★まさかの黒戸尾根日帰り山行〜
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- GPS
- 11:09
- 距離
- 18.1km
- 登り
- 2,099m
- 下り
- 2,107m
コースタイム
7:43笹の平分岐7:52 (9)
9:14刃渡り
9:31刀利天狗
10:15五合目10:27 (12)
11:08七丈小屋11:33(25)
11:55(2550m) 八合目御来場 手前の見晴らし12:10(15)
12:27七丈小屋13:10(43)
13:44五合目13:46(2)
14:39刀利天狗
14:50前屏風ノ頭14:58(8)
15:38笹の平分岐15:46(18)
17:00登山口駐車場
CT=12:00 (七丈小屋〜見晴らしまで登り30m 下り20mとして)
Total11:04 休憩時間約2:20 行動時間8:44
天候 | 曇り ガス時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
みはらしの丘 みたまの湯 \750 クーポンでオリジナルタオルのプレゼント ※山梨と言ったらほうとう ほうとうと言ったら小作 石和駅前り店 TEL:055-263-5421 |
コース状況/ 危険箇所等 |
とても良く整備されていますが、刃渡り〜七丈小屋までは、梯子、岩場に注意が必要。 特に雨天時は滑るので最新の注意を! |
予約できる山小屋 |
七丈小屋
|
写真
残念だが、甲斐駒ヶ岳は諦め。ご来光場まで足を進める。 とても気持ちよさそうな天場。 また来るよ〜
感想
待ちに待った三連休。
計画は、黒戸尾根〜甲斐駒ヶ岳〜仙丈ヶ岳〜間ノ岳〜北岳のとっても欲張りな計画だった。 この場合、仙水小屋、両俣小屋のいずれも山麓のご来光が期待できない泊となる。 このため、甲斐駒ヶ岳を諦め、Shenayさんの提案で北沢峠〜仙丈ヶ岳〜間ノ岳〜北岳とした。
こうする事で、仙丈小屋、北岳山荘となり、いずれも日の出を望めるロケーションとなる。
ところがである。 仙水小屋の宿泊は予約でいっぱいで宿が取れない。 また、日に日に変わる天気予報を見ると月曜日は台風で大荒れ。 仕方なく、縦走は取りやめ当初計画していた、黒戸尾根経由で甲斐駒ヶ岳の一泊二日の山行とした。
泊まりは選択肢はない七丈小屋(ナナジョウではなくシチジョウらしい)
一泊山行なら豪華な夕食とたんまり食材を詰め、また好きなワインも一本分用意した。一泊二日とは言え、甲斐駒ヶ岳のピークを踏んで七丈小屋までは、遠いため前泊とする。
時刻は6:00少し前。体がまだ眠った状態のまま山口を後に由緒正しき竹宇駒ヶ岳神社に向かう。 神社を守って人なのか、参拝者へ挨拶をする。 参拝者は、ロウソクに火を灯しながら敬い祭っていた。 そんな中、我々も神社に山行の安全祈願。
吊り橋を渡、いよいよ黒戸尾根を経由し甲斐駒ヶ岳を目指す。
頭は起きても体が目覚めていないのでゆっくりと登りはじめる。 ここ最近トレランの山登りであったが今回は、通常の登山。 しかし、ここはトレランのメッカ度々、トレランの人のザックを気にかける。 その後ろ姿を見ると彼らが、背負っているザック(パック?)は、水しか入っていいないようにに見え、3000m級であの軽装ぶりには衝撃を受ける。
我々も淡々と順調に高度を上げる。 天気は曇り空、台風が近づいている事もあり、湿度、気温も高く、汗が滴り落ちる。
まもなく尾根と明確に判る山道を行く。 笹の平分岐で一休みして刃渡りを目指す。 八丁登りに入り、最初の石碑に出会う。 霊山の山であることを実感する。 更に高度を上げ、ヤマレコで見る刃渡りを目にする。
Shenayさんと共にテンションが上がる。 刀利天狗を後にしてしばらくは緩やかな林床帯となる。 時折日差しが差込み幻想的な風景となる。 下山者に会って山頂の天気を聞くと雲海の上に出て富士山をはじめとする素晴らしい展望であったと写真を見せてもらう。 俄然テンションが上がるものの五合目へは折角高度を稼いだ後に、200mほどの下りとなりまたテンションが下がる。
五合目で、この後行動を共にした吉瀬美智子さん似のJさんに出会う。 65Lのザックを背にして山慣れした雰囲気はとても格好良い。
この先から、七丈小屋までは、黒戸尾根の核心部。 多くの階段、岩場となる。濡れた木の階段に注意しながら進むと突然七丈小屋に出る。
早速、今夜の宿泊予約をするために山小屋に入ると。 家主から「台風が予想より早く直撃コースとなる。 明日は大荒れだ。 山はいつでも来れるから、今日中に下山をしなさい」との忠告。
しばらくShenayさんと共に動揺しながらも、甲斐駒ヶ岳を諦め、八合御来光迎場からピストンすることとする。
