木曽駒ヶ岳 宝剣山 三ノ沢岳 待望の青空の下

2021年08月27日(金) ~ 2021年08月28日(土)

• GPS: 32:00
• 距離: 11.4km
• 登り: 1,129m
• 下り: 1,109m

コースタイム

1日目

• 山行: 6:54
• 休憩: 1:14
• 合計: 8:08

9:16 千畳敷駅
10:36 10:36 乗越浄土
10:36 11:13 宝剣山荘
11:17 11:19 天狗荘
11:31 11:35 中岳
11:46 11:59 木曽駒ヶ岳 頂上山荘
12:16 12:27 木曽駒ヶ岳
12:45 12:45 馬ノ背分岐
14:07 14:08 濃ヶ池分岐
14:46 14:52 濃ヶ池
15:52 15:01 駒飼ノ池
16:27 16:27 乗越浄土
16:33 宝剣山荘

2日目

• 山行: 5:36
• 休憩: 1:08
• 合計: 6:44

6:02 宝剣山荘
6:37 6:51 宝剣岳
7:21 7:32 三ノ沢分岐
9:37 10:13 三ノ沢岳
12:02 12:02 三ノ沢分岐
12:07 12:07 サギダルの頭
12:16 12:23 極楽平
12:46 12:46 千畳敷駅
12:46 ゴール地点

濃ケ池から宝剣山荘
濃ケ池から短いですが川の中の道を歩きます。深いところもあり、飛び石で乗り切ります。乗越浄土までは勢いのある川の渡渉もあります。梯子もあったり面白いコースでした。

宝剣山荘から三沢岳
宝剣岳は高度感があってドキドキですが、鎖も新しく、しっかり付けられてました。トラバースで軽く回り込むようなところは鎖と岩がくっついて掴むと指を挟んでしまいそうで少し緊張。
三ノ沢岳は近く見えますが一旦下り登り返すので時間がかかりました。

天候

待望の青空！

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車 ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

菅の台駐車場に前夜泊。木曜の深夜1時で半分ぐらい埋まってました。1日800円。2日間利用で1600円。
バスとロープウェイ往復4200円

その他周辺情報

■宝剣山荘
1泊2食付き10､000円　要予約
アルコール消毒などはありましたがコロナ対策はほぼなし。部屋の窓はコロナ対策でなのか元々からなのか、網戸と窓は閉められません。4人部屋に案内され、布団に対して部屋が狭く、少しずつ重ねて敷き詰めて、後から来られた2人の女性と4人で仕切りはなく寝ます。食堂も透明ガードなく4人席に5人で食事。
部屋が埃っぽく、夜寝ていたらのどが痛くなり夜コロナになったかと不安になりました。他の方も一晩中鼻をかんでいました。
朝ご飯でもらった焼肉弁当は味しかったです。

■露天こぶしの湯
さっぱりした温泉。
大人750円。
モンベル50円引き
https://chuo-alps-resort.com/family/kobushi/

■蕎麦屋　やまだや保翁
落ち着いた店内で、美味しいお蕎麦でした。
きのこつけ蕎麦　1040円
http://yamadaya-yasuou.com/
駒ヶ根市赤穂光前寺147-2
TEL.[phone]
11:00~16:00頃　

写真

8/27 5:59

本日は木曽駒が岳へやってきました。
菅の台駐車場に前泊。朝起きたらこの快晴で嬉しさMAX！切符は6：45からの発売ですが今日は6時前から列ができていたので、少し早くにあけてくれました。2台目の7時半のバスに乗れました。

