大台ヶ原山（筏場道から）

2021年09月05日(日) [日帰り]

• GPS: 07:35
• 距離: 32.4km
• 登り: 1,889m
• 下り: 1,893m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:21
• 休憩: 0:10
• 合計: 7:31

距離 32.4km 登り 1,893m 下り 1,894m

7:28 スタート地点
9:09 9:10 大台辻
9:37 9:38 コブシ峠
10:20 10:21 川上辻
10:29 10:29 大台教会
10:34 大台ケ原ビジターセンター
10:47 10:47 展望台分岐
10:52 10:56 大台ヶ原山
10:59 10:59 展望台分岐
11:11 11:11 正木ヶ原
11:16 尾鷲辻
11:23 11:23 牛石ヶ原
11:28 11:32 大蛇��
11:37 11:37 大蛇��分岐
11:52 11:52 シオカラ谷吊橋
12:10 12:10 大台ケ原駐車場
12:14 12:14 大台教会
12:20 12:21 川上辻
12:57 経ヶ峰
15:03 ゴール地点

天候

曇り時々晴れ。

アクセス

利用交通機関：

自家用車

林道終点に駐車場有り。10台分くらい。600円。手前の監視小屋で高齢のご夫婦に支払います。

コース状況／危険箇所等

筏場道は途中から通行止めです。行くなら自己責任で。荒れてはいますが、危険な箇所はあまりありません。ヒルは一匹見かけたくらいで、気にする必要は無さそうです。
下山ルートはバリエーションルートです。全くお勧めしません。

その他周辺情報

入之波温泉山鳩の湯、800円。
人気の湯で、駐車場は満車。路駐が多数ありました。

写真

9/5 7:28

筏場登山口はここから。
すぐに林道から左手のトレイルに進みます。

9/5 7:34

火の用心が直接書き付けてあるのは初めて見ました。10年前の墨書きがこんなにもハッキリと残っているものなんですね。

9/5 7:37

ちょっとだけ下の廊下っぽい。と、どなたかのレコに上がっていたので思わずパチリ。

9/5 7:39

ヤマジノホトトギス。
今回花といえばこのくらい。

9/5 7:42

五色湯跡らしい。今回はスルー。またいつか、湯がないか探しに来よう。

9/5 7:47

沢の色がほんま綺麗です。

9/5 7:54

けっこうテクニカルで面白い。

9/5 7:56

釜の公谷の吊橋。
いつも思いますが、こういう資材は一体どうやって運ぶのでしよう？やっぱりヘリかな。

9/5 8:13

谷沿いを離れての登りは通行止め区間です。登山道の整備もなく、途端に荒れた雰囲気が漂います。

9/5 8:23

9/5 8:24

ジューシーな梅干し！

9/5 8:34

往時は良い道だったんでしょう。

9/5 8:45

ほんとにこの鉄骨はどっから？
鉄骨はもちろんしっかりしていますが、上の木の板はちょっと傷んで来てます。

9/5 8:50

通行止めの理由になった崩壊地はここですかね。大きく上に迂回します。

9/5 8:57

切り立った崖の上の道。けっこう高度感あります。

9/5 9:00

ここも崩壊地。
ロープを頼りにトラバースします。

9/5 9:13

大台辻。
うら悲しい雰囲気。ハエが多い。

9/5 9:22

いかにも大台ヶ原。

9/5 9:25

大規模な岩場。

9/5 9:29

9/5 9:36

苔の庭園。
人の気配は全くありません。

9/5 9:40

銀明水。
巨石の下から清冽な水が流れ出していました。

9/5 9:51

安心橋。

9/5 9:54

登山道の石垣に圧倒されます。
よくもまあこんなに積み上げたもんです。それがまた1世紀以上残ってるのがすごい。と言うのも、筏場からの登山道は明治31年(1898年)に当時山林王と呼ばれた土倉庄三郎が私財を投じて整備したのだとか。

