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Yamareco

記録ID: 3491438
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
白馬・鹿島槍・五竜

霧から現れ霧に消える稜線 五竜岳、唐松岳

2021年09月05日(日) ~ 2021年09月06日(月)
 - 拍手
体力度
6
1~2泊以上が適当
GPS
13:36
距離
21.2km
登り
2,154m
下り
2,007m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
5:52
休憩
1:11
合計
7:03
9:02
9:03
51
9:54
9:54
17
10:11
10:13
30
10:43
10:51
40
11:31
11:31
63
12:34
12:34
2
12:36
12:37
25
13:02
13:02
1
13:03
13:03
6
13:09
13:56
51
14:47
14:59
50
15:49
2日目
山行
5:36
休憩
1:45
合計
7:21
6:00
4
6:04
6:04
3
6:07
6:07
45
6:52
6:52
78
8:10
8:10
7
8:17
8:46
17
9:03
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9:28
9:53
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10:25
10:28
16
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10:47
54
11:41
11:46
1
11:47
11:47
8
11:55
11:55
6
12:01
12:29
26
12:55
12:55
26
13:21
ゴール地点
天候 曇時々雨
過去天気図(気象庁) 2021年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
行き JR神城駅 ロープウェイ五竜テレキャビンでアルプス平駅
帰り 黒菱平からロープウェイ 白馬八方ターミナルからバスでJR白馬駅
コース状況/
危険箇所等
五竜山荘から五竜岳までの岩道は注意が必要です。
五竜岳〜唐松岳間の稜線も唐松岳側は危険なカ所があります。
ただし、どちらも一般登山道です。
登山口から霧の中を進む状況でした。
2021年09月05日 09:45撮影 by  SO-41B, Sony
9/5 9:45
登山口から霧の中を進む状況でした。
中遠見。
晴れたら何が見えるのでしょうか?
2021年09月05日 10:10撮影 by  SO-41B, Sony
9/5 10:10
中遠見。
晴れたら何が見えるのでしょうか?
登山道わきにある池。
晴れたら山体が逆さに映るようです。
2021年09月05日 11:18撮影 by  SO-41B, Sony
1
9/5 11:18
登山道わきにある池。
晴れたら山体が逆さに映るようです。
傾斜の角度が上がってきました。
2021年09月05日 11:25撮影 by  SO-41B, Sony
9/5 11:25
傾斜の角度が上がってきました。
尾根の片側に霧がかかってます。進むたびに登山道が霧の中から浮かび上がってくるようでした。
2021年09月05日 11:38撮影 by  SO-41B, Sony
9/5 11:38
尾根の片側に霧がかかってます。進むたびに登山道が霧の中から浮かび上がってくるようでした。
終盤になると岩場がキツく感じられます。
これぞ山登りです。
2021年09月05日 11:53撮影 by  SO-41B, Sony
2
9/5 11:53
終盤になると岩場がキツく感じられます。
これぞ山登りです。
最後の方の岩場、もうひと越えが本当に辛うございました。
2021年09月05日 12:15撮影 by  SO-41B, Sony
9/5 12:15
最後の方の岩場、もうひと越えが本当に辛うございました。
遠見尾根分岐を左側に下ると霧の中から五竜山荘が浮かび上がるように姿を見せました。
宿泊登録と昼ご飯、ザックを置いて五竜岳山頂に向かいました。
2021年09月05日 12:38撮影 by  SO-41B, Sony
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9/5 12:38
遠見尾根分岐を左側に下ると霧の中から五竜山荘が浮かび上がるように姿を見せました。
宿泊登録と昼ご飯、ザックを置いて五竜岳山頂に向かいました。
山頂への道、後半は切り立った片側斜面の岩場です。
谷底は霧の中。
2021年09月05日 14:23撮影 by  SO-41B, Sony
1
9/5 14:23
山頂への道、後半は切り立った片側斜面の岩場です。
谷底は霧の中。
尾根道の分岐点を右側に少し歩くと山頂の標識が見えました。
2021年09月05日 14:45撮影 by  SO-41B, Sony
1
9/5 14:45
