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Yamareco

記録ID: 3479596
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
甲信越

【西上州】御座山(2112m)

2021年08月06日(金) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
09:13
距離
14.6km
登り
1,207m
下り
1,190m
歩くペース
標準
1.21.3
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
8:09
休憩
1:01
合計
9:10
7:22
7:23
11
8:21
8:21
35
8:56
9:09
32
9:41
10:22
147
12:49
12:54
117
14:53
ゴール地点
なぜ自分は山に登るのか、とよく考える。答えのない問いに、思いは迷走する。自分は大した人間ではない。だから、誰かのためにとか、人の役に立てるために登っているわけではない。まして、そんな力もない。どうして登るのか?と問われれれば、それは自分のために登っている、としか答えようがない。
過去天気図(気象庁) 2021年08月の天気図
アクセス
長者の森をスタートすると
長者の森をスタートすると
林道わきには
アイドル系やら
おすまし系やら
こわもて系やら・・・
この人はエビガライチゴ
林道わきには
アイドル系やら
おすまし系やら
こわもて系やら・・・
この人はエビガライチゴ
ミヤマシシウド?
オオハナウド???
オオバセンキュウ??
この手のラインナップは
よくわからん
ミヤマシシウド?
オオハナウド???
オオバセンキュウ??
この手のラインナップは
よくわからん
モリノカレバタケ
腐朽菌の代表格のひとつ
モリノカレバタケ
腐朽菌の代表格のひとつ
ゆったりのんびり歩いて
赤白鉄塔へ
ゆったりのんびり歩いて
赤白鉄塔へ
前衛峰から仰ぐ本峰
もうひと頑張り
前衛峰から仰ぐ本峰
もうひと頑張り
青い空を味方につけて歩く
青い空を味方につけて歩く
足元にも、ほら
オクモミジハグマと
チチタケのコラボがいい感じ
足元にも、ほら
オクモミジハグマと
チチタケのコラボがいい感じ
清涼感あふれる森歩き
清涼感あふれる森歩き
いつ見てもエネルギッシュな
マルバダケブキが迎えてくれます
いつ見てもエネルギッシュな
マルバダケブキが迎えてくれます
ウダノ沢ノトーミから登り返して
ウダノ沢ノトーミから登り返して
先が見えてきた
ぐんぐん高度を上げます
先が見えてきた
ぐんぐん高度を上げます
白岩登山口が登ってくるポイント
そこには避難小屋があります
白岩登山口が登ってくるポイント
そこには避難小屋があります
御座山の山頂にある祠に立ちました
御座山の山頂にある祠に立ちました
そびえる岩峰のてっぺんは
高御座にふさわしい
そびえる岩峰のてっぺんは
高御座にふさわしい
360度のパノラマ
八ヶ岳の展望台なんだけど
こんなに恥ずかしがり屋だったっけ
八ヶ岳の展望台なんだけど
こんなに恥ずかしがり屋だったっけ
金峰・瑞牆・甲武信・北奥千丈・国師
金峰・瑞牆・甲武信・北奥千丈・国師
天狗山・男山
ちょっとアップで
ちょっとアップで
もう一度
奥秩父方向に目を向ける
もう一度
奥秩父方向に目を向ける
こちら
甲武信・北奥千丈・国師側の展望
こちら
甲武信・北奥千丈・国師側の展望
イワインチンの坊主花に別れを告げて
イワインチンの坊主花に別れを告げて
群馬・長野県境をめざします
最初の標高差50m差が難しかった
群馬・長野県境をめざします
最初の標高差50m差が難しかった
ところどころシャクナゲが通せんぼ
それをようやく抜けるけど
ところどころシャクナゲが通せんぼ
それをようやく抜けるけど
ちょいとルート読みが必要な場面もあったりする
ちょいとルート読みが必要な場面もあったりする
ワイルドでスリリング
ワイルドでスリリング
岩の基部をすり抜けると
岩の基部をすり抜けると
展望地がありました
天狗・男・八
展望地がありました
天狗・男・八
いったん
一平沢林道に降りてから
再び尾根線へ
いったん
一平沢林道に降りてから
再び尾根線へ
県境の森を行く
弥次ノ平周辺です
弥次ノ平周辺です
森のふところに抱かれながらさまよい歩く
森のふところに抱かれながらさまよい歩く
原生林を思わせる山深さ
原生林を思わせる山深さ
ぶどう峠に向かう県境ラインに入ります
古い目印のテープがついていました
ぶどう峠に向かう県境ラインに入ります
古い目印のテープがついていました
倒木を避け
途中で沢にエスケープ
沢の合流点あたりに降り立ちました
倒木を避け
途中で沢にエスケープ
沢の合流点あたりに降り立ちました
沢沿いを下っていきます
沢沿いを下っていきます
地形を見ながら
沢を右に左に渡り返していくと
地形を見ながら
沢を右に左に渡り返していくと
林道詰めに出ました
林道詰めに出ました
キオンの花が咲いています
まもなく駐車地です
キオンの花が咲いています
まもなく駐車地です