テン場を抜け、まもなく見晴らしの良い岩場斜面に出る。 そこから見える景色は、下界は、雲海で真っ白。 上空は青空も見えるものの山並みが見えない不思議な展望。 この上も展望がないと飽きらめ、一休みして下山とする。 七丈小屋で昼食とし、下山。 三連休で遠くから甲斐駒目指して来ている方もいると思うと、心情察するも自分自身にも納得させるために、途中会う人会う人七丈小屋には泊まらず下山することを勧める。
長い、下山路を軽快に歩みをすすめ、刃渡りを越え一先ず安心。
いい加減飽きて来ると、安定した山岳路となる。 時折、足元のやわらかさに気分よく足早に駆け下りる。 そしてようやく吊り橋。 今日の出来事とは思えないほど遠い過去の様に思えた。
ピークは踏めなかったものの、黒戸尾根のバリエーションの富む山行に充実感を味わう。
下山後は、Shenayさん、Jさんの三人で、みたまの湯、小作と山梨を堪能し帰路に着く。
車での移動でもあり、これまでにないほどに疲れた山行であった。
朝あまりの豪雨の音に目がさめた。 やはり山のご主人の忠告は正しかったと実感。
辛い道のりであるが今度こそは、黒戸尾根から甲斐駒ヶ岳を目指したい。 そんな魅力が黒戸尾根にはあった。
niftymailさん、おはようございます
折角の3連休を狙い撃ちするような台風
こればっかりはどうしようもないですね
それでも豪華な食材
”フードが曲がって〜”どうしたんでしょうか
ちょっと気になります
いや台風
というか勝気もありませんが、計画までもズタボロやられてしまいました。
まーこんな事もあるから、達成感もあるのだと思うことにします。
同日のtimothyさんが行った北アルプスは天気も良かった事もあって凄い人ですね。
こちらは、しーんと静まった世界でしたよ。
何とか、今年中にリベンジしたいもんです。
フードね〜単なるずれです。 ミラーレスだと良くわかんないもんですね。 気を付けます
CCR-54と申します。
七丈小屋でヘロヘロになって休んでいたものです!
(多分少しお話をさせて頂いたような??)
今回は最初の計画もボツになり、甲斐駒ケ岳も台風の影響でボツになりで
重いザック背負って登っていらしたのに大変残念でしたね
あの後頂上まで来られなかったようなので、そのまま下山したのかと思っていましたが
八合御来光迎場までは行かれたようで、少しは良かったですね!
とにかくお互い無事に下山できたので良かったですね!
お疲れ様でした!
CCR-54さん初めまして。
確かに時間的にはお会いしている感じですが、あんまり記憶になくてすいません。
また、私たちはザックも35Lくらいの宿泊まりだったのでそんなに大きくないですよ。
それにしてもまさか、宿泊出来ないとは思いもよらず。 これも山を愛するからこそなのでしょう。
今後計画する際に考慮しなければならないですね。
それでは素敵な山ライフを
その際は是非 ご一報ください
次こそは豪華な宴したいですねー
Shenayさんおはようございます。
えー予定が会えば何時でもお声掛けしますよ。
しかし今日、17日火曜日 台風一過で申し分ない天気ですね。また気温も秋を感じる気持ち良さ。清々しい。
こんな時行きたい!
niftymailさん、そしてShenayさん
「その他1名」です。
本当にいろいろとお世話になりました。
山頂を踏めなかったのは残念でしたが、ご一緒させていただいて、ひとりだったら心が折れていたところを、愉快に下山できました。ありがとうございました。
久しぶりに筋肉痛がひどくて、「日本三大急登(途中までだけど)侮りがたし」です。
今年中にリベンジですか?
こんにちは!
甲斐駒山頂まで行けずしょんぼりな降り道でしたが
drgnさんとNiftymailさんのおかげでとても楽しく下山することができました
いろいろお話ができてほんとに楽しかったです
私も筋肉痛にやられましたよ
またどこかのお山でお会いしましょうね
今年中にリベンジ??
行けるかなあ
いくならカボチャ担いでいきます
drgnさん お疲れさまでした。
レスいただけてありがとうございます。 その他1名のまま でなくユーザー名を聞けて良かったです。
日帰りとは、考えられなかったですが、楽しく無事に下山できてありがとうございました。
今年中のリベンジですが、これからの予定を考えると厳しいかな。 と言いつつ、トレランしちゃうかも。 カボチャはShenayさんに任せます
10月後半になると雪の心配が必要でしょうから、今年中のリベンジは難しいでしょうかねえ。七丈小屋は通年で営業しているそうですが。
かぼちゃ
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