尾根道の分岐点を右側に少し歩くと山頂の標識が見えました。
五竜岳山頂に着きました。
風景は全くありません。
2021年09月05日 14:50撮影 by  SO-41B, Sony
4
9/5 14:50
五竜岳山頂に着きました。
風景は全くありません。
山頂近くで雷鳥を2羽見つけました。
真ん中奥側の1羽は尾の一部が白くなっています。
写真で確認すると左側にもう1羽いました。
雷鳥に3羽も会える…そんな天候でした。
2021年09月05日 14:55撮影 by  SO-41B, Sony
2
9/5 14:55
山頂近くで雷鳥を2羽見つけました。
真ん中奥側の1羽は尾の一部が白くなっています。
写真で確認すると左側にもう1羽いました。
雷鳥に3羽も会える…そんな天候でした。
2021年09月05日 15:12撮影 by  SO-41B, Sony
9/5 15:12
五竜山荘と五竜岳間の往復は下が見えるため、下りの方が緊張しました。
パット見ただけでは、どこをどう進めばいいのか分かりません。
2021年09月05日 15:18撮影 by  SO-41B, Sony
1
9/5 15:18
五竜山荘と五竜岳間の往復は下が見えるため、下りの方が緊張しました。
パット見ただけでは、どこをどう進めばいいのか分かりません。
五竜山荘前から東側の眺め。
明け方の少しの間だけ視界が開けました。
2021年09月06日 05:16撮影 by  SO-41B, Sony
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9/6 5:16
五竜山荘前から東側の眺め。
明け方の少しの間だけ視界が開けました。
唐松岳に向けてしばらくはハイマツや高山植物沿いの下り道でした。
2021年09月06日 06:36撮影 by  SO-41B, Sony
9/6 6:36
唐松岳に向けてしばらくはハイマツや高山植物沿いの下り道でした。
大黒山を過ぎたあたりから次から次へと霧の中から岩場が現れました。
乗り越えながら高度を上げます。
2021年09月06日 07:23撮影 by  SO-41B, Sony
1
9/6 7:23
大黒山を過ぎたあたりから次から次へと霧の中から岩場が現れました。
乗り越えながら高度を上げます。
先の壁面を登る方濃い霧でかすんで見えます。
ウェアやザックの視認性は大切ですね。
2021年09月06日 07:45撮影 by  SO-41B, Sony
9/6 7:45
先の壁面を登る方濃い霧でかすんで見えます。
ウェアやザックの視認性は大切ですね。
先が見えないというのは、カッコよく言えば幻想的ですが、恐怖感もありました。
2021年09月06日 08:03撮影 by  SO-41B, Sony
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9/6 8:03
先が見えないというのは、カッコよく言えば幻想的ですが、恐怖感もありました。
鎖を頼りにゆっくりと道を辿りました。
2021年09月06日 08:05撮影 by  SO-41B, Sony
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9/6 8:05
鎖を頼りにゆっくりと道を辿りました。
唐松岳山頂も視界なしでした。
霧が晴れるのをしばらく待っていると2人のトレイルランナーが駆け上がってきました。なんと登山口から1時間ほどで登ってきたみたいです。
2021年09月06日 09:05撮影 by  SO-41B, Sony
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9/6 9:05
唐松岳山頂も視界なしでした。
霧が晴れるのをしばらく待っていると2人のトレイルランナーが駆け上がってきました。なんと登山口から1時間ほどで登ってきたみたいです。
2021年09月06日 10:26撮影 by  SO-41B, Sony
2
9/6 10:26
扇雪渓。
紹介写真と比べてかなり溶けていますが、それでも大きいです。
2021年09月06日 10:48撮影 by  SO-41B, Sony
9/6 10:48
扇雪渓。
紹介写真と比べてかなり溶けていますが、それでも大きいです。
雨が上がると日差しが暑く感じられました。
2021年09月06日 11:09撮影 by  SO-41B, Sony
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9/6 11:09
雨が上がると日差しが暑く感じられました。
ケルン越し白馬岳方面の眺め。
2021年09月06日 12:01撮影 by  SO-41B, Sony
4
9/6 12:01
ケルン越し白馬岳方面の眺め。

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 ザック 行動食 非常食 飲料 地図(地形図) コンパス ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 保険証 携帯 時計 タオル カメラ ラムネ 虫よけ 熊鈴 歯ブラシ 耳栓 カイロ 塩飴 シーツカバー 携帯消毒液

