記録ID: 3444520
全員に公開
沢登り
日高山脈
札内川七の沢1823峰北東面直登沢〜コイボクシュシビチャリ川本流
2021年08月12日(木) ~
2021年08月16日(月)
北海道
- GPS
- 104:00
- 距離
- 35.0km
- 登り
- 2,740m
- 下り
- 2,735m
コースタイム
8/12 札内ヒュッテ(11:50)Co680二股(13:50)=C1
曇り 7の沢林道は壊れかけているが結構使えた。タモギタケ採集。L、ALの竿で釣果2。
8/13 C1(4:30)大滝下(7:35-45)上(9:15)1823峰(14:15)=C2
曇り時々晴れ 最初の方のツルツル滝、泳いで取り付き右岸直登。Co900に大雪渓、右岸草付き斜面をトラバースし、ab20mで沢に戻る。大滝手前にまた雪渓、左岸乗ってから巻く。Co1000の50m大滝は一段上がってからL空身でリード60m一杯で落口まで、下ハーケン*2・ナッツ、中間.4・トライカム黒ピンク、上ハーケン*2・トライカム赤。空身だったのでむずくはなかった。後続はRfミスでシャワーに突っ込み苦戦、途中からゴボウ、Lのザックを吊り上げようとするが水圧で全く上がらず一苦労。一度降りて背負って登り返すべきであった。Co1140の4段大滝にまたも雪渓、一段目ごと右岸のバンドから巻く。234段目は適当に直登。Co1260二股で左に入りすぐに気づいて戻る。二股出合の10mF、L右岸の小テラスまでツッパリで直登し、後続ゴボウ(トライカム*2・.3)、そのまま右岸ルンゼチムニーを登るが狭すぎたのでザック手渡し。すぐのツッパリ滝はL直登AL右岸巻き、巻きのほうが悪そう。後は何もなくお花畑を経由して少しの藪こぎで稜線に飛び出た。ピークはガスと強風で極寒だった。
8/14 C2(6:30)・1602手前(10:50)Co810二股(12:30)=C3
ガス→曇り時々晴れ4時に起きるが寒すぎるのでもう1h寝ると風は止み行動できる状態に、だが寒い。・1737以降はやや不快だが踏み跡もあるので苦ではなかった。計画では・1602の先の沢型から下降であったが、地図的にほぼ同じなので手前の沢から降りた。下降沢は大きめの滑滝が3つあるだけでいずれも容易に巻けた。途中からC沢のようなガレとなって記録のような飛び込みは一切なかった。二股は快適テン場、増水○。
8/15 C3(4:30)Co1300大滝下(8:45)上(10:30)カムエク(12:30-13:00)八ノ沢カール(14:30)=C4
晴れ→ガス テン場でるとすぐに滝連続、登れないものは右岸明瞭な踏み跡で巻く。2m位の段差、後続ザック手渡し&シュリンゲ垂らす(5.10)。Co1000手前のCS*2F、右岸チムニーを直登、ここからがハイライト。まずは3段函滝、1段目L右岸の3mの薄かぶり壁を登る、後続ゴボウ(トライカム*2)。2段目は流木。3段目は水圧が強すぎてシャワー不可、右岸側壁をショルダー、遠いガバにギリギリ届いて這い上がる。後続ゴボウ(腰)。しばらくして2段函滝、巻けそうだが直登を試みる。一段目流木、二段目はショルダーでCSをレイバック、後続シュリンゲ垂らす(岩角)。すぐの廊下状函滝、LAL空身で泳いで取り付くが水風呂のような水温と強烈な水圧に敗退、諦めきれずもう一度トライ。Lザックを背負い背泳ぎで取り付きステミングで突破(Ⅴ)、後続ザック吊り上げ、空身でゴボウ(横ナッツ*2)。Co1180の核心とされた ハング滝はL右岸シャワーで直登(Ⅲ+)、中間.4、上トライカム*3。さっきまでのゴルジュと比べるとあっけない。Co130030m大滝、記録では巻いてるが登れそうなので一段あがってALリードで取り付くが微妙だったのでCdで敗退、時間もかかったので記録通り右岸ルンゼを巻くことにする。