ハイドレーションを使っての那須茶臼山周回
- GPS
- 08:31
- 距離
- 18.4km
- 登り
- 1,280m
- 下り
- 1,297m
コースタイム
- 山行
- 6:54
- 休憩
- 1:17
- 合計
- 8:11
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
今日はまた那須にやってきた。5月にも来たがあの時は何も見えなかった。今日はちょっとコースを変えてグルっと周回してみよう。混んでいるかなと思った沼ッ原湿原の駐車場はがら空き。ここは観光地なので一般客が
来るには早すぎる時間で登山者が何名か出発の準備をしているだけだ。
今日はこの那須に登るのも目的だがもう一つ別の課題もある。それは先日息子たちから誕生日プレゼントに送られたハイドレーションの使い勝手を試すこと。夏の暑さでばてやすくなった体に給水は結構重要課題となっている。そんな時に読んだ本でハイドレーションの良さに触れていたのでちょっと興味をもっていたら息子たちからプレゼントの希望を聞かれたのでそれを指定して貰ったのだ。しかしこのハイドレーションはどうやってザックにセットするのだろうと心配していたのだが、自分のザックはあらかじめハイドレーションに対応したものになっていたことを知りびっくり。5千円もしないザックなのになんと多機能なことかと、今回これに一番驚いた。
まあ行ってみよう。立派な駐車場から最初は南月山を目指すがここにはそれを示すものが標識が何もない。ちょっと意外だが地図に書かれている林道に沿って進めば問題なく登山道に取りつくことができた。笹が多いところで切り開かれていないと歩きづらいだろうなと思う道だがまずまずの手入れ具合だ。最初に着くのが白笹山だがここは藪の中にピークの標識があるだけで展望ゼロのためスルーして先に進む。そして時々ハイドレーションの吸い込みから水を飲む。思ったより簡単に吸えるので立ち止まる必要もなくどんどん歩いて行ける。それなりに良さそう。そして最初の目的地の南月山に到着。ここは開けた場所で目の前に大きく茶臼岳が現れそこに続く稜線は日の出平と呼ばれる真っ平らな道だ。なかなかいい感じ。20年ぐらい前にも見ている景色だがさすがに覚えていない。この稜線は火山の影響か草木はほとんど生えておらず平らでどこでも歩ける。そこを過ぎると牛ヶ首という場所に着く。茶臼岳に登るにはここから迂回しなければならない。トラバースして先に行けるのだがせっかくの好天なのに登らないのももったいないかと登ってみることにした。
迂回して取りついた登り口はロープウェイを利用して登ってくる人たちと同じルート。結構な人がいる。家族連れ、カップル、小さな子どもも一生懸命登っている。この山はそういうところだ。ゴツゴツした岩場に記された印を辿っていくと難なく登頂だ。今日はガスも多く遠くの山は見えないが近場の山は問題なく見える。北のほうに見える大きな山は大倉山か三倉山のようだ。そしてそこから県境稜線が西に延びているがかなり奥深そう。登山地図には赤線のないところ。あそこを登るのは大変だろうなあと思う。
さあ行くか。次は朝日岳だ。峠の茶屋まで来るとこちらも人が多い。ここも駐車場から結構近い場所。そこを素通りして朝日岳に向かう。朝日岳は見るからに火山の噴火でできた山といった感じでゴツゴツしている。ルートがなかったら大変だがうまく道がつけられており、必要以上の上り下りをせずに頂上に着くことができる。あっけなく着いたなあと思っていたらいきなり年配の女性陣に記念写真を頼まれる。そして私のも撮ってあげると言われる。最近一人の時はほとんど自分の写真は撮らないのに、かの女性陣は4枚も取ってくれたい。撮っても見ないですよというが記念ですからとのこと。まあ確かになあ。狭い頂上だが360度見渡せるこの場所はなかなかいい。座りやすそうな場所を見つけてランチとする。今日もパンとホットコーヒだ。手軽なスタイルだがなれるとこれもいいかも。
今日はここから三斗小屋温泉経由で沼ッ原湿原に戻る予定で熊見曽根まで来るが、ここで改めて地図を見ると最後に結構な登りがあることが分かる。長い下りのあとの登り返しは辛い。それを嫌って姥が平ら経由で帰ることにした。これだとほとんど下り坂となる。姥が平らまで来るとかなりへばってきた。ここは湿原マークだったが完全に干上がってしまい湿原の雰囲気はゼロ、単なる平地となっている。かなり疲労感があり、そこにあるベンチに座り込みコーヒを飲む。フーと一息をつくがとても眠くなってきた。ちょっとだけだがベンチで横になる。暑くもなくちょうどいいか。晴れていたはずの空はいつの間にか雲が多くなっている。さあ行くか、ハイドレーションの水はだいぶ少なくなってきた。それを飲みつつ樹林帯の中を歩んでいく。時刻が遅くなったこともありすれ違ったのはわずかに一組。これは暑い日だったら辛いだろうなあと思いつつ行く。でもここの最後は沼ッ原湿原だ。以前来たときは小さいながら可愛らしい湿原に癒されたので楽しみだったのだが、今回来てみると乾燥化が進んで単なる木々の茂った平地になっていた。ありゃりゃ何だこりゃ。がっくりしつつ駐車地まで戻る。駐車場はすでにガラガラ。ハイドレーションの水もちょうど無くなった。ハイドレーションは思ったよりも邪魔にならず休憩を少なく長く歩くには結構使えそう。ただ残量が分からないのは少々不安。もう少し使い込めばまたうまい使い方もできそう。しばらく使ってみようというところか。 ちなみに今日は32000歩ほどの歩き。久々に3万歩を越えた。疲れるはずだ。
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