黒岳からお鉢巡りと北鎮岳と桂月岳
- GPS
- 08:29
- 距離
- 16.2km
- 登り
- 1,309m
- 下り
- 1,306m
コースタイム
- 山行
- 7:15
- 休憩
- 1:10
- 合計
- 8:25
天くらと天気予報がこの日だけは北海岳と北鎮岳にピーカン印をつけていたので黒岳からお鉢巡りをすることにした。
結果的に今年一天気予報と天くらに踊らされた一日になった。
とにかくガスが多い。
気温は低くても太陽が当たればまぁまぁ暖かいかもなと思っていたけど、太陽が当たらないんじゃ寒くて当然。
秋装備で出てきた+ホッカイロにだいぶ助けられた気がする。
そしてここのところ不気味な感じのするデルタ株。
車を走らせると電光掲示板に
「札幌との往来を控えて!」
と至る所に書かれている。
やっぱり札幌ナンバーは肩身が狭い。
私自身ワクチンを2回打ってはいるけど、そのワクチンの効果っていつまで続くの?
とか考えだすと、ロープウェイや遠出は少し控えた方がいいのか、とも思う。
いつも単独で、下山後も温泉も外食もせずに帰っているので自分的に感染対策はバッチリと思っているんだけど。
山の上にもアルコール消毒持ち歩いているし(笑)。
やりすぎなくらい。
この日も前日に出て来て層雲峡の立体駐車場で車中泊。
そこであることに気付く。
駐車場の中に土ぼこりを全体にかかった状態で、どう見ても放置されている車が数台ある。
先月白雲岳に登った時に宿泊した時にも同じ車を見た。
という事はこの車の持ち主は先月からずっと山の上?
イヤイヤ、先月見た時点でも既に土ぼこりかぶりまくりで異様な感じだった。
ということは・・・・・・
大雪山に登って遭難か何かで持ち主が帰って来ない車なんだろうか?
そう言う車ってどうゆう処理のされ方をするんだろう?
天候 | 晴れ ガス出たり消えたり |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
駐車料金無料はありがたい。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
ペアリフトを降りたところに管理事務所があり、そこに登山届があります。 危険個所は特にありません。 |
その他周辺情報 | 層雲峡温泉街には温泉も食事処もたくさんありますが、今回もスルーでごめんなさい。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
ザック
サブザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
ライター
笛
予備電池
GPS
ファーストエイドキット
日焼け止め
保険証
携帯
時計
タオル
ストック
カメラ
|
---|
感想
朝5時に起床。
外を見ると猛烈な曇天。
でも天くらと天気予報を信じれば、ロープウェイに乗れば雲海の上に出て、ピーカンの山頂に登れると信じていた。
確かに一度は雲海を抜けてピーカンになった。
でも30分程でガスが出て来て視界が悪くなる。
でもこれは早朝のせいか・・・と色々楽観視していた。
黒岳山頂に到着して展望が殆どなかったので、天気が悪くなるか、全く展望が無いのであれば戻ることも視野に入れてしばらく黒岳山頂で考える。
ガスで視界不良でも数分で視界が開けたり、風が殆どなく、ピーカンには程遠いけど悪天候という感じではなさそう。
私は山歩きより、景色を見ることが好きで登っているようなものだから、視界不良は悲しいけどせっかくロープウェイ代も払っているんだからいく事にした。
歩くと暑い、脱ぐと寒い、登ると暑い、停まると寒い、を繰り返し脱いだり着たり歩いたり止まったり。
北海岳まではほとんど遠くは見えず、でも方向を見失うほどでもない。
北海岳でも戻ることを頭に入れながら辺りの様子を伺う。
黒岳まで結構混雑していたのに、ほとんどの人が北鎮方向に行ってしまったのか、私の前後に確認できたのは一人だけ。
でも大丈夫。
これくらいならまだ大丈夫。
ということで進むことに決定。
松田岳はスルー
荒井岳は5分以内で晴れる。
歩き出すとまたガスが出たり晴れたりを繰り返す。
間宮岳はガスでスルー。
中岳も5分以内くらいで景色が見える。
北鎮岳も同様。
結局要所要所で景色を見ることが出来た。
最終的に考えると北海岳が一番天望悪かったかも。
時間的にも体力的にも少し余裕があったので、今回は桂月岳にも立ち寄ることにした。
石室付近に荷物を置き去りにしたかったんだけど出来ず、登り始めの道端に荷物を置いて登る。
やっぱり荷物が無くなると全然違う。
山頂には一人の男性が居て、少しお話しする。
その男性から一昨日オプタテシケで道外登山客が低体温症で亡くなった話を聞いた。
また道外の人か〜。
急に寒くなったしね。(以下省略)
その後ナキウサギを探しているグループに紛れて私もしばらく姿を探してみるが見つけられず。
黒岳に戻るとガスだけど、最初に景色見ているかもういいや。
気を引き締めて下山しよう。
下山苦手なので、たくさんの人に追い抜かれながら15時無事下山。
リフトに乗り、5合目で少し散策し、靴を洗い、ロープウェイに乗ろうとしたら間一髪で出発していまい、ほぼ20分待つことに(笑)。
ロープウェイ乗り場の横に大きなストーブがついていた。
ストーブ、あったかいなぁ〜。
16時のロープウェイで下山し、今回は当麻神社に立ち寄って無事の下山と安全運転で帰ることを報告。
下道を走って自宅には21時半に到着。
そして家に帰ってから、桂月岳で聞いた話が気になってネットで検索していると、2009年のトムラウシ遭難事故の記事を発見した。
2009年と言えば私はまだ登山をしていなくて、ニュースで見たけど、ふーん、程度で詳しいことは全く知らなかった。
トムラウシは怖い山、という風に何となく思っていたのは多分このニュースが原因だったのではないかと思う。
記事を発見して、壮絶な内容に改めて山に対する恐怖が芽生えた。
私も登り始めのころ、急な天候の変化や高度、地形の関係で急激に冷えた経験や、全然寒くない、むしろ暑いくらいの状態で雨に濡れ、震えが止まらなくなった経験もある。
やっぱり山は舐めてはいけないと改めて思った。
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