利尻山（沓形コース）

2021年09月05日(日) [日帰り]

• GPS: 04:55
• 距離: 10.1km
• 登り: 1,509m
• 下り: 1,500m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:25
• 休憩: 0:27
• 合計: 4:52

6:30 沓形登山口
7:08 7:08 ７合目避難小屋
8:14 8:30 三眺山
9:06 9:06 沓形分岐
9:13 9:21 利尻山北峰
9:33 9:36 沓形分岐
10:17 10:17 三眺山
10:56 10:56 ７合目避難小屋
11:22 沓形登山口

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車 船

稚内〜鴛泊のフェリーは夏季一日三便
沓形の見返り台手前の登山口からスタート

コース状況／危険箇所等

沓形コースは、鴛泊コースと比べ、終始急登の連続である。
三眺山までは、急登の細尾根だが、危険個所はない。
三眺山から先は、背負子投げの難所、親知らず子知らずと、難所が連続する。特に親知らず子知らずの崩壊地トラバースは、浮石で足場を定めにくく、ずるずると滑りやすい。また、視界不良時はトラバース終点が見えにくいので、道迷いに注意が必要。親知らず子知らずを過ぎた後も、鴛泊コースとの合流点まで、それまで以上の急登である。
鴛泊コース合流点以降は危険個所はないと思うが、もろい地質のため登山道の浸食が進んでおり、人工的に足場を固めたりして、保全のための整備が進められている。

その他周辺情報

沓形の利尻ふれあい温泉（ホテル利尻）で日帰り入浴

写真

9/5 7:49

今日は快晴
背後には海が見渡せる

9/5 8:23

三眺山登頂！
遠くには礼文島

9/5 8:24

三眺山から眺める利尻山は、鴛泊から眺めるのと違ってギザギザでより迫力がある

9/5 8:25

ギザギザの仙法志稜

9/5 8:35

仙法志稜と海

9/5 8:38

反対側には鴛泊港、ペシ岬も見える

9/5 8:54

三眺山を過ぎて崩壊地に入ってゆく

9/5 8:55

利尻山がすごい迫力で迫ってくる

9/5 9:23

利尻山登頂！

9/5 9:24

南峰とローソク岩
利尻山の真の最高点は南峰だが、崩壊のため登れない。北峰に南峰の標高が記された山頂標識が下がっている。

9/5 9:25

ローソク岩

9/5 9:25

南峰と雲海

9/5 9:26

ローソク岩は、昔の噴火の火道の跡らしい

9/5 9:26

ローソク岩

9/5 9:26

下を覗くとすごい迫力

9/5 9:27

とても急峻

9/5 9:27

山頂を振り返って

9/5 9:27

反対側もすごい

9/5 9:28

利尻山を隔てて雲の様子が変わる

9/5 9:33

北峰とローソク岩

9/5 9:52

崩壊地トラバース2
こちらは短いし、ガイドロープも張られている

9/5 9:56

親知らず子知らずの崩壊地トラバース1
浮石ばかりだし滑るので慎重に、しかし落石に注意して手早く渡る

9/5 10:00

最初の崩壊地
西斜面にもだんだん光が当たってくる、そしてガスも上がってくる

9/5 10:07

程よいガスが利尻山の迫力を増す

9/5 10:08

かっこいい

9/5 10:09

背負子投げの難所
高度感はあるものの、親知らず子知らずと違って足場はしっかりとれる

9/5 10:45

沓形稜と海

9/5 10:46

鴛泊方面の稜線

9/5 10:52

この辺で山頂は見納め
ありがとう、利尻山

9/4 6:06

おまけ
朝の南浜湿原と逆さ利尻
有名なオタトマリ沼からはアングル的に逆さ利尻は撮りにくいのだが、南浜湿原では撮れた。

9/4 6:13

おまけ
朝のオタトマリ沼からの利尻山

9/4 6:25

おまけ
朝の沼浦展望台からの利尻山
白い恋人のパッケージの絵は、ここから眺めた冬の利尻山が一番近いらしい

9/4 8:35

おまけ
富士野園地には田中陽希さんが百名山一筆書き人力踏破したときの記念プレートが設置されていた。
三百名山踏破の記念プレートもそのうちどこかに設置されるのだろうか。

9/5 15:36

おまけ
礼文島の桃岩展望台から眺める利尻山
礼文の花が咲き誇り、利尻山に残雪の残る7月頃にも来てみたい。

撮影機器：

サイバーショット DSC-RX100M3 SONY

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ズボン 靴下 防寒着 雨具 日よけ帽子 靴 予備靴ひも ザック サブザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 ハイドレーション コンパス ヘッドランプ 予備電池 筆記用具 ファーストエイドキット 針金 常備薬 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 時計 タオル ストック カメラ ポール ヘルメット 携帯トイレ

感想

Hotspring_Hill

二日前に鴛泊から登ったのだが、山頂ガスで360度の展望を拝めなかったので、沓形から再チャレンジ。今度はしっかり晴れてくれた。沓形から登る利尻山は鴛泊から登るのとは全く違う表情を見せる。特に三眺山から先は険しいものの、仙法志稜など、利尻山がもつ荒々しさを間近に感じながら登ることができた。
それにしても、道北において利尻山の存在感はすごい。礼文島でも草原越しの利尻山がきれいだし、サロベツ、稚内、宗谷からも常に利尻山が目立つのである。道内とはいえ、そう気軽に来られる山ではないので、晴れの日に登ることができて大満足の山行となった。