穂高縦走【ソロテン泊で北穂〜奥穂〜前穂&プロ登山家に遭遇】
- GPS
- 28:04
- 距離
- 30.4km
- 登り
- 3,152m
- 下り
- 3,212m
コースタイム
0650 上高地BT
0750 明神
0845 徳沢 0910
[この間、自衛隊ヘリ訓練の為15分通行止め]
1015 横尾 1030
1140 本谷橋 1155
1400 涸沢テン場
≪9/18≫
0630 涸沢テン場
0835 北穂分岐
0845 北穂・北穂高小屋 0945
0950 北穂分岐
1130 涸沢小屋 1145
1150 涸沢テン場・昼食&撤収 1320
1450 ザイテングラード取付点 1500
1605 穂高岳山荘テン場
≪9/19≫
0520 穂高岳山荘テン場
0610 奥穂 0625
0755 紀美子平 0805
0835 前穂 0915
0945 紀美子平 1000
1130 カモシカの立場
1220 岳沢小屋 1300
1410 風穴 1420
1525 河童橋 1545
1550 上高地BT
天候 | 17日 快晴 18日 快晴、夕方から若干曇り 19日 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
上高地バスターミナルまでバスにて移動。 (\1200/片道、\2000/往復) もしくはタクシーにて移動(片道定額制で\4000/台) ※今回、ほかの登山者の方3名と相乗りして\1000 |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山ポストは上高地バスターミナルに有ります。 多くの方が行き来されているルートですので道迷いは無いと思います。 岩場、鎖場は慎重に進めば危険は少ないと思います。 帰りに竜島温泉に立ち寄りました。(\500) ※ルートのログですが、途中飛んでいる箇所があります |
写真
装備
個人装備 |
ヘッドランプ
予備電池
1/25,000地形図
ガイド地図
コンパス
笛
筆記具
ライター
ナイフ
保険証
飲料
ティッシュ
バンドエイド
タオル
携帯電話
計画書
雨具
防寒着
スパッツ
手袋
ストック
ビニール袋
替え衣類
シュラフ
ザックカバー
クマよけ鈴
食器
水筒
時計
日焼け止め
非常食
|
---|---|
共同装備 |
テント
テントマット
ツェルト
ランタン・マントル
コンロ
ガスカートリッジ
コッヘル(鍋)
ファーストエイドキット
医薬品
カメラ
ポリタンク
車
|
感想
二泊のテント泊を上高地からのアプローチでしたく、穂高縦走を計画。
前日の台風がどこまで影響するかが心配で、当日のバスが予定通り運行するかアルピコ交通に問合せしたところ問題は無さそうだったので、前日20:00に荷物を車に詰め込んで出発。
沢渡大橋駐車場に前泊、上高地まではタクシーを使って移動。
一日目から快晴で、気持ち良く徳澤園まで歩いて行った。
以前、山の先輩から『氷壁』を借りていたのでどんな宿なのか気になっていた。
宿を見たかったが、朝の準備が忙しそうだったので声を掛けれずどうして良いかわからないので、ひとまずもう一つのお目当てを探すことにした。
ブルーベリートーストがお目当てだったのだが、その前の連休で在庫を切らしてしまったとのこと。諦めて自前のパンをかじる。
時間とともに気温が上がり、また横尾からは直射を受け易くなってきたことと20圓離競奪から足取りが少しずつ鈍くなり休み休みでなんとか歩を進めていく。
高低差はそれほど無いもののやっとの思いで、一日目の野営地涸沢へ到着。
時間があるので周辺を散策したり、写真や動画を撮ったりして楽しんだ。
夜は月がまぶしいくらいに明るかった。そのせいか思ったほど星を見ることはできなかった。
二日目のことを考えて程々にして寝ることとした。
二日目も快晴。
北穂、涸沢岳、奥穂にしっかりとモルゲンロートを見た後にテン場を出発。
不要なものはテントに置いてあるので比較的軽い荷物で北穂までピストン。
標準CTより一時間以上詰めて登頂達成。知人も同じルートで時間を詰めていたのを思い出した。
槍ヶ岳が目の前にばっちり。またいつかの機会に登る!と独り決意してそそくさと北穂高小屋へ。
北穂でのお目当ては、北ホTシャツを買う事。
当初希望していた青色は在庫切れだったが、最後の現品になるが緑色があったのでそれをゲット。サイズもばっちり。
