苦労してとった赤沢山！山頂標あって大喜び！！！

2021年08月28日(土) [日帰り]

• GPS: 15:11
• 距離: 29.9km
• 登り: 2,919m
• 下り: 2,903m

コースタイム

日帰り

• 山行: 13:53
• 休憩: 1:19
• 合計: 15:12

距離 29.9km 登り 2,919m 下り 2,920m

2:00 スタート地点
2:09 2:10 中房温泉登山口
2:35 第１ベンチ
2:55 第２ベンチ
3:17 第３ベンチ
3:40 富士見ベンチ
4:02 4:03 合戦小屋
4:16 合戦山
4:39 4:40 ベンチ
4:47 4:49 燕山荘
5:13 5:14 蛙岩
5:29 大下りの頭
6:27 小林喜作レリーフ
6:31 槍ヶ岳・大天井岳、常念岳分岐
7:02 7:03 大天井ヒュッテ
7:22 7:23 貧乏沢下降点
8:17 8:27 赤岩岳
8:51 ヒュッテ西岳
8:58 9:08 西岳
9:14 ヒュッテ西岳
9:52 10:11 赤沢山
10:54 ヒュッテ西岳
11:19 11:21 赤岩岳
12:04 12:05 貧乏沢下降点
12:29 12:35 大天井ヒュッテ
13:04 13:05 大天荘
13:15 13:24 大天井岳
13:30 大天荘
13:42 13:43 槍ヶ岳・大天井岳、常念岳分岐
13:46 小林喜作レリーフ
14:45 14:46 大下りの頭
14:57 14:58 蛙岩
15:22 15:27 燕山荘
15:32 ベンチ
15:45 合戦山
15:52 15:53 合戦小屋
16:06 16:07 富士見ベンチ
16:20 第３ベンチ
16:35 16:36 第２ベンチ
16:48 16:49 第１ベンチ
17:05 17:06 中房温泉登山口
17:12 ゴール地点

天候

晴れと言っていいでしょう。

アクセス

利用交通機関：

自家用車

中房温泉第一駐車場は金曜日20:30の時点で7割程あいていました。起床時1:30の時点は満車！早い時間の前泊必須な登山口です。

コース状況／危険箇所等

全体的にはアップダウンも少なく歩き易い、赤沢山のポイントは感想に書いてあります。

写真

8/28 2:01

今年初のロングは、もちろん闇上がり！果たして何時に戻れるのか？因みにhushiyamaさんのレコを参考にした山行です。

8/28 2:09

夕方ここに帰ってくることを夢みて2:10スローペースで出発します。

8/28 4:36

闇夜を2時間30分彷徨うと燕山荘の灯りが見えてきた。

8/28 4:39

希望の朝も直ぐそこまで来ているようです。

8/28 4:48

燕山荘の周りは、ご来光を待つ登山者で賑わっていました。

8/28 4:50

今日は燕岳に行く予定もなくご来光もゆっくり見る事はしません。

8/28 4:49

裏銀座もガスっているけど、そんなの関係ない！赤沢山まで行く事しか考えていない。

8/28 4:56

少し明るくなり槍ヶ岳はガッツリ雲ついていました。

8/28 4:56

富士山と南ア！この頃tatsuyaさん達は大籠岳に取り付いていた。

8/28 5:07

有明山を見ると苦い思い出が蘇るけど、つい先日の事でしたね(笑)

8/28 5:14

この時は大天井岳は近くに見えていました。

8/28 5:14

立ち止まって見ている暇はないので一枚だけ写真を撮りました。

8/28 5:17

裏銀座は雲が焼けてきました(笑)

