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Yamareco

記録ID: 349237
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

[初の2泊登山] 明神池〜岳沢小屋〜前穂高岳〜奥穂高岳〜穂高岳山荘〜涸沢〜横尾

2013年09月21日(土) ~ 2013年09月23日(月)
情報量の目安: S
都道府県 長野県 岐阜県
 - 拍手
11044 その他4人
体力度
7
1~2泊以上が適当
GPS
21:58
距離
31.9km
登り
2,112m
下り
2,119m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
6:50上高地観光センター-7:30岳沢分岐-8:30嘉門次小屋(朝食)-9:10明神池(拝観)9:30-10:10岳沢分岐-10:50岳沢風穴-12:30岳沢小屋

2日目
5:40岳沢小屋-6:50カモシカの立場-7:20岳沢パノラマ-8:00雷鳥広場-8:20紀美子平(ザックデポ)-9:10前穂高岳-10:00紀美子平-11:30南稜の頭-11:40奥穂高岳-12:10ハシゴ(渋滞1時間)-13:20穂高岳山荘

3日目
6:10穂高岳山荘(ザックデポ)-6:20涸沢岳-6:40穂高岳山荘-8:30涸沢小屋(休憩)9:10-10:20本谷橋-11:10横尾(昼食)12:00-12:50徳沢-13:50明神-14:40上高地観光センター
天候 3日とも快晴!
過去天気図(気象庁) 2013年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
沢渡 - 上高地 タクシー 30分 (4000円、5人乗りで一人800円)
上高地 - 沢渡 タクシー 30分 (4000円、5人乗りで一人800円)
コース状況/
危険箇所等
メジャーなコースのため指導標が多く、ルートで迷う場所はありませんでした。
上高地から紀美子平までは山道が整備されており、歩きにくい箇所には随所に平らな岩で階段状のステップが作られているなど、全体的にとても歩き易いです。
紀美子平から前穂高岳、奥穂高岳方向は岩場が多くなりますが、こちらもそれほど危険な場所はありませんでした。
奥穂高岳から穂高岳山荘までは途中にハシゴがあり、ここで少し緊張します。
なお、このハシゴは渋滞ポイントらしく、今回は1時間待ちになりました。(時間帯により2時間待ちにもなったようです)
この場所は風も強いので、待っている間に冷えないよう、防寒着を出せるようにしておくと良いです。
穂高岳山荘から涸沢までにも、クサリ場やハシゴがありますが、こちらは特に渋滞はありませんでした。
涸沢から上高地までは歩きやすい山道と川沿いの道が続きます。
危険な場所はないですが、距離がかなり長いため、途中の橋や小屋で気分転換をしならが歩くと良いと思います。


【移動】
上高地観光センターまでは自家用車では入れず、バスかタクシーを使う必要があります。
沢渡(さわんど)駐車場からの場合、バスは一人1200円でタクシーは1台で4000円(定額)となります。
このため、4人以上ならタクシーを使ったほうがお得です。
今回は5名グループでしたので、5人用タクシー(前座席に運転手1名+2名、後ろに3名のタイプ)に乗り一人800円でした。
タクシーの場合は待ち時間ゼロの上、帰り便は車を停めた駐車場まで行ってくれるので、とても便利です。

なお、沢渡駐車場の駐車料金は、1日500円、2泊3日で1500円でした。

【宿泊】
1泊目: 岳沢小屋
混雑が予想される3連休でしたが、完全予約制のため寝場所はゆとりがありました。
飲み水は、小屋の入り口横に用意されており、宿泊者は無料で補給できます。
南向きの山腹の小屋で、上高地の麓が良く見えますが、日の出は見えません。
小屋からテント場を経由して10分程の所に雪渓がありました。とても涼しいです。


