その他周辺情報

・アクセスが非常に悪いので、ガソリン、トイレ、食料の調達などは来る前に済ませましょう。
・付近の山小屋がやってませんが、場所によっては冬季小屋を解放したり、トイレ(紙は持参、持ち帰り)使用可能なところがあります。
・I.C.降りてから周りのガソリンスタンドは24時間経営の所はありません。
・畑薙ダム付近では携帯の電波届きません。白樺荘では繋がりました。(au× docomo〇)

【駐車場】
沼平登山指導センター 20台ほど停められる。
https://goo.gl/maps/zHj3KumvZDdtrc3e9

他 駐車場 情報↓
https://www.city.shizuoka.lg.jp/000906065.pdf

【山小屋情報】
https://www.city.shizuoka.lg.jp/000904105.pdf

【温泉施設】
白樺荘
054-260-2021
https://goo.gl/maps/Sxx1sgWmwp6HxZyd8

【コンビニ】※最短でも畑薙ダムから1時間以上

・24時間経営
ファミリーマート 榛原川根本町店
0547-58-6111
https://goo.gl/maps/fZLnjRbxcS2JrJTq8

セブンイレブン 島田川根町店
0547-53-3200
https://goo.gl/maps/wA8hvPoDL62aVTV87

・営業時間限定
ミニストップ 中川根町店
0547-57-1030
https://goo.gl/maps/wD3WV4LComF8PaEV9

写真

8/11 4:14

林道歩き。畑薙ダム抜けるまで非常に整備されてました。

8/11 4:15

畑薙橋

8/11 4:43

8/11 4:49

中ノ宿吊橋。デポチャリ無し。

この吊橋までで約90分ほど。

8/11 4:56

だいぶ明るくなってきましたが、山から吹き降ろす風が川から吹いてくるのでとても涼しい。

8/11 5:30

秋ですねぇー…これだけ涼しいとススキが生えてくるのも分からんでもない。沼平から10.9km地点。

8/11 5:40

だそうです。

8/11 6:05

赤石ダム湖。綺麗な緑色。

8/11 6:07

久方ぶりの笊ヶ岳が見えました。

8/11 6:11

8/11 6:11

新聖沢橋

8/11 6:19

3時間ほどかけて聖沢登山口到着。

8/11 6:19

デポチャリ多数。折りたたみ、マウンテンバイク色々です。

8/11 6:21

初っ端から急登が続きます。足元に枯葉が多く、滑りやすい

8/11 7:02

小会場小屋跡。間違えてるトレースもあり、間違えやすい

8/11 7:04

最初の水場であり渡渉点。特に難儀はせず

8/11 7:11

なんで7分割しにたんだろ

8/11 7:19

頼りない手すり、頼りない階段。

8/11 7:34

そして頼りない橋

8/11 7:37

最初の吊り橋

8/11 7:38

聖沢吊橋。木板が非常に滑りやすい

8/11 8:33

どこかで2/7を飛ばしてた

8/11 9:07

痛々しい

8/11 9:31

水場その2。この後こうした小さな沢を4.5個程跨ぎます。

8/11 9:41

傾きがいい味を出してる吊橋。穴が空いてる箇所あり

8/11 9:43

中途半端にガれた石があり滑りやすい

8/11 9:45

4.5個ある沢の最後の沢。ザレた斜面をトラバースする箇所

8/11 9:52

開いた箇所に出る。足元がガレており、なおかつ草が生えていて足元がおぼつかない。水量もそこそこあるので、増水時は渡れないと考えた方が良さそう。

8/11 9:54

沢を渡った岸に取り付くのに少々難儀

8/11 9:57

足元にまで植物が生い茂ってるとこもあるので油断ならない

8/11 10:06

8/11 10:31

岩頭滝見台。

8/11 10:39

調べましたが分かりませんでした…

8/11 10:55

せせらぎ。橋は流されて岩を跨ぎながら沢を渡りました。

8/11 11:05

8/11 11:19

小聖岳が見える

8/11 11:21

聖平に向け最後の橋

8/11 11:33

おつかれさまでした

8/11 11:38

聖平小屋到着。小屋は解放され、トイレは男女別で紙は持参、持ち帰りで使用できます。

8/11 13:21

翌朝の行程に向け、聖岳と上河内岳方面の分岐まで歩いてみる。写真右奥のが上河内岳。

8/11 13:22

振り返って聖岳！

8/11 13:23

分岐点。光岳まで続く南ア南端まで続く稜線が美しい
ここではau回線繋がりました。

8/11 13:28

分岐を上河内岳方面へ1.2分歩いた所に docomoつながる の看板