感想

<長者の森〜御座山>

夏草の茂る林道。サラシナショウマやミヤマシシウドが迎えてくれた。トゲトゲで実を守って専守防衛に徹するのはエビガライチゴだ。

小沢を渡ると山道になり、明るい森歩きになった。キノコや、名もない草花を見るたびに足を止める。それもまた楽しい。山頂に至る道のりこそ、登山そのものだから。

紅白の鉄塔をくぐって、見晴台から前衛峰へ。山頂は見上げる位置。気を引きしめ直して尾根道をたどり、マルバダケブキの咲くうだの沢のトーミに降り立った。ここは木次原と下新井を結ぶ峠になっている。

避難小屋を通り過ぎ、御座山の山頂に立った。先客さんの姿があった。栗生から最短で登ってきたベテランさん。山岳展望もお手のもの。「あれがあれで、それがそれ」と立て板に水状態。

山頂は断崖の岩峰。ほぼ360度のオープンスペースだ!祠の立つ岩の隙間には、神事用の剣がぶち刺さっていて驚かされた。

頭を雲に隠してるのが八ヶ岳。金峰・瑞牆・国師・北奥仙丈・甲武信・両神・・・奥秩父の主脈がよく見える。南アルプスはうっすら。西上州の山並み、上越国境稜線、浅間山は消息不明だな。手の届きそうな位置には茂来山・天狗山・男山が。

そうこうするうち、二人目の登山者さん。展望談義を交わす。私は次の目的地へ。イワインチンの可愛いコロっとした花に別れを告げる。


<御座山〜弥次ノ平>

避難小屋をやり過ごし、頃合いを見計らって、群馬・長野の分水嶺をたどる。尾根を失い、まるっとした下りだ。こういう斜面のルート読みは神経を使う。2050m標高ラインまで高度を下げると、ようやく尾根がまとまってきた。

それまでは、まったく気が抜けない。基本はコンパスを構えて南東を狙えばいい。しかし、周囲に尾根が立ち上がるそぶりを見せたり、凹地っぽい地形になるたびごと、頭の中にアラームが鳴り響く。

ここは分水嶺だし、地形図には破線路が走っている。それをうまく拾えば、手間いらずのはず。だが、そうは問屋が卸さない。結局は廃道だ。たかだか50mの下降でも、ビル14階分なので、その間、しっかり緊張の時間が流れる。

さて、尾根をつかめば、こっちのもの。あとはシャクナゲのヤブと戯れたり、岩塊を巻いて進んでいく。

途中、一か所ぽっかり空いた展望地。鉄塔を通過して、一平沢林道に降りる。ふたたび尾根に上がって下降予定のポイントに到着。余興で、そのまま弥次ノ平へ。原生林を思わせるようなコケと倒木が美しい。


<弥次ノ平〜相木川〜長者の森>

さて、下降点に戻り、古いテープから分水嶺を北上。尾根を守って進むが、倒木がわずらわしい。やむなく西面に針路を変更。獣道や作業道の痕跡を拾って筋に降り立った。

ここからは沢沿いの下降になる。状況判断で沢の左右を渡り返していく。連綿と続く緑のシャワーに心ときめかせる。

ようやく林道詰めの広場。目に鮮やかなキオンが祝福してくれた。

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技術レベル
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体力レベル
3/5

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