猪狩山、秩父御岳山、大滝温泉遊湯館
- GPS
- 07:14
- 距離
- 13.0km
- 登り
- 1,104m
- 下り
- 1,021m
コースタイム
-猪狩山11:00-林道(810)11:45-分岐(タツミチ)11:55-秩父御岳山12:30-12:35
-12:40落合・強石方面分岐から30m先の平地(昼食)13:35-杉ノ峠14:25-落合15:10-大滝温泉遊湯館15:20
天候 | 晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
復路:大滝温泉遊湯館16:55-(西武観光バス)-西武秩父駅17:43 「秩父漫遊きっぷ(1,820円)」を利用 このきっぷは中津川線に使えるので、秩父鉄道を利用して三峰口駅経由とするより890円もお得です! 但しバスの本数は朝と晩の1本ずつのみです (ちなみにこのきっぷ、三峯神社線は利用できませんので注意!) |
コース状況/ 危険箇所等 |
◇三峰口駅〜古池、猪狩神社 ・三峰口駅の改札外にトイレあります ・ひたすら車道を歩きます ・白川橋を渡って白久方面に若干戻り、小鹿野町方面の道に入ります ・時たまダンプが通ってビビリますが、比較的快適な里山歩き ・通過する通常ルートの贄川宿、登山口にもトイレあります ・途中、双神トンネルを通る時はトンネル内が暗いので車に注意 ・どうしても車道歩きが嫌な場合は三峰口駅9:20発の小鹿野町営バスで古池9:29着があります ・古池で猪狩神社への道標に従って左折します。猪狩神社の階段を登り左側に登山口があります ◇〜猪狩山 ・登り始めすぐは雑草が茂りあまり踏まれてないようで不安になりますが、しばらくすると道がハッキリします ・登り始めは片側斜面で道幅が狭く歩きにくい箇所が続きます ・610の林道をかすめて再び登山道に入る場所で道が若干不明瞭になります 薄い踏み跡をたどりしばらく行くとハッキリしてきます ・奥の院、猪狩山まで九十九折の急登です。距離は短いのですがふくらはぎ張ります ・猪狩山、物凄く地味が看板でした。展望はほぼ無し ・一部に道が不明瞭な箇所が出てきますが、先にあるリボンに向かって踏み跡を探せば大丈夫です ◇〜秩父御岳山 ・猪狩山からタツミチの分岐まではとても気持ちよい稜線歩きです。 このコースの中で一番楽しかった気がします ・一旦、林道(810)に出ますが、向かい側に取り付き口があります ・この時期、花は全くと言っていいほどありませんが、いろいろなキノコのオンパレード。 巨大化したものもあって楽しめました ・タツミチの分岐は山と高原地図「雲取山・両神山、奥秩父2012」では迷いマークがついてますが、ぜんぜん迷いません。 道標もしっかりあるのでご安心を。 ・通常コースからは多くの方が登られてにぎやかです ・秩父御岳山の頂上はかなり狭く、昼食を取るのには不向きです。 無理やり2組ぐらいは座れますが、多くの人が通るので落ち着かないと思います ・この日はガスがかかり展望はありませんでしたが、天候され良ければ頂上からの景色は素晴らしいとかと。。 ・強石方面分岐にベンチが1つだけありました。 この山の課題は昼食場所が難しい。人が多いとゆっくり食べる場所が無いです ・我々は強石方面の分岐から30m程度進んだ平地で倒木をベンチにお昼ご飯としました ◇〜落合、大滝温泉遊湯館 ・強石、落合方面、杉ノ峠まで一部下りでロープや鎖が付いているところがありますが、ゆっくり降りれば問題無いです ・途中838のピークに行く道と巻き道、さらには行き止まり道のような併行した3ルートが出てきます。 ピーク経由なら真ん中の尾根っぽい道、巻き道なら右側。左側の道は怪しいです ・杉ノ峠からしばらく行くと。。林道、そして舗装道路の車道となりちょっとかったるいです ただ、時たまオフロードバイクが通るぐらいで静かに歩けます ・車道途中に落合方面のショートカット分岐が出てきます。 怪しい橋など、なかなか楽しい道なので迷わずにこの道を利用しましょう ・大滝温泉遊湯館、日帰り湯は600円。 なんと、秩父漫遊きっぷで10%引きの540円になります! お湯は若干ぬるっとした感じの熱めの湯です(三峯神の湯から搬送) 休憩所や売店があり、ゆったりできます。食堂も有り バス停は車道近くにあります。バス待ち合わせ用の東屋もあります |
写真
感想
3連休、台風が来るみたいなので出かけるとしたらこの土曜日。
相方の仕事ストレス解消で下山後にゆっくり温泉が入れる秩父御岳山に行ってきました。
ただ、ノーマルコースだと若干つまらないので。。
地図を睨んで猪狩山(地図では鞍掛山ですが)経由のミニ稜線縦走できそうなこのコースを選びました。
