白馬岳ならず…でも大満足！！最高だった白馬乗鞍岳

2021年08月29日(日) ~ 2021年08月30日(月)

• GPS: 24:04
• 距離: 10.6km
• 登り: 731m
• 下り: 729m

コースタイム

1日目

• 山行: 2:44
• 休憩: 0:09
• 合計: 2:53

距離 4.1km 登り 630m 下り 66m

8:56 栂池パノラマウェイ 自然園駅
8:58 9:02 栂池ヒュッテ
9:03 栂池山荘
10:08 10:09 天狗原/白馬岳神社
10:14 風吹大池方面分岐
11:12 11:16 乗鞍岳
11:49 白馬大池山荘

2日目

• 山行: 3:44
• 休憩: 0:26
• 合計: 4:10

距離 6.5km 登り 101m 下り 654m

4:47 白馬大池山荘
5:26 乗鞍岳
6:27 6:28 風吹大池方面分岐
6:32 6:33 天狗原/白馬岳神社
7:35 7:52 栂池山荘
7:57 7:58 栂池自然園（栂池ビジターセンター）
8:02 ミズバショウ湿原
8:09 8:12 風穴
8:29 8:30 楠川
8:41 8:42 風穴
8:49 8:50 栂池自然園（栂池ビジターセンター）
8:53 栂池ヒュッテ
8:57 ゴール地点

天候

一日目…快晴！
二日目…小雨

アクセス

利用交通機関：

バス

行き…23:05発 バスタ新宿→栂池高原
帰り…14:15発 白馬八方→バスタ新宿

コース状況／危険箇所等

危険箇所なし、小さな雪渓はまくようになっていました。

その他周辺情報

お風呂：
栂池高原の観光案内所で、日帰り入浴可能な宿泊施設があるか尋ねたところ、「徒歩10分以内にはない」とのことでした。
長野駅行きか白馬駅行きのバスで白馬八方へ移動して八方の湯、もしくは白馬駅のみみずくの湯、が高速バスの場合はよさそうです。