8/27 8:11

ロープウエイに乗り込む前に見上げると青空だ！待ってました〜！

8/27 8:44

一気に標高を上げたので、高度順応するためまずはゆっくりと朝食。こんな景色を見ながら贅沢な朝ご飯〜！

8/27 9:16

今回目指す宝剣岳が左に。
お花には遅かったですが、千畳敷カールの広大さに目がくらみます。

8/27 9:18

トクヤクリンドウがお出迎え。

8/27 9:18

登山の無事を祈願して、いざ出発〜！！

8/27 9:21

お花は終わっているかと思っていたけれどウメバチソウやら

8/27 9:22

ミヤマリンドウ、

8/27 9:22

ウサギギクや

8/27 9:24

アキノキリンソウ、

8/27 9:27

赤いゼリーの実のようなヒョウタンボクはひときわ鮮やかに

8/27 9:31

カラマツソウや

8/27 9:34

エゾシオガマなどが咲いていました

8/27 9:34

トリカブトかと思ったけれどサクライオウズという花だそうです。これも固有種！

8/27 9:45

4週間ぶりの山歩き。しかも急に高山に来たのでキツイ。すぐにヘタって休み休み歩きます。

8/27 9:45

雲が沸き上がってきますが、2000mあたりで落ち着いています。

8/27 9:46

生き物のような雲の動き。沸いては割れてを繰り返し

8/27 9:48

見飽きることがありません。

8/27 9:54

雲を楽しんだので、また歩き出します。でもすぐに苦しくなってきます。やっぱり4週間ぶりだからなぁ。

8/27 9:59

8/27 10:13

真っ白なヤマハハコ

8/27 10:13

ミヤマセンキュウ

8/27 10:29

8/27 10:30

4年前に来た時より道が整備されているように思いました。

8/27 10:33

あともう少し。

8/27 10:36

ようやく乗越浄土。

8/27 10:38

ロープウェイで気軽に上がれるので家族連れも多く、2人のチビッコを連れたお父さんに撮ってもらいました。ありがとうございます。この後、宝剣山荘に荷物を置いてアタックザックで木曽駒ヶ岳へ向かいます。