2泊目: 穂高岳山荘
予約して宿泊しましたが、完全予約でなく随時受け入れの小屋です。
このため3連休の当日は宿泊者が多数で、布団は2人で1枚。これでもピーク時期よりは良い状況のようです。
なお、飲み水は玄関の受付横に用意されており、宿泊者は無料で補給できます。
予約できる山小屋
横尾山荘
沢渡第二駐車場に到着。なんと駐車場に併設された足湯があります。これは下山後に重宝します。ここから上高地までは自家用車は入れないため、タクシーで向かいました。
2013年09月21日 05:52撮影 by  DSC-HX30V, SONY
9/21 5:52
沢渡第二駐車場に到着。なんと駐車場に併設された足湯があります。これは下山後に重宝します。ここから上高地までは自家用車は入れないため、タクシーで向かいました。
上高地観光センターに到着。既に登山客で賑わっています。お土産屋さんも到着した6:30には既に営業中でした。
2013年09月21日 06:29撮影 by  DSC-HX30V, SONY
9/21 6:29
上高地観光センターに到着。既に登山客で賑わっています。お土産屋さんも到着した6:30には既に営業中でした。
観光センターには水場があり、新鮮な水を汲んで出発。梓川沿いを進むと、目標の吊尾根が見えてきました。あそこを明日歩くことになります。
2013年09月21日 06:55撮影 by  DSC-HX30V, SONY
9/21 6:55
観光センターには水場があり、新鮮な水を汲んで出発。梓川沿いを進むと、目標の吊尾根が見えてきました。あそこを明日歩くことになります。
河童橋横の休憩所は朝7時で既に営業中です。ここで食料やお土産が買えますね。
2013年09月21日 07:04撮影 by  DSC-HX30V, SONY
9/21 7:04
河童橋横の休憩所は朝7時で既に営業中です。ここで食料やお土産が買えますね。
まずは河童橋を抜けて梓川沿いに自然探勝路を進みます。それにしても良い天気です!
2013年09月21日 07:30撮影 by  DSC-HX30V, SONY
9/21 7:30
まずは河童橋を抜けて梓川沿いに自然探勝路を進みます。それにしても良い天気です!
ここで、岳沢の分岐。1日目は時間に余裕があるので、まずは明神池に向かいます。
2013年09月21日 07:35撮影 by  DSC-HX30V, SONY
9/21 7:35
ここで、岳沢の分岐。1日目は時間に余裕があるので、まずは明神池に向かいます。
梓川は水が澄んでいてとても綺麗です。コンデジですが、渓流っぽくなるよう露光時間調整して撮影してみました。
2013年09月21日 07:45撮影 by  DSC-HX30V, SONY
9/21 7:45
梓川は水が澄んでいてとても綺麗です。コンデジですが、渓流っぽくなるよう露光時間調整して撮影してみました。
明神近くの川は砂地でとても綺麗。小魚が泳いでいます。
2013年09月21日 08:21撮影 by  DSC-HX30V, SONY
9/21 8:21
明神近くの川は砂地でとても綺麗。小魚が泳いでいます。
明神池に到着。ここには嘉門次小屋があります。ここで朝食です。
2013年09月21日 08:26撮影 by  DSC-HX30V, SONY
9/21 8:26
明神池に到着。ここには嘉門次小屋があります。ここで朝食です。
名物の岩魚の塩焼きです。小屋横の池のボックスで岩魚を養殖?していました。なので、獲れたて新鮮の岩魚が食べられます。とても美味しいです。
2013年09月21日 08:42撮影 by  DSC-HX30V, SONY
1
9/21 8:42
名物の岩魚の塩焼きです。小屋横の池のボックスで岩魚を養殖?していました。なので、獲れたて新鮮の岩魚が食べられます。とても美味しいです。
小屋では岩魚を単品でも食べられます。朝ということで、小屋の方が次々と岩魚を焼いていました。カリカリに焼けていて頭から尻尾まで丸々食べられました。
2013年09月21日 09:06撮影 by  DSC-HX30V, SONY
1
9/21 9:06
小屋では岩魚を単品でも食べられます。朝ということで、小屋の方が次々と岩魚を焼いていました。カリカリに焼けていて頭から尻尾まで丸々食べられました。
そして明神池で拝観。この小船を使って明神池で結婚式をやることもあるようです。なお、奥社は奥穂高にあります。参拝は明日になりますね。
2013年09月21日 09:14撮影 by  DSC-HX30V, SONY
9/21 9:14
そして明神池で拝観。この小船を使って明神池で結婚式をやることもあるようです。なお、奥社は奥穂高にあります。参拝は明日になりますね。
明神二之池。風がなく、水面に山が綺麗に反射しています。