写真

バスタ新宿発の夜行バスで栂池高原まで。
煌々と明かりのついた深夜のバスターミナルに続々と大型バスが到着し、日本全国へ旅立っていく不思議な空間。

定刻より20分ほど早く栂池高原へ到着。

時刻は早朝6時を過ぎたばかり、ゴンドラの始発は8時から、開いているお店があるわけないか。

ゴンドラ乗り場の更衣室で着替える予定でしたが、開いていないのでお手洗いをお借りします。

着替えて朝ごはん食べて、チケット売り場が開くまでお花など撮って時間つぶし。

かわいい

にょろーん

足元に小さな花がたくさん散らばっていて、思いのほか時間つぶせます。

そろそろチケット売り場が開きそうです。
この日のゴンドラ始発は8時〜なので、いっきに白馬山頂まで行くのはやめて、初日は白馬大池山荘まで。

チケット売り場をあがったところにある更衣室をちょいのぞき。
広くはないけどとてもきれいです。

ゴンドラ乗り場〜

むちゃくちゃ年季の入ったゴンドラさん

乗車時間20分。
長い。

次はロープウェイへ

わー
青空〜

ロープウェイ乗り場。
この日は20分間隔で運行。

こちらはあっという間に山頂駅へ。

山頂駅で「いま現在咲いているお花 200円」を購入。
おおおおお、これで花の名前がわかるではないか。
ありがてぇ

さっそくタテヤマアザミ

トリカブトがもりもり咲いています。

ピンクのはオニシオガマ、手前のふわふわはどちらさま…？

ちょっとぱらぱらしているけど、ミヤマセンキュウでいんだろか。たぶん違うなぁ

えーと…

これは知っている！！
ヤマハハコ！

はて…

ハンゴンソウ！

お花に気を取られつつ登山口

おぉぉかっこいい！
正面が杓子岳かな、そうすると右が白馬岳？

ちょこんと赤い実

序盤はとても穏やか

オヤマリンドウ

え…
ガスってきた…？

オニシオガマ

登山道が沢になっている箇所も。
蒸し暑いのでありがたい。

お、木道。

青空！！！
よかった。

てんぐっぱら

ここはもう歓声をあげたいくらいの楽しい湿原歩き

はて…？
イワショウブの実？

池塘

チングルマの綿毛がもりもり。
かわいい。

ごつごつ岩岩の斜面をせっせと登っていきます。

黄色い

道はごつごつ岩岩ですが、岩の上をぽんぽん歩いていけるので見た目よりはラクです。

わぁぁぁぁ
とひとり歓声をあげてしまった青空と稜線

眺めていたけど早く上にあがりたいけど、眺めていたい。

ミヤマアキノキリンソウ

空に向かってどんどん登ります。

ピンぼけハクサンフウロ

写真には写せていないですが、あたり一面お花畑です。
大感動。

ふわふわ

荷物が軽めのせいなのか、岩の大きさなのか、このルートの岩道はまったく怖くなくて、ひたすら楽しい。

きれい

ふわっふわ

あーおーぞーらーーー

楽しい！！すごく楽しいね！！
と誰かに大声で言いたいけど誰もいない。

小さな雪渓

岩をつたって雪渓をまくように道がつけられていました。

タテヤマアザミ
かっこいい

振り向いてもいい景色。

なんてこった。
すごい青空だ。

翌日に雨で白馬山頂へ行けなくても、この景色に会えただけでもじゅうぶんです。

あまりの絶景にちょっと泣けてくる。

見慣れている人には笑われてしまいそうだけど、涙腺がバカになった久しぶりの夏アルプス。

左は朝日岳かな
かっこいい

雲が生き物みたい

白馬乗鞍岳

ケルン

大池山荘が見えてきました。
池の青さにびっくり。

ここはちょっと歩きづらい

ここからも最高に素晴らしい眺め

透明度の高さにびっくり

イワツメクサ？

ちゃぷちゃぷと遊ぶ水際の音を聞きながらの登山道歩き。
不思議な感じ。

白馬大池

おおお
小蓮華山へと続く道。
これは歩き欲がわきますねー

歩きたいのをガマンして大池山荘にチェックイン。
下の段をふたりで使用。

調子に乗ってロング缶を買ってしまった。

時間がたっぷりあるのでちょいと散策。
チングルマさんたち。

空は少しだけ秋の気配。

少し蓮華温泉方面へ歩いたところから。
いいわーこの道。

あたりはびっしりチングルマの綿毛

アップ！
ふわふわです。

ぽんぽん弾けそう

ぜいたくな昼寝のあとはいい匂いのする晩ごはん。
カレーはおかわりする気たっぷりでしたが、想定外に量が多くて驚いた。感謝です。

日が暮れてきたので再びあたりを散策。

翌日は雨と風強め予報。
どうしようかなぁ…

白馬大池もそろそろ夜。

翌朝、雨と風の中で白馬ピストンするよりお天気のいい日に改めて来よう、その方が自分の技量には合っている、と判断しておとなしく下るに決定。

起きたばかりの大池山荘にお別れして出発です。
お世話になりました。

薄暗〜い岩道でも、人の歩いたあとが何となくわかる登山道ってすごい。
ペンキ印にも感謝です。

ハート型の雪渓。
かわいい。

お、陽が昇ってきたようです。

こちら側は軽くばらばらと小雨が落ちてきますが、向こう側は明るい。
麓が晴れ予報なのも納得。

白馬乗鞍岳を通過。

はーーー
なんだかすごい眺めです。

きれい。

どんどん下って雪渓のところまで来ました。

さわってみるとガッッッチガチに凍結。
もしここを下るならアイゼンないと無理だなー

薄暗い写真ばかりなので、爽やかな朝のお花。

爽やかその2
オトギリソウ

その3
ミヤマアキノキリンソウ

天狗原の湿原。
小雨がぱらぱらきているのでさくさくと通過。

また来るね〜

下りてきた道を振り返ってみる。

雨に降られながら眺める青空。

ゴマナ？

あちらの空はずもーんとしてます。

樹林帯に入ったあたりでザーーーっときたので、後半は傘さし歩行。

登山口まで帰ってきました。

時間がたっぷりあまるので、栂池自然園を散策。

ここにもタテヤマアザミ

ミヤマセンキュウかな？
花火みたい、かわいい。

ハート型！

ほわほわ

トリカブト。
個性的で存在感たっぷり。

イワショウブ。
かわいいー

サンカヨウの実？

キヌガサソウ

オオレイジンソウ。
ロープウェイでお花紹介を購入しておいてよかった。

雨のしずくがガラス細工みたいです。
きれい。

カラマツソウかな？

風穴

ミヤマバイケイソウ

ワタスゲ湿原

気持ちのいい場所

山はガスの中

お、ここにもチングルマさんが。

イワショウブの実かな？
あのかわいい花がこうなるとは、不思議。

てきとうな所で出口へ戻ります。

真っ赤なオオバタケシマラン

曇天のロープウェイ乗り場

麓におりました。
ええ…となるほどいいお天気。

一番左の長野駅行きバスも白馬八方に停車するとのことで、それに乗って白馬八方へ移動。
栂池高原から新宿行きの高速バスは16：10のみで待っていられないのと、お風呂に入りたい。

無事に八方の湯に到着。
このあとはのんびりと帰りました。

感想

suitosuito

平日に休みをとって白馬岳へ出かけてきました。
二日目の白馬のお天気は雨予報と知りつつ、夏期休暇にも台風で一度断念、休みの日もずらせない、ので、無理はしない前提つきで行ってきました。
結局、白馬岳山頂はあきらめる結果になりましたが、初日の白馬乗鞍岳がすばらしかった！！景色に見惚れながら夢中で歩いて、かわいい花たちに元気をもらって、大満足の二日間です。
次回はぜひ、ゴンドラの始発が早い時期にいっきに白馬岳山頂、蓮華温泉へ下山をやってみたい。楽しみが増えました。
あと、同部屋になった女性がとてもすてきな方で、短い時間ですがいい時間を過ごせました。翌朝お誕生日と聞いていたのにおめでとうを伝え忘れました、ごめんなさい。貴重なお話をありがとうございました。