霧から現れ霧に消える稜線 五竜岳、唐松岳
- GPS
- 13:36
- 距離
- 21.2km
- 登り
- 2,154m
- 下り
- 2,007m
コースタイム
- 山行
- 5:52
- 休憩
- 1:11
- 合計
- 7:03
- 山行
- 5:36
- 休憩
- 1:45
- 合計
- 7:21
天候 | 曇時々雨 |
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過去天気図(気象庁) | 2021年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
帰り 黒菱平からロープウェイ 白馬八方ターミナルからバスでJR白馬駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
五竜山荘から五竜岳までの岩道は注意が必要です。 五竜岳〜唐松岳間の稜線も唐松岳側は危険なカ所があります。 ただし、どちらも一般登山道です。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
保険証
携帯
時計
タオル
カメラ
ラムネ
虫よけ
熊鈴
歯ブラシ
耳栓
カイロ
塩飴
シーツカバー
携帯消毒液
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感想
9月に長野県にある後立山連峰の五竜岳と唐松岳に登りました。
朝、前日に宿泊した五竜ロッジ周辺は晴れてましたが、ロープウェイで登山口まで上がると周囲は霧でした。
2時間ほど歩いて遠見山で休憩中、五竜山荘で今日から働く台湾の男性と話しました。今年の夏に北岳、富士山と登頂されたという相当な登山経験者。台湾には、富士山より高い玉山をはじめ標高3000辰鯆兇┐觧海多いそうで、興味をそそられます。彼の歩くペースにはついていけませんでしたが、他の登山者がおらず、霧で視界が効かない状況で、足取りのしっかりとした先導者がいるのは、心強かったです。
岩場の急斜面を登った先のピーク、白山を過ぎて少し下ると霧から浮かび上がるように五竜山荘が見えました。
宿泊記帳と軽い昼食を済ませたあと、霧に包まれた五竜岳山頂を目指して再出発しました。登山道は途中から切り立った岩場となります。尾根筋の右側斜面の道はかなり急角度で、足運びには気を付けました。もし、足を滑らせたら霧の中に消えるように落ちるのでしょうね。険しい岩場を過ぎて傾斜がなだらかになると分岐点があり、山頂がある右側に進むと先の頂に山頂標識が小さく見えます。山頂には着いたものの周囲の霧で景色は全く見えません。高山域の天候は午後悪化しやすいので、すぐに降り始めました。ここで、数匹の雷鳥を発見、好天には恵まれなかったものの嬉しい出会いでした。
6日の朝、好天で視界が効けばもう一回、五竜岳の山頂に行こうと思いましたが、山荘付近は夜明けの一時だけ霧が晴れただけで、また白い霧に包ました。
気を取り直して、唐松岳に向かいました。白岳の分岐点を過ぎた尾根道にはハイマツなど高山植物が広がっていました。道幅は1メートルもありませんが、しっかりと整備されています。
大黒岳を越えてから徐々に岩場になり、斜面も登りになります。
場所によっては垂直にもなろうかという急斜面の岩場を昇降するはスリリングで身体も精神も疲れました。前日の疲労が残った体にはアップダウンが応えました。
唐松岳頂上山荘でトイレ休憩とザックを置いたあと、唐松岳の山頂へ足を進めました。ザックと排泄、休憩に栄養補給で身体が大分軽くなりました。
昨日の五竜岳に続き山頂は霧に覆われ視野はありません。
しばらく、霧が晴れるのを待っていると、2人の男性が駆け上がってきました。
地元のトレイルランナーのようで麓の駐車場から1時間ほどで登ってきたとのこと。
通常の4〜5倍の速さです。山頂到達シーンの動画を撮影後、走って降りいきました。
私もしばらくしたあと、山荘へ向かいました。
途中からポツポツと雨が降り始めたので、山荘前で少し休憩した後、下山を開始しました。天気は良くなるどころか雨脚が強くなってきました。
下山後しばらくは鎖もあるような岩場でしたが、途中からは道はなだらかになりました。登ってくる方々も何組かあり、中学生らしき集団もありました。体育で登山はやりたくありませんね。
扇雪渓は小さくなっていましたが、近づくと見ごたえは十分でした。
ケルンあたりで霧を抜けると急に青空が出て、同時に陽射しが熱く感じられました。
山頂方面を覆っていたガスも少なくなっている様子で、特に白馬岳や不帰キレットははっきり見えました。しかし五竜岳方面のガスはまだ残ってました。
八方池あたりまでは、登山者でない方も結構いて、山々の眺めや植物干渉を楽しんでいました。
この辺りまで歩くと疲労のためか微妙な登りでも辛く感じられました。体力がありません。
八方山荘からリフトに乗らずにリフト沿いの道をゆっくり楽しんで今回の山行を終えました。
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