2013年09月21日 09:16撮影 by  DSC-HX30V, SONY
9/21 9:16
明神二之池。風がなく、水面に山が綺麗に反射しています。
神社の散策をしていたら猿に遭遇。山行早々のサプライズで何か幸先が良い予感。
2013年09月21日 09:23撮影 by  DSC-HX30V, SONY
9/21 9:23
神社の散策をしていたら猿に遭遇。山行早々のサプライズで何か幸先が良い予感。
そして岳沢分岐に戻ってきました。今日の目的地の岳沢までは二時間。時間に余裕があり、ゆっくり登れます。
2013年09月21日 10:11撮影 by  DSC-HX30V, SONY
9/21 10:11
そして岳沢分岐に戻ってきました。今日の目的地の岳沢までは二時間。時間に余裕があり、ゆっくり登れます。
途中に岳沢名所天然クーラーという風穴に出ました。本当に涼しいです。
2013年09月21日 10:53撮影 by  DSC-HX30V, SONY
9/21 10:53
途中に岳沢名所天然クーラーという風穴に出ました。本当に涼しいです。
岳沢河原に到着。山頂から続くガレ石の河原になっていて、穂高連峰が見通せます。ここは本当に日本ですかという迫力の山々。
2013年09月21日 11:06撮影 by  DSC-HX30V, SONY
9/21 11:06
岳沢河原に到着。山頂から続くガレ石の河原になっていて、穂高連峰が見通せます。ここは本当に日本ですかという迫力の山々。
なお、岳沢までは森林限界より下。明日は森林限界を超えるので、今日は花を積極的に撮影します。
2013年09月21日 11:29撮影 by  DSC-HX30V, SONY
9/21 11:29
なお、岳沢までは森林限界より下。明日は森林限界を超えるので、今日は花を積極的に撮影します。
この変わった形はトリカブトかな?
2013年09月21日 12:22撮影 by  DSC-HX30V, SONY
9/21 12:22
この変わった形はトリカブトかな?
9月に入りましたが、標高が低いのでまだまだ色々な花が咲いていました。
2013年09月21日 12:24撮影 by  DSC-HX30V, SONY
9/21 12:24
9月に入りましたが、標高が低いのでまだまだ色々な花が咲いていました。
そして今日宿泊する岳沢小屋に到着。既にたくさんの登山客がいました。テントも6張ほど既に設営してあります。
2013年09月21日 12:27撮影 by  DSC-HX30V, SONY
9/21 12:27
そして今日宿泊する岳沢小屋に到着。既にたくさんの登山客がいました。テントも6張ほど既に設営してあります。
岳沢小屋からは麓の上高地から遠くの乗鞍岳まで見通せます。あちらも高いなぁ。
2013年09月21日 12:27撮影 by  DSC-HX30V, SONY
9/21 12:27
岳沢小屋からは麓の上高地から遠くの乗鞍岳まで見通せます。あちらも高いなぁ。
12時を過ぎたので昼食です。小屋にはテラスがあり、上高地の麓を眺めながら食事できます。お腹も空いていて本当に美味しかった。
2013年09月21日 13:24撮影 by  DSC-HX30V, SONY
1
9/21 13:24
12時を過ぎたので昼食です。小屋にはテラスがあり、上高地の麓を眺めながら食事できます。お腹も空いていて本当に美味しかった。
小屋のテント場を抜けて10分ほど歩くと雪渓があり、トンネル状態になっていました。入り口では海外の方が2名で日光浴をしています。気持ち良さそう。
2013年09月21日 14:08撮影 by  DSC-HX30V, SONY
1
9/21 14:08
小屋のテント場を抜けて10分ほど歩くと雪渓があり、トンネル状態になっていました。入り口では海外の方が2名で日光浴をしています。気持ち良さそう。
雪渓の薄いところからは太陽が透けて見えます。眩しい!
2013年09月21日 14:12撮影 by  DSC-HX30V, SONY
9/21 14:12
雪渓の薄いところからは太陽が透けて見えます。眩しい!
時間があるので雪渓を散策。途中、トンネル越しに撮影してみました。抜けるような青空を背景に穂高の吊尾根が見えます。明日はあそこを歩くのか。稜線はギザギザで面白そう。
2013年09月21日 14:13撮影 by  DSC-HX30V, SONY
6
9/21 14:13
時間があるので雪渓を散策。途中、トンネル越しに撮影してみました。抜けるような青空を背景に穂高の吊尾根が見えます。明日はあそこを歩くのか。稜線はギザギザで面白そう。
雪渓を俯瞰すると、クレバスのようになっている場所が見えました。雪渓の上は危なくて歩けないですね。