8/11 13:45

聖平小屋にて植生復元の看板

8/11 16:51

17時前。山体は完全にガスの中へ

8/12 2:52

2:10に聖岳に向かうも後の天候悪化を考え、聖岳は諦めて撤退。上河内岳へ向かいます。悔しい。

8/12 4:21

南岳へ到着。真っ暗なので辺りは何も見えず。

8/12 4:29

お花畑のトラバース

8/12 4:30

上河内岳へ向け歩くも西側の崖の淵を2回ほど歩きます。ガスもあって前も見えず進行方向と足元をよく見ました。怖かった…

8/12 4:42

東側にも崖ありましたがここはそこまで怖くはない

8/12 4:55

上河内岳の肩 到着。ガスで何も見えず…

8/12 4:55

肩から10分ほどで山頂へと続く道ですが山頂も全く見えず

8/12 5:04

ガスの中でしたが、登りたかった山の一つを登れたので達成感はありました！

8/12 5:05

おなじみの三角点

8/12 5:36

上河内岳の肩から降り始め、奇岩竹内門。

8/12 5:36

更にガスが濃くなってきました

8/12 5:58

お花畑 とは大変言い難い平地に出ます。

8/12 6:21

茶臼小屋下降点到着。茶臼岳往復で1時間程度ですが、ここも諦めてそそくさと降りていきます…

8/12 6:21

分岐点には看板もあり

8/12 6:30

10分かからず茶臼小屋到着。すれ違った方によると8貼ほどテントあったが皆撤退との事。15分ほど休憩します。

8/12 7:12

下り始めます

8/12 7:16

45分程で樺段

8/12 7:22

晴れ間が差してきた

8/12 7:31

水呑場。水量は少ないです。季節によっては枯れるかも

8/12 7:33

大無間山が見えるらしいけど雲でわからず

8/12 7:38

8/12 7:56

8/12 8:00

8/12 8:07

横窪沢小屋着。誰もいませんでした。

8/12 8:07

着いてすぐの分岐。右へ。

8/12 8:08

左側にトイレあり。

8/12 8:08

「一期一会」いい言葉ですね。

8/12 8:09

横窪沢小屋を過ぎると木製の橋を渡ります。木板部分がもろいです

8/12 8:53

8/12 9:05

ウソッコ小屋付近。傾いた橋に補修がてらにつけた木板も壊れて歩きにくい

8/12 9:08

結構な水量でした

8/12 9:10

無人小屋のウソッコ沢小屋到着。

8/12 9:23

8/12 9:33

他人のログで何回か見た事のある橋。

8/12 9:38

4号橋過ぎると水場あり。

8/12 9:40

階段降りたあとのザレ場がいやらしかった

8/12 9:43

ウソッコ沢を横目に吊橋工事箇所まで歩きます。岩に矢印があります

8/12 9:49

ご迷惑なんてとんでもない。有難いです

8/12 9:50

仮設の木橋を渡ります

8/12 9:57

2号機吊橋

8/12 10:02

再度、仮設の木橋を渡ります。工事で沢を狭めたのかな？

8/12 10:18

沢を離れてまた少し登ります。下山する人にとっても追い討ちをかけるように登らせるなんて、確かにヤレヤレですね

8/12 10:39

畑薙大吊橋前の某キャンプ漫画で出てきた看板。私は猛者になれたのでしょうか

8/12 10:39

渡ります…やっぱり高度がある分スリルがありました

8/12 10:43

渡り終えて気づいた…

あれ…手袋片方無い…

8/12 10:44

落とした手袋にモヤモヤしながら林道を歩く。

8/12 10:49

3km程林道歩きがあるのでこれまで一番時間が長く感じた

8/12 10:55

ものすごい量の土砂だ

8/12 11:13

ゲートが見えた…！長かった

8/12 11:17

沼平登山指導センターで下山届を出します。「Compassで出すから大丈夫です」と伝えたものの、このご時世なのか何処から来たのか知りたいらしく住所も書きました。

8/12 13:00

白樺荘にて。前回の木曽駒の時と同じくまたまたカツ丼

8/12 13:36

TJAR、4連覇の望月さんのブースが展示されてました…！
地元から愛されてますね。それにしてもカッコイイな…

撮影機器：

iPhone 12 Pro Max Apple

感想

Mattusan

初の南アルプス南部。元々は 聖岳→上河内岳→茶臼岳 のプランだったが
翌日の天候悪化を受けて、2日目、薊畑まで歩いて考えた後、諦めて上河内岳へ。
4時台、一寸先は闇なのにガレ場の淵を歩かされたりと心臓に悪いルートだった。
南アのスケールの大きさに少々翻弄されたものの、赤石、悪沢の馬蹄型縦走、二軒小屋から潮見までのピストンと
ほぼ同じくらいの距離だったため、ある程度の感覚は掴めたと思う。