がルンゼ内は先日の大雨で非常に不安定で途中からトライカム*2で支点構築しザイル出す。ボロい凹角に.4を決めてマントル、浮石スラブと化したルンゼを灌木まで(Ⅳ+)。後続は登り始めてすぐフリーでは無理と判断しゴボウに切り替えたがスタンス崩壊しテンション、結局フリーで抜けれたらしいが消耗したようだ。そこから草付き斜面をトラバースして落口上に出て小休止。この滝は直登したほうが安全だろう。快適に詰めあげていると300m先にクマ出没、笛を吹き鳴らしてなんとか追い払う。気を取られたのか、稜線上の岩峰をカムエクと勘違いしてまさかのコイボクカールをスキップして稜上にあっさり飛び出て、コイボクカールに行けずショック。夏道を15分歩いて念願のカムエクでピー写を撮るが、さっきまで晴れていたのに急にガスに包まれた。ピラミッド西コルからの分岐はただの鹿道だと勘違いし一度通り過ぎてしまう。八ノ沢カールで沈。ボルダーと花火に興じる。
8/16 C4(4:30)札内ヒュッテ(9:50)
霧ション〜曇り カールからの夏道は判然とせず変な涸れ沢をしばらく降りてしまった、ピンクテープもなくCdを不審に感じていると大滝っぽい落口が…。これは違う!と周辺を見渡すと隣の沢の右岸に夏道を発見、ヤブを漕いで復帰する。後はピンクテープを探す作業。勝利のハゲ天へ。
曇り 7の沢林道は壊れかけているが結構使えた。タモギタケ採集。L、ALの竿で釣果2。
8/13 C1(4:30)大滝下(7:35-45)上(9:15)1823峰(14:15)=C2
曇り時々晴れ 最初の方のツルツル滝、泳いで取り付き右岸直登。Co900に大雪渓、右岸草付き斜面をトラバースし、ab20mで沢に戻る。大滝手前にまた雪渓、左岸乗ってから巻く。Co1000の50m大滝は一段上がってからL空身でリード60m一杯で落口まで、下ハーケン*2・ナッツ、中間.4・トライカム黒ピンク、上ハーケン*2・トライカム赤。空身だったのでむずくはなかった。後続はRfミスでシャワーに突っ込み苦戦、途中からゴボウ、Lのザックを吊り上げようとするが水圧で全く上がらず一苦労。一度降りて背負って登り返すべきであった。Co1140の4段大滝にまたも雪渓、一段目ごと右岸のバンドから巻く。234段目は適当に直登。Co1260二股で左に入りすぐに気づいて戻る。二股出合の10mF、L右岸の小テラスまでツッパリで直登し、後続ゴボウ(トライカム*2・.3)、そのまま右岸ルンゼチムニーを登るが狭すぎたのでザック手渡し。すぐのツッパリ滝はL直登AL右岸巻き、巻きのほうが悪そう。後は何もなくお花畑を経由して少しの藪こぎで稜線に飛び出た。ピークはガスと強風で極寒だった。
8/14 C2(6:30)・1602手前(10:50)Co810二股(12:30)=C3
ガス→曇り時々晴れ4時に起きるが寒すぎるのでもう1h寝ると風は止み行動できる状態に、だが寒い。・1737以降はやや不快だが踏み跡もあるので苦ではなかった。計画では・1602の先の沢型から下降であったが、地図的にほぼ同じなので手前の沢から降りた。下降沢は大きめの滑滝が3つあるだけでいずれも容易に巻けた。途中からC沢のようなガレとなって記録のような飛び込みは一切なかった。二股は快適テン場、増水○。
8/15 C3(4:30)Co1300大滝下(8:45)上(10:30)カムエク(12:30-13:00)八ノ沢カール(14:30)=C4