2013年09月21日 14:26撮影 by  DSC-HX30V, SONY
9/21 14:26
雪渓を俯瞰すると、クレバスのようになっている場所が見えました。雪渓の上は危なくて歩けないですね。
そして夕食。ご飯と味噌汁がお代わりできてお腹も満腹。冷たいデザートまで付いていて、とても良かったです。
2013年09月21日 17:01撮影 by  DSC-HX30V, SONY
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9/21 17:01
そして夕食。ご飯と味噌汁がお代わりできてお腹も満腹。冷たいデザートまで付いていて、とても良かったです。
食後の夕焼けに溶け込む焼岳。山頂から噴煙が上がっていました。不定期に煙が噴出しているようです。
2013年09月21日 17:39撮影 by  DSC-HX30V, SONY
9/21 17:39
食後の夕焼けに溶け込む焼岳。山頂から噴煙が上がっていました。不定期に煙が噴出しているようです。
夜に星空を見るために起きました。ヘリポートに張ってあったテントが変わったツートン色。美しかったので、これを背景に撮影させて頂きました。夜も良く晴れていて、奥の乗鞍までバッチリ撮れました。
2013年09月22日 01:02撮影 by  DSC-HX30V, SONY
2
9/22 1:02
夜に星空を見るために起きました。ヘリポートに張ってあったテントが変わったツートン色。美しかったので、これを背景に撮影させて頂きました。夜も良く晴れていて、奥の乗鞍までバッチリ撮れました。
朝は鮭定食。山なのに普段の朝食より豪華です。山小屋に感謝。
2013年09月22日 04:52撮影 by  DSC-HX30V, SONY
3
9/22 4:52
朝は鮭定食。山なのに普段の朝食より豪華です。山小屋に感謝。
そして前穂高に向けて出発。山道の所々で紅葉の始まりが感じられます。
2013年09月22日 06:23撮影 by  DSC-HX30V, SONY
9/22 6:23
そして前穂高に向けて出発。山道の所々で紅葉の始まりが感じられます。
ふと稜線を見上げると、凄い行列になっています。今回ジャンダルムは行きませんが、あのルートは見るからに険しそう。
2013年09月22日 06:48撮影 by  DSC-HX30V, SONY
9/22 6:48
ふと稜線を見上げると、凄い行列になっています。今回ジャンダルムは行きませんが、あのルートは見るからに険しそう。
西穂高岳の方角に月が沈みかけています。よく見ると、既に西穂や独標の山頂に人影が見えます。皆さん、早いです。
2013年09月22日 06:58撮影 by  DSC-HX30V, SONY
9/22 6:58
西穂高岳の方角に月が沈みかけています。よく見ると、既に西穂や独標の山頂に人影が見えます。皆さん、早いです。
岳沢パノラマ手前で穂高連峰に遮られていた朝日が見えてきました。涼しくて、気持ちよい朝です。
2013年09月22日 07:20撮影 by  DSC-HX30V, SONY
9/22 7:20
岳沢パノラマ手前で穂高連峰に遮られていた朝日が見えてきました。涼しくて、気持ちよい朝です。
岳沢パノラマからは、焼岳が良く見えます。西穂までのカールも素晴らしい。
2013年09月22日 07:20撮影 by  DSC-HX30V, SONY
9/22 7:20
岳沢パノラマからは、焼岳が良く見えます。西穂までのカールも素晴らしい。
そして紀美子平に到着。ここにザックをデポして前穂高に向かいますが、ここから急な岩場となります。
2013年09月22日 08:26撮影 by  DSC-HX30V, SONY
9/22 8:26
そして紀美子平に到着。ここにザックをデポして前穂高に向かいますが、ここから急な岩場となります。
ピストンで前穂に向かう人が多いため、岩場でのすれ違いが多くなかなか大変です。そして前穂高岳に到着。山頂標の奥に槍ヶ岳が見えます。
2013年09月22日 09:09撮影 by  DSC-HX30V, SONY
1
9/22 9:09
ピストンで前穂に向かう人が多いため、岩場でのすれ違いが多くなかなか大変です。そして前穂高岳に到着。山頂標の奥に槍ヶ岳が見えます。
南側には微かに富士山も見えます。遠くまで来たことを実感しますね。
2013年09月22日 09:11撮影 by  DSC-HX30V, SONY
9/22 9:11
南側には微かに富士山も見えます。遠くまで来たことを実感しますね。
山頂からは涸沢のテント場が見えます。色とりどりのテントが良いです。とても数が多いですが、シーズンに比べればまだまだ少ないようです。
2013年09月22日 09:19撮影 by  DSC-HX30V, SONY
