唐沢岳は裏銀座のランドマークタワー 白沢登山口〜剣吊〜餓鬼岳〜唐沢岳
- GPS
- 33:58
- 距離
- 20.6km
- 登り
- 2,560m
- 下り
- 2,554m
コースタイム
06:20登山口駐車場
10:00大凪山
12:20餓鬼岳小屋13:10
14:00剣吊
15:00餓鬼岳小屋
【第2日目】
05:40餓鬼岳小屋
08:00唐沢岳山頂08:30
11:00餓鬼岳小屋11:40
13:15大凪山
16:20登山口駐車場
天候 | 第1日目 曇り時々雨後曇り 第2日目 快晴 |
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過去天気図(気象庁) | 2013年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
国営アルプスあずみの公園を目指します 公園前を通り過ぎ道なりに進むと二俣に別れ(右に行くと「鍬ノ峰」登山口) 分岐に餓鬼岳登山口標識、簡易トイレ、登山ポスト、数台の駐車余地があります |
コース状況/ 危険箇所等 |
・登山口〜大凪山 梯子や木橋伝いに谷間を縫って歩きます 整備されていますが、滑落注意です ・最終水場〜大凪山 急坂のガレ場があり、落石、転倒、滑落注意に御注意ください ・大凪山から餓鬼岳 尾根歩きの途中、左に崩壊地があり、足元注意です ・餓鬼岳〜唐沢岳 唐沢岳山頂直下にザレた急坂があります 山頂近くはロープがありますが、滑りやすく滑落注意です この上り下りが今回の一番の難所で、慎重に通過しました |
写真
感想
七倉尾根への「鼻突き八丁」と呼ばれる激登りがようやくゆるむと「天狗の庭」。
振り返ると背中をそれまでずっと眺めていたような唐沢岳と目が合います。
凛と立つ姿が心から離れず、今年中に是非と何度か狙っていましたが
その都度、調整が付かず、中止になっていました。
日帰りで行ける山なら苦労も少ないところを、
どうしても餓鬼岳で泊まらなければ山頂往復ができませんし、
「白沢登山口」からにしても、「中房温泉」からにしても
標高差1500m以上ある厳しい登りを要求されますから
餓鬼岳まで登る気合を入れるまでがまず大変です。
一日目は、諦めが肝心と言い聞かせながら登る天気。
とにかくCLのgo signが出ましたから、心を引き締め出発、
二日目の晴れの予報を信じるしかありません。
途中小雨に見舞われましたが、時間的にも僅かで傘で対応できました。
「百曲り」は初めて登った時、最後の辛い登りとして鮮明に記憶、
今回もきっとそうだろうと覚悟していましたが
CLのペース配分のおかげで随分楽に登れました♪
小屋に荷物を預け、「剣吊」を往復する余裕もたっぷりありました。
ただし、岩稜を何度もトラバースする際、
かけられた梯子には岩の迫力と高度感があり、緊張の連続。
無事通過して見れば、始まっている見事な黄葉と共にわくわくの思い出です。
晴れた日は、穂高を始めとした北アルプスの山々が目の高さに望め
素晴らしい大展望の稜線歩き、お薦めです。
その日の小屋の宿泊者は4人でしたから、一間の小屋ですが、ゆったり。
何より暖かい味噌汁、五目御飯、おでんがとても幸せな気分にしてくれます。
夕方から、ぐんぐん気温が下がり、小屋のストーブにしがみついていたいほどでした。
寝具を使いたいだけ使って良いと言われ、欲張って使わせていただきました。
外に出て見ると、頭上に白く長い筋となって天の川が流れていました。
子供の頃はこんな天の川を見ていましたが
今では、川が白く見えるのはこのような高山でしかないのは淋しい気がします。
翌朝は、予報通りの完璧な晴れ、絶好の登山日和になりました♪
唐沢岳目指して歩く道すがら、
今年幾度も逃していた北アルプスの山々の眺望をほしいまま、
これ以上望むべくもない幸せを満喫しました。
踏み跡ははっきりしていて、迷う心配はありませんが
唐沢岳の山頂直下、厳しい登りがありますので、滑落にご注意ください。
山頂からの眺めが見る人を圧倒する素晴らしい山です。
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