8/27 11:25

伊那前岳の稜線も素敵です。

8/27 11:35

頂上山荘が見えてきました。

8/27 11:47

テン場はすでに沢山のテントもありました

8/27 12:11

木曽前岳、玉乃窪山荘

8/27 12:14

山頂到着！どこまでも青空！

8/27 12:16

立派なカメラを持った若者に撮ってもらいました。これから将棋の頭を目指します

8/27 13:00

木曽駒を囲んでイエ〜イ！

8/27 13:08

8/27 13:10

将棋の頭への稜線も感じよい♪

8/27 13:33

極楽平カールが見えます

8/27 13:38

木曽駒と左にチラリと宝剣山

8/27 13:51

待ちに待った青空！楽しくて仕方ない

8/27 13:54

この稜線も気持ちが良いです。
地元木曽町の小学生が桂木場から元気に登ってきました。「こんにちは〜！」に励まされます。

8/27 14:16

夕食が5時なので、将棋の頭には行けそうにありません。遭難の碑までは行きたかった、残念ですがタイムアウト。八合目から濃ケ池を回って小屋に帰ります。

8/27 14:21

ここまでほぼ下り。そしてさらに下ります。

8/27 14:46

8/27 14:51

ピンクテープがこの川の上。どうやら川の道を行くようです。

8/27 14:51

8/27 14:54

真ん丸のミヤマセンキュウ

8/27 14:55

川沿いは花畑になってます

8/27 14:55

ヨツバシオガマ

8/27 14:58

8/27 14:59

8/27 15:01

8/27 15:01

8/27 15:03

雨が多かったせいか、しばしば道が川になってます

8/27 15:12

ミソガワソウ

8/27 15:12

バケイソウ

8/27 15:12

アップで

8/27 15:13

サクライオウズの道

8/27 15:14

ナナカマドの実が赤くなってます

8/27 15:14

伊那前岳裏から見ます。

8/27 15:15

ちょっと味見
ほんのり甘くて苦い。

8/27 15:18

綺麗な色のイタドリ

8/27 15:18

お星様を散りばめたみたいなアキノキリンソウ

8/27 15:20

シナノキンバイ？花びらが大きい

8/27 15:20

シナノキンバイ

8/27 15:20

その近くにミヤマキンバイ

8/27 15:21

ヨツバシオガマにはテンションが上がります。

8/27 15:24

エゾシオガマ

8/27 15:24

8/27 15:24

一面のカラマツソウ

8/27 15:25

8/27 15:25

カールから落ちくる沢を渡ります
斜度がきつい。足首が濡れてしまいました。

8/27 15:26

岩は黒くないものをチョイスして渡りました

8/27 15:33

こんな梯子を2度ほど

8/27 15:34

8/27 15:40

将棋の頭、見納めです

8/27 15:48

川でクールダウン。疲れが取れました

8/27 15:50

8/27 16:21

8/27 16:31

夕食に間に合いました

8/27 17:00

唐揚げ、メンチカツ、肉団子。男子好きそうです。

8/27 17:51

食後は小屋の裏で夕陽タイム

8/28 5:05

朝、ガスってたので小屋でお弁当を食べてガスが取れるのを待ってました
朝からがっつり系！

8/28 5:17

お弁当を食べてたら急にガスが取れてきました

8/28 5:17

赤く染まるモヤ

8/28 5:19

売店では手拭いなど売ってました。頂上山荘にも同じものがありました

8/28 5:19

受付。充電は受付内にあり一回300円

8/28 5:19

テーブルにはパーテンションがあったりなかったり。私たちのテーブルにはありませんでした。

8/28 5:27

トイレは個室が3つ。奥の4つは閉鎖されてました。

8/28 5:27

トイレにある手洗い場で洗顔などします

8/28 5:27

飲料水はここで貰います

8/28 6:01

早朝より、荷上げのヘリが来てみんな珍しがって見守ってました。
この二日間何度も往復するヘリ。

8/28 6:04

さぁ！お腹も一杯。ドキドキの宝剣山へレッツゴー！

8/28 6:04

天狗岩

8/28 6:10

目指す宝剣山

8/28 6:13

8/28 6:17

8/28 6:20

小屋が眼下になってきました

8/28 6:22

トラバース。この下を撮るの忘れました。なかなかの高度感

8/28 6:23

8/28 6:28

宝剣山山頂とうちゃく！風が強くて怖くてへっぴり腰です

余裕なewanmarkさん
カメラを向けられたときだけですね。

8/28 6:39

皆さん、よくここで座ったりして撮られてます。

8/28 6:41

ここを潜って

8/28 6:54

反対側
まだまだ続きます。

8/28 6:57

足場はしっかり

8/28 6:58

えっ怖い

8/28 7:00

8/28 7:14

可憐なコマウスユキソウが待っていてくれました
固有種だそう、出会えてラッキーです！

8/28 7:16

ここを下ります

8/28 7:17

2人の影をパシャリ

8/28 7:20

ここまでくれば一安心。

8/28 7:31

空木岳への稜線

8/28 7:47

8/28 8:36

三沢カール。

8/28 8:43

犬の横顔みたい

8/28 8:52

小さなゴゼンタチバナ

8/28 8:53

タイモンジソウも日陰にひっそり

8/28 8:54

8/28 8:58

8/28 8:59

8/28 9:05

8/28 9:14

穂高と槍
どこの山も今日は最高でしょう。

8/28 9:19

木曽前岳、木曽駒ヶ岳、中岳

8/28 9:26

8/28 9:27

南アルプスから富士山がチラリ

8/28 9:28

8/28 9:34

8/28 9:34

8/28 9:41

堂々とした体躯の空木岳。

8/28 9:41

南アルプスオールスターがずらり

三ノ沢岳に到着！

8/28 9:53

木曽駒ヶ岳を見ながらコーヒーブレイク

8/28 10:15

オトギリソウ

8/28 10:18

三ノ沢カールを見ながら帰ります

8/28 10:19

クリスマスリース

8/28 11:03

8/28 11:22

あの稜線、また行きたいな

8/28 11:47

広ーい岩。お昼寝したかったね。

8/28 11:53

デポしたザックまで帰ってきました

8/28 12:03

駒ヶ根の町と南アルプス

8/28 12:05

極楽平へ下ります。
帰るのがもったいないなぁ

8/28 12:08

横から見ると三ノ沢岳まで一旦下るのが分かります。

8/28 12:09

御嶽山がとても近い

8/28 12:16

甲斐駒

8/28 12:21

8/28 12:28

ウメバチソウ

8/28 12:33

千畳敷カール

8/28 12:42

クロトウヒレン

8/28 12:46

ようやく戻ってきました

8/28 12:46

下界への結界を潜って

8/28 12:51

宝剣山。短いけれど通過に75分かかりました

8/28 12:50

お疲れさま〜！
中央アルプスもいいねー！

8/28 12:51

木曽駒ヶ岳の神様。楽しい2日間、ありがとうございました！

8/28 13:52

冷た〜いコーラをゲット！一気飲みです

8/28 15:33

温泉から出て、お蕎麦が食べたくて探したら15時閉店が多い中、ここ保翁さんは16時まで。15時半に電話で食べられるか確認してから来ました

8/28 15:44

私はキノコつけそば。ewanmarkさんは冷たいかき揚げそば。漬け汁は濃いめ。地場のキノコらしい美味しい旨みが出てて美味しかったです！ごちそうさまでした。
箕輪町からひいているというお水もとっても美味しくて2人で3杯一気飲みでした。

撮影機器：

iPhone XR 64GB SIMフリー Apple

iPhone 12 Pro 256GB SIMフリー Apple

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子2つ 靴 ザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 ヘッドランプ ファーストエイドキット 日焼け止め 携帯 サングラス タオル ストック テーピング 靴紐予備 アミノ酸顆粒 インナーシェラフ 耳栓

感想

流れ星🌌

ロープウェイを降り立つと、The・夏山の千畳敷カールが「どうだ！」とばかりにと目の前に！
青空とのコントラストが痛いほど眩しく、4週間も山を開けたことがなかったので、待ちに待った青空が嬉しくて仕方ありません。