9/22 9:19
山頂からは涸沢のテント場が見えます。色とりどりのテントが良いです。とても数が多いですが、シーズンに比べればまだまだ少ないようです。
前穂の山頂を満喫したところで吊尾根を歩いて奥穂高に向かいます。途中、雷鳥の親子がいました。人をまったく警戒しません。
2013年09月22日 11:20撮影 by  DSC-HX30V, SONY
3
9/22 11:20
前穂の山頂を満喫したところで吊尾根を歩いて奥穂高に向かいます。途中、雷鳥の親子がいました。人をまったく警戒しません。
雷鳥と別れて直ぐに奥穂高岳に到着。ここは今来た方向の前穂高と白出のコルのほか、西穂にも行けます。ですが、西穂はかなりの難所でベテラン向きです。
2013年09月22日 11:46撮影 by  DSC-HX30V, SONY
1
9/22 11:46
雷鳥と別れて直ぐに奥穂高岳に到着。ここは今来た方向の前穂高と白出のコルのほか、西穂にも行けます。ですが、西穂はかなりの難所でベテラン向きです。
奥穂は360°の眺望が楽しめます。北には槍ヶ岳が構えていました。
2013年09月22日 11:47撮影 by  DSC-HX30V, SONY
9/22 11:47
奥穂は360°の眺望が楽しめます。北には槍ヶ岳が構えていました。
今回の縦走の最高地点。山頂には祠があります。明神池で拝観してから1日かけて奥社にたどり着きました。
2013年09月22日 11:50撮影 by  DSC-HX30V, SONY
1
9/22 11:50
今回の縦走の最高地点。山頂には祠があります。明神池で拝観してから1日かけて奥社にたどり着きました。
西穂方向のジャンダルムの上にもたくさんの人影が見えます。それにしても、この稜線は見るからに大変そう。ヘルメットを被っている人も多いです。
2013年09月22日 11:59撮影 by  DSC-HX30V, SONY
1
9/22 11:59
西穂方向のジャンダルムの上にもたくさんの人影が見えます。それにしても、この稜線は見るからに大変そう。ヘルメットを被っている人も多いです。
奥穂高岳でお参りが済んだら穂高岳山荘に向かいます。途中、ピッケルが奉られていました。ここから山荘はすぐ近くなのですが、この先の最後のハシゴが曲者。
2013年09月22日 12:08撮影 by  DSC-HX30V, SONY
2
9/22 12:08
奥穂高岳でお参りが済んだら穂高岳山荘に向かいます。途中、ピッケルが奉られていました。ここから山荘はすぐ近くなのですが、この先の最後のハシゴが曲者。
山荘手前のハシゴ、かなりの渋滞です。今回は1時間10分待ちでした。すぐ後ろの2人組の方は今日上高地まで帰るとのこと。バスの最終時刻が早いため、ここでの1時間ロスは大きいです。無事辿り着けたのでしょうか。
2013年09月22日 12:46撮影 by  DSC-HX30V, SONY
2
9/22 12:46
山荘手前のハシゴ、かなりの渋滞です。今回は1時間10分待ちでした。すぐ後ろの2人組の方は今日上高地まで帰るとのこと。バスの最終時刻が早いため、ここでの1時間ロスは大きいです。無事辿り着けたのでしょうか。
ハシゴの下から撮影。上りと下りを10名づつ交互に行き交うためとても時間がかかります。人数比を考えると、上り10/下り30人づつ位がベストな気がします。なお、丁度風が出て雲が増えてたため冷えました。じっと待つため防寒着を早めに装備するのがよいです。
2013年09月22日 13:24撮影 by  DSC-HX30V, SONY
1
9/22 13:24
ハシゴの下から撮影。上りと下りを10名づつ交互に行き交うためとても時間がかかります。人数比を考えると、上り10/下り30人づつ位がベストな気がします。なお、丁度風が出て雲が増えてたため冷えました。じっと待つため防寒着を早めに装備するのがよいです。
小屋に着き昼食を済ませた頃、涸沢方向にガスが上がってきました。これはと思い見てみると南からの日差しでブロッケン現象が出ています!今回の山行、至れり尽くせりです。
2013年09月22日 15:48撮影 by  DSC-HX30V, SONY
1
9/22 15:48
小屋に着き昼食を済ませた頃、涸沢方向にガスが上がってきました。これはと思い見てみると南からの日差しでブロッケン現象が出ています!今回の山行、至れり尽くせりです。
ガスはすぐに晴れ、涸沢が見えてきました。何か前穂で見たときよりテントの数が増えているような…?
2013年09月22日 15:50撮影 by  DSC-HX30V, SONY
1
9/22 15:50
ガスはすぐに晴れ、涸沢が見えてきました。何か前穂で見たときよりテントの数が増えているような…?
