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Yamareco

記録ID: 344827
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無雪期ピークハント/縦走
妙高・戸隠・雨飾

西新道-黒姫山-西登山道

2013年09月14日(土) [日帰り]
 - 拍手
GPS
07:42
距離
15.6km
登り
1,006m
下り
996m

コースタイム

大橋登山口P 0558-0625
西新道登山口 0630-32
種池 0642
古池西 0651
古池南 0701
高度計読み1335 0730-39
尾根(左折) 0754
新道分岐 0758
シナノキ上高度計1700 0837-50
しらたま平 0932
大池分岐 0950
黒姫山 1003-36
大池分岐 1045
七つ池 1105-11
峰の大池(西) 1118-35
天狗岩 1210
笹ヶ峰分岐(西登山口) 1228-39
大ダルミ 1252
新道分岐 1309
林道(わだち) 1317
登山道分岐 1319-28
林道 1337
大橋登山口P 1407-1423
天候 曇りのち時々晴れ
過去天気図(気象庁) 2013年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
大橋登山口に駐車。10台可。出発時3台、下山時7台ほど。仮設トイレあり
古池側の駐車場は3台可で、僅かの差で満車。
コース状況/
危険箇所等
仮設トイレが大橋登山口に、登山ポスト(プライバシー配慮有)が
西新道登山口にそれぞれあり。
不明瞭な場所はないが、大池から笹ヶ峰分岐(西登山口)までの間は大岩累々で
かつ苔むして滑りやすく、非常に下りにくい。
わだちの様子から見て、大橋林道は延びて標高1400m付近までは車が入れる状態の
模様だが、ゲートはしまっている上に登山道は各所でショートカットがあり、
標識も完備されているので影響はない。
種池、能書き
キツリフネ。種池付近にのみ
キツリフネ。種池付近にのみ
種池、逆光で撮りにくい
種池、逆光で撮りにくい
イヌタデ、山麓全般に多数
イヌタデ、山麓全般に多数
この水は意図した放水か、水漏れなのか不明
この水は意図した放水か、水漏れなのか不明
トリカブト
サラシナショウマ
サラシナショウマ
古池を西へ巡る。秋の気配
古池を西へ巡る。秋の気配
ガマの穂
戸隠方向だが展望は得られず
戸隠方向だが展望は得られず
多種多様なキノコが出ていました。
多種多様なキノコが出ていました。
シナノキ
しらたま平下
シラタマ平。シラタマノキは大した多くなかった
シラタマ平。シラタマノキは大した多くなかった
一応下層雲を抜けた。遠くは駄目ですが周りだけは見えます。
一応下層雲を抜けた。遠くは駄目ですが周りだけは見えます。
ヤマハハコ
オヤマリンドウがこれでもかと言うほどあり
1
オヤマリンドウがこれでもかと言うほどあり
ゴゼンタチバナの実も多数
ゴゼンタチバナの実も多数
稜線を進む
ふもともかろうじて見えるが...
ふもともかろうじて見えるが...
青空も見える。
オヤマリンドウ
山頂到着
秋を告げるナナカマド
1
秋を告げるナナカマド
大池分岐付近
七ツ池遠望
峰の大池
峰の大池。正面は小黒姫
峰の大池。正面は小黒姫
峰の大池
ユキザサの実
エンレイソウの実
エンレイソウの実
マイヅルソウの実
1
マイヅルソウの実
人面岩。新道分岐僅か北にあります
人面岩。新道分岐僅か北にあります
ツリフネソウ。大橋林道に多数
ツリフネソウ。大橋林道に多数
アキノキリンソウ
アキノキリンソウ
ゲンノショウコ(だと思います)
1
ゲンノショウコ(だと思います)
オオダイコンソウ
オオダイコンソウ
アザミ(総称として)
アザミ(総称として)

