計画的には途中敗退、多摩100完登 稲村岩
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- GPS
- 06:28
- 距離
- 17.8km
- 登り
- 2,531m
- 下り
- 2,445m
コースタイム
- 山行
- 5:43
- 休憩
- 0:45
- 合計
- 6:28
天候 | 晴れ>くもり>雨>くもり>晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
奥多摩駅 06:05発 鴨沢西行き 奥多摩湖BS下車 東日原BS 13:31発 奥多摩駅行き 奥多摩駅BS下車 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・水根~鷹ノ巣山 登山詳細図48、水根沢林道コース 途中1か所崩落地あるが、回避ルート指示あり問題なく通過できた その他特に問題なし ・鷹ノ巣山〜稲村岩 稲村岩尾根は現在通行止 登山道が崩壊しているのは稲村岩と巳の戸橋の間なので、稲村岩までなら 問題ないと判断して使用したが、長期間通行止めが続き、踏み跡が不明瞭に なりつつある。ヒルメシクイノタワから稲村岩分岐までの間道標もないので 特に下りではVR並みの難易度になっている ・稲村岩分岐〜稲村岩 登山詳細図37稲村岩コース。登山詳細図には「道標も整備」と書かれているが 分岐から先、コース指示はなく岩稜帯でのルートファインディング能力が必須 登りは何とかなっても、下りの方が難易度が上がるので安易に行くべきではない と思われる ・稲村岩分岐〜日原 沢沿いの登山道が消失している箇所があり通行止めになっている ケルンや鉈痕を目印に通過することはできたが、渡渉個所も何か所かあり 破線バリ以上の難易度になっている 特に下りでの安易な使用は避けるべきルート |
その他周辺情報 | もえぎの湯 ¥850 |
写真
稲村岩分岐まで下ってきて小休止
この先900m登り返すと思うと、このまま日原に下りたくなるが、何とか思い直して、稲村岩尾根を登り始める
しばらく登ると雨音が・・・マジか~
40分ほど登った所で小休止して考える
雨は強くなり止みそうな感じではない・・・
このまま鷹ノ巣山まで登るか、ヒルメシクイノタワから
巳ノ戸尾根で下るか、それとも引き返して消失した沢沿いのルートで日原に下るか…
装備
個人装備 |
・靴:MERRELL Moab2 Mid GoreTex
・ザック:Monbell FlatIronPack25
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感想
世の中的には状況は全く改善されていないが、
一応都内限定という事で、自己の精神的な健康確保の為に山に行く事にした
何処に行くかあれこれ考えたが、リーチが掛かって1年半放置している
多摩100の稲村岩に決定
とは言え、東日原から稲村岩では短すぎるし、そもそも通行止めなので
「道はつながってるんだから鷹ノ巣山から行けばいいじゃない」
という事で、水根から水根沢>鷹ノ巣山>稲村岩というルートにした
稲村岩登ったら、稲村岩尾根登り返して石尾根で奥多摩駅まで歩けば
まぁまぁの距離になるじゃろ
当日、車を娘に奪われ(w)たので久々に電車で
気合い入れて始発で奥多摩へ、6時5分の鴨沢西行きに乗る
奥多摩湖BSでバスを降り、トイレによって準備を整え登山開始
水根の温度表示板は18℃・・・手持ちの温度計も18℃だった
沢沿いの道をゆるゆる登っていく
時折抜ける風が涼しい
この時期、低山でこういう感覚は貴重
だが、沢筋を外れると無風の樹林帯、斜度も増して汗ダラダラ
榧ノ木尾根に乗ったら風が抜けるようになってやや改善
こんな感じで鷹ノ巣山に9時半頃到着
inゼリーとおにぎり補給
ここまでは順調
通行止めのロープをくぐって稲村岩尾根へ
ヒルメシクイノタワまでは一度歩いているのだが、
落ち葉で隠れ、踏まれていないのでルートがほとんど視認できない
テープ等で見当を付けて進むが、もはやVRレベル
奥多摩三大急登に数えられるだけあって、そこそこの斜度で
ザレてはいないが歩きにくい
何度かGPSで方向を確認しながら稲村岩分岐に到着
稲村岩分岐から稲村岩までは、登山詳細図では赤点線になっているが、
ルートそのものはペイント等で表示されているわけではなく、
自分で探さなければならない
両側は切り立った崖なので、ミスすれば即事故になる
また、登りより降りの方が難しいので、
登ったはいいが下れなくなると言うケースも起こり得る
実際自分で行ってみて、「これはヤバい」と実感した
何とか稲村岩から分岐まで戻って小休止
このまま日原に下ってコーラ飲みたいという誘惑を振り切り
覚悟を決めて稲村岩尾根を登り始める
100m程登った所で雨音が・・・
しばらく様子を見るが止む気配どころか徐々に強まる雨
300m程登った所で小休止&この後どうするか考える
1:当初計画通り鷹ノ巣山まで登って石尾根で下る、あるいは別方向に下る
2:ヒルメシクイノタワまで登って巳ノ戸尾根で日原に下る
3:稲村岩分岐に戻って消失区間を突破して日原に戻る
んー雨はともかく、ちょっとゴロゴロ聞こえてたしなぁ
大気不安定っていう予報ではあったので、予想外でもないけど
高い所で雷は嫌だし・・・
巳ノ戸尾根も濡れた岩稜帯降るのはちょっとなぁ・・・
という事で、脳内会議の結果戻って強行突破する事に。
だったら最初から東日原スタートにしておけばよかったわw
折角稼いだ標高をまた捨ててひたすら下る
稲村岩分岐の先、沢までの間はルート健在
沢まで下った先がルート消失区間
復旧できるかどうか見当もつかないほどの状況だが、
先人がケルンや鉈痕で目印を残してくれているので
これを頼りに進んで、何とか消失区間を通過できた
とは言え、かなり難易度高いのでお勧めはしない
東日原BS 13:00着 13:31のバスで奥多摩駅へ
結果としては途中敗退、通行止め区間を通らずに
稲村岩getしたかったがこれも叶わず
まぁ、一応多摩100完登だけが成果か
今回は大半が通行止め区間なので、この点ご注意の程
つよい……
ほんと、ただただ、つよい……
惚れなおしました♡
こんばんは
毎度コメントありがとうございます
今回は途中敗退、中途半端で不完全燃焼な感じですが、
実は両腿がイタイので日原に降りて正解だったかも・・・w
精進します
稲村岩尾根、斜度もそこそこですがとにかく長いのでお勧めです
通行止めが解除になったら是非ww
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