歴史の道:湯殿山神社から月山
- GPS
- 06:27
- 距離
- 9.6km
- 登り
- 978m
- 下り
- 974m
コースタイム
天候 | 曇時々晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
仙人沢参籠所から湯殿山神社までの参拝バスは往復300円、8:30始発(上り)16:30最終(下り) |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山道はよく整備されている、このコースは木道はなし。 |
写真
感想
このところ山に行けなかったが、9月14〜16日の三連休も台風で全般的には無理。唯一天気がまあまあの14日に行くことにした。今回は月山を湯殿山神社から往復することにした。芭蕉が弥陀ヶ原から月山に登り、湯殿に下ったという歴史の道である。「雲の峯いくつ崩れて月の山」「かたられぬゆとのにぬらす袂かな」
湯殿山神社バス停から参詣道を行くと沢に下って、湯殿山神社まで3分。参拝は帰りにすることにして、左に月山方面の山道に入る。石積みの山道を仙人沢に沿って登っていく。キレイな沢であるが、この辺は撮影は遠慮しておく。大きな堰堤を過ぎると、右から大きな沢が合流し、この沢を渡り、その沢に沿って登っていく。道は石積み風だが、時々水が流れており雨だと沢になるだろう。ここが水月光だろう。急登が一旦終わって湯殿山神社の駐車場などが見えてくるが、直ぐに鉄梯子のある急登(金月光)になる。梯子は最初の3つはごく短く必要性はないが、その後に7つ連続する。後の3つがかなり長い。最後の2つは新しくなっている。梯子が終わって平坦になると、すぐに施薬小屋(装束場)に着く。
施薬小屋からは尾根上の緩い登りの道で、直ぐに池塘があったり、草原があったりする道である。1530mピークの右を目指して登っていくが、このピークからの水量のある沢に近づき、それを渡る。気持ちの良い場所で水場なので帰りに休もう。ここからやや急になるが、その後、姥ヶ岳北の1688mピークの北側をトラバースして姥ヶ岳からの道と合う金姥に着く。ここまでは一人しか会わなかったが、金姥からは大勢の人と登る。道も急に整備されている。ピーク1つを越え、右に小さくなった雪渓が見えると間もなく姥沢分岐の牛首である。
牛首から最初は緩いが、その後標高差250mの登りである。この辺り、ナナカマドなどが紅葉し始めており、秋の気配である。鍛冶稲荷に達すると、もう一登りで月山山頂の一角である。山頂小屋、月山神社まで行ってから、戻って展望盤のところで昼食にする。低い所では暑くて汗をしぼられたが、さすがに山頂ではTシャツでは寒い位である。今日は残念ながら遠望はきかないが、時々かなり雲が懸かるものの近くは見えるし、雨にも遭わなかったので、まあいいとしよう。帰りは往路を戻る。頂上直下の急坂は浮石注意。金姥からは人も少なく静かになって、予定通り1530mピーク下の水場で休憩、湯殿山神社からのバスの最終16:30、湯殿山有料道路が閉まるのが17:00で余裕があるので、ゆっくり下る。湯殿山神社には15:00ころ到着、裸足になって神社を参拝する。参拝料を納めるとその場でお祓いをしてもらうが、他に人がいなかったので、一人でしていただき、ありがたく感じる。ご神体にも感動。15:30のバスで仙人沢参籠所へ下る。湯殿山神社から月山への道は標高差もあり結構きついが、歴史的な道で、良く整備されている。人が少ないし、急登、草原などバラエティに富んだ良いルートだった。
湯殿山からのコースは、本流なのに人が少なく、ハシゴで渋滞する心配もないと聞きました。年々、利用する人も減っているとか。でも、ハシゴは案外高度感があって、戸惑う人もいるようです。イロイロ楽しめて楽しそうですね。
それにしても、台風が迫っていてガス確定だと思うのですが、結構人が多くて、オドロキです。
山の上はもう秋なんですね。
derakkumaさん、コメント有難うございます。
金姥に出るまで、もう月山の夏のシーズンは終わったのかと思う程でした。肘折から程ではありませんが、結構人の数のギャップは大きかったです。この日、湯殿山神社からの日帰り往復は10人いなかったと思います。帰りに金姥ですれ違ったグループは時間的に頂上泊まりでしょう。確かにハシゴ長いので、人が多かったら渋滞ですね。
次週の連休は天気良さそうですよね。私は用事があるので行けませんが。
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