隠山三十三体観音像、浜脇金比羅山周辺から

2021年09月09日(木) [日帰り]

• GPS: 02:18
• 距離: 5.7km
• 登り: 274m
• 下り: 269m

コースタイム

日帰り

• 山行: 2:03
• 休憩: 0:09
• 合計: 2:12

12:43 別府一周遊歩道浜脇起終点
12:50 12:50 金毘羅神社鳥居
12:58 12:59 宝満寺
13:30 13:32 智恵地蔵
13:41 13:45 隠山三十三体観音像
13:53 13:55 柳公民館
14:44 14:44 浜脇金比羅山
14:55 別府一周遊歩道浜脇起終点

智恵地蔵から隠山三十三体観音像の参道は歩かれていないためか下草・蜘蛛の巣が多かった。総じて冬から春がお勧めだと思った。

天候

晴れ

アクセス

JR東別府駅

コース状況／危険箇所等

危険個所なし

その他周辺情報

JR東別府駅・駅前に公衆浴場・温泉あり：「東町温泉」100円

写真

9/9 12:39

東別府駅を午後から出発、趣のある駅舎

9/9 12:40

駅舎から国道に降りてすぐに鉄道を横断する方向へ

9/9 12:41

レンガ造りのトンネル、ここも趣がある

9/9 12:50

金毘羅神社への階段下

9/9 12:56

お寺の一角を通過

9/9 12:57

宝満寺正門

9/9 12:57

正門石垣には石仏も

9/9 12:57

別府で最も古いお寺といわれているようだ

9/9 12:58

正門石垣の一角に埋め込まれている

9/9 13:01

隠山村落方向に向かう林道沿いにも石仏

9/9 13:06

石仏はさらに続く

9/9 13:16

高崎山を見ながら

9/9 13:17

道端の5輪塔を振り返ると別府湾

9/9 13:25

ヒガンバナは蕾が多いが時には咲いている株も

9/9 13:26

柳村落への径を分ける

9/9 13:30

ここのヒガンバナの株は咲いている

9/9 13:31

石橋の上、河川の中には、放置された銀杏。

9/9 13:33

智恵地蔵、ここから右の旧参道を登る

9/9 13:35

石仏の上には逆さのタケノコ

9/9 13:40

さらに石仏

9/9 13:41

隠山三十三体観音像、今日の散策の目的のひとつ

9/9 13:42

岩を刳り貫いた祠のそれぞれには様々な観音像が

9/9 13:42

施主の石碑も、江戸末期に作られたようだ

9/9 13:43

岩の上に向かう

9/9 13:45

祠が、鍵が掛けられていないので内部を確認できるようだ

9/9 13:44

五輪塔の石板が保存されているようだ

9/9 13:50

道路側からは家の横を降りるようだ

9/9 13:51

道路に合流

9/9 13:54

道路を下ると直ぐに柳公民館

9/9 13:53

隠山集落の説明

9/9 13:59

背景に高崎山

9/9 14:03

アゲハ蝶も花に

9/9 14:08

別府湾を見るとフェリーが。愛媛・八幡浜に向けてか？

9/9 14:09

畑にはオクラ、花も咲いていた

9/9 14:28

六地蔵とさらに二地蔵

9/9 14:51

浜脇秋葉神社

9/9 14:53

駅舎近くの温泉

9/12 13:42

屋田宗閑の墓、前面に名前が記されているようだ

9/12 13:32

キリシタンの石塔も確認されているようだ

9/12 13:32

背後に取り纏められている。風化もあり迫害されている時代に当然のことだが説明なしには理解できない。

撮影機器：

OLYMPUS STYLUS TG-4 Tough オリンパス

感想

kichichan

午後から散歩、別府市立図書館所蔵の「別府の古い道　歴史散歩」を参考資料として、隠山三十三体観音像と浜脇横穴墓群を確認することに。

コースタイム記録の「別府一周遊歩道浜脇起終点」は東別府駅、「浜脇金比羅山」は往路の金毘羅神社鳥居の階段を登ったところにあるようだ。いずれもヤマレコで自動表示された地点。再訪する機会があれば下草が枯れた時期に「浜脇金比羅山」から尾根通しに隠山地区に向かうことも面白いかと思う。

下調べが十分ではなく、柳隠山地区の法華寺の跡地を見過ごしたのは残念だった。この地区には石工が多く石橋もあるようなので、そのような観点から再訪してみたい
http://5.travel-way.net/~niemon/ooita/beppusi/hasi/yanagi.html

浜脇横穴墓は浜脇金比羅山の崖にあるものが対応するようであったが、風化も激しく、参考資料の地図位置とは異なっていたため十分に確認しなかった。以下が詳しかった。
別府の文化財No31のp10
https://www.city.beppu.oita.jp/doc/gakusyuu/bunkazai/booklet/no31.pdf

なお同資料p8には屋田宗閑の墓の写真が掲載されている。酒好きで杯2個の上に4斗樽を配置・さらに大杯をかぶせてある特徴的な墓のようで機会があれば確認したい。
過日「屋田宗閑の墓」を確認した。主たる墓地から道路を隔てた一角・草むらの中にあり通常見逃されてしまうだろう。酒を好んでいた面倒見の良い庄屋としてむしろふさわしい墓の風情かもしれない。なお主たる墓地にはキリシタンの石塔も集められていた。

以下に詳しい場所が記載されていた。
http://bud.beppu-u.ac.jp/modules/xoonips/download.php/bs01211.pdf?file_id=76