常念岳 〜初めての雷鳥に感無量〜
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- GPS
- 32:00
- 距離
- 15.4km
- 登り
- 1,691m
- 下り
- 1,683m
コースタイム
6:00 駐車スペース
6:24 一ノ沢登山口
7:39 大滝
8:00-25 烏帽子沢(休憩)
8:54 笠原沢
9:27 胸突八丁
9:50-10:10 最終水場(休憩)
11:04 常念小屋
テント設営 ランチ
〜常念岳アタック〜
14:15 常念小屋
15:21-15:31 常念岳
16:36 常念小屋
【二日目】
6:30 常念小屋
6:53-7:12 最終水場(休憩)
7:25 胸突八丁
7:49 笠原沢
8:18 烏帽子沢
8:34 大滝
9:26 一ノ沢登山口
9:47 駐車スペース
天候 | 一日目 曇り 二日目 曇り/雨 |
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過去天気図(気象庁) | 2013年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
駐車スペースに約30台可 |
コース状況/ 危険箇所等 |
一ノ沢から胸突八丁までは歩き易い登山道。途中沢を何度か渡るので増水時は注意が必要かも。 胸突八丁から傾斜がキツくなり、ペースが落ちる。特に最終水場から常念乗越までは、これまでの蓄積された疲労が重なり、キツイキツイ。そのためか、わずか1kmほどの区間に3〜4か所 ベンチが設置されています。 常念小屋から常念岳まではガレた岩場。濃霧時はルート分かり難いかも。 下山後温泉 ほりで−ゆ〜四季の郷 500円 |
写真
感想
今回の山行はテントを担いで常念岳へ。だが、確実に台風18号の足音を感じているため、当初は三股から蝶ヶ岳経由での周回ルートで計画していたが、出発直前に一ノ沢からの最短ピストンに変更した。
登山口からしばらくは、なだらかな登山道をのんびりと進む。沢沿いにいくつか休憩ポイントもあり、顔を洗ったり喉を潤したりで気持ち良く進んでいく。
胸突八丁付近から、傾斜がキツくなってくる。明らかなペースダウンを感じつつ、最終水場と書かれたポイントで水を補給し呼吸を整える。
最終水場から常念乗越までは残り1kmほどだが、コレがまた急登の連続で足が上がらない。最後の力を振り絞ってようやく常念小屋のある常念乗越にたどり着く。
目の前には穂高、槍がバーーーーーン・・・・・
のはずが、ガスっててうっすら見え隠れしてるだけ。まあ登ってる途中から覚悟は出来ていましたが。
それでも、テントを設営していると徐々にガスが取れて、お昼すぎの10分間くらいはクリアに見えました。(その後またすぐにガスって、以降一回も雄姿は拝めず)
目指す常念岳もガスってて期待出来そうに無いので、小屋でビールを買ってノンビリと過ごす。
14時を過ぎても一向に晴れて来ないので、とりあえずピークだけは踏んでおこうと山頂へ向かう。真白なガスの中、ガレた岩場を黙々と突き進むと1時間ほどで山頂に。山頂からは大天井方面がうっすら見える程度で、やはりガックシ。
雄大な穂高連邦から槍を拝みたかったのですが、今月中にどちらも行く予定にしているので、今日はその挨拶と割り切るコトに。
そそくさと山頂に別れを告げ、しばらく進むと岩の上にポツンと影が見える。何だろうと近づくと、ソレはずっと待ち望んでいた雷鳥さんでした。コッチを見ても逃げる様子も無く優雅にたたずむ姿に、この山行最大の喜びを感じました。
夕食後、寝袋に入りしばらくすると雨が降り出してきた。けっきょく一晩中シトシトと降り続き、ご来光もあえなくキャンセルに。
朝食を済ませる頃にいったん雨が上がったので、急いでテントを撤収。下山に取り掛かる。
下山途中からまた本降りになり、滑らないよう気をつけながら3時間ほど掛けて駐車場まで戻ると、そのころには雨もまた止んでいました。
穂高、槍を満足に拝めなかったのは残念でしたが、念願かなった雷鳥との初顔合わせ。この山行に喜びと思い出を与えてくれてホントに感謝でした。
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