9/5 9:55

9/5 10:04

いかにも大台ヶ原的な獣害防止ネットが出てきました。あちこち倒れたり破れたり。シカの侵入は防げそうにない。

9/5 10:09

道が崩れて跡も分からない箇所も。

9/5 10:10

巨木の森。原生林？

9/5 10:13

いい道！

9/5 10:16

車やバイクのエンジン音が近くに聞こえてきました。

9/5 10:19

川上辻。
尾根道は立入禁止。仕方なくドライブウェイを歩きます。

9/5 10:21

狂い咲きか？一本だけネジバナ。

9/5 10:30

大台ヶ原ビジターセンター着。
駐車しているのは70〜80台くらい。その割に山で会った人数は少なく、皆さんどこに行ったのかしら。

9/5 10:34

駐車場から日出ヶ岳までは観光登山道。

9/5 10:50

うっすらと紅葉が始まっています。

9/5 10:55

日出ヶ岳山頂。
ヤマレコ始めてからは1回目。トータルでは3回目。20年以上前に学生仲間とワイワイ登ったっけ。

9/5 11:03

大蛇くらへ向かいます。
三重県側からガスが湧いて残念な状況。

9/5 11:05

木道脇でネットで何かを囲っていますが、中に何も見当たりません。

9/5 11:22

伝説の神武天皇。

9/5 11:30

大蛇ぐら。
いつもの構図。一瞬ガスが晴れました。

9/5 11:50

ピストンを避けて一旦谷に下るルートを選択します。

9/5 11:54

谷からの登りは整備された階段。
ちなみに下りは荒れ気味の地道でした。
ビジターセンターからはドライブウェイをたどります。

9/5 12:36

トリカブトの花はピークを過ぎています。

9/5 12:46

大峰の方かな？

9/5 13:14

林道分岐より。
左手奥は笙ノ峰か？この谷下ると小処温泉。

9/5 13:15

荒れ荒れのヒノキ山。

9/5 13:16

中央は黒石岳。

9/5 13:25

いつもおっとりしたカモシカ。
そりゃ絶滅寸前になりますね。

9/5 13:30

未舗装の作業道を辿ります。驚くほど下の方まで作業道が続いています。私有林の私道なので基本的に通ったらダメです。

9/5 13:38

川上村消防団と読めます。
下ったけど登れなくなって放置かな？

9/5 14:00

もう何年も使われていないらしく、下に行けば行くほど道は荒れています。作業道も終点となり、適当に下って歩道を探します。人工林ですから、昔に下の集落から山仕事に通った道があるはず。

9/5 14:13

谷の一段上に立派な道が。

9/5 14:18

さつそく谷を渡れません。下流側に回り込んで、しばらく谷底の石に足を取られながら歩く羽目に。

9/5 14:19

ここも石垣がすごい。

9/5 14:35

苔むしたいい感じのところもありますが、

9/5 14:39

すでに廃道となっているらしく、足を踏み外せば谷にドボンの危険箇所が次から次から出現します。

9/5 14:41

たぶんこれ人力で掘ってる。
この後無事管理小屋辺りに下山。バリエーションは疲れるからあんまり好きじゃないなー。

撮影機器：

iPhone SE (2nd generation) Apple

感想

mana-ka

前から気になっていた筏場からのルートを登ってきました。整備すれば奈良県側で下からアクセスできる唯一のルートとなる（西大台がフリーになれば、小処温泉からのルートもありますが）ので、けっこう人気出ると思うんだけどなぁ。

コメント

nara7

はじめましてmanapuさん
先日、筏場道、ほんの少し、五色湯♨︎散策まで歩いた者です
下の廊下っぽい。。とつぶやいたどなたか、です笑

筏場道、とても趣きのあるいい感じの道でしたので、いつか大台ケ原まで歩いてみたい…と思ってお気に入りに保存させて頂きました。
周回コースはマネしません、出来ませんっ(^_^;)が。。
豊富な写真でよく分かります。ほんとレコ！ですね
崩落の橋や斜面を復旧して欲しいです…
自己責任のもと、レコを参考にさせて頂いていつの日か
歩けたらいいなあ…と思います(^｡^)

mana-ka

nara7さんはじめまして。いつも楽しいレコ(飲みレコ？)を拝見しております。
無断引用がバレてしまいましたね(笑)。
筏場道の存在は以前から知っていましたが、今回行ってみようとその気になったのはnara7さんのレコが直接のきっかけだったのです、実は。
個人的には大台辻から川上辻の雰囲気が好きです。大台辻までの険しさがなくなって、ひと気のない穏やかな山域です。
筏場道の復旧は、その、川上村の財政が、その、アレなんで。期待薄かと。