晴れ→ガス テン場でるとすぐに滝連続、登れないものは右岸明瞭な踏み跡で巻く。2m位の段差、後続ザック手渡し&シュリンゲ垂らす(5.10)。Co1000手前のCS*2F、右岸チムニーを直登、ここからがハイライト。まずは3段函滝、1段目L右岸の3mの薄かぶり壁を登る、後続ゴボウ(トライカム*2)。2段目は流木。3段目は水圧が強すぎてシャワー不可、右岸側壁をショルダー、遠いガバにギリギリ届いて這い上がる。後続ゴボウ(腰)。しばらくして2段函滝、巻けそうだが直登を試みる。一段目流木、二段目はショルダーでCSをレイバック、後続シュリンゲ垂らす(岩角)。すぐの廊下状函滝、LAL空身で泳いで取り付くが水風呂のような水温と強烈な水圧に敗退、諦めきれずもう一度トライ。Lザックを背負い背泳ぎで取り付きステミングで突破(Ⅴ)、後続ザック吊り上げ、空身でゴボウ(横ナッツ*2)。Co1180の核心とされた ハング滝はL右岸シャワーで直登(Ⅲ+)、中間.4、上トライカム*3。さっきまでのゴルジュと比べるとあっけない。Co130030m大滝、記録では巻いてるが登れそうなので一段あがってALリードで取り付くが微妙だったのでCdで敗退、時間もかかったので記録通り右岸ルンゼを巻くことにする。がルンゼ内は先日の大雨で非常に不安定で途中からトライカム*2で支点構築しザイル出す。ボロい凹角に.4を決めてマントル、浮石スラブと化したルンゼを灌木まで(Ⅳ+)。後続は登り始めてすぐフリーでは無理と判断しゴボウに切り替えたがスタンス崩壊しテンション、結局フリーで抜けれたらしいが消耗したようだ。そこから草付き斜面をトラバースして落口上に出て小休止。この滝は直登したほうが安全だろう。快適に詰めあげていると300m先にクマ出没、笛を吹き鳴らしてなんとか追い払う。気を取られたのか、稜線上の岩峰をカムエクと勘違いしてまさかのコイボクカールをスキップして稜上にあっさり飛び出て、コイボクカールに行けずショック。夏道を15分歩いて念願のカムエクでピー写を撮るが、さっきまで晴れていたのに急にガスに包まれた。ピラミッド西コルからの分岐はただの鹿道だと勘違いし一度通り過ぎてしまう。八ノ沢カールで沈。ボルダーと花火に興じる。
8/16 C4(4:30)札内ヒュッテ(9:50)
霧ション〜曇り カールからの夏道は判然とせず変な涸れ沢をしばらく降りてしまった、ピンクテープもなくCdを不審に感じていると大滝っぽい落口が…。これは違う!と周辺を見渡すと隣の沢の右岸に夏道を発見、ヤブを漕いで復帰する。後はピンクテープを探す作業。勝利のハゲ天へ。
天候 | オホーツク海Hのヘリか圏内で大体晴れていた |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年08月の天気図 |
アクセス |
写真
装備
個人装備 |
ウイスキー(荷下げ)
|
---|---|
共同装備 |
マスターカム青
黄
トライカム
ナッツ
ダブルロープ60m
CB缶一本
|
感想
色々と反省点があったが、納得のいく山行ができた。まだ余裕があったのでもう少し難しい所に行きたい所である。
昨年度からは想像もできないほど逞しくなった後輩には、是非とも来年度の二年班のLsを期待したい。
昨日まで汗臭い格好で日高を満喫していたのに、今日はちゃんとスーツでメイクもして院の入試を受けてきて、どっちの自分も自分だけどなんだか変な感じです。
ほとんど余韻に浸ってて上の空でした。笑
コイボク本流の中のゴルジュと滝は本当に素晴らしくて、直登できて幸せでした。
佐藤さんと日高には感謝しきれません。
ありがとうございます。
後輩たちもこんな楽しい日高の2年班を味わえるように強くなるぞ〜
お気に入りした人
人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:1831人
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
石川さんも来年の夏は日高に連れてってくれ〜〜(*^^*)
飯田さんはいつから後輩に!?
怪我治して一緒に日高行きましょう(^O^)
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する