槍ヶ岳 北鎌尾根：バリエーションツアー

2021年08月19日(木) ~ 2021年08月22日(日)

• GPS: 71:18
• 距離: 42.5km
• 登り: 2,592m
• 下り: 2,592m

コースタイム

1日目

• 山行: 2:22
• 休憩: 0:20
• 合計: 2:42

13:10 スタート地点
13:15 小梨平
13:50 14:00 明神館
14:10 徳本口
14:50 15:00 徳沢公衆トイレ
15:20 新村橋
15:52 横尾

2日目

• 山行: 6:08
• 休憩: 0:54
• 合計: 7:02

6:32 横尾
7:10 槍見河原
7:20 7:27 一ノ俣
7:36 二ノ俣
7:36 槍沢ロッヂ
8:03 8:17 赤沢岩小屋
9:24 9:37 槍沢大曲り
11:00 11:20 水俣乗越
13:34 北鎌沢出合

3日目

• 山行: 11:14
• 休憩: 2:22
• 合計: 13:36

4:36 北鎌沢出合
7:24 7:59 北鎌のコル
10:46 11:44 独標2899m
17:03 17:52 槍ヶ岳
18:12 槍ヶ岳山荘

4日目

• 山行: 5:49
• 休憩: 1:05
• 合計: 6:54

5:37 槍ヶ岳山荘
6:06 6:07 播隆窟
6:10 6:11 坊主岩屋下
6:42 槍沢・天狗原分岐
7:08 槍沢大曲り
7:30 7:31 赤沢岩小屋
7:53 7:55 槍沢ロッヂ
8:16 二ノ俣
8:22 一ノ俣
8:29 8:30 槍見河原
9:02 9:12 横尾
9:49 9:50 新村橋
10:07 10:19 徳澤園
10:22 10:23 徳沢公衆トイレ
10:57 10:58 徳本口
11:08 11:09 明神館
11:37 12:10 小梨平
12:19 河童橋
12:20 無料トイレ
12:31 上高地バスターミナル
12:31 ゴール地点

天候

くもり時々雨

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

松本までは、あずさ。その後は松本電鉄＆バス。

松本電鉄は大雨の影響で松本〜新村駅間は代行バスです。松本駅アルプス口で乗降します

コース状況／危険箇所等

北鎌尾根は天狗の腰掛より後、危険個所多数。
道の目印は無くルートファインディングが必須です。
最近の大雨の影響で、何箇所か岩が崩落しています。

その他周辺情報

小梨の湯（日曜12:00-14:00のみ）
※ 12:00より前に着きましたが入れました

写真

8/20 6:23

8/20 6:23 横尾山荘を出発

8/20 10:50

10:50 水俣乗越

8/20 10:50

10:50 水俣乗越から見た天上沢

8/20 11:20

11:20 天上沢へ下りていきます。ザレザレで滑る

8/20 11:43

11:43 河原に下りていきます

8/20 12:00

12:00 北鎌の尾根

8/20 13:29

13:29 河原歩きが2時間弱。北鎌沢の出合い付近でテント泊

8/21 5:00

8/21 5:00 最初は北鎌沢右俣を詰めます

8/21 7:55

7:55 北鎌コルにある碑

8/21 9:29

9:29 天狗の腰掛から見た北鎌尾根

8/21 10:05

10:05 天狗の腰掛（奥の台形）を振り返って

8/21 10:06

10:06 独標。

8/21 10:48

10:48 独標のトラバースから通ってきた道を振り返って

8/21 11:02

11:02 硫黄尾根。奥は三俣蓮華岳。
この頃が一番晴れたけど、ちょうど独標の核心部を通過中

8/21 11:22

11:22 独標。核心部を通過した後

8/21 11:34

11:34 独標

8/21 12:34

12:34 独標を振り返って

8/21 12:48

12:48 奥に小さく見えてる三角形が槍ヶ岳の穂先

8/21 12:52

12:52 独標を振り返って

8/21 12:57

12:57 この辺りで雨が強くなり、雷も

8/21 14:30

14:30 西鎌尾根

8/21 14:40

14:40 槍・子槍の形がちらり

8/21 14:43

14:43 ようやく槍の穂先が見えてきた

8/21 16:15

16:15 槍の穂先の基部に到着

8/21 16:49

16:49 頂上少し下のチムニーをクライミング。ロープはコンテのまま。

8/21 17:21

17:21 頂上

撮影機器：

SOV36 Sony

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 着替え 靴 サンダル ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 調理用食材 飲料 ハイドレーション ガスカートリッジ コンロ コッヘル 食器 ライター 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 時計 タオル ストック テントマット シェラフ ヘルメット ハーネス ロックカラビナ カラビナ スリング

共同装備

ロープ クイックドロー

感想

futozo

ガイドツアーで、北鎌尾根へ。
ルートファインディング、クラインミングの難易度、歩行距離の長さ、どれも厳しいものでした。ガイドさんが付いてないと行こうとは思いません。
私たち以外で北鎌尾根に挑戦していたのはこの日2組でした(ガイド無し)。うち1組は北鎌コルにテントを張ったようです。

北鎌沢の出合は水が豊富。北鎌コルは水場はないですが、最近の天候の影響で北鎌沢右俣のかなり上の方まで沢の水があります。

ツアー参加者は4人でしたが、参加者の1人(年配の男性)が体力・登攀技術とも北鎌に挑戦できるレベルではありませんでした。その影響で、出発前にガイドさんから「早ければ14時ぐらいに着く」と聞いてたのが、実際は18時過ぎに槍ヶ岳山荘に到着。
小雨の中長時間の行動でヘトヘトになりました。

■水俣乗越〜北鎌沢出合
最初はザレザレの道でとても滑ります。高度感はないですが、注意して進みましょう。
河原に出て1.5〜2時間ほど歩くと北鎌沢出合です。
テントは4張ほどのスペースがあります。

ここがダメなら、北鎌のコル、天狗の腰掛、北鎌のコル〜天狗の腰掛の間に2・3カ所ほどテントを張れそうな場所があります。

■北鎌沢出合〜北鎌のコル
沢を詰めていきます。ほぼ沢登りに近いですが、濡れないように水を極力避けます。それでも多少は濡れるのでレインウェアを着てても良いかも。

北鎌沢出合〜北鎌のコルの所要時間は本来2.5時間ほど。

■北鎌のコル〜独標
天狗の腰掛までの道は明瞭です。天狗の腰掛あたりから岩場の険しい道になります。独標は巻くと真ん中あたりが、高い崖の上の細い道を通る核心部。怖い！

北鎌のコルから独標までは本来2.5時間。独標で（北鎌沢出合〜槍ヶ岳山荘の）半分。

■独標〜槍の穂先
独標からしばらくは岩場のアップダウン。道が不明瞭な箇所がところどころあります。半分ぐらいはガレガレの道で落石注意です。人数が多いときは特に注意。
私も危うく落石が当たりそうになりました。

槍の穂先の最後はチムニーを登るちょっとしたクライミング。そこを抜けると頂上はすぐでした。

独標から槍の基部は、本来3.5時間ぐらい。そこから登り1時間、小屋までの下り30分。