感想

せっかくの三連休だが台風接近中のため、日帰りで登れるこちらを選択。
気温が高そうなのが懸念。車の温度計での値だが、夜明け前後の長野市内で
25℃だからかなりのもの。
新道登山口駐車場は僅かの差で満車になり大橋登山口に駐車。トイレあり。
新道登山口で届けに記入し、種池、古池と趣の異なる沼に立ち寄る。
蚊が多く、通常の対策をしていったが不十分で、3箇所ほど刺された。
花は時期も遅いので冴えないが、それでもこのあたりでは、ノコンギク、イヌタデ、
アキノキリンソウ、キツリフネ、サラシナショウマ、トリカブト等はあった。
古池から離れて登りになると、笹の中で花は全くなにもなくなる。
稜線に出るあたりでタケノコ採り禁止の標識。確かに、このあたりの
笹は背丈を越えるもので、太くて良いタケノコが出そうだ。
シナノキを越えたあたりでで2度目の休憩。傾斜がきつい上に湿度が高く、
汗が滝のように流れる。
さらに登って傾斜が緩むと、ミヤマアキノキリンソウ、ヤマハハコなどが
出てきて、しらたま平(シラタマノキの実はあったがさほど多くない)
から先は、オヤマリンドウがこれでもかというほどあった。
このあたりで一応下層雲を抜け、視界が利いてきてふもとも一応見えたが、
視界は極めて悪い。
山頂についてから少し待ってみたが、残念ながら展望は得られなかった。
ここまで、スポーツドリンク1リットル強を消費したが、スポドリと水、
各々0.5Lが別にあるので、この時点では不安はない。
下山は、峰の大池へ急傾斜を下る。笹が広く刈られているのはありがたいが
残骸が放置してあって滑りやすい。
火口原へ下ると七ツ池と大池があるが、前者は広い笹原で中心部のみに池塘が残り、
大池は広く水をたたえて小黒姫を写すという感じで、種池、古池と同じく好対照。
ここで、折角十分に持っていた水の半分を自ら失うに等しい失敗をした。
暇な人は末尾※参照

大池からの西登山道の下りは、大岩から漬け物石大のものまで取り混ぜた
火山岩の道で、苔で滑りやすくて参った。
天狗岩(危険な岩登りと追記あり)は、1〜数mの巨岩の積み重なりで、
命を落とすような危険はないが、滑るのでとにかく面倒の一言につきた。
その面倒な箇所を過ぎて数分後、なんでもない場所でけつまずいて
足首を軽く捻挫。歩くのに支障はないが、全く今日はろくなことがない。
笹ヶ峰分岐で休んだあとは、谷の方向が変わって風が比較的通るようになり、
まずまずのペースで歩けた。大ダルミ、新道分岐を経て大橋林道へ下る。
わだちの様子から見て、林道が延びて標高1400m付近までは車が入れる状態の
模様だが、ゲートはしまっている上に登山道は各所でショートカットがあり
標識も完備されているので影響はない。
林道沿いにはツリフネソウが多く、その他ゲンノショウコ、ノコンギク、
ダイコンソウ、イヌタデ、アザミ(総称として)、アキノキリンソウ等も
咲いていたが、林道はいささか長く感じた。

今回は、午後の天候に一抹の不安が有ったため、西登山道を下ったが、下りにくい。
大池、七つ池は寄る価値があるにせよ、西登山道を下りに使うのは
あまりお勧めできない。逆コースのほうが良いと思う。


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※水についての失敗の顛末(暇な人向け)
大池の南で休憩を取り、スポドリを飲もうとしたら、これが今まで飲んだことの
ないもので、成分表示を見るとナトリウムがほとんど入っていない。
別にスポドリの粉末も持っているが、食塩もあるのでそちらを足すことにした。
で、適当に入れて混ぜてから飲もうとしたら、塩からくて飲めたものではない。
要は、スポドリの粉末の時と量を錯覚。3〜4倍位を入れてしまったわけだ。
(ちなみに一般的スポドリでは塩分と糖分の比率はもっと高く、10倍位のはず)

動揺して、一部を捨てて水のほうボトルから足したが、これは数倍に薄める必要が
あるところを中途半端に足したことになり、かえって水を無駄にすることになった。
途方にくれたが、それでも大池の水の利用は水質の面でためらわれたので、
この先のどこかで水を得られることを期待してそのまま下った。
(今考えれば、容器はあるのだから非常用に汲んでおくべき)
その下しばらくして沢状地形の下りだが沢に流水はなし。比較的綺麗で
僅かに水の流れのある水たまりを見つけて水を補給。これで事なきを得た。
こんなアホな失敗をする人は私くらいだと思うが、勢いで書いたので
一応載せておきます。

おしまい

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