そして夕食。ご飯、とても美味しいです。私たちは3回目で6時からでしたが、今日は7回目(8回目?)まであるようで、最後の方が終わるのは9時過ぎですね。それにしても凄い人数でした。
2013年09月22日 18:00撮影 by  DSC-HX30V, SONY
3
9/22 18:00
そして夕食。ご飯、とても美味しいです。私たちは3回目で6時からでしたが、今日は7回目(8回目?)まであるようで、最後の方が終わるのは9時過ぎですね。それにしても凄い人数でした。
食事が終わり外に出てみると、テン場からあふれたテントが山荘前の道にもギッシリ。ラインがあちこちに張ってあり歩くのが大変な程でした。
2013年09月22日 19:47撮影 by  DSC-HX30V, SONY
1
9/22 19:47
食事が終わり外に出てみると、テン場からあふれたテントが山荘前の道にもギッシリ。ラインがあちこちに張ってあり歩くのが大変な程でした。
夜3時頃、涸沢岳に星を見に上がってみます。山荘から山頂までは10分程。月が結構明るく、ヘッドライト無しで山頂まで行けました。
2013年09月23日 03:07撮影 by  DSC-HX30V, SONY
9/23 3:07
夜3時頃、涸沢岳に星を見に上がってみます。山荘から山頂までは10分程。月が結構明るく、ヘッドライト無しで山頂まで行けました。
山頂標の手前から星空を撮影。写真だと分かりにくいですが、オリオン座が良く見えていました。なお山頂に1時間30分程居ましたが、風もなく、なかなか快適でした。
2013年09月23日 03:43撮影 by  DSC-HX30V, SONY
1
9/23 3:43
山頂標の手前から星空を撮影。写真だと分かりにくいですが、オリオン座が良く見えていました。なお山頂に1時間30分程居ましたが、風もなく、なかなか快適でした。
そして涸沢岳の山頂から槍ヶ岳方向を撮影。こちらは北斗七星が見えます。東側はうっすら明るくなってきました。
2013年09月23日 04:35撮影 by  DSC-HX30V, SONY
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9/23 4:35
そして涸沢岳の山頂から槍ヶ岳方向を撮影。こちらは北斗七星が見えます。東側はうっすら明るくなってきました。
奥穂高方向に目を向けると、長いライトの列がありました。既に奥穂の山頂にもライトが光っていますね。
2013年09月23日 04:38撮影 by  DSC-HX30V, SONY
9/23 4:38
奥穂高方向に目を向けると、長いライトの列がありました。既に奥穂の山頂にもライトが光っていますね。
山荘に戻って朝食。久々の卵が嬉しい。なお、朝は早朝の弁当を頼む方が多いようで、夕食よりも食堂の回転数は少なめでした。
2013年09月23日 05:21撮影 by  DSC-HX30V, SONY
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9/23 5:21
山荘に戻って朝食。久々の卵が嬉しい。なお、朝は早朝の弁当を頼む方が多いようで、夕食よりも食堂の回転数は少なめでした。
朝食が終わる頃、朝日が差し込んで来ました。今日も良い天気です!
2013年09月23日 05:55撮影 by  DSC-HX30V, SONY
9/23 5:55
朝食が終わる頃、朝日が差し込んで来ました。今日も良い天気です!
そして、もう一度涸沢岳に上ります。ふと北穂高方向を見ると、絶壁にテントがありました。撮影か何かの準備でしょうか。凄いところで作業しています。
2013年09月23日 06:28撮影 by  DSC-HX30V, SONY
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9/23 6:28
そして、もう一度涸沢岳に上ります。ふと北穂高方向を見ると、絶壁にテントがありました。撮影か何かの準備でしょうか。凄いところで作業しています。
穂高岳山荘に戻ってくると、山荘前のテントはほぼ片付けられていました。テントのあった道には穂高岳の標高が刻まれた石が埋まっていました。
2013年09月23日 06:47撮影 by  DSC-HX30V, SONY
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9/23 6:47
穂高岳山荘に戻ってくると、山荘前のテントはほぼ片付けられていました。テントのあった道には穂高岳の標高が刻まれた石が埋まっていました。
ここから涸沢に下りて行きます。既に目標は見えていて時間も1.5時間と短いですが、クサリ場などがあり、慎重に下りて行きます。
