大山(三ノ沢から剣ヶ峰)
- GPS
- 06:18
- 距離
- 9.0km
- 登り
- 869m
- 下り
- 876m
コースタイム
天候 | 晴れ&ガス |
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過去天気図(気象庁) | 2021年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
鍵掛峠駐車場(トイレあり)に停める。 |
その他周辺情報 | 鏡ヶ成国民休暇村の温泉。¥520 超軟水。シャンプー・コンディショナー・Bシャンプーあり。 道の駅 風の家 野菜・お土産購入。 |
写真
装備
個人装備 |
Tシャツ
ソフトシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
雨具
ゲイター
着替え
靴
予備靴ひも
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
飲料
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
タオル
ツェルト
ヘルメット
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感想
5年くらい前にルート経験のあるリダサンにお誘いいただいて、ふるさとに一番近い山「大山」にやってきました。(岡山県北育ち^^)夏山・残雪期ともに夏山ルート、大山寺〜三鈷峰、元谷ルートしか知らないわたし。
南の方から登る大山にわくわく!!しかも憧れの剣ヶ峰!!
でも調べていくうちに不安な気持ちがもくもく。。。
崩落が進行してかなりの痩せ尾根らしい。荷物を軽量化して、ガチ靴でスタンバイ。
大山環状道路が文殊堂に通じていないとのことで、鏡ガ成の方からアプローチ、鍵掛峠の駐車場からスタート。
青空スタート。暑くなりそう。三ノ沢を行く。
ギザギザな稜線。激しく切れ落ちた岩肌。厳しい表情の岩壁が立ちはだかっている!
最終堰堤手前、右側から入って、支度を整えて今度は左側から堰堤をやり越しました。草木に覆われた登山道を抜け、しばらくガレ道を登ります。先を行く達者なおじいさん(地元の方かな?慣れた足さばき)の姿が右の草木道を進むのをみとめ、ピンクテープの入り口を発見。
ずっとガレ道を行くのかと思っていた。明確な道しるべがあまりないので途中も迷いがち。ヤマレコの足跡を何度も確認しながら進む。どこ通ってもいけそうな、いけそうでないような。
半分トンネルの土道を登り、お花いっぱいで撮影大会になりながらの草道を登り、岩道をよじ登り、槍が峰にでる。ここからドキドキの稜線歩きが始まる。
削られた細い尾根を渡り、2つ目の小ピーク三ノ峰到着。
あいにくガスって視界がない。少しガスが晴れると今から進む稜線が見えてきた。
噂通りの厳し気な痩せ尾根。でも近づくと思ったより幅もあり、落ち着いた道のようだった。ところどころ、崩落が進み部分的にヤバい箇所もあったが、足運びに気を付けて丁寧に行くと大丈夫に思えた。石を落とさないように行くことが大事。
パーティ間でも少し間を開けて進んだ。
離れて見たらどこに道があるの?というところでも、しっかり踏み跡があってそれとわかる。草木のある尾根道では根っこに足をとられないよう気を付けて、枝をつかんだり。
天狗ガ峰でユートピア小屋に続く稜線と出会った。ここも通行禁止なんだなぁー
剣ヶ峰まではすぐだった。
大山最高峰!!やった!!弥山からいつも見ていた山頂!!
ガスって弥山は見えなかったけど、少し視界がよくなった時に辿ってきた稜線が見えた。
ご飯食べて下るけど、下る方がもひとつ大変!!気を引き締めて、丁寧に!!
リダサンが、「5年前より更に崩落が進んでいる。以前はこんなに怖くなかったし、簡単に来れた気がする」と。
これからもこの岩壁は崩落しつづけ、登山できなくなってしまうのだろうか。
もう来れないかもしれないと悲しくなった。
岩稜帯大好きで、馬の背大好きな私。今日の山行は危険だけどとても楽しかった。
でも、多分、もう来れないだろうな。だってこれ以上崩落すると、ほんとに危険。
安全登山、こころがけます。
リダサン、みなさま、有難うございました。
楽しかったけど、悲しい、複雑なきもち。
大阪に住んでいまして、大山には夏山ルートで家内とともに何度か登りました。
今回一人で少し纏まった休暇が取れましたので、なんとしても大山・剣が峰に
登りたく、最新情報が必要な山だけに情報を集めていたところ、shino-p様に
辿り着きました。
これを参考に、本日(2021年10月5日)快晴を狙いすまして同様のルートで
登頂しました。
様々な感想はshino-p様記載の通りですが、登山には経験豊富な私もさすがに
槍が峰に着く直前の登攀は本当に厳しく、久しぶりに息が上がりました。
恐らく記載いただいているルートを忠実に辿りましたが、角度というよりも、
ガレ場のザレ場で足場がすくわれて体力が失われるのが結構辛かったです。
稜線に出てからは危険性もあるものの、様々な危険は経験していますので
さほどには感じませんでした。
一方で申し分のない快晴でしたので、槍が峰や三の峰、剣が峰などで合計2時間
も景色を堪能しました。
ご記載に登場する、おそらくそうであろう「地元のおじいさん」にも偶然三の峰で
お会いし、お話を聞きますと3日に1度は登るそうで、足元は地下足袋、三の沢
から鍵掛峠は工事だから通ると叱られると、三の沢に降りてからすぐにまた
山に入り、文殊峠超えで更に
1時間30分かけて鍵掛峠より少し下の駐車場へ降りるとのこと、凄まじい猛者も
いらっしゃるということ、感心しました。
ルートをしっかり確認していましたが、帰りは何度かロストし登り返したり
と、2時間30分もかかってしまいました。
お陰様で充実した剣が峰ルートを満喫することが出来ました。
こんな異常気象ですので、あと何年剣が峰に行くことができるか本当に分かり
ませんね。
大変有難かったのでコメントしました。
これからもお気をつけて充実した山屋生活をお送り下さい。
有難うございました。
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