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Yamareco

記録ID: 351557
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
剱・立山

中高年の試練と憧れ 剱岳 早月尾根 日帰り

2013年09月29日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
6
1~2泊以上が適当
GPS
11:58
距離
15.8km
登り
2,527m
下り
2,518m
歩くペース
とても速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
9:52
休憩
1:28
合計
11:20
距離 15.8km 登り 2,527m 下り 2,528m
3:35
29
スタート地点
4:04
152
6:36
6:52
142
9:14
9:21
4
9:25
9:50
5
9:55
10:05
115
12:00
12:30
145
14:55
0
14:55
ゴール地点
馬場島3:35→4:52 1400M地点→5:32 1800M地点→6:36早月小屋6:52→7:47 2600M地点→9:25剱岳9:50→12:00早月小屋12:30→14:32 1200M地点→15:27馬場島
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2013年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
馬場島剱岳登山口前に路上駐車
コース状況/
危険箇所等
○馬場島〜早月小屋
途中急坂が続きますがよく整備されています。
コース前半は登山道のあちこちに土嚢が置かれており、とても歩きやすくなっています。ストックで突くと土嚢が破れるので注意してください。
日帰りの場合よほどの健脚でない限り未明にヘッドライトを点けての登山開始となります。一本道で迷う箇所はありませんが、木の根やぬかるみ、動物のフンなど足下に十分注意し、余裕を持って登ってください。熊鈴もあった方が良いと思います。

○早月小屋〜剱岳
2400M付近のロープ・鎖場は下りでルートが読めない(見えない)ので落ち着いて。
ザレた箇所が多いので落石注意。特に落とさないように。
森林限界を超えると岩場が続きます。
カニの挟み付近の鎖場は、この季節午前中は日が射さないため夜露で濡れています。傾いた一枚岩で靴のグリップが全く効かない箇所もあり十分注意してください。
細いボルトに片足を乗せる場所ははじめてだとかなり怖いかも。