感想

9月に長野県にある後立山連峰の五竜岳と唐松岳に登りました。
朝、前日に宿泊した五竜ロッジ周辺は晴れてましたが、ロープウェイで登山口まで上がると周囲は霧でした。
2時間ほど歩いて遠見山で休憩中、五竜山荘で今日から働く台湾の男性と話しました。今年の夏に北岳、富士山と登頂されたという相当な登山経験者。台湾には、富士山より高い玉山をはじめ標高3000辰鯆兇┐觧海多いそうで、興味をそそられます。彼の歩くペースにはついていけませんでしたが、他の登山者がおらず、霧で視界が効かない状況で、足取りのしっかりとした先導者がいるのは、心強かったです。
岩場の急斜面を登った先のピーク、白山を過ぎて少し下ると霧から浮かび上がるように五竜山荘が見えました。
宿泊記帳と軽い昼食を済ませたあと、霧に包まれた五竜岳山頂を目指して再出発しました。登山道は途中から切り立った岩場となります。尾根筋の右側斜面の道はかなり急角度で、足運びには気を付けました。もし、足を滑らせたら霧の中に消えるように落ちるのでしょうね。険しい岩場を過ぎて傾斜がなだらかになると分岐点があり、山頂がある右側に進むと先の頂に山頂標識が小さく見えます。山頂には着いたものの周囲の霧で景色は全く見えません。高山域の天候は午後悪化しやすいので、すぐに降り始めました。ここで、数匹の雷鳥を発見、好天には恵まれなかったものの嬉しい出会いでした。

6日の朝、好天で視界が効けばもう一回、五竜岳の山頂に行こうと思いましたが、山荘付近は夜明けの一時だけ霧が晴れただけで、また白い霧に包ました。
気を取り直して、唐松岳に向かいました。白岳の分岐点を過ぎた尾根道にはハイマツなど高山植物が広がっていました。道幅は1メートルもありませんが、しっかりと整備されています。
大黒岳を越えてから徐々に岩場になり、斜面も登りになります。
場所によっては垂直にもなろうかという急斜面の岩場を昇降するはスリリングで身体も精神も疲れました。前日の疲労が残った体にはアップダウンが応えました。
唐松岳頂上山荘でトイレ休憩とザックを置いたあと、唐松岳の山頂へ足を進めました。ザックと排泄、休憩に栄養補給で身体が大分軽くなりました。
昨日の五竜岳に続き山頂は霧に覆われ視野はありません。
しばらく、霧が晴れるのを待っていると、2人の男性が駆け上がってきました。
地元のトレイルランナーのようで麓の駐車場から1時間ほどで登ってきたとのこと。
通常の4〜5倍の速さです。山頂到達シーンの動画を撮影後、走って降りいきました。
私もしばらくしたあと、山荘へ向かいました。
途中からポツポツと雨が降り始めたので、山荘前で少し休憩した後、下山を開始しました。天気は良くなるどころか雨脚が強くなってきました。
下山後しばらくは鎖もあるような岩場でしたが、途中からは道はなだらかになりました。登ってくる方々も何組かあり、中学生らしき集団もありました。体育で登山はやりたくありませんね。
扇雪渓は小さくなっていましたが、近づくと見ごたえは十分でした。
ケルンあたりで霧を抜けると急に青空が出て、同時に陽射しが熱く感じられました。
山頂方面を覆っていたガスも少なくなっている様子で、特に白馬岳や不帰キレットははっきり見えました。しかし五竜岳方面のガスはまだ残ってました。
八方池あたりまでは、登山者でない方も結構いて、山々の眺めや植物干渉を楽しんでいました。
この辺りまで歩くと疲労のためか微妙な登りでも辛く感じられました。体力がありません。
八方山荘からリフトに乗らずにリフト沿いの道をゆっくり楽しんで今回の山行を終えました。

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無雪期ピークハント/縦走 白馬・鹿島槍・五竜 [2日]
唐松岳&五竜岳(八方尾根⇒遠見尾根)
利用交通機関: 電車・バス
技術レベル
2/5
体力レベル
3/5

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