8/28 5:18

その中でも野口五郎だけは確認できました。

8/28 5:24

可なり歩いてますが、大天井の位置は変わらん気がする。

8/28 5:59

少し近づいたかな？燕山荘から近くに見えたのは気のせいでした！

8/28 6:14

ヤバいUFO飛来！

8/28 6:28

歩いてきた稜線、なるほど、これは遠いはずやわ！

8/28 6:33

それでは巻道に入りますがゴッツイ登りでした！

8/28 6:37

UFOは槍の傘雲、けど雲の下にも雲がある下の雲は余分です。

8/28 6:40

ようやく巻道らしくなりましたが。

8/28 6:48

えらく険しい！大天井岳の巻道って一体。。

8/28 6:57

険しい巻道をこなして、ようやく目的地でもある赤岩岳が見えて参りました。

8/28 6:59

そして大天井ヒュッテはえらい下に見えてきたけど下るのね。

8/28 7:03

この後、マジ間違えて牛首展望台へ行くところでした！あぶねー。

8/28 7:08

目指す赤岩岳、槍ヶ岳方面はトラバース道を進みます。

8/28 7:24

赤岩岳は案外カッコいい尖った山なんですね！

8/28 7:28

暫く下り気味にトラバースすると突然ビック平に到着！

8/28 7:29

そこから見える鷲羽、水晶岳はガッツリ雲の中です。

8/28 7:29

常念は見えていますが、今日は天候関係なし！とにかく赤沢山を踏むのみ。

8/28 7:30

あれが赤岩岳と思い歩いてましたが違っていたようです。

8/28 7:34

赤岩？赤石？赤沢？と紛らわしくレコ書いている時も途中から赤石岳とか書いていた。

8/28 7:34

槍は見えてないけど赤沢山に着く頃に見えないか期待もしていた。

8/28 7:43

あれ少し雲とれてきたかな？これはワンチャンあるかも？

8/28 7:44

それにしてもカッコいい山ですね。

8/28 7:57

なんとなく常念に似ていませんか？

8/28 7:57

ヒーハー言いながら赤岩岳に取り着いていますが。。

8/28 8:04

がっび〜ん！赤岩岳はさらに奥でした。

8/28 8:05

それでも槍の雲もあと少しガンバレ！

8/28 8:07

ようやく取り付き地点が見えてきました。

8/28 8:10

ザックデポしてあり、場所は直ぐに分かります。

8/28 8:16

足場が悪い低灌木のプチ藪を漕ぐと、そこには絶景が待っていた。

8/28 8:17

何となく分かる姿を現してきた槍ヶ岳です。

8/28 8:18

そして鷲羽方面も雲取れてきた！俺もっているかも？

8/28 8:20

赤岩ブルーの世界へようこそ！百高山は85座目です

8/28 8:18

常念岳は相変わらずの安定感！

8/28 8:18

北穂は微妙に見えていないから、次に行きます。

8/28 8:38

赤岩岳を下り稜線に出ると、槍の雲は取れていました。

8/28 8:38

北穂から南岳も見えて参りましたよ！

8/28 8:39

こんな感じ！スッキリしてきました。

8/28 8:47

けど西岳までの登山道はトラーバース気味になっており歩き難い。

8/28 8:51

取り付きまできた、赤沢山の後にしようかとも思ったけど先に行く。

8/28 8:59

取り付き地点から10分弱で西岳到着。

8/28 9:01

西ブルーの世界へようこそ！百高山は86座目となりました。

8/28 8:59

槍ヶ岳見ながら居合わせた女性と会話する。

8/28 8:59

その女性は同じ中房から入山して1日で槍を越えて新穂高に下山するという。

8/28 9:00

凄いね！車は反対から中房に下山する友人と交換するらしい！ナイスアイディアだね。

8/28 9:00

まだこの後に槍越えがあるのか！お気をつけて。

8/28 9:00

私はラスボス赤沢山！随分低く見えるけど途中に藪の大ギャップが待っている。

8/28 9:13

ヒュッテ西岳の脇を通過して先ずはテン場に向う。

8/28 9:16

テン場は絶景ポイントもう来ることはないけど泊まってはみたい。

8/28 9:17

テン場は縦に長く一番奥のテン場まで進む。

8/28 9:17

一番奥のテン場には岩があり、その左側が下降点です。

8/28 9:18

上から覗くと鞍部は藪に隠れ見えない。

8/28 9:24

背の高い這い松は下を潜るが中途半端な這い松は困る。

8/28 9:26

この様なロープは急斜面で掴まる物ではなく、道を案内するロープです。

8/28 9:29

途中で右側に移動しながら鞍部に降り立つ、そして赤沢山の斜面に取り付く。

8/28 9:35

藪は可なり鬱陶しいが、道は何となく分かり時折目印もあります。

8/28 9:43

上部は低い這い松ですが、これが鬱陶しく足にあたり痛い。

8/28 9:52

山頂は一番奥にありそれなりに遠い、ついに山頂をとらえました。

8/28 9:53

とった赤沢山！山頂標あり、これは嬉しい！