満足げに槍ヶ岳を眺めていたら、聞き覚えのある声が聞こえたので振返ったらプロ登山家の竹内洋岳さんが、仲間の方たちと談笑されていた。
話しかけるタイミングを見計らい、ご本人かどうか確認。間違いなくご本人だった。その勢いのまま、竹内さんの本を読んだことを伝え握手をしてもらいツーショット写真も撮らせてもらった。
少しミーハーで恥ずかしい気持ちになったが、ご本人が迷惑でなければこちらの一時の恥で済む話。と言うか話しかけなければ後悔すらするかもと想い、ちょっと立ち話もさせてもらった。
目の前の槍ヶ岳への想い以上に、竹内さん遭遇の方でしばらく興奮していた。
涸沢テン場に戻ってからは急いで昼食、撤収を済ませて穂高岳山荘へ。
北穂から涸沢岳経由で行かなかったのは、テン泊装備のままで稜線を行けるか自信が無かったから。
天気は心配していなかったが、ザイテングラードから見上げると少し雲が出てきていたのがやはり少々気になった。
スピードを上げたかったが、ザックが重く、また午前に北穂ピストンをしているので体力的に難しかった。
穂高岳山荘のテン場ほどの標高は初めてで風が心配だったため、少しでもマシかと思えるところを探すが、空いてなかったのでヘリポート隣りにテントを張る。
やはり夜に風でテントが揺れ何度も目を覚ましたが、しかし返って幻想的ば景色も見ることができた。
一日目も二日目も寝ている時、足先の寒さで起きる事があった。シュラフカバーがまだないので、靴下を二重に履き、アウターをシュラフに巻いたりザックに足先を突っ込んだりしたが、それでも寒かった。これは今後の課題。
三日目も快晴。
目の前のご来光や、これから登る奥穂を見上げたら、今この場にいる事が嬉しくなった。
気を引き締めて奥穂山頂まで登り、周りの景色に目を奪われつつも記念写真を撮り、そして前穂に向かうべく吊尾根を通る。
とくに危ない箇所は無かったので難なく紀美子平に到着、ザックをデポし空身で前穂へ。
7月に会社の同好会企画に前穂北尾根をやっていたが、家事都合で不参加となってたので登りたかったところ。
360度の大パノラマで、絶景!何も遮るものは無く最高の眺望だった。
嬉しすぎて気持ち良すぎて、前穂での予定時間を大幅に越すことになってしまったが、それ以上に三日間の中で最高の景色だったように思う。
短い時間だったが、そこでソロで来られていた方と話したり写真を撮りあったりと充実した時間を過ごすことができた。
帰りの重太郎新道は気を引き締めてかかったが、思った以上に傾斜がきつく疲労もありスピードダウン。
逆に同様の装備を背負って登るのも避けたい所なので、登りか下りかどちらが良いのか選ぶのは悩ましい。
無事上高地に戻ると、観光客が沢山。他の観光客の方に混じってちょっと一休み。
だんだん充実した気持ちの良い疲労感に変わって行くのを自覚した。
上高地をあとにするのが名残惜しかったので、しばらく辺りを散策しつバスターミナルへ。
帰りは途中の竜島温泉に寄り汗を流す。良い塩梅の温度で気持ちが良かった。
そして三日間家を空けたので家族の土産を準備してから帰路についた。
今回の山行では、念願の上高地からの涸沢、そしてテン泊で奥穂などを縦走することができたので非常に充実できた。
少しは槍ヶ岳が近づいた気もする…?
お疲れ様でした。
今週でも一番天気が良かった3日間に山行できるなんて、
うらやましい。その上、竹内さんに会えるなんて。
北ホTシャツ、まだあったんだ。最近、夏にはなくなって
しまうみたいなんだけど。これまた、運がいいね。
来年、西穂〜奥穂までやりますか。
ありがとうございます。
一日目が台風とあたるかどうか際どかったんですが、結局一番良い日にスタートできました☆
Tシャツはグレーだったら結構の在庫が残っているようでした。
早速来週の水曜日に着ていこうかと…♪
体力的な問題はありましたが、得るものが多い印象的な山行になりました。
西穂やりましょう、是非ともお願いします!
こんにちわ!私Tシャツ買うとき後ろにいました!
最後の一枚getできてよかったですね♪
実はグレーを買った後に、気が変わってグリーンに変えたんです。それ見られてたら恥ずかしいですね…
そんなこともあったし、すぐ後に竹内さんに会うし天気は良いしで、想い出の一着となりそうです
chiroopyさんはTシャツ買われましたか?
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