それと。。「秩父漫遊きっぷ」なるものをレコで教えて頂き、中津川線をうまく使うとお得にいけそうだし、三峰口まであえてバスを使いました。(秩父鉄道さん、ゴメンナサイ)
西武秩父駅から中津川線バスの乗車は我々含めて10名程度。西武秩父駅を出発すると次の停留所が三峰口駅です(急行なので。。)
駅のトイレをお借りしてまずは車道歩きスタートです。
白川橋って歩いて通ると結構高さがあって怖いですね。でも荒川は水が少ないような。。
荒川贄川の里山、今日は暑いので車道もゲンナリですが、紅葉から初冬の時期はのんびり歩くには良いかもしれません。
歩いてる途中で小鹿野町バスが追い抜いていきます。
車道歩きの嫌いな相方は「あれ、バスがある」「ホントだね」「あ〜わざとらしい」
バレちゃいました。。わざとバス乗らなかったのですが、暑い日は無理に歩かなくても良かったかも
トンネル内ではお決まりの心霊遊びも相方にバカにされ。。ほどなく古池へ到着。
思ったほど苦では無かったです。
猪狩神社から登山道を見つけ踏み入りますが。。どうもここ最近、この道を通った方がいないようで。
雑草は生え放題、そして恐怖のクモの巣地獄がこれでもか。。と。
しかも道は片側斜面で安定しないし、道細いし。
さらにさらに。。暑い!風が通らない。
汗が出るわ出るわ。。相方の顔は汗が滝のようになってます。
「えっと、時間がさほど長くなく温泉でゆっくりできるコースって言ったよね」
「うん、言ったよ。でもコースは楽って言わなかったけど。。」
「また騙したなー!」
だって、聞かれなかったんだし。
等高線間隔みて嫌な予感はしてたのですが、最初がザレ気味の不明瞭な道と急登の九十九折で奥の院に付く頃には汗だくと疲れ果てて。。
「いやーシンドイね、意外と」
「あの。。私、仕事で疲れてるんだけど。。」
だよね〜 確かに短い距離のくせに足にきますね、ここ。
地味な、ほんとに地味な猪狩山で一旦休憩し、秩父御岳山へ向かいます。
ところがここからが、これも予想を反して稜線歩きがとても気持ち良い〜
痩せ尾根だったり、広い散歩道だったり。獣の糞にビビッたり。。
誰もいないマイナー道を貸切りで歩きます。
それにいろんなキノコが生えてました。赤や黄色や真っ白、巨大やイボイボ。
もう秋がそこまで来てる感じです。
通常コースからの分岐はこんな暑い日でも沢山の登山者がいらっしゃいました。
そして怪しくガスがかかる頂上へ。。
「・・・」
狭っ!ただでさえ狭い頂上に祠が立ってるので休み場所なんぞありません。
祠の階段2人、脇でお休みされている方2人でもう満杯。
山頂写真もどうも落ち着きません。
それにガスで展望も全くないし。居場所が無いっというのはこのことでしょう
さっさと頂上降りて。。さて困った。
今日はしっかりランチ取る時間を約束していたので。
「下りながら探しますか」
強石方面の分岐を曲がり、暫く行くと平地と倒木がある場所を発見。
登山道から近かったのですが、強石方面に下りる方が少ないのか2人だけでノンビリ過ごすことができました。
今日のランチは。。なんと「チゲ鍋」
えっ、このくそ暑い日にですか?
さすがに豚肉無しの野菜オンリー。相方のリクエストで理由を聞くと。。
「何故か食べたくなったから」
はぁ。。そうですか。まあ本能で生きている方なので何か天からの啓示があったんでしょう。
それでも意外とこの場所、暑くなく風も通りチゲ鍋でも美味しく頂けました。
〆はマルタイの棒ラーメン。
ノンビリランチ、50分もゆっくりしちゃいました。
これから寒くなる季節、鍋メニューはいろいろと楽しめそうです。
落合までの下りはところどころロープ使い等ありますが、概ね問題なし。
一部に併行して3本のルートがあるむちゃくちゃ悩む箇所がありますが、定番の直登尾根道を選んで正解!と思いきや右側の道も巻き道でした。
838のピークは強石方面の展望が良いのですが、先客の方がくつろいでらっしゃったのでほぼスルー。ちょっと残念。
杉ノ峠から林道、舗装道を経て無事に落合集落、大滝温泉遊湯館に到着しました。
大滝温泉は設備が綺麗ですね。
シャンプー、ボディーソープあります。
さっぱりした後で休憩室で7up飲みながらこちらもノンビリと。
温泉施設の休憩室って大好きなんですよね。座布団重ねてごろ寝して。
テレビみながらマッタリして。。
相方も満足してもらったようです。
バスでそのまま西武秩父まで乗車。いつもの居酒屋で蕎麦味噌とかき揚げ、秩父錦を頂いて帰路につきました。
暑くてかなりの汗をかき予想以上に疲れましたが、稜線歩き、キノコ鑑賞、そして温泉風呂とお酒、充実した山行でした。
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