槍ヶ岳 新穂高ピストン 穂先だけまっしろけ
- GPS
- 20:51
- 距離
- 34.2km
- 登り
- 2,822m
- 下り
- 2,807m
コースタイム
- 山行
- 9:15
- 休憩
- 1:07
- 合計
- 10:22
- 山行
- 8:46
- 休憩
- 1:41
- 合計
- 10:27
天候 | 晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
https://www.enzanso.co.jp/wp-content/uploads/2020/03/2020sinhotakap.pdf |
コース状況/ 危険箇所等 |
切り立った崖のような一発即死な危険個所は無し。新穂高コースは降雨時に増水しやすく、渡渉個所が多いので登れても帰れないこともあるようです。 |
予約できる山小屋 |
槍平小屋
|
写真
感想
今年最大の目標だった槍ヶ岳登頂を達成したけれど、出発時刻が遅かったせいで大変な山行になってしまった。休日出勤した夏休みの代休を金曜日に取った。平日なら空いていると思っていた駐車場は、7時の時点で歩いて50分も掛かる鍋平駐車場しか空いていなかった。大失敗。
登山口の時点で8時50分。すでにやばい。穂高平小屋でかき氷を食べ、槍平小屋に着いたのが13時40分。コースタイム通りだと槍ヶ岳山荘まで4時間30分くらい掛かるので、さらにやばい。ここでテン泊しようか10分くらい迷っていたら、若者2人が通過していったので後を追うように進むことにした。
途中で追い抜いた時には山頂を目指すと話していたが、後に続いては来なかった…。
一番きつかったのは千丈飛騨乗越分岐から先の登り。コース通りに歩けば良かったのだが、足元ばかり見ていたせいかコースを外れてしまい、浮石だらけのところを直登してしまった。皆さんは間違えませんように…。
18時頃にやっとこ槍ヶ岳山荘に着いた時にはテン場が空いていなく、素泊まりか殺生フュッテでのテン泊の二択になった。せっかく重たいテン泊装備を持って行ったのだからと殺生フュッテに下りて行ったが、疲れているし日没が迫っているのだから小屋泊にするべきだった。これが最大の失敗。
テントを張り終わった時には辺りは真っ暗。夕食はフリーズドライで味気なかったが、頭上の満天の星空だけは素晴らしく5つも流れ星を見ることができた。
深夜帯は寒さと強風で眠れず長い夜となった。初めてのテン泊が槍ヶ岳というのは無謀だったか。
4時に目覚ましで起きた時には月明かりのせいであまり星が見えなかったが、オリオン座だけはクッキリと見えた。朝焼けを見ようとテントの中で待っていたのに気が付いたら5時になっていて外はすでに明るかった。失敗。
荷物をまとめて殺生フュッテを6時過ぎに出発。5時過ぎまで晴れていたのにこの頃には辺りはまっしろけ。2日続けての寝不足と、槍ヶ岳山荘までの35分の登りの疲れと、ガスに包まれたまっしろな穂先を見てそのまま下山しようかと思ったが、穂先から戻っていた人に聞いたら、普通に登れるし人が少なくて良いと話していたので気を取り直して登ることにした。
大好きな鎖場を登り始めるとすぐに元気になり、あっという間に山頂へ。見事なほどまっしろだったが、人が5〜6人しかいなかったので互いに写真を撮り合って楽しかった。15分程のんびりしてから下山開始。穂先の下りも難し過ぎず簡単過ぎず楽しめた。
槍ヶ岳山荘を出発した途端、ガスが晴れたのには参った。同じ境遇の人と苦笑い。もう一度登る元気も無いのでそのまま下山した。穂先以外では絶景を存分に楽しめたので大体満足。結果的に出発を早くすれば全てうまく行ったはずなので、今後の山行はもっと時間管理をしっかりしようと強く思った。
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