将棋の頭岳はタイムアウトで踏めませんでしたが、濃ケ池からの川の道や渡渉、険しい宝剣山での鎖場、三沢岳の稜線歩き。短いコースながら変化に飛ひ、充実した二日間でした。

�狠羆�”と言うだけあり北アルプス、南アルプスを両手に携え、眺め歩ける贅沢さ。千畳敷に始まり、濃ケ池、三沢、極楽平と随所にあるカールが中央アルプス、木曽駒ヶ岳周辺の魅力と知りました。そのカールを流れ落ちる沢から冷たい風が吹き上げ、暑さに火照る身体を冷やしてくれました。

8月に入ってようやくの夏山。嬉しさに浮き足立ち、ヤマレコの皆さんも同じ笑顔だろうなと思うとさらに楽しくなってきました。

4年前、山歩きの会に入って、初めて連れて行ってもらったのが木曽駒ヶ岳でした。紅葉の時期のためかロープウェイは3時間待ちで山頂駅に着いたのは12時半。

目の前のカールに圧倒され、壁のように感じた登山道では高さが恐ろしくて目がくらみ、息も苦しく何度も皆さんに待ってもらい、ようやく乗越浄土へ。
ロープウェイの時間もあり、宝剣山荘で引き返しました。
山頂に行けなかったのは残念ですが、初めての山でアルプスを体験。景色にノックアウトされこんな世界があるのかと終始、口が開きっぱなしでした。

昨年もバスとロープウェイに阻まれ、三回目にしてようやくの登頂。夏休みの宿題がようやく終わりました。

ewanmark

人気すぎてなかなか山頂を踏むことができなかった憧れの木曽駒ヶ岳。tamaさんと知り合った思い出の山でもあります。
ついにこの晴天の下、迎えてくれた山稜はどこまでも澄みわたり、鮮やか。

ロープウェイから浄土乗越までは、皆さん一歩一歩進み、振り返りながらその絶景に目を細めていました。中岳から鞍部を下り木曽駒ヶ岳頂上にたどり着くとアルプスの真ん中を実感。
将棋の頭への長い稜線を歩きながら、遭難の歴史に想いを馳せました。濃が池からの登り返しは涼しい川音と森に隠れたお花畑。ひと気のない静かな山で、花崗岩の砂礫を踏む音を2人で楽しみました。

翌日の宝剣岳では久々の岩場の緊張を味わい、ほっとしたところで美しい三ノ沢岳へのクライマックスへ。
この浄土から帰りたくないなぁ〜。もっとゆっくり歩いてこの時間を漂っていたい。
初めてのこの感覚に浸れた幸せを抱きながら、極楽平へとくだりました。

コメント

上毛三山(2nd SEASONS)

こんばんは、tamaさん！

快晴の中央アルプスおめでとうございます♪
千畳敷カールと青空のコントラストが本当に綺麗で眩しいですね！

久し振りの青空！やっぱりアルプスは、こうでなくっちゃ〜！ですね♪

宝剣岳も混雑していなければ、ゆっくりと楽しめて良いですね！
私も、三ノ沢岳〜宝剣岳を歩いた時を思い出しながらレコを拝見させて頂きました。日帰りより、泊まりの方が充実して良いですね・・・(笑)

宿題も片付いて、tamaさんは次は何処に向かうのか・・・なかなか大変な世の中ですがお互い頑張りましょう！

流れ星🌌

こんばんは、JMSさん！

8月は天気が悪くてふて腐って、ソファに寝転んでポテチ食べて『あつ森』三昧。4週間のツケ、めちゃくちゃ貯まってました。反省です。

昨年のJMSさんの三ノ沢岳が良かったので今回、真似しちゃいました✌️。よかったです！中央アルプスいいですよね。

それと、行く前にJMSさんに相談してよかったです。宝剣山は片道でお腹いっぱい！往復は無謀だったと行って分かりました😅　けっこう怖かったですよ。

今夏はメインの山も流れ、不完全燃焼。来週はワクチン二回目があるのでまた山に行けないかもです。

そういえば通っている整体の先生が、ワクチンは1度目に打った腕にまた打つとすごく腫れるらしく、違う腕にあった方がいいと教えてくれました。私は一度目は左だったんです。利き腕は右。直前までどっちに打つか悩むんだろうなぁ。

JMSさんは1度目から大変でしたね。だけど、これを乗りきって、夏アゲイン(←これもJMSさんのパクリだった！😂) を切に希望です！

コメントありがとうございました。