奈良県最深部 笠捨山へ行ってきました
- GPS
- 05:00
- 距離
- 7.5km
- 登り
- 959m
- 下り
- 959m
コースタイム
天候 | 曇りのち小雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
白谷トンネル東口駐車場から林道を東へ100mほど行ったところに登山口があり、そこに登山ポストが設置されています。登山道ははっきりしており、ピンクテープも整備されているので迷うところはありません。水場は全くないので麓で補給して行った方がよいです。 |
写真
感想
大峯山脈の山の名前は、釈迦ヶ岳とか大普賢岳とか仏教に因んだ名前が多いですよね。でも笠捨山だけはちょっと異色の名前です。日本昔話に出てきそうな山の名前と思いませんか?ということで名前の由来を確かめに行ってきました。(ネットで調べればすぐじゃん、とか言わないように)
本当は7月に地蔵岳に登った時、南方に見える堂々たる山容の山が笠捨山と知って次は笠捨山に行くぞって決めていたのです。
しかし吹田からは遠いです。前鬼も遠かったけどここはさらに遠いな。
白谷トンネル東口駐車場は結構広くて、20台くらい停められそうです。
ここから少し東へ行ったところが登山口、鉄の階段があるのですぐに分かります。
登山口から40分くらいで奥駈道に出ます。奥駈道分岐の標識には「行仙岳まで5分」と書かれていたのでせっかくだから立ち寄りました。
分岐から行仙宿まではすぐです。宿の中には毛布や食料(緊急用です)があってなかなかいい感じです。天井には照明器具も付いていてこれなら泊まっても安心です。(点くかどうかは試していませんが)ただし「利用者は1000円を箱に入れてください。」と書いた紙が壁に貼られています。まあこの設備なら1000円払っても損はないでしょうね。
行仙宿から何度かアップダウンを繰り返し、笠捨山直下の急な登りを登ったら頂上に到着。頂上はひっそりとしていて、さびしく一人で弁当を食べました。
すると地蔵岳方面から一人の登山者の方が登って来られて、しばらく大峯談議に花を咲かせました。この方は実は白谷トンネル東口駐車場に停まっていた神戸ナンバーの車の方で、僕より先に登って地蔵岳まで足を伸ばしたんだそうです。そして今夜は行仙宿に泊まる予定だと話されました。
帰りは行仙宿までその方と一緒に下りました。途中で若い女性の単独登山者とすれ違ったのですが「こんな時間にどこまでいくのかなぁ」って二人で会話しながら下山。
行仙宿でその方と別れたあと無事に駐車場に到着。
せっかくこんな遠いところまで来たのだから果無集落によって帰りました。
次回は果無山脈の縦走じゃ!(ウソです)
天候は曇りのち小雨で展望はなかったけど雨具を着なくてもすんだ程度で、前回の猛暑プラスハエの大群に比べると天国のような気候でした。
ところで笠捨山の名前の由来はというと、その昔西行法師がこの山に登ったときあまりの寂しさに笠を捨てて逃げ帰ったという言い伝えから笠捨山という名前が付いたそうです。頂上には名前の由来を書いた看板は見当たりませんでした。
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