2013年09月23日 06:55撮影 by  DSC-HX30V, SONY
9/23 6:55
ここから涸沢に下りて行きます。既に目標は見えていて時間も1.5時間と短いですが、クサリ場などがあり、慎重に下りて行きます。
涸沢までの途中から森林限界の下に出ます。ふわふわした花が群生していたので撮影。なかなか綺麗です。
2013年09月23日 08:17撮影 by  DSC-HX30V, SONY
9/23 8:17
涸沢までの途中から森林限界の下に出ます。ふわふわした花が群生していたので撮影。なかなか綺麗です。
涸沢小屋に到着。ここの雪渓はとても大きいです。なお、小屋で水の補給ができます。(宿泊でなくても無料でした)
2013年09月23日 08:29撮影 by  DSC-HX30V, SONY
9/23 8:29
涸沢小屋に到着。ここの雪渓はとても大きいです。なお、小屋で水の補給ができます。(宿泊でなくても無料でした)
涸沢小屋を下から写したところ。デッキが大きくて立派です。ここから横尾に向かって下りて行きます。
2013年09月23日 09:07撮影 by  DSC-HX30V, SONY
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9/23 9:07
涸沢小屋を下から写したところ。デッキが大きくて立派です。ここから横尾に向かって下りて行きます。
途中の本谷橋。この場所、なかなか涼しくて、50名程の方が休憩していました。
2013年09月23日 10:17撮影 by  DSC-HX30V, SONY
9/23 10:17
途中の本谷橋。この場所、なかなか涼しくて、50名程の方が休憩していました。
本谷橋から50分程で、横尾大橋。標高が下がってきて、日差しも強くなり、だいぶ暑くなってきました。
2013年09月23日 11:10撮影 by  DSC-HX30V, SONY
9/23 11:10
本谷橋から50分程で、横尾大橋。標高が下がってきて、日差しも強くなり、だいぶ暑くなってきました。
横尾山荘で昼食。スタミナ丼(豚丼)を食べました。上高地まで先は長いですが、これで体力復活です。
2013年09月23日 11:22撮影 by  DSC-HX30V, SONY
9/23 11:22
横尾山荘で昼食。スタミナ丼(豚丼)を食べました。上高地まで先は長いですが、これで体力復活です。
徳沢に到着。ここのテント場は芝生で気持ち良さそう。日向ぼっこしている人もいました。のんびりできて良い所ですね。
2013年09月23日 12:50撮影 by  DSC-HX30V, SONY
9/23 12:50
徳沢に到着。ここのテント場は芝生で気持ち良さそう。日向ぼっこしている人もいました。のんびりできて良い所ですね。
芝生には蝶も舞っていました。ふと見ると奥穂から西穂に向かってナイフブリッジの上を歩いています。この蝶、できる。
2013年09月23日 12:54撮影 by  DSC-HX30V, SONY
9/23 12:54
芝生には蝶も舞っていました。ふと見ると奥穂から西穂に向かってナイフブリッジの上を歩いています。この蝶、できる。
そして明神に戻ってきました。ここまで来ると、一般の観光客の方も増えて凄い混雑です。顔が写らないように写真を撮るのが大変。
2013年09月23日 13:51撮影 by  DSC-HX30V, SONY
9/23 13:51
そして明神に戻ってきました。ここまで来ると、一般の観光客の方も増えて凄い混雑です。顔が写らないように写真を撮るのが大変。
そして上高地に到着。近くのしみずばしは水苔が多く、川が綺麗な緑色に染まっていました。
2013年09月23日 14:33撮影 by  DSC-HX30V, SONY
9/23 14:33
そして上高地に到着。近くのしみずばしは水苔が多く、川が綺麗な緑色に染まっていました。
最後に、定番の河童橋からの穂高連峰。美しい。この風景写真のような場所を歩いてきたのが信じられないです。
2013年09月23日 14:35撮影 by  DSC-HX30V, SONY
9/23 14:35
最後に、定番の河童橋からの穂高連峰。美しい。この風景写真のような場所を歩いてきたのが信じられないです。
上高地からはまたタクシーで沢渡に戻りました。駐車場横の足湯で疲れが取れます。3日間、本当に楽しかった!
2013年09月23日 15:44撮影 by  DSC-HX30V, SONY
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9/23 15:44
上高地からはまたタクシーで沢渡に戻りました。駐車場横の足湯で疲れが取れます。3日間、本当に楽しかった!
撮影機器:

感想

夏後半から週末の天気の悪さが続いており、前回の南アルプスの宿泊山行の予定は雨で八ヶ岳の日帰り登山に変更になりましたが、今週はこの山行に合わせるように週末に3日連続の快晴という好条件となりました。先週の台風が嘘のように晴れ渡っています。
9月ということで暑すぎず、かつ寒くもなく、とても爽快な山歩きとなりました。

今回、初めての2泊3日の登山でしたが、山小屋利用ということで荷物もそれほど増えず、1泊とほぼ同じ42Lザックの装備で行けました。
上高地には山だけでなく、麓にも景勝地が多くあり、これらをいつもの身軽な装備で見れたのも良かったです。

さて、穂高連峰の景観ですが、これは本当に素晴らしく、雪渓越しの吊尾根など、こんな場所が日本にあるという事に感動しました。
1年前に登山を始めていなければ、こんな景色も見ていなかったと思うと、山に誘ってくれた仲間に感謝いっぱいです。
今回、ヤマレコ記録には70枚程の写真を載せましたが、実際には400枚近くの写真を撮っており、過去の山行で最多の撮影数です。
最近は、山でも見慣れた物が増えて撮影数が少なくなっていましたが、やはり北アルプスは別格といった感じでシャッターを押す回数も増えました。
また、山道の整備状況や小屋のトイレ(水洗!)など、他とは一線を画した設備がありました。北アルプス、人気が出るわけですね。

そんな北アルプスを、今回は天気も良くコースタイムもゆとりがあったため余裕をもって行動でき、じっくり満喫することができました。
そして、近くに見えた槍ヶ岳を始め、まだまだ登りたい山が幾つも残っています。
この記録を書いて今回のコースを振り返りをしつつ、近くの西穂や北穂にはどう行けるのか考え始めているあたり、北アルプスにかなりハマったようです。
来年もまた来れると良いな。

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コメント

コメント、ありがとうございました
この土日も山行、頑張ります
2014/8/1 17:52
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