○その他
本ルートには水場はありません。途中の早月小屋にはペットボトル飲料などを売っています。
トイレは小屋の外にあります(無料)。
標高1900M付近で猫又山に日が射しはじめる
2013年09月30日 07:55撮影 by  PENTAX WG-3, PENTAX RICOH IMAGING
5
9/30 7:55
標高1900M付近で猫又山に日が射しはじめる
馬場島から3時間で早月小屋に到着
2013年09月30日 07:56撮影 by  PENTAX WG-3, PENTAX RICOH IMAGING
2
9/30 7:56
馬場島から3時間で早月小屋に到着
昨晩はテント場は余裕があったよう
2013年09月30日 07:56撮影 by  PENTAX WG-3, PENTAX RICOH IMAGING
3
9/30 7:56
昨晩はテント場は余裕があったよう
富山平野がよく見える
2013年09月30日 07:56撮影 by  PENTAX WG-3, PENTAX RICOH IMAGING
5
9/30 7:56
富山平野がよく見える
早月小屋からしばらく登ったあたりで振り返る
2013年09月30日 07:56撮影 by  PENTAX WG-3, PENTAX RICOH IMAGING
3
9/30 7:56
早月小屋からしばらく登ったあたりで振り返る
大日岳が大きく見えてきた
2013年09月30日 07:56撮影 by  PENTAX WG-3, PENTAX RICOH IMAGING
3
9/30 7:56
大日岳が大きく見えてきた
剱岳本峰の真上に太陽があり眩しくて写真が撮れない(笑
2013年09月30日 07:57撮影 by  PENTAX WG-3, PENTAX RICOH IMAGING
2
9/30 7:57
剱岳本峰の真上に太陽があり眩しくて写真が撮れない(笑
立山の室堂が見えてきた
2013年09月30日 07:57撮影 by  PENTAX WG-3, PENTAX RICOH IMAGING
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立山の室堂が見えてきた
いよいよ頂上は近い
2013年09月30日 07:57撮影 by  PENTAX WG-3, PENTAX RICOH IMAGING
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いよいよ頂上は近い
その前に最後の難所・鎖場
2013年09月30日 07:57撮影 by  PENTAX WG-3, PENTAX RICOH IMAGING
4
9/30 7:57
その前に最後の難所・鎖場
傾いた岩は夜露で濡れておりグリップが効かない
2013年09月30日 07:57撮影 by  PENTAX WG-3, PENTAX RICOH IMAGING
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9/30 7:57
傾いた岩は夜露で濡れておりグリップが効かない
こんな細いボルトに片足を乗せ全体重を預けないと進めない
2013年09月30日 07:57撮影 by  PENTAX WG-3, PENTAX RICOH IMAGING
12
9/30 7:57
こんな細いボルトに片足を乗せ全体重を預けないと進めない
絶景を眺めながらの鎖場の渋滞待ち
2013年09月30日 07:57撮影 by  PENTAX WG-3, PENTAX RICOH IMAGING
7
9/30 7:57
絶景を眺めながらの鎖場の渋滞待ち
別山尾根との分岐が見えてきた
2013年09月30日 07:58撮影 by  PENTAX WG-3, PENTAX RICOH IMAGING
2
9/30 7:58
別山尾根との分岐が見えてきた
で、頂上到着
2013年09月30日 07:58撮影 by  PENTAX WG-3, PENTAX RICOH IMAGING
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で、頂上到着
360度の大パノラマ
八ツ峰の向こうに白馬から後立山
2013年09月30日 07:58撮影 by  PENTAX WG-3, PENTAX RICOH IMAGING
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360度の大パノラマ
八ツ峰の向こうに白馬から後立山
八ツ峰の隙間から仙人池ヒュッテが見える
2013年09月30日 07:58撮影 by  PENTAX WG-3, PENTAX RICOH IMAGING
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9/30 7:58
八ツ峰の隙間から仙人池ヒュッテが見える
草紅葉の剱沢
今日はテントが少ない
2013年09月30日 07:58撮影 by  PENTAX WG-3, PENTAX RICOH IMAGING
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草紅葉の剱沢
今日はテントが少ない
富士山がくっきり大きく
2013年09月30日 07:58撮影 by  PENTAX WG-3, PENTAX RICOH IMAGING
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富士山がくっきり大きく
鹿島槍ヶ岳
2013年09月30日 07:58撮影 by  PENTAX WG-3, PENTAX RICOH IMAGING
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鹿島槍ヶ岳
富山平野
中央に早月川、早月小屋も見える
2013年09月30日 07:59撮影 by  PENTAX WG-3, PENTAX RICOH IMAGING
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富山平野
中央に早月川、早月小屋も見える
手前の別山尾根も人が少ない
2013年09月30日 07:59撮影 by  PENTAX WG-3, PENTAX RICOH IMAGING
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手前の別山尾根も人が少ない
大日連山の向こうに白山
2013年09月30日 09:24撮影 by  PENTAX WG-3, PENTAX RICOH IMAGING
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大日連山の向こうに白山
あまりの好天で名残惜しいがボチボチ下ります
2013年09月30日 07:59撮影 by  PENTAX WG-3, PENTAX RICOH IMAGING
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9/30 7:59
あまりの好天で名残惜しいがボチボチ下ります
2013年09月30日 07:59撮影 by  PENTAX WG-3, PENTAX RICOH IMAGING
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別山尾根
カニのタテ・ヨコ今日はとても空いてる?
2013年09月30日 07:59撮影 by  PENTAX WG-3, PENTAX RICOH IMAGING
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9/30 7:59
別山尾根
カニのタテ・ヨコ今日はとても空いてる?
早月川まで下るのは長いなぁ
2013年09月30日 07:59撮影 by  PENTAX WG-3, PENTAX RICOH IMAGING
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9/30 7:59
早月川まで下るのは長いなぁ
カニのハサミの岩峰
2013年09月30日 07:59撮影 by  PENTAX WG-3, PENTAX RICOH IMAGING
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9/30 7:59
カニのハサミの岩峰
2013年09月30日 08:00撮影 by  PENTAX WG-3, PENTAX RICOH IMAGING
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9/30 8:00
小窓尾根の向こうに白馬岳
2013年09月30日 08:00撮影 by  PENTAX WG-3, PENTAX RICOH IMAGING
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9/30 8:00
小窓尾根の向こうに白馬岳
ナナカマドと小窓尾根
2013年09月30日 08:00撮影 by  PENTAX WG-3, PENTAX RICOH IMAGING
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9/30 8:00
ナナカマドと小窓尾根
2013年09月30日 08:00撮影 by  PENTAX WG-3, PENTAX RICOH IMAGING
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9/30 8:00
早月小屋が近づいてきた
2013年09月30日 08:00撮影 by  PENTAX WG-3, PENTAX RICOH IMAGING
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9/30 8:00
早月小屋が近づいてきた
早月小屋で昼食休憩
2013年09月30日 08:00撮影 by  PENTAX WG-3, PENTAX RICOH IMAGING
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9/30 8:00
早月小屋で昼食休憩
来週あたりが紅葉の見頃かな
2013年09月30日 08:00撮影 by  PENTAX WG-3, PENTAX RICOH IMAGING
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来週あたりが紅葉の見頃かな
2013年09月30日 08:01撮影 by  PENTAX WG-3, PENTAX RICOH IMAGING
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あのてっぺんから下りてきた
2013年09月30日 08:01撮影 by  PENTAX WG-3, PENTAX RICOH IMAGING
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あのてっぺんから下りてきた
馬場島の登山口に建つ「試練と憧れ」石碑
2013年09月30日 08:01撮影 by  PENTAX WG-3, PENTAX RICOH IMAGING
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9/30 8:01
馬場島の登山口に建つ「試練と憧れ」石碑

感想

剱岳早月尾根を日帰りにて挑戦してきた。
早月尾根自体は3年前の夏に早月小屋でテン泊にて登った。
テントを担いでの急登はキツかったが、その時の経験から自分でも日帰りで行けそうと感じ、機会を待っていた。

当日は自宅出発時点で満天の星空。好天を確信する。
午前3:35、ヘッドライトを点けて登山口発。いきなりの急登を順調に進み、3時間で早月小屋に着いた。早朝の冷気は汗で濡れた体には寒い。
あとひとがんばりだと高度を稼ぐが、さすがに2600Mあたりから疲労を感じペースが落ちてきた。鎖場は下り待ちで少し渋滞しているが、その間に呼吸を整える。
9:25、以外と空いている剱岳山頂着。予定を下回る6時間を切る時間で登頂できた。
山頂は360度の大パノラマ。秋の澄んだ空気は透明度が高く、富山平野をはじめ遠く富士山もくっきり見ることができる。
何とソフトバンクの携帯の電波が届くようで、山頂標識を持った写真をその場でFacebookに投稿した。

滞在25分、ポカポカ暖かい山頂を下る。
時間は余裕があるのでゆっくり下ることに。
右手には大きな猫又山が常に見えている。近いうちにまた登ろう。
15:27、いつもながら登りと同じ時間をかけて登山口帰着。
なかなか充実した山行きだった。

ちなみに自分は53歳、173cm/71kgのプチメタボ。こんなオッサンでも日帰りできました。
これを機会に準地元民としては年に一度は早月尾根日帰りかな?

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体力レベル
4/5
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馬場島〜三ノ窓〜剣岳〜早月尾根〜馬場島
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
5/5
体力レベル
5/5

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