8/28 9:55

赤沢ブルーの世界へようこそ〜♪百高山87座目完了！

8/28 9:56

西岳を見ると、山頂部が長い事が分かります。

8/28 9:56

槍穂眺めながら本日初めて座って休憩しました。

8/28 9:56

おにぎり2個とゆで卵食べ、北アの最奥地を楽しみます。

8/28 9:56

百高やる人以外は先ず来る事はない赤沢山、なんで選ばれたのかは不明？

8/28 9:57

20分休憩して槍穂などグルり眺めて。

8/28 10:10

もう二度と来ることはない赤沢山を目にしっかり焼き付けました。

8/28 10:20

帰りは誰もが思うテン場までジャンプしたい。因みに下降点の岩が見えています。

8/28 10:49

写真撮る暇もなく必死にもがいて藪漕いでギャップを登ってきた。

8/28 10:51

改めて誓った！もう二度と来ることはない（笑）

8/28 10:51

帰りの這い松は逆目になっており、マジで苦労しました。

8/28 11:21

行き歩き難い道は帰りは高速道の様に感じた。藪がないからね！

8/28 11:28

ここで一つ悩み事が！大天井に登り返すかどうか？ヒュッテまで行って考えよう？

8/28 12:29

ヒュッテに着いたら急速に曇ってきた、さあどうしよう？分岐にいって考えよう。

8/28 12:34

分岐に着いたら少しだけ青空、ほんなら行きますか！

8/28 12:48

途中、安易な考えて登った事を後悔し始めた、吐きそう(笑)

8/28 13:04

吐かずに何とか登れました、明日は天気いいからテン場は大賑わい。

8/28 13:15

とりあえず山頂にいって本日歩いたルートのおさらいしながらパン食べました。

8/28 13:16

常念岳は見えるけど。

8/28 13:16

燕岳は見えないので距離感わからず、ある意味助かった。

8/28 13:29

山頂は晴れて帰りはガスって涼しい、一番いいパターンですね。

8/28 13:52

先も何も見えないので、ただ黙々と歩くほかない。

8/28 14:33

一番嫌いな帰りの登り返しですが、涼しくて助かりました。

8/28 14:33

なにも見えないのに有明山だけ見える、苦い思い出が蘇る。

8/28 15:22

ようやく燕山荘です、足の痛みが出る前に下りたいと神頼みして帰路につきました。

8/28 17:05

17:05夢にまで見てた中房です！苦労したけど百高3座とりました、次は南アを取りにいきます。

撮影機器：

iPhone 11 Pro Apple

感想

ルピモさん

毎年2回ぐらいはロング山行したいけど今年はアルプスにもあまり入れていない。
今週末は晴天予報で特に南アは素晴らしい予報です、ロングには持って来い、どうしよう？
南アの笹山周回か北アの赤沢山ピストンと迷いました、考えた末出した答えは赤沢山。
どちらも闇上がりになるため、どうも南の気分にならんかった、百高なので多少天気が悪くても構わないナイトハイクでも気持ち悪くない北アを選んだ。
後から分かった事ですが、この日はtatsuyaさんchataさんmunaitaさんなど南アにはいいておりニアミスがあったかも？と考えると南アにしとけば良かったかも？

ほんでもって赤沢山ですが、先ずは燕山荘までスローペースを意識して3時間位かけて登る、次に燕山荘から見る大天井岳は、案外近くにみえていた、楽勝と思いながら歩いていると一向に近づいてこない、アップダウンはそれ程でもないが距離はそこそこあり苦労しました。次に大天井ヒュッテから赤岩岳は当初の想定では何度もアップダウンはあるが距離はそれ程でもないと考えていた、実際は逆だったので、ある意味助かりました。
そして最後の赤沢山ですが、当初の想定は道が分かるか心配な事と、ギャップの高低差は可なりあり登り下りが大変だと、その二つを心配していました。
先ず道ですが直ぐに分かります、目印やトラロープもあるので心配する必要ありません、下高点もテン場の最奥に行けば何となく分かります。次にギャップの高低差ですが、これまたたいした事なく50mくらいの高低差で済みます、ただ誤算というか想像以上だったのは這松の藪です、先日の乗鞍権現で可なりの藪漕ぎしているので楽勝と思っていたが、間違っていました。
特に帰りの登り返しは這松が逆目になっており、太い松の枝をうまくかき分けないと、弾き返され登れません、もう必死になってかき分けたり枝に掴まり登って行きました。短い区間ですが今後行かれる方はご注意願います。
後はひたすら歩くのみ、大天井岳の登りも疲れたけど、一ノ沢から大天井岳に行った後、常念岳に登り返すのと比べれば楽ちんと、より辛い事を考えながら登り返しました。

最後に百高の赤沢山をお考え中のかた、今回のコースは途中大きなアップダウンは少なく、アルプスの稜線としては楽だと思われる、距離は30Kですが林道区間はないので、そこそこは歩かされると思ってください。けど想像するよりかは足には負担はなく楽に感じます、長い時間を歩ける人なら日帰りでやっつけた方がいいと私は思います